JPH04113160U - ハンダ付装置 - Google Patents
ハンダ付装置Info
- Publication number
- JPH04113160U JPH04113160U JP651591U JP651591U JPH04113160U JP H04113160 U JPH04113160 U JP H04113160U JP 651591 U JP651591 U JP 651591U JP 651591 U JP651591 U JP 651591U JP H04113160 U JPH04113160 U JP H04113160U
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- JP
- Japan
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- heater chip
- work
- work table
- soldering
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- Pending
Links
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- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract description 6
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Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子部品等のワークを所定の位置で昇降動す
るヒータチップによりハンダ付けするハンダ付装置にお
いて、ヒータチップの汚れを自動的に除去して、ヒータ
チップの汚れの管理を不要とし、かつ、溶接性能の低下
を防止する。 【構成】 ワークテーブル2上の各ワークポジションP
1,P2間に昇降動可能なクリーニング手段11を設置
する。そして、ワークテーブル2が移動するとき、これ
と一体に移動するクリーニング手段11を所定位置まで
上昇させて、上昇復帰しているヒータチップ1の下面に
所定圧で接触させる。このようにすると、クリーニング
手段11の摩擦でヒータチップ1に付着したハンダ、ペ
ースト等の汚れが自動的に除去される。
るヒータチップによりハンダ付けするハンダ付装置にお
いて、ヒータチップの汚れを自動的に除去して、ヒータ
チップの汚れの管理を不要とし、かつ、溶接性能の低下
を防止する。 【構成】 ワークテーブル2上の各ワークポジションP
1,P2間に昇降動可能なクリーニング手段11を設置
する。そして、ワークテーブル2が移動するとき、これ
と一体に移動するクリーニング手段11を所定位置まで
上昇させて、上昇復帰しているヒータチップ1の下面に
所定圧で接触させる。このようにすると、クリーニング
手段11の摩擦でヒータチップ1に付着したハンダ、ペ
ースト等の汚れが自動的に除去される。
Description
【0001】
本考案は、電子部品等のワークのハンダ付けを行うハンダ付装置に係り、詳し
くは、所定の位置で昇降動するヒータチップと、ワークを載置した状態で移動す
るワークテーブルとを備えている方式のハンダ付装置に関する。
【0002】
電子部品等のワークのハンダ付けを行うハンダ付装置として、所定の位置で昇
降動するヒータチップと、複数のワークポジションを有するワークテーブルとを
備えている方式のハンダ付装置が知られている。
【0003】
このハンダ付装置は、ワークテーブルが移動して、ヒータチップの下の作業位
置に所定のワークポジションにセットされたワークを位置決めすると、ヒータチ
ップが所定位置まで降下して位置決めされたワークに対しハンダ付けを施し、そ
れを終えると所定位置に上昇復帰し、1サイクルを終了する。
【0004】
ところで、このようなハンダ付装置においては、所定の溶接性能を満たす上で
ヒータチップに汚れのないことが必要である。しかし、ハンダ付け作業を繰り返
す過程でヒータチップにハンダやペーストが付着するのは避けることができない
。このため、ヒータチップの汚れを除去することが必要となる。
【0005】
従来のハンダ付装置においては、ヒータチップに汚れが生じた場合、その都度
ハンダ付装置を操作するオペレータがワイヤブラシやヤスリ等を用いて汚れを除
去している。この作業は普通、1サイクルのハンダ付け作業を終えてワークテー
ブルが停止した時点で行われる。
【0006】
しかし、従来のように、オペレータの手によりヒータチップの汚れを除去する
装置の場合、常にヒータチップの汚れ状態を管理していなければならないので大
変であるばかりでなく、その管理を怠ると、溶解性能が低下してしまう問題があ
った。
【0007】
そこで本考案は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、ワークテーブルの
移動中においてヒータチップの汚れを自動的に除去できるハンダ付装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
本考案は、上記目的を達成するため、例えば図1を参照して示すと、ワーク(
10)が載置され、所定の位置に移動するワークテーブルと、ワークにハンダ付
けするヒータチップ(1)とを備えるハンダ付装置において、ヒータチップに付
着した汚れを除去するクリーニング手段(11)と、ワークテーブルの移動に連
動して、クリーニング手段とヒータチップとが接触した状態で一方が他方に対し
て相対的に移動するように、クリーニング手段またはヒータチップの少なくとも
一方を移動させる移動手段(12)とを備えることを特徴とする。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は本考案によるハンダ付装置の正面図を示し、図2は同ハンダ付装置の側
面図を示す。
【0011】
本ハンダ付装置は、定位置で昇降動するヒータチップ1と、複数のワークポジ
ションP1,P2を有するワークテーブル2とを備えている。これらヒータチッ
プ1およびワークテーブル2は平板状をなすベース3上に設置されている。
【0012】
ベース3上の一側には、昇降可能な溶接ヘッド4を備えたコラム5が立設され
ている。溶接ヘッド4は昇降軸6によって昇降動するヒータユニット7を備えて
おり、このヒータユニット7の一端にヒータチップ1が設けられている。従って
、コラム5の所定位置にある溶接ヘッド4の昇降軸6を昇降動させると、ヒータ
チップ1はベース3上の定位置で昇降動する。ヒータチップ1はハンダ付け位置
まで降下し、ハンダ付けを終えると所定位置に上昇復帰する(図1、図2の状態
)。
【0013】
ベース3上の他側には、テーブルガイド用レール8が設置されている。このテ
ーブルガイド用レール8上にワークテーブル2が取り付けられており、ワークテ
ーブル2はテーブルガイド用レール8に沿って図1の左右方向(矢印方向)にス
ライド移動する。このワークテーブル2のスライド移動は、ベース3上に設置さ
れたテーブル移動用シリンダ(エアシリンダ)9によって行われる。テーブル移
動用シリンダ9は、ワークテーブル2のワークポジションP1,P2がヒータチ
ップ1の下の作業位置に移動する範囲で往復動する。
【0014】
図1はテーブル移動用シリンダ9が復動した状態を示している。このとき、ワ
ークテーブル2はテーブルガイド用レール8上を左方向にスライド移動し、ワー
クポジションP2にセットされたワーク10がヒータチップ1の下の作業位置に
位置決めされる。テーブル移動用シリンダ9が往動すると、ワークテーブル2が
テーブルガイド用レール8上を右方向にスライド移動し、ワークポジションP1
にセットされたワーク10をヒータチップ1の下の作業位置に位置決めする。
【0015】
上述のように、テーブル移動用シリンダ9の往復運動により、ワークテーブル
2が左右方向に移動して、そのワークポジションP1,P2にセットされたワー
ク10がヒータチップ1の下の作業位置に位置決めされると、ヒータチップ1は
所定位置まで降下してワーク10に対しハンダ付けを施し、それを終えると所定
位置に上昇復帰する。
【0016】
なお、本ハンダ付装置の場合、図1のように、ヒータチップ1の下の作業位置
に位置決めされている状態のワークポジションP2がワークテーブル2のホーム
ポジションとなる。この状態でワークテーブル2のワークポジションP1にワー
ク10をセットする。そして、不図示のスタートボタンを押すと、テーブル移動
用シリンダ9が往動してワークテーブル2が右方向に移動し、ワークポジション
P1にセットされたワーク10のハンダ付けが行われる。このハンダ付作業中に
ワークポジションP2にワーク10をセットし、再びスタートボタンを押すと、
テーブル移動用シリンダが復動してワークテーブル2が左方向に移動し、ワーク
ポジションP2にセットされたワーク10のハンダ付けが行われる。
【0017】
ワークテーブル2上の各ワークポジションP1,P2間(ここでは中間部)に
は、ヒータチップ1に付着した汚れを摩擦により除去するクリーニング部材11
が昇降動可能に設置されている。このクリーニング部材11は、例えば、ワイヤ
ブラシ、ヤスリ、砥石等からなるものであり、ワークテーブル2上に設置された
昇降用アクチュエータ12に取り付けられている。昇降用アクチュエータ12は
、クリーニング部材11を、これが上昇復帰しているヒータチップ1の下面に所
定圧で接触する位置(図1の破線位置)まで上昇させる。
【0018】
クリーニング部材11は、ワークテーブル2がそのワークポジションP1,P
2をヒータチップ1の下の作業位置に位置決めするために移動するとき、昇降用
アクチュエータ12により上昇され、ヒータチップ1を通過すると所定位置に降
下復帰する。
【0019】
クリーニング部材11を昇降動させる昇降用アクチュエータ12は、ベース3
上に設置されたテーブル位置検知センサ13が出力する検知信号により上昇動す
る。
【0020】
テーブル位置検知センサ13は、例えば、発光ダイオード等の発光素子14と
フォトトランジスタ等の受光素子15とからなる。そして、ワークテーブル2の
側面に設置された遮光板16が、発光素子14と受光素子15との間を通過して
発光素子14からの光を遮断すると、検知信号を出力する。遮光板16は、ワー
クテーブル2が移動を開始し、クリーニング部材11がヒータチップ11に近接
した時点で発光素子14と受光素子15との間に入り、クリーニング部材11が
ヒータチップ1を通過した時点で発光素子14と受光素子15との間を抜け出る
。
【0021】
従って、ワークテーブル2が左右方向に移動するとき、これと一体的に移動す
るクリーニング部材11が上昇復帰しているヒータチップ1に所定圧で接触して
その摩擦でヒータチップ1の汚れを自動的に除去することになる。
【0022】
なお、本実施例のハンダ付装置は、クリーニング部材11を、テーブル位置検
知センサ13の検知信号(電気信号)により上昇動する昇降用アクチュエータ1
2に取り付けた場合を示したが、クリーニング部材11は、例えばカム等の動き
で昇降する機械的な昇降機構に取り付けることも可能である。
【0023】
また、上記実施例においては、ヒータチップ1に対してクリーニング部材11
を移動させるようにしたが、クリーニング部材11に対してヒータチップ1を移
動させるようにすることもできる。要するに、ヒータチップ1とクリーニング部
材11の一方が他方に対して相対的に移動するようにすればよい。
【0024】
また、本実施例は、本考案をワークポジションP1,P2を有する往復型のワ
ークテーブル2を備えたハンダ付装置に適用した場合を示したが、本考案は多数
のワークポジションを有するターンテーブル型のワークテーブルを備えたハンダ
付装置にも同様にして適用することができる。
【0025】
以上説明したように、本考案のハンダ付装置は、ワークテーブルが移動すると
き、これと連動して、ヒータチップとクリーニング手段の少なくとも一方が他方
に対して相対的に移動するようにしたので、ヒータチップの汚れを管理すること
なくヒータチップの汚れを自動的に除去することができ、ヒータチップの汚れに
よる溶接性能の低下も防止できる。
【図1】本考案の一実施例によるハンダ付装置の正面図
である。
である。
【図2】実施例によるハンダ付装置の側面図である。
1 ヒータチップ
2 ワークテーブル
10 ワーク
11 クリーニング部材
12 昇降用アクチュエータ
P1,P2 ワークポジション
Claims (1)
- 【請求項1】 ワークが載置され、所定の位置に移動す
るワークテーブルと、前記ワークにハンダ付けするヒー
タチップとを備えるハンダ付装置において、前記ヒータ
チップに付着した汚れを除去するクリーニング手段と、
前記ワークテーブルの移動に連動して、前記クリーニン
グ手段と前記ヒータチップとが接触した状態で一方が他
方に対して相対的に移動するように、前記クリーニング
手段または前記ヒータチップの少なくとも一方を移動さ
せる移動手段とを備えることを特徴とするハンダ付装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP651591U JPH04113160U (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | ハンダ付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP651591U JPH04113160U (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | ハンダ付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04113160U true JPH04113160U (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=31898959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP651591U Pending JPH04113160U (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | ハンダ付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04113160U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61123463A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半田付方法 |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP651591U patent/JPH04113160U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61123463A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半田付方法 |
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