JPH04113044A - ダンパ一体型リーフスプリング装置 - Google Patents

ダンパ一体型リーフスプリング装置

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JPH04113044A
JPH04113044A JP23151890A JP23151890A JPH04113044A JP H04113044 A JPH04113044 A JP H04113044A JP 23151890 A JP23151890 A JP 23151890A JP 23151890 A JP23151890 A JP 23151890A JP H04113044 A JPH04113044 A JP H04113044A
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JP
Japan
Prior art keywords
leaf
electric field
damping force
orifices
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP23151890A
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English (en)
Inventor
Takeshi Takahashi
剛 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、自動車等の車輌のサスペンションに組込まれ
るスプリングに係り、更に詳細にはダンパー体型のリー
フスプリング装置に係る。
[従来の技術] 自動車等の車輌のサスペンションに組込まれるスプリン
グ装置の一つとして、複数個のリーフスプリングが重ね
合されたリーフスプリング装置は従来よりよく知られて
おり、種々の車輌に利用されている。かかるリーフスプ
リング装置が組込まれた車輌に於ても、車輌の走行に伴
なう車体の振動を減衰させる必要があることから、例え
ば特開昭63−130416号公報に記載されている如
く、車体とリーフスプリング装置又はアクスル/1ウジ
ングとの間にショックアブソーバが組付けられている。
[発明が解決しようとする課題] しかし従来のリーフスプリング装置及ショックアブソー
バは各々相互に独立のサスペンション部品として構成さ
れ組付けられているため、車輌の組立能率を向上させ車
輌のコストの低減を図ることが困難であり、また車輌の
重量の低減を図ることが困難である。
本発明は、リーフスプリング装置及びシヨ・ソクアブソ
ーバが相互に独立のサスペンション部品として構成され
組付けられていることに起因する上述の如き問題に鑑み
、車体の振動を減衰させるダンパが一体に組込まれたリ
ーフスプリング装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上述の如き目的は、本発明によれば、実質的に両端にて
相対摺動可能に相互に連結され前記両端間の部分にて互
いに隔置された一対のリーフスプリングと、前記一対の
リーフスプリングの間に介装され隔壁により互いに分離
された少なくとも二つの密閉室を内部に有する弾性体と
、前記密閉室に充填された電気粘性流体と、前記隔壁に
設けられ前記二つの密閉室を相互に連通接続するオリフ
ィスと、前記オリフィス内に電場を形成する電場形成手
段と、前記電場形成手段を制御する制御手段とを有する
ダンパー体型リーフスプリング装置によって達成される
[発明の作用コ 上述の如き構成によれば、車輪がバウンド、リバウンド
すると、一対のリーフスプリングか弾性変形することに
よってサスペンションスプリングとしての作用か発揮さ
れ、また一対のリーフスプリングは互いに他に対しても
相対的に弾性変形するので、それらの間に介装された弾
性体も弾性変形され、これに伴ない少なくとも二つの密
閉室の容積か変化され、これにより二つの密閉室内の電
気粘性流体がオリフィスを経て相互に流通し、その場合
の流通抵抗により振動減衰作用が発揮される。
またこの場合オリフィス内に電場を形成する電場形成手
段と、該電場形成手段を制御する制御手段とが設けられ
ており、電場の強弱によってオリフィスを通過する電気
粘性流体の粘性が変化されるので、車輌の走行条件や車
輌の乗員の好みに応じてオリフィス内の電場の強さを制
御することにより、車輌の走行条件等に応じて減衰力を
適宜に可変制御することが可能である。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
[実施例] 第1図は本発明によるリーフスプリング装置を示す縦断
面図、第2図は第1図の線■−■に沿う拡大部分断面図
である。
これらの図に於て、10及び12は例えば高強度且高弾
性の樹脂にて形成されていてよいアッパリーフ及びロア
リーフを示している。これらのリーフは実質的に両端に
てクリップ14により相対摺動可能に相互に連結されて
いる。図示の実施例に於ては、アッパリーフ10の前端
及び後端にはそれぞれ取付アイ16及び18が一体に設
けられている。取付アイ16は車体20に固定されたブ
ラケット22により車体に枢着されており、取付アイ1
8は車体に固定されたブラケット24及び該ブラケット
に枢着されたシャックル26により車体20に枢動連結
されている。内因には示されていないが、アッパリーフ
及びロアリーフの中央部には従来のリーフスプリング装
置の場合と同様アクスルハウジングの如きサスペンショ
ン部材が連結固定されている。
図示の実施例に於て、アッパリーフ1oの全体及びロア
リーフ12の両端部は互いに実質的に密に当接するよう
上向きに凸の円弧状をなし、ロアリーフ12の中間部は
下向きに凸の円弧状をなしている。アッパリーフ及びロ
アリーフの中間部の間にはゴム状弾性体28が密に介装
されており、その上面又は下面又はその両者はそれぞれ
アッパリーフの下面、ロアリーフの上面に接合されてい
る。ゴム状弾性体28は中空に形成されており、該中空
部は図示の実施例に於ては二つの隔壁3゜及び32と二
つのダイヤフラム34及び36により中央液室38と前
方液室40と後方液室42とそれぞれ前方液室及び後方
液室に隣接する二つの気体室44及び46とに分割され
ている。液室38〜42には電気粘性流体48が充填さ
れており、気体室44及び46には空気の如き圧縮性流
体が充填されている。尚気体室44及び46は設けられ
なくてもよい。
隔壁30及び32にはそれぞれ中央液室38と液室40
及び42とを連通接続する複数個のオリフィス50及び
52が設けられている。第2図に詳細に示されている如
く、オリフィス50は図示の実施例に於ては隔壁30に
埋設され絶縁体53により実質的に互いに平行に隔置さ
れた一対の電極板54及び56により郭定されている。
電極板54は導線58により内部に電圧可変の電源を含
む制御装置60に接続されており、電極板56は導線6
2により接地されている。
尚オリフィス52もオリフィス50と同様に構成されて
いる。制御装置60には検出器64よりリーフスプリン
グ装置の中央部の上下方向の変位量、移動速度、加速度
に関する情報が入力され、また車室内に設けられ車輌の
乗員により操作される設定器66より設定された減衰力
の制御モードに関する情報が入力され、これらの情報に
基き電極54と56との間に所定の電位差を与えるよう
になっている。かくして電極54及び56はオリフィス
50及び52内に電場を形成する電場形成手段を構成し
ており、制御装置60、検出器64、設定器66は電場
形成手段を制御することによりオリフィス50及び52
内の電場の強弱を制御し、これによりそれらのオリフィ
ス内を通過する電気粘性流体の粘性を制御する制御手段
を構成している。
上述の如く構成されたリーフスプリング装置に於て、図
には示されていない車輪がバウンド、リバウンドすると
、アッパリーフ10及びロアリーフ12が上下方向に弾
性変形され、これによりサスペンションスプリングとし
ての作用か発生される。またアッパリーフ及びロアリー
フは相対的に弾性変形するので、それらの間に介装され
たゴム状弾性体28も弾性変形し、これにより液室38
〜42の容積が変動する。かくして液室38〜42の容
積が変動するとそれらに充填された電気粘性流体がオリ
フィス50及び52を経て相互に流通し、その際の流通
抵抗により減衰力が発生される。この場合生じる減衰力
は制御装置60により制御される電極板54と56との
間の電場の強弱に応じて変化し、これにより車輌の走行
時に生じる車体の振動が良好に減衰される。また設定器
66により設定される減衰力制御モードに応じてオリフ
ィス50及び52により発生される減衰力のレベルが制
御されるので、車輌の乗員の好みに応じて減衰力が制御
される。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能である
ことは当業者にとって明らかであろう。
例えば図示の実施例に於ては、オリフィス50及び52
は電極板54及び56により郭定されているが、オリフ
ィスは例えば絶縁体により郭定され、それらの両側に電
極板54及び56に相当する電極板が配置されてもよい
[発明の効果] 以上の説明より明らかである如く、本発明によれば、車
輪がバウンド、リバウンドすると、一対のリーフスプリ
ングが弾性変形することによりサスペンションスプリン
グとしての作用が発揮され、また一対のリーフスプリン
グが互いに他に対しても相対的に弾性変形するので、そ
れらの間に介装された弾性体も弾性変形され、これに伴
ない少なくとも二つの密閉室の容積が変化されることに
より二つの密閉室内の電気粘性流体がオリフィスを経て
相互に流通し、その場合の流通抵抗により振動減衰作用
が発揮される。従ってリーフスプリング装置とは別にシ
ョックアブソーバを車輌に組付ける必要がなく、これに
より車輌の組立能率を向上させ、車輌のコスト及び重量
を低減することができる。
また電場の強弱によってオリフィスを通過する電気粘性
流体の粘性が変化されるので、車輌の走行条件や車輌の
乗員の好みに応じてオリフィス内の電場の強さを制御す
ることにより、車輌の走行条件等に応じて減衰力を適宜
に可変制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるリーフスプリング装置の一つの実
施例を示す縦断面図、第2図は第1図の線■−■に沿う
拡大部分断面図である。 10・・・アッパリーフ、12・・・ロアリーフ、20
・・・車体、28・・・ゴム状弾性体、30.32−1
.隔壁34.36・・・ダイヤフラム、38.40.4
2・・・液室、44.46・・・気体室、48・・・電
気粘性流体50.52・・・オリフィス、54.56・
・・電極板。 60・・・制御装置、64・・・検出器、66・・・設
定器時 許 出 願 人   トヨタ自動車株式会社代
   理   人   弁理士  明石 昌毅第 図 10・・アッパリーフ 12・・ロアリーフ 28・・ゴム状弾性体 30.32・・隔壁 3B、40.42・・液室 48・・電気粘性流体 50.52・・オリフィス !1.56・・電極板 凍2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 実質的に両端にて相対摺動可能に相互に連結され前記両
    端間の部分にて互いに隔置された一対のリーフスプリン
    グと、前記一対のリーフスプリングの間に介装され隔壁
    により互いに分離された少なくとも二つの密閉室を内部
    に有する弾性体と、前記密閉室に充填された電気粘性流
    体と、前記隔壁に設けられ前記二つの密閉室を相互に連
    通接続するオリフィスと、前記オリフィス内に電場を形
    成する電場形成手段と、前記電場形成手段を制御する制
    御手段とを有するダンパー体型リーフスプリング装置。
JP23151890A 1990-08-31 1990-08-31 ダンパ一体型リーフスプリング装置 Pending JPH04113044A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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