JPH04112669U - 卓上用液体調味料容器 - Google Patents

卓上用液体調味料容器

Info

Publication number
JPH04112669U
JPH04112669U JP2470991U JP2470991U JPH04112669U JP H04112669 U JPH04112669 U JP H04112669U JP 2470991 U JP2470991 U JP 2470991U JP 2470991 U JP2470991 U JP 2470991U JP H04112669 U JPH04112669 U JP H04112669U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
container
tabletop
liquid seasoning
seasoning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2470991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0725099Y2 (ja
Inventor
俊幸 吉田
Original Assignee
下村工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 下村工業株式会社 filed Critical 下村工業株式会社
Priority to JP1991024709U priority Critical patent/JPH0725099Y2/ja
Publication of JPH04112669U publication Critical patent/JPH04112669U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0725099Y2 publication Critical patent/JPH0725099Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Table Devices Or Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体調味料容器に於いて,注ぎ口からの液垂
れを防止する。 【構成】 注ぎ口21内にガイド部材28を内装して,
注ぎ口21内に極狭間隙を連続して容器部1の内部まで
形成する。 【効果】 毛細管現象により注ぎ口21に滞留する調味
液は極狭間隙を伝わって容器部1内に滴下し,注ぎ口2
1からの液垂れが生じない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は主として醤油差しとして使用される卓上用液体調味料容器に於ける注ぎ 口からの液垂れ防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
醤油差しとして使用されている卓上用液体調味料容器は種々の形態のものが知 られているが基本的には容器体とキャップ体とで構成され,容器体又はキャップ 体の何れかに注ぎ口を設けてなる。この注ぎ口からの液垂れ防止手段としては, 注ぎ口を曲管状にして,サイフォン作用を利用したものや,注ぎ口が二重筒状と なっており内方が主たる注ぎ口となり,この注ぎ口の液垂れが外側筒内に滴下し 容器本体内に戻るようにしてなるものが知られている。
【0003】 前者にあっては注ぎ口形状の制限を受け,注ぎ口形状を任意のデザインのもの にすることもできない。また後者のものは,キャップを外して注ぎ口を露出させ る必要があるため,調味油や液体洗剤のようなものに適するが,卓上の醤油差し のようなものには適しない。 そこで本考案は新規な液垂れ防止構造を備えた容器を提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本案に係る卓上用液体調味料容器は,容器部と容器部内の液体の放出口となる 注ぎ口を有する容器に於いて,注ぎ口先端部分から基端部分まで注ぎ口内面との 間に極狭間隙を形成するガイド杆を注ぎ口に内装してなることを特徴とするもの である。また特に注ぎ口の基端部側に極狭間隙と連続する広間隙部や,容器部内 面への連続間隙を設けても良いものである。
【0005】
【作用】
注ぎ口に溜ってなる液体調味料は,毛細管現象によって極狭間隙に侵入し,注 ぎ口基端へ移行し,注ぎ口からは滴下することがない。また注ぎ口基端部側に広 間隙部を設けておくと,基端部側へ移行した調味料は広間隙部に溜るので,注ぎ 口に溜った調味料が多くとも液垂れを生じさせない。更に容器部内面への連続間 隙を設けておくと,極狭間隙部に溜る調味料は容器内へ導かれる。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 実施例に示した調味料容器は,容器部1とキャップ部2から構成され,容器部 1は下部を大きく上部を小さくし,全体を低重心に形成し,底面を湾曲膨出面と したものである。キャップ部2は容器部1の上部開口部に被冠するもので,適宜 な注ぎ口21を設けると共に,頂部に空気孔22を設けてなる。また空気孔22 には空気孔22を閉塞する押しボタン23を嵌合したもので,押しボタン23は 空気孔の下方位置に設けた支持板24との間に介在せしめた発条25で常時空気 孔22を閉塞するようにしてなり,押しボタン23の下降で前記空気孔23の閉 塞が解除されるよう設けている。尚支持板24には通気部26を設けておく。注 ぎ口21の液垂れ防止機構は,注ぎ口21の容器部1側(基端部側)に縦溝27 を形成し,ガイド部材28を前記縦溝27内に固着するもので,ガイド部材28 は頂部に横杆部281を横設し,横杆部基端をコ状に折曲して縦杆部282を下 方へ連設し,更に縦杆部282を上方へ折り返して固定部283を縦杆部282 と並設したものである。このガイド部材28の横杆部281を注ぎ口内面に極狭 間隙aが形成されるように固定部282を縦溝27内に位置せしめ固着するもの である。
【0007】 而して容器体21内に液体調味料Aを収納し,卓上に載置して使用するもので ,倒伏状態での内部調味料Aの流出を防止し,使用時には押しボタン23の下圧 で注ぎ口21からの内部調味料Aの流出を可能としたものである。 更に使用後に調味料Aが注ぎ口21に滞留していても,注ぎ口21の内面と横 杆部281との間隙(極狭間隙)aに,毛細管現象で吸収され,更にコ状に折曲 した内方部分(溜り部)bに溜り,更に縦溝27と固定部283との縦間隙c及 び,固定部283と縦杆部282との縦間隙dを通って容器部1内に滴下するも のである。即ち注ぎ21に滞留する調味料Aは注ぎ口11より外へ垂れ落ちるこ となく,その表面張力によって極狭間隙a部分に存在する調味料と一体化し,極 狭間隙a部分の調味料が容器部1内へ移行すると,それに伴って注ぎ口21に溜 っている調味液も容器部1内へ導かれるものである。
【0008】 尚本考案は前記実施例に限定されるものではなく,注ぎ口内部に極狭間隙によ る液垂れ防止構造を付設しているものであればガイド杆(ガイド部材)の形状は 任意に定めることができ,また倒伏時の液漏れを防止する構造の付加も任意であ る。
【0009】
【考案の効果】
本考案は以上のように卓上用液体調味料容器に於いて,注ぎ口内に極狭間隙を 形成することによって,注ぎ口からの液垂れを防止したもので,注ぎ口の外形状 自体には何等の制限も受けないもので,どのようなデザインの容器にも適用でき る利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体の断面図である。
【図2】同キャップ部の拡大断面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同ガイド部材の斜視図である。
【図5】液垂れ防止構造の断面図である。
【符号の説明】
1 容器部 2 キャップ部 21 注ぎ口 22 空気孔 23 押しボタン 24 支持板 25 発条 26 通気部 27 縦溝 28 ガイド部材 281 横杆部 282 縦杆部 283 固定部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器部と容器部内の液体の放出口となる
    注ぎ口を有する容器に於いて,注ぎ口先端部分から基端
    部分まで注ぎ口内面との間に極狭間隙を形成するガイド
    杆を注ぎ口に内装してなることを特徴とする卓上用液体
    調味料容器。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載の卓上用液体調味料容
    器に於いて,注ぎ口基端部側に極狭間隙を連続する広間
    隙部を設けてなることを特徴とする卓上用液体調味料容
    器。
  3. 【請求項3】 請求項第1項又は第2項記載の卓上用液
    体調味料容器に於いて,容器部内面に注ぎ口内面の極狭
    間隙を連続する間隙を設けてなることを特徴とする卓上
    用液体調味料容器。
JP1991024709U 1991-03-19 1991-03-19 卓上用液体調味料容器 Expired - Lifetime JPH0725099Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991024709U JPH0725099Y2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 卓上用液体調味料容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991024709U JPH0725099Y2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 卓上用液体調味料容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04112669U true JPH04112669U (ja) 1992-09-30
JPH0725099Y2 JPH0725099Y2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=31909594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991024709U Expired - Lifetime JPH0725099Y2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 卓上用液体調味料容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0725099Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020192299A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 株式会社テクノバランス 液体供給容器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4728386U (ja) * 1971-04-19 1972-11-30
JPS49109946U (ja) * 1973-01-14 1974-09-19
JPS52151986U (ja) * 1976-05-13 1977-11-17
JPS5493477U (ja) * 1977-11-18 1979-07-02
JPS58134974U (ja) * 1982-03-08 1983-09-10 松本 節子 線状を利用した液だまりの無いしようゆ差し
JPS59191973U (ja) * 1983-06-08 1984-12-20 反町 靖弘 急須等の注ぎ口

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4728386U (ja) * 1971-04-19 1972-11-30
JPS49109946U (ja) * 1973-01-14 1974-09-19
JPS52151986U (ja) * 1976-05-13 1977-11-17
JPS5493477U (ja) * 1977-11-18 1979-07-02
JPS58134974U (ja) * 1982-03-08 1983-09-10 松本 節子 線状を利用した液だまりの無いしようゆ差し
JPS59191973U (ja) * 1983-06-08 1984-12-20 反町 靖弘 急須等の注ぎ口

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020192299A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 株式会社テクノバランス 液体供給容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0725099Y2 (ja) 1995-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59136731U (ja) 給茶用抽出装置
JPH04112669U (ja) 卓上用液体調味料容器
JPH0454926Y2 (ja)
JPS62159457U (ja)
JPS5849948Y2 (ja) 注出栓
JPH0415667Y2 (ja)
JPH0332057U (ja)
JPS5841890Y2 (ja) ポンプ汲上式液体容器
JPS5938204U (ja) 液状物充填機に於ける充填ノズル
JPH0425021Y2 (ja)
JPH04106249U (ja) 液体注出容器
JPH0999965A (ja) 液体注出キャップ
JPH0243301Y2 (ja)
JPS5833958Y2 (ja) 注出ポンプ付魔法瓶
JPS6219560Y2 (ja)
JPS6318596Y2 (ja)
JPH04102254U (ja) スクイズ容器
JPS6130665U (ja) 定量容器
JPH0628453Y2 (ja) 液体注出容器
JPS6238931Y2 (ja)
JPS61124640U (ja)
KR900001079Y1 (ko) 액체용기의 마개겸용 유출구
JPS6034595Y2 (ja) 液体注出栓
JPH044672Y2 (ja)
JPH0130390Y2 (ja)