JPH044672Y2 - - Google Patents

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JPH044672Y2
JPH044672Y2 JP1987106779U JP10677987U JPH044672Y2 JP H044672 Y2 JPH044672 Y2 JP H044672Y2 JP 1987106779 U JP1987106779 U JP 1987106779U JP 10677987 U JP10677987 U JP 10677987U JP H044672 Y2 JPH044672 Y2 JP H044672Y2
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JP
Japan
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oil
container
spout
peripheral wall
partition plate
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JP1987106779U
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English (en)
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JPS6411159U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は例えば天ぷら油を入れるポツトにお
いてその注ぎ口に関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来の油ポツトの注ぎ口においては、容器の上
端縁に単にへこみが形成されているだけであるた
め、油ポツトを傾けてその注ぎ口から油を流した
後油ポツトをテーブル等に置くと、注ぎ口に溜ま
つた油が容器の外面をつたつて垂れ落ちるおそれ
があつた。
本考案の目的は油ポツトの注ぎ口に仕切板によ
る油戻し通路を形成するとともに、仕切り板の先
端に案内板を突設することにより、容器の外面へ
の油の垂れ落ちを防止することにある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 以上に鑑み本考案は、容器内内に収納した漉し
筒と、容器の周壁との間で構成される注ぎ通路に
取着けられる注ぎ口であつて、この注ぎ口は、容
器の周壁の内面に所定の間隔を持つて仕切板を取
付け、この仕切板と、周壁との間に構成された油
戻し通路と、前記仕切板の上端部を容器の外側に
向け、僅かに上方に向かつて傾斜するように突出
させてなる案内板とからなる構成を採用したもの
である。
(作用) このように構成された本考案においては、油ポ
ツト内の油を使用するとき、容器1内の油は注ぎ
口10に導かれ、仕切板11上や油戻し通路15
及び案内板13を伝つて流れ落ちる。使用後は注
ぎ口10全体に付着した形で油が残るが、傾斜し
た案内板13上面側の油の一部は傾斜に沿つて仕
切板に至つて容器1内に入り、他の一部は案内板
13の裏側に至つてこの部分に付着していた油と
一緒になり、傾斜に沿つて流下して上端縁2aの
部分に留まるが、この油は、油戻し通路15内の
油が容器1内へ垂れ落ちるとき、この油により上
記通路15内に引き込まれ垂れ落ち、注ぎ口10
に残つた油が容器外に滴下することはない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
容器1は有底円筒状をなし、その上面が開放さ
れている。容器1の周壁2の一側外面には把手3
が取着されている。この把手3の上端部において
蓋4の基端部4aが軸5を中心にして上下方向へ
回動可能に支持され、この基端部4aに形成され
た指当て部6を操作することにより、蓋4が容器
1上に対し開閉されるようになつている。周壁2
内には漉し筒7が周壁2の上端縁2a上に載せら
れて収納されている。この漉し筒7の下端部には
活性炭入りケース8が着脱可能に掛止めされ、こ
の漉し筒7に入れられた油が活性炭入りケース8
を通つて容器1内に落ちるようになつている。こ
の漉し筒7を容器1内に収納した状態では、漉し
筒7と周壁2の内面との間に注ぎ通路9ができる
ようになつている。この注ぎ通路9の上端部にお
いて周壁2の上端縁2aには以下のように構成さ
れた注ぎ口10が取付けられている。
図面12には仕切板で、この仕切板11はその
両側部を折曲げ形成した取着板14により、容器
1の周壁2内面に所定間隔を持つて取付けられ、
この間隔が油戻し通路15となつており、この油
戻し通路15は開放口15aを通じて容器1内に
連通している。又、仕切板11の上端は、第3図
から明らかなように周壁の上端縁2aを通り僅か
に上方に向かつて傾斜するようにして容器1の外
側に向かつて突出し、弧状をなす案内板13が形
成されている。
この注ぎ口10の下方において周壁2の外面に
は片持ち梁状に上方へ延びる挟持板17が取着さ
れ、この挟持板17と周壁2の外面との間には油
受け18が着脱可能に嵌め込まれている。
このように構成された油ポツトにおいては、そ
の油を使用とき、把手3を握つて蓋4を開いた状
態で容器1を傾けると、容器1内の油は注ぎ通路
9を通つて注ぎ口10に至り、注ぎ口10全体を
浸しながらこれを伝達路として流れ落ちる。使用
後容器1をテーブル等におくと、注ぎ口10全体
に油が付着して残る。この残つた油の内仕切板1
1や油戻し通路15内の油は容器1内に自然に滴
下する。案内板13の上面に残つた油の一部は、
案内板13が傾斜しているのでこの傾斜により流
下して仕切板13に沿つて容器1内に滴下する
が、その他の一部は案内板13の裏面に回り込み
ここに残つている油と一緒になるが、油の粘性に
よりそのまま容器1外に滴下することなく傾斜に
より案内板13の裏面に沿つて上端2aに至つて
ここに溜まり、油戻し通路15内の油が開放口1
5aから滴下する時にこの油により同通路15内
に引き込まれ滴下する。従つて、注ぎ口10に残
つた油は周壁2の外面に垂れ落ちることが少なく
なる。なお、注ぎ口10に残つた油の一部が万一
周壁2の外面に垂れ落ちたとしてもその油は油受
け18内に溜まる。この油受け18は着脱可能に
なつているため、取り外して洗浄し易くなる。
考案の効果 要するに本考案によれば、上記の構成からなる
注ぎ口10を採用したので、注ぎ口10内に残つ
た油が容器1内へ確実に戻り易くなり、容器1の
外面への油の垂れ落ちを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る油ポツトを示
す断面図、第2図は注ぎ口を示す第1図の部分平
面図、第3図は油受けを取り外した状態を示す第
1図の部分断面図である。 1……容器、2……周壁、2a……上端縁、1
0……注ぎ口、11……仕切板、13……案内
板、15……油戻し通路、15a……開放口、1
6……油戻り口、17……挟持板、18……油受
け。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器1内に収納した漉し筒7と、容器1の周壁
    2との間で構成される注ぎ通路9に取着けられる
    注ぎ口10であつて、この注ぎ口10は、 容器1の周壁2の内面に所定の間隔を持つて仕
    切板11を取付け、この仕切板11と、周壁との
    間に構成された油戻し通路15と、 前記仕切板11の上端部を容器1の外側に向
    け、僅かに上方に向かつて傾斜するように突出さ
    せてなる案内板13 とにより構成したことを特徴とする油ポツトの注
    ぎ口。
JP1987106779U 1987-07-10 1987-07-10 Expired JPH044672Y2 (ja)

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JP1987106779U JPH044672Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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JP1987106779U JPH044672Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6411159U JPS6411159U (ja) 1989-01-20
JPH044672Y2 true JPH044672Y2 (ja) 1992-02-12

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JP1987106779U Expired JPH044672Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116670B2 (ja) * 1973-02-03 1976-05-26

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116670U (ja) * 1974-07-25 1976-02-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116670B2 (ja) * 1973-02-03 1976-05-26

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JPS6411159U (ja) 1989-01-20

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