JPH04111678A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH04111678A
JPH04111678A JP2230264A JP23026490A JPH04111678A JP H04111678 A JPH04111678 A JP H04111678A JP 2230264 A JP2230264 A JP 2230264A JP 23026490 A JP23026490 A JP 23026490A JP H04111678 A JPH04111678 A JP H04111678A
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image
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JP2230264A
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Inventor
Takeji Uchizono
武治 内園
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多値データを2値データに疑似中間調処理する
画像処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、ファクシミリ装置やデンタル複写機等の画像
処理装置において疑似中間調処理方式として誤差拡散法
や平均濃度近似法が提案されている。
前者の誤差拡散法は、文献R,FLOYD&L、5TE
INBERG。
“AN  ADAPTIVE  ALGORITHM 
 FORSPETIALGRAY  5CALE”  
 SID  75DIGEST、  PP36〜37に
開示されている如く注目画素の多値画像データを2値化
(量感しベルか又は最淡レベルに変換)し、前記2値化
レベルと2値化前の多値画像データとの誤差に所定の重
み付けをして注目画素近傍の画素のデータに加算するも
のである。
また、後者の平均濃度近似法は、特開昭57−1043
69号公報に記載されている様に、注目画素近傍の既に
2値化された2値データを用いて注目画素を黒又は白に
2値化した場合のそれぞれの近傍画素との重み付は平均
値を求め、この2つの平均値の平均を闇値として注目画
素の画像データを2値化するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した誤差拡散法は入力画像データと出力画像データ
との誤差を補正する方式のため、入力画像と出力画像の
濃度を保存することができ、解像度及び階調性共に優れ
た画像を提供することが可能である。
しかしながら、誤差拡散法は入力画像データと出力画像
データとの誤差を補正する際、多くの2次元演算をしな
ければならず、その処理量の多さにより、ハードウェア
構成が大変複雑になるといった欠点かあった。
また、平均濃度近似法は2値化後の2値データを用いて
演算を行なうので、ノ\−ドウエア構成を簡素化するこ
とができると共に極めて少ない処理量のため、処理の高
速化を実現することが可能である。
しかしながら、平均濃度近似法は、注目画素を含めた領
域の平均値に注目画素を近似させ、2値化を行なうので
階調数が制限されるとともになだらかな濃度変化を有す
る画像に対して特有の低周波のテクスチャが発生し、画
質が劣化するといった欠点かあった。
さらに、縮小された2値化画像を得ようとした場合、従
来は、2値化後の2値化データを間引くか、あるいは読
み取り系の制御により予め入力されるデータを制御する
方法がとられていて、このためハードウェアが複雑にな
るといった欠点があった。
また縮小を単純間引きて行なった場合、細線が消えたり
、階調性が損なわれるといった欠点があった。
特に、前述の平均濃度近似法では2値化後の2値データ
がそれ以降の2値化処理にも用いられるため、縮小の際
単純間引きを行なうと、その後の2値化処理にも影響を
及ぼすといった欠点があった。
本発明は、上述した課題を解決することを目的として成
されたもので階調性及び解像度共に優れた画像を簡単な
ハードウェア構成で短時間に得ることができかつ縮小時
においても画質劣化のない画像を得ることができる画像
処理装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明は上述し
た目的を達成するため、本発明によれば多値データを入
力する入力手段と、2値化処理された所定領域のデータ
を用いて平均濃度値を求める演算手段と、該演算手段に
より得られた平均濃度値に基づき、前記入力した多値デ
ータを2値化する2値化手段と、入力する複数画素の多
値データのうち所定の画素の多値データを間引き処理す
る処理手段とを有し、前記2値化手段は間引かれる画素
の多値データと間引かれない画素の多値データにより得
られる多値データを注目画素の多値データとして2値化
するものである。
又、好ましくは前記2値化手段によって注目画素の多値
データを2値化した際に発生する誤差が所定範囲内の時
その誤差を補正する補正手段を有する。
又、好ましくは前記2値化手段は画像のエツジ部以外で
は間引かれる画素の多値データと間引かれない画素の多
値データより得られる値化データを注目画素の多値デー
タとして2値化し、画像のエツジ部では間引かれない画
素の多値データを注目画素の多値データとして2値化す
るものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
〔第1実施例〕 まず本方式の原理について説明する。
第1図は入力画像の画素毎の多値画像データを示す。
第1図(1)においてf(i、j)は2値化しようとす
る注目画素位置の入力画素の多値濃度データを示す。ま
た、破線より上の画素位置はすでに2値化処理が終了し
ており、注目画素の2値化後はf(i+l、 j)、 
f (i+2. j)・・・と順次同様の2値化処理が
行なわれる。
第1図(2)は2値化画像データを表わす図であり、B
(i、j)は注目画素の2値化後の濃度(0又はJの値
とする)を示す。破線により囲まれた部分は注目画素の
処理時にはすでに2値化処理の行なわれた画像データで
あり、これらを注目画素の2値化処理の際に用いる。
第1図(3)は重み付はマスクを表わす図である。
Rは平均濃度を求める重み付はマスクの一例で、5×3
サイズのマトリクスで表わしている。ここで、未2値化
画素に対する重みR(0,O) =R(1,O)R(2
,O) =0として用いる。
本方式は、入力多値データf (i、  D (0〜6
3)を2値化しようとする場合、第1図(2)の破線て
囲まれた部分の2値データB(i、j)と第1図(3)
に示すあらかじめ用意した重みマスクR(x、y)とに
より重み付き平均値m (i、 Dを求め、該平均値m
(i、j)をしきい値として2値化すると共に、該平均
値m(i、j)と入力多値データf(]。
J)との差分値でこれから2値化する隣接した入力多値
データを補正して濃度を保存する方法である。
第1図に示す例で示せば、 f (i、 j) +E (i、 j) >m (i、
 j)の時B (i、 j) −1=m (i、Dの時
B (i、 j) −Q     ・・・■E +  
(i−’−,1,j) −1/2 If (i、 D 
+E (i、 j) −m (i、 j]E 2 (1
+ J+1 ) Eo (1,J)−E、(1±l、 j) +E 、、
  (i、 j+1)ただし、E (i、 j) =E
 + (i、 j) +E 2 (i、 j)ここで、
上記原理を第2図の内容に基づいてさらに具体的に説明
する。
本実施例で用いた重みマスクは、第2図の上段に図示す
るように、注目画素近傍12画素に対し総和が63とな
るよう設定されている。従って、m(i。
j)は0〜63間の値のしきい値としてそのまま2値化
に使用できる。
今、第2図の注目画素の多値データ“5”を2値化する
しきい値m (i、  Dは、中段に図示する2値デー
タB(i、j)を用いれば、 m (i、 D =9xO+6xl+ (4xO+7X
O+9xl+7xO+4xl)+ (IXO+4XO+
6XO+4XO+2Xl)=21従って、B(i、j)
は“0”と2値化され、発生する誤差は5−21−−1
6であり、E + (i+L D=E 2 (i、  
j+1) =−8となる。この誤差の拡散によって、f
 (i+1. Dは“10”から1O−8=2に、f 
(i、 j+1)は“15”から15−8=“7”に補
正される。
第3図に式■を図に表わしたものを示す。
式■においてE(i、j)は注目画素(i、  Dの1
画素前の画素(i−1,j)を2値化した際に発生した
誤差の捗と1ライン前の画素(i、  j−1)を2値
化した際に発生した誤差の外とを加えた誤差である。
この2値化誤差E (ij)を注目画素f(i、j)に
加えて、補正した値を2値化することにより、入力画像
全域にわたって平均濃度として、2値化後の画像濃度を
完全に保存することができる。
このような2値化誤差を考慮した処理を行なうことによ
り上述の平均濃度近似法と比較すると中間調再生能力が
格段に向上する。
前述、Eo (+、 J)は注目画素(i、 Dの2値
化の際に発生した誤差てE +  (+ + 1. J
)は注目画素(i、 j)の1画素後の画素f (i、
  j+1)に振り分けられる誤差である。E2 (i
、 j+1)は注目画素(i、 j)の1ライン後の画
素f (i、 j+1)に振り分けられる誤差である。
さて、本実施例では隣接する画素に分配する誤差E。(
i、 j)は f(i、D+E(i、J)−m(i、j)  l>a 
 (aは定数)・・・■の場合には、Eo(l、〕)二
〇とし、上記以外の場合には、 E o (i、 D =f (i、 j) +E (i
、 j) −m (i、 j)     −・・■とす
る。
従って、上記式■、■に示す様、2値化時の平均濃度m
と補正注目画素濃度との比較において、該補正注目画素
濃度が平均濃度mに近い値をとる所定範囲内(平均濃度
mと補正注目画素濃度との誤差が所定範囲内)であれば
、式■に従って、補正注目画素濃度と平均濃度との差分
E。を次画素と1ライン後の画素の2値化時の補正値と
して割り付ける(El、E2)。一方、所定範囲外、つ
まり補正注目画素濃度と平均濃度との誤差が十分大きい
場合には、該補正値を0として次画素と1ライン後の画
素の2値化時の補正は行なわない。つまり、誤差を補正
する場合は、注目画素近傍の画像の濃度変化が小さく、
従って、中間調を有する画像域であると判断てき、従っ
て2値化する事によって発生する平均濃度との差分を隣
接画素で補正する事により画像のなめらかな濃度変化を
忠実に疑似中間処理できる。つまり階調性を向上するこ
とができる。一方、誤差を補正しない場合は逆に文字、
線画等におけるエツジ部分、つまり注目画素が近傍画像
濃度に比べて急激に変化しているのを判断し、その場合
の画素に対しては補正値を0とし、濃度を保存する事に
よる解像力の低下を抑えて2値再生する。これにより、
エツジ部分における解像度を向上することができる。
この様に、本実施例の特徴的処理方式は上記画像濃度変
化に応じて中間調画像域は2値化誤差を用いて2値化画
像上で濃度を保存すると共に文字等の解像画像部におい
ては上記濃度保存による像のぼけを防止する為に2値化
誤差の補正を行なわず平均濃度mに近似させるものであ
る。
第4図は本発明の一実施例を示す画像処理装置のブロッ
ク図である。入力センサ部AはCCD等の光電変換素子
およびこれを走査する駆動装置より構成され原稿の読み
取り走査を行なう。入力センサ部Aて読み取られた原稿
の画像データは、逐次A/D変換器Bに送られる。ここ
では各画素のデータを6ヒツトのデジタルデータに変換
し、64レベルの階調数をもつデータに量子化する。次
に補正回路CにおいてCCDセンサの感度ムラや照明光
源による照度ムラを補正するためのンエーデイング補正
等をデジタル演算処理で行なう。次にこの補正処理済の
データを2値化回路りに送出する。2値化回路りでは入
力した6ビツト多値の画像データを前述した方式により
1ビツト2値のデータに量子化処理する。プリンタEは
レーザビーム又はインクシェツト方式により構成される
プリンタで、2値化回路りから送られてくる2値データ
に基づきドツトをオン/オフ制御し画像を記録紙上に再
現する。
第5図は第4図における2値化回路りの詳細を示したブ
ロック図である。
第5図において、1.2はそれぞれ2値化処理された2
値データを1ライン分記憶するラインメモリ、3はセレ
クタ14より出力される誤差データを1ライン分記憶す
る誤差メモリ、4〜14はデータを1画素遅延させるた
めのD  F/F、 15は注目画素周辺の2値データから所定領域の平均濃
度を演算し、注目画素のデータを2値化する際のしきい
値を出力する平均濃度演算ROM、16は入力された注
目画素の多値データと、前記ROM l 5から出力さ
れたしきい値との差を演算する減算器、17はROM1
5から出力されるしきい値と注目画素の多値データを比
較する比較器、19は除算器22より出力された誤差デ
ータ(1画素前から分配される誤差)とD  F/F1
4から出力された誤差データ(1ライン前の画素から分
配される誤差)と補正回路Cから送られてきた6ビツト
の多値入力データを加算する誤差補正用加算器、20は
減算器16から送られてくる隣接画素への分配誤差デー
タを所定の値αと比較する比較器、22は減算器16か
ら送られてくる隣接画素への分配誤差データを1/2に
する除算器、21は比較器20からのセレクト信号に基
づきO又は減算器の出力のいずれかを選択するセレクタ
、23は縮小率を設定するためのレジスタ、24はレジ
スタに設定された縮小率に従って間引きパターンを出力
するROMにより構成される間引きパターン作成回路、
25はROM24の出力と画素クロックの論理和をとっ
て間引きクロックを出力するゲート、26は加算器19
がら送られてくる、補正注目画素データを縮小のために
間引く時、その間引いた画素データと一画素前の画素デ
ータとの平均値を求め、それを補正注目画素データとし
て出力する間引き画素処理回路である。
上記構成において、比較器17は式■に基づき2値化し
た1ビツトデータB(i、j)を出力する。
該2値化データはラインメモリ2とD  F/F12に
入力される。このときD  F/F12からは、1画素
前の2値データB(i−1,j)が、ラインメモリ2か
らはB (i+2. j−1)がラインメモリ1からは
B (i+2. j−2)がROM15i:出力され、
DF/F4〜11.13からもそれぞれシフトされた2
値データが出力される。
これら2値データは、第1図(2)に示す領域の2値化
画像データであり、これらをROM15の入力アトレス
に接続すれば、ROM15にあらかじめ式■に基づき式
■に示す2値化閾値m (i、  Dが格納されている
のて高速に2値化闇値を得ることができる。
この閾値は減算器16及び比較器17に入力される。一
方、減算器16及び比較器17には間引き画素処理回路
26よりf (i、 D +E (1,j)が入力され
る。
この2つの入力に基づき減算器16は式■における不等
式の両辺の差 Eo(1,j) −f(i、j) +E(i、j)  
m(i、D     −■を演算する。
一方、比較器17は上記2つの入力に基づきf (i。
j) +E (i、 j)と、m (i、 Dを比較し
2値化データB(i、j)を出力する。また式■に基づ
き、減算器16から出力される誤差E。(i、 Dはセ
レクタ21及び比較器20に入力される。
比較器20ては、該誤差E。(i、 j)と定数αとの
比較を式■により行ない、該比較結果に基づき、セレク
タ21に対してセレクト信号を出力する。
セレクタ21では比較器20から送られてくるセレクト
信号により、前記誤差E。(i、  Dの絶対値がαよ
り大なるときはE。(i、  D二〇を、α以下の場合
には、減算器16出力をそのまま選択出力する。
セレクタ21から出力された誤差E。(i、Dは除算器
22て捗にされE + (+ + 1. j)とE2(
i、j+l)に分配される。
E、  (i+1. j)は加算器19に入力され、次
画素の入力画像データf (i+1.  j)に加えら
れる。
E2(i、j+1)は誤差メモリ3に入力され、DF/
F14を経て加算器19にて1ライン後の入力画像デー
タf (i、  j+1)に加えられる。
間引き処理回路26は画像を縮小しない場合は、加算値
を1画素クロック分遅延する。
前述した処理を画像データを入力する毎繰返し行なうこ
とにより2値化処理を順次行なう。次に画像の縮小につ
いて説明する。
レジスタ23はCPUバスに接続されていて、縮小率が
セットされる。このセットされた縮小率に基づき間引き
パターン作成回路24は間引きパターンを出力する。間
引きパターン出力はゲート25で画素クロックにゲート
をかける。ケート25の出力はラインメモリ1.2と誤
差メモリ3、D  F/F4〜14、間引き処理回路2
6に接続される。例えば、縮小率が100%の場合は、
回路24の出力は“L”てケート25の出力は画素クロ
ックがそのまま出力される。縮小率が50%の場合は画
素クロックに同期して“HL”を繰り返す方形波が回路
24より出力され、ゲート25の出力は2画素に1回ク
ロックパルスが間引きかれた波形となる。このクロック
によりラインメモリ1,2、誤差メモリ3D  F/F
4〜14、間引き画素処理回路26は2画素につき1画
素分だけ動作することにより画素の間引き(縮小)を実
現する。
第6図に間引き画素処理回路26の概要を示す。
第6図(1)は、縮小率が50%以上の場合である。B
を間引く画素とすると、Bの入力多値データと、Bの一
画素前の間引かれない画素への入力多値データの平均値
Cを求め、これをAの入力多値データとする。
第6図(2)は縮小率が50%以下の場合である。
この場合は、間引かれる画素が2つ以上連続する可能性
があるが、その時は連続した間引き画素の先頭画素のみ
上記処理を行ない、他の画素(図中の画素■)は、単純
間引きとする。
以上のように縮小において、間引く画素の入力多値デー
タを捨てるのではなく、隣接画素に反映させることによ
り、階調の不連続や細線が消えてしまうのを防止するこ
とができる。特に、このことは本実施例の如く、2値化
後の2値データを以降の2値化処理に用いる場合には有
効である。
第7図に間引き画素処理回路26の詳細を示す。
18.29.31はDF/F、27は入力多値データ(
補正、注目画素データa)とその前の間引かれない画素
データCを加える加算器、28はその加算値を1/2し
て平均値を求める除算器、30は補正注目画素データC
を出力するか、間引き画素との平均値eを出力するかを
選択するセレクタ、bは間引きパターン信号、dはbの
1画素遅延した信号である。
第8図に間引き画素処理回路26の動作タイムチャート
を示す。
補正注目画素データaは間引きクロックgてラッチされ
、信号Cが得られる。この例では補正注目画素データa
の3番目と6番目が間引かれる。
信号aと信号Cは加算器27に入力され、除算器28を
経て、aとCの平均値かD  F/F29にラッチされ
る(信号e)。そのラッチタイミングは、間引きパター
ン信号すを1画素分遅延させた信号dと画素クロックの
ORをとった信号より得られる。
信号eと信号Cはセレクタ30に入力され、信号dの反
転信号にて出力を選択される。
従って、例では入力された補正注目画素データ1.2.
3.4.5.6.7、に対し、3と6が間引かれ、開引
き画素処理回路の出力信号(f)はl、(2+3)/2
.4、(5+6)/2.7となる。
以上説明した如く本実施例によれば、2値化処理の終了
した2値データのみを用い平均濃度を演算し、それを閾
値として入力多値データを2値化処理するので2値化の
ための処理量を平均濃度近似法よりも少なくすることが
できる。しかも、入力多値データをデータを2値化した
際発生する入力多値データと平均濃度との誤差が所定範
囲内の時その誤差を補正するので階調性を極めて向上さ
せることができる。
さらに、本実施例では平均濃度と入力多値データの誤差
が所定値より大きい時は、その誤差を補正しないので、
濃度を保存することによる解像度の低下を防ぎ、エツジ
部を鮮明に再現することができる。さらに、ラインメモ
リ1.2、誤差メモリ3、D  F/F4〜13、間引
き画素処理回路26のクロックを制御することにより縮
小を実現しているのでハード構成が非常に簡単でしかも
結果的に入力画像データを間引いた後に2値化処理を行
なうことになり、また間引く画素を隣接する画素に反映
させて2値化処理を行なうことで間引く画素を隣接する
画素に反映させて2値化処理を行なうことで縮小による
階調性や解像度の劣化を防ぐことができるとともに、2
値化されたデータを注目画素以降の2値化処理に用いる
際にも画質の劣化を防止することができる。
〔第2実施例〕 第2実施例は第1実施例の間引き画素処理回路26を一
部変更したものである。
第9図に第2実施例の間引き画素処理回路26の詳細を
示す。18. 29. 31. 33はDF/F、27
は入力多値データ(補正注目画素データa)とその前の
間引かれない画素データCを加える加算器、28はその
加算値をl/2してaとCの平均値を求める除算器、3
0は前画素データCを出力するか、開引き画素との平均
値eを出力するかを選択するセレクタ、34は補正注目
画素データaと前画素データhの差を求める減算器、3
5はaとCの差がある固定値X(またはCPU等による
設定値)との大小関係を判断するための比較器、bは間
引きパターン信号、36は比較器35の出力で間引きパ
ターン信号にゲトをかけるANDゲート、dはbの1画
素遅延した信号、32はORケートである。
第1O図に第2実施例の間引き画素処理回路26の動作
タイムチャートを示す。
補正注目画素データaはD  F/F33に画素クロッ
クでラッチされ信号りが得られる。すなわち信号りは補
正注目画素データaの1画素前のデータである。減算器
34、比較器35によりIa−hl>xのとき信号lは
“L”になる。第1O図では信号aの第3画素と第2画
素の差がXよりも大きく、すなわち画像でいうと文字等
のエツジ部が存在していることになる。
信号すは間引きパターン信号で、これが“H”の部分の
画素が間引かれる画素である。
補正注目画素aはもう一つのD  F/F18に間弓き
クロックgのタイミングでラッチされ、信号Cが得られ
る。この例では第3画素と第7画素が間引かれている。
信号aと信号Cは加算器27に入力され除算器28をへ
てaとCの平均値がD  F/F29にラッチされる(
信号e)。そのラッチタイミングは信号1と信号すのA
ND信号(間引きパターンからエツジ部の間引きを取り
除いたもの)を1画素分遅延された信号dと画素クロッ
クのORをとった信号より得られる。
信号eと信号Cはセレクタ30に入力され信号dの反転
信号にて出力を選択される。
従って、例では、入力された補正注目データの0、 1
.2.3.4. 5.6.7. 8.に対し3と7が間
引かれエツジ部である第2画素はそのま出力されエツジ
部でない第6画素は第7画素との平均値が出力される。
以上説明したように第2の実施例によれば縮小時エツジ
部は単純間引きとすることてエツジ部のボケを防ぎ、そ
れ以外の部分ては間引く画素データを前画素に反映させ
ることて階調性の劣化を防ぐことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば階調性及び解像度
共に優れた画像を簡単なノ1−ドウエア構成で短時間に
得ることができ、かつ縮小時においても画質劣化のない
画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は画素毎の多値画像、2値化画素、及び重み付は
マスクを示した図、 第2図は本実施例の画像データ例を示す、第3図は本実
施例における2値化処理の原理図、第4図は本実施例に
おける画像処理装置の構成を示したブロック図、 第5図は第4図の2値化回路の詳細を示したブロック図
、 第6図は第5図の間引き画素処理回路の概要を表した図
、 第7図は第1実施例の間引き画素処理回路の詳細を示し
た図、 第8図は第1実施例の間引き画素処理回路の動作タイム
チャート、 第9図は第2実施例の間引き画素処理回路の詳細を示し
た図、 第10図は第2実施例の間引き画素処理回路の動作タイ
ムチャートである。 図中1. 2はラインメモリ、3は誤差メモリ、4〜1
4はD  F/F、15は平均濃度演算ROM、16は
減算器、17は比較器、19は加算器、20は比較器、
21はセレクタ、22は除算器、23はレジスタ、24
は間引きパターン作成回路、25はORケート、26は
間引き画素処理回路である。 第 j 図 (1)ヂそンイI!イ1 (2)2値化画像 R(0,0) −Rt+1.o) = R(+2.0)
=0躬 図 縮・]、f50’/−以1 (2)縮/J%牢50′/、以下 昌素■

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多値データを入力する入力手段と、2値化処理さ
    れた所定領域のデータを用いて平均濃度値を求める演算
    手段と、 該演算手段により得られた平均濃度値に基づき、前記入
    力した多値データを2値化する2値化手段と、 入力する複数画素の多値データのうち所定の画素の多値
    データを間引き処理する処理手段とを有し、 前記2値化手段は間引かれる画素の多値データと間引か
    れない画素の多値データにより得られる多値データを注
    目画素の多値データとして2値化することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. (2)更に、前記2値化手段によって注目画素の多値デ
    ータを2値化した際に発生する誤差が所定範囲内の時そ
    の誤差を補正する補正手段を有することを特徴とする請
    求項第(1)項記載の画像処理装置。
  3. (3)前記2値化手段は画像のエッジ部以外では間引か
    れる画素の多値データと間引かれない画素の多値データ
    より得られる多値データを注目画素の多値データとして
    2値化し、画像のエッジ部では間引かれない画素の多値
    データを注目画素の多値データとして2値化することを
    特徴とする請求項第(1)項記載の画像処理装置。
JP2230264A 1990-08-31 1990-08-31 画像処理装置 Pending JPH04111678A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61278273A (ja) * 1985-06-04 1986-12-09 Ricoh Co Ltd 画像縮小方式
JPS6335071A (ja) * 1986-07-30 1988-02-15 Ricoh Co Ltd 変倍方法
JPH02210960A (ja) * 1989-02-10 1990-08-22 Canon Inc 画像処理装置

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