JPH04111655U - カードの挿入排出装置 - Google Patents
カードの挿入排出装置Info
- Publication number
- JPH04111655U JPH04111655U JP2190191U JP2190191U JPH04111655U JP H04111655 U JPH04111655 U JP H04111655U JP 2190191 U JP2190191 U JP 2190191U JP 2190191 U JP2190191 U JP 2190191U JP H04111655 U JPH04111655 U JP H04111655U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- slider
- box
- lever
- spring
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- Withdrawn
Links
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報処理中に誤ってカードに手がふれる等の
事故が起こりにくく、また、カードの排出が容易かつ好
適な速度で安定して排出できるカードの挿入排出装置を
提供する。 【構成】 情報記憶カード2を読取り書込みするボック
ス1にカード2の出入方向にスライダ6を摺動自在に取
付ける。スライダ6にはカード受部7aを設け、ばね1
2によりスライダ6をカード排出方向に付勢する。スラ
イダ6にはカード2を挿入状態にロックならびにロック
解除するレバー18を係合させる。スライダ6にはカー
ド排出速度を減速するダンパ15を係合させる。レバー
18にはロック状態保持用ばね21を取付ける。
事故が起こりにくく、また、カードの排出が容易かつ好
適な速度で安定して排出できるカードの挿入排出装置を
提供する。 【構成】 情報記憶カード2を読取り書込みするボック
ス1にカード2の出入方向にスライダ6を摺動自在に取
付ける。スライダ6にはカード受部7aを設け、ばね1
2によりスライダ6をカード排出方向に付勢する。スラ
イダ6にはカード2を挿入状態にロックならびにロック
解除するレバー18を係合させる。スライダ6にはカー
ド排出速度を減速するダンパ15を係合させる。レバー
18にはロック状態保持用ばね21を取付ける。
Description
【0001】
本考案は、ICカード等の情報記憶カードの読取り書込み装置に用いられるカ
ード挿入排出装置に関する。
【0002】
図4、図5はそれぞれ従来のカード読取り書込み装置を示す平面図であり、図
4のものは、読取り書込み装置を内蔵したボックス1にカード2を手により単に
抜き差しする構造を有している。
【0003】
図5のものは、前記ボックス1に手によりカード2を差込み、カード2の排出
は、ボックス1に挿入されたつまみ3を押し込むことにより、ボックス1の奥部
に収容したレバー4を支点5を中心に回動させて、レバー4の先端4aによりカ
ード2を押し出すものである。
【0004】
上述した図4、図5のカード挿入排出装置は、手によりカード2を把持して引
抜くか、あるいはつまみ3を押し込んでカード2を押し出す必要があるため、力
を必要とし、容易に引抜けない場合があるという問題点があった。
【0005】
また、図4の従来装置の場合、カード2を把持する分だけボックス1からカー
ド2が突出していなければならず、カード2に手等が過って衝突する等により、
情報処理中に誤動作を起こさせたり、カードを過って抜くおそれがある。
【0006】
また、図5の装置は、つまみ3を押す力によってカード2の排出速度が決定さ
れてしまうため、勢いよくカード2が飛び出す可能性があり、カード2の排出時
に注意が必要である。
【0007】
本考案は、このような問題点に鑑み、情報処理中に誤ってカードに手がふれる
等の事故が起こりにくく、また、カードの排出が容易かつ好適な速度で安定して
排出できるカードの挿入排出装置を提供することを目的とする。
【0008】
本考案は、上記目的を達成するため、情報記憶カードを読取り書込みする装置
を内蔵したボックス内に前記カードを挿入排出する装置において、前記ボックス
にカードの出入方向に摺動自在に取付けられ、かつボックス内に位置させたカー
ド受部を有するスライダと、該スライダをカード排出方向に付勢するばねと、該
スライダをカードの挿入状態にロックならびにロック解除するロック状態保持用
ばね付きレバーと、前記スライダに係合してカード排出速度を減速するダンパと
を備えたことを特徴とする。
【0009】
本考案のカードの挿入排出装置は、上述の構造を有するので、レバーによるス
ライダの係止を解くと、スライダはばね力によりカードを押し出す。このカード
押し出しの際、スライダに係合させたダンパによりスライドの速度が減速されて
カードが好適速度で排出される。
【0010】
図1は本考案によるカードの挿入排出装置の一実施例をカード挿入状態で示す
平面図、図2(A)、(B)はそれぞれ図1のE−E、F−F断面図、図2(C
)は図2(A)のG−G断面図である。6はスライダであり、該スライダ6の下
面に図2(A)、(B)に示すように突条7が形成され、該突条7をボックス1
の天板1aに設けたガイド溝9に、突条7の左右に設けた溝10がガイド溝9の
左右の突縁11に摺動自在に嵌まるように移動自在に装着する。突条7の先端に
は、カード2の先端面を当接させる曲成されたカード受部7aが形成されている
。該スライダ6は、前記天板1aとの間に介装した引張りばね12(この代わり
に圧縮ばねや回転ばねを用いても良い)により、ボックス1の開口部13側に付
勢されている。該スライダ6の側面にはラック14が形成され、該ラック14を
、天板1a上に固定した円形ダンパ15(この代わりにピストン式を用いても良
い)のピニオン16に噛合させている。
【0011】
18は天板1a上に枢着ピン19を中心として回動自在に取付けたレバーであ
り、該レバー18には前記スライダ6に設けた係止部17を係止してスライダ6
をロックする係止爪20を有する。21は該レバー18と天板1aとの間に設け
られたロック状態保持用引張りばねであり、係止爪20をスライダ6に近接させ
る方向に付勢するものである。23はボックス1内に出入り自在に挿入され、レ
バー18のロック解除用つまみであり、該つまみ23は図2(C)に示すように
、天板1aに設けた長穴24に通したピース25に当接させており、該つまみ2
3の側面に設けた突起26をボックス1の天板1aと下板1bとの間に設けたス
トッパ27に係止させている。
【0012】
図1において、30はボックス1内に挿入されたカード2の内端部側面に圧接
させて固定する板ばねであり、該板ばね30はボックス1に設けた開口部1cに
のぞませている。また、32は前記つまみ23の反対側の天板1a上に設けたカ
ード排出用ソレノイドであり、そのプランジャ33をレバー18の一端に当接さ
せている。該プランジャ32は本例のようなプッシュ式ではなく、プル式として
も良い。
【0013】
この装置において、カード2をボックス1内に挿入する場合は、図3のように
、スライダ6の係止部17がレバー18の係止爪20から外れた状態よりボック
ス1の開口部13からカード2を押し入れると、カード2の先端面がスライダ6
の下面の突条7の先端のカード受部7aに当接し、ばね12の力に抗してスライ
ダ6がボックス1の奥の方にカード2と共に移動し、スライダ6の係止部17が
係止爪20に接触してレバー18を引張りばね21の抗して回動させ、係止部1
7が係止爪20を越えると、レバー18は引張りばね21の力により前記と反対
方向に回動し、つまみ23に設けた突起26がストッパ27に当接する位置すな
わち原位置に復帰して係止部17を係止爪20で係止する。このとき、カード2
が板ばね30により押さえられた状態で固定され、図1に示すように挿入が完了
する。
【0014】
図1の状態からつまみ23を矢印aのように引張りばね21に抗して押すかあ
るいはソレノイド32を作動させてプランジャ33を矢印bのように突出させて
レバー18を押すと、レバー18が枢着ピン19を中心として矢印cのように回
動するので、係止爪20がスライダ6の係止部17から外れてロックが解除され
、スライダ6が引張りばね12の力により矢印dのように引張られ、スライダ6
の下面の突条7に形成したカード受部7aによりカード2が押し出される。この
時、スライダ6に設けたラック14がダンパ15のピニオン16に噛合している
ので、ダンパ15によりスライダ6すなわちカード2の排出速度が減速され、カ
ード2がいきおいよく飛び出すおそれはない。
【0015】
本考案によれば、カードの押し出しがばねの力によって行なわれるため、カー
ドの排出が容易になると共に、ばねの力によってカードを押し出すため、カード
がボックスから突出しない挿入状態が実現でき、手等が過ってカードに触れて誤
動作を起こしたり、また、過ってカードを抜いたりするおそれがない。また、ダ
ンパを備えてカード押し出し用スライダを減速させたため、カードが好適速度で
排出され、いきおいよく飛び出すおそれがない。
【図1】本考案によるカードの挿入排出装置の一実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ図1のE−E、F−
F断面図、(C)は(A)のG−G断面図である。
F断面図、(C)は(A)のG−G断面図である。
【図3】本実施例においてカードがボックスより出され
た状態を示す平面図である。
た状態を示す平面図である。
【図4】従来のカードの挿入排出装置の一例を示す平面
図である。
図である。
【図5】従来のカードの挿入排出装置の他の例を示す平
面図である。
面図である。
1 ボックス
2 カード
6 スライダ
7a カード受部
9 ガイド溝
12 引張りばね
14 ラック
15 ダンパ
16 ピニオン
17 係止部
18 レバー
19 枢着ピン
20 係止爪
21 引張りばね
23 つまみ
32 ソレノイド
Claims (1)
- 【請求項1】情報記憶カードを読取り書込みする装置を
内蔵したボックス内に前記カードを挿入排出する装置に
おいて、前記ボックスにカードの出入方向に摺動自在に
取付けられ、かつボックス内に位置させたカード受部を
有するスライダと、該スライダをカード排出方向に付勢
するばねと、該スライダをカードの挿入状態にロックな
らびにロック解除するロック状態保持用ばね付きレバー
と、前記スライダに係合してカード排出速度を減速する
ダンパとを備えたことを特徴とするカードの挿入排出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2190191U JPH04111655U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | カードの挿入排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2190191U JPH04111655U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | カードの挿入排出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111655U true JPH04111655U (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=31907547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2190191U Withdrawn JPH04111655U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | カードの挿入排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04111655U (ja) |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP2190191U patent/JPH04111655U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950615 |