JPH04111534U - ガスタービン防振マウントの調整固定治具 - Google Patents

ガスタービン防振マウントの調整固定治具

Info

Publication number
JPH04111534U
JPH04111534U JP2288891U JP2288891U JPH04111534U JP H04111534 U JPH04111534 U JP H04111534U JP 2288891 U JP2288891 U JP 2288891U JP 2288891 U JP2288891 U JP 2288891U JP H04111534 U JPH04111534 U JP H04111534U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mount
gas turbine
vibration isolation
vibration
stud bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2288891U
Other languages
English (en)
Inventor
健二 松本
和輝 沖原
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
Priority to JP2288891U priority Critical patent/JPH04111534U/ja
Publication of JPH04111534U publication Critical patent/JPH04111534U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接作業を必要とせず、比較的に短時間かつ
容易な作業により防振マウントの高さ位置を固定し得る
ガスタービン防振マウントの調整固定治具を提供する。 【構成】 ガスタービンモジュール8が搭載された共通
台板6を支持する防振マウント2の高さを調整した後、
スタッドボルト12をタップ穴10に螺着し、固定金物
15の溝13を防振マウント2の据付板4の側方に外嵌
すると共に、該固定金物15の切込み14をスタッドボ
ルト12の先端に係合し、スタッドボルト12のロック
ナット11を締め込んで固定金物15をスタッドボルト
12先端に係止することにより防振マウント2の高さ位
置を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガスタービン防振マウントの調整固定治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガスタービンモジュールを船体機械台上に据え付ける場合は、図3に示すよう に、工場において、仮組台の据付面1上に高さを調整し得る複数の防振マウント 2を配設し、ボルト3により前記防振マウント2のフランジ状の据付板4を仮組 台の据付面1へ仮止めし、前記防振マウント2のフランジ5上に、ガスタービン モジュール8を搭載した共通台板6を載せ、ボルト7により前記フランジ5と共 通台板6と締結し、前記防振マウント2の高さを適宜変更して共通台板6のレベ ル調整を行い、しかる後前記防振マウント2と共通台板6、及びガスタービンモ ジュール8を組立てた侭搭載すべき船へ向けて発送し、船体の機械台上に据え付 ける。
【0003】 その際、工場から船まで搬送する間に工場仮組立時に調整した防振マウント2 の高さ位置が狂うことを防止するため、前記防振マウント2の据付板4とフラン ジ5との間に複数の固定板9を配置し、該固定板9上下の各端部を据付板4とフ ランジ5の各側面に溶接することにより防振マウント2の据付板4とフランジ5 とを連結し、防振マウント2の高さ位置を固定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のガスタービン防振マウントの調整固定治具では、防振マ ウント2に対し、1個当たり4枚の固定板9を要するので、溶接にかかる作業工 数が嵩み、また防振マウント2に固定板9を溶接するときに飛散するスパッタが 防振マウント2のゴム部分を損傷するなどの問題があった。
【0005】 本考案は、前述の実情に鑑み、溶接作業を必要とせず、溶接作業に比較して短 時間でしかも容易に防振マウントの高さ位置を固定し得るガスタービン防振マウ ントの調整固定治具を提供することを目的としてなしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ガスタービンモジュールを搭載した共通台板の下面に上下方向へ向 けて螺合可能でかつ共通台板の下面に対し取付けた高さ調整可能な防振マウント の周囲に位置するよう配設し得る複数のスタッドボルトと、内側面に防振マウン トのフランジ状の据付板へ側方から外嵌し得る溝を有すると共に上下に貫通しか つ前記スタッドボルト先端に側方から係合し得る切込みを有する一対の固定金物 と、該固定金物を前記スタッドボルトに固定するロックナットを備えてなる構成 としている。
【0007】
【作用】
防振マウントの高さの調整後に、共通台板の下面にスタッドボルトを螺着し、 防振マウントの据付板へ、該据付板の両側方から固定金物の溝を外嵌すると共に 、該固定金物の切込みを前記スタッドボルト先端に係合し、該スタッドボルトの ナットを締め込んで前記固定金物をスタッドボルト先端に係止することにより防 振マウントの高さ位置を固定する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は本考案のガスタービン防振マウントの調整固定治具の概略を表す側面図 、図2は図1のII−II矢視図である。図中、図3に示すものと同一のものに は同一の符号が付してある。
【0010】 ガスタービンモジュール8が搭載される共通台板6の下面に、防振マウント2 の取付け位置中心を基準として左右に間隔a、また前後に間隔bを置いて4個の タップ穴10を上下方向へ向け穿設し、仮組台の据付面1へボルト3により仮止 めされた防振マウント2の据付板4の下面よりも下に達する長さを有しかつ両端 のねじ部に所要数のロックナット11を有する4本のスタッドボルト12を前記 タップ穴10に螺合し得るよう設け、さらに防振マウント2の据付板4の両側側 面から該据付板4に外嵌し得る溝13を有しかつ前記スタッドボルト12先端に 側面から係合し得るよう前記溝13側側面からスタッドボルト12植え込み位置 に適合する箇所まで延びかつ上下に貫通せる切込み14を有する一対の固定金物 15を設ける。
【0011】 防振マウント2の高さを適宜調整して共通台板6のレベル調整を行った後、共 通台板6に設けた各タップ穴10にスタッドボルト12を螺合し、該スタッドボ ルト12基部のロックナット11を締めて固定し、前記スタッドボルト12下端 のロックナット11間へ前記固定金物15の切込み14を係合し、同時に防振マ ウント2の据付板4側面へ該固定金物15の溝13を外嵌してからロックナット 11を締め込み固定金物15をスタッドボルト12先端に係止することにより、 防振マウント2の高さ位置を固定する。
【0012】 前記実施例によれば、スタッドボルト12に係止した固定金物15によって防 振マウント2の高さ位置を固定し得るよう形成したので、溶接作業を必要とせず 、従って溶接のスパッダによって防振マウント2のゴム部分を損傷するというよ うなことがない。また、スタッドボルト12と固定金物15とによる防振マウン ト2の高さ位置の固定は、溶接に比較して容易にしかも短時間で行うことができ る。
【0013】 なお、本考案は前述の実施例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨を 逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0014】
【考案の効果】
本考案のガスタービン防振マウントの調整固定治具は、スタッドボルトと固定 金物とナットを備えているので、溶接により固定する場合に比較して容易かつ短 時間で固定作業を行うことができ、また、溶接に伴うスパッダによる防振マウン トゴム部分を損傷することがなく、従って製作コストの低減と、品質の向上とを 図ることができ、経済的にも有用であるなど、種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のガスタービン防振マウントの調整固定
治具の概略を表す側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】従来のガスタービン防振マウントの調整固定治
具の概略を表す側面図である。
【符号の説明】
2 防振マウント 4 据付板 5 フランジ 6 共通台板 8 ガスタービンモジュール 11 ロックナット 12 スタッドボルト 13 溝 14 切込み 15 固定金物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンモジュールを搭載した共通
    台板の下面に上下方向へ向けて螺合可能でかつ共通台板
    の下面に対し取付けた高さ調整可能な防振マウントの周
    囲に位置するよう配設し得る複数のスタッドボルトと、
    内側面に防振マウントのフランジ状の据付板へ側方から
    外嵌し得る溝を有すると共に上下に貫通しかつ前記スタ
    ッドボルト先端に側方から係合し得る切込みを有する一
    対の固定金物と、該固定金物を前記スタッドボルトに固
    定するロックナットを備えてなることを特徴とするガス
    タービン防振マウントの調整固定治具。
JP2288891U 1991-03-15 1991-03-15 ガスタービン防振マウントの調整固定治具 Pending JPH04111534U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2288891U JPH04111534U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 ガスタービン防振マウントの調整固定治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2288891U JPH04111534U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 ガスタービン防振マウントの調整固定治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04111534U true JPH04111534U (ja) 1992-09-28

Family

ID=31908286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2288891U Pending JPH04111534U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 ガスタービン防振マウントの調整固定治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04111534U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1930040A (zh) 机内厨房的支撑装置
US6712655B1 (en) Adjustable engine mount bracket assembly
JP2008169946A (ja) 防振架台
JPH04111534U (ja) ガスタービン防振マウントの調整固定治具
JP4587212B2 (ja) ハンドレール装置
CN111392018B (zh) 下沉式船用发动机安装底座装置及其安装方法
JP2505166Y2 (ja) 電柱取付用中継金具
JPH0441385A (ja) エレベータ用巻上機の耐震装置
JP7033046B2 (ja) 防振ゴム振れ止め機構の組立方法
JPH06330858A (ja) 圧縮機の支持装置
KR100418788B1 (ko) 로봇 엥커링 플레이트 구조
JPH0260830A (ja) エンジンマウント装置
JPH0263929A (ja) ラジェータの取付装置
JPH0240880B2 (ja)
KR20240077769A (ko) 선박용 의장품의 용이한 설치를 위한 취부구조
JP2670181B2 (ja) 油圧エレベータのジヤツキ取付構造
JP2603834Y2 (ja) エンジンの燃料タンク支持装置
KR200319579Y1 (ko) 4륜구동 동력분배장치의 마운팅구조
JP3005368U (ja) 空調設備などに用いられる防振台を固定するためのブラケット
KR0126817Y1 (ko) 배터리 고정대
JPH0727110A (ja) 振動固定装置
JPH0536085Y2 (ja)
JPH0141883Y2 (ja)
JPS592984Y2 (ja) 碍子取付板移動防止金具
JPH0529565Y2 (ja)