JPH04110546U - キヤビネツト - Google Patents

キヤビネツト

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Publication number
JPH04110546U
JPH04110546U JP1965691U JP1965691U JPH04110546U JP H04110546 U JPH04110546 U JP H04110546U JP 1965691 U JP1965691 U JP 1965691U JP 1965691 U JP1965691 U JP 1965691U JP H04110546 U JPH04110546 U JP H04110546U
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
front panel
cabinet
side panel
rib
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Pending
Application number
JP1965691U
Other languages
English (en)
Inventor
清治 渋谷
清典 石田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前面パネルと側面パネルの結合部の隙間をな
くし、キャビネットの組立作業性を改善する。 【構成】 前面パネル12の側面結合部に傾斜部18a
を有するリブ18を設ける。側面パネル13の端部には
傾斜面18aと対向する位置に傾斜部22aを有するリ
ブ22を設ける。そしてねじ15を用いてねじ締めする
ことにより相互の傾斜面が係合し、各パネル12、13
が隙間なく結合される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は映像・音響機器等の電子機器におけるキャビネットに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
近年映像・音響機器のキャビネットは小型化,高品位化が図られ、その組立作 業性を改善するための種々の工夫がなされている。以下従来のキャビネットの構 造を図3及び図4を用いて説明する。図3は各種の映像・音響機器等が積み重ね られたキャビネットの外観を示す斜視図である。この最下段に位置する電子機器 は、例えば映像・音響機器であり、キャビネット1は各種の操作部及び表示部が 形成された前面パネル2と、電気回路部や機構部をその内部に含む一対の側面パ ネル3によって形成されている。そして側面パネル3に前面パネル2を結合する には各種の結合手段が用いられている。
【0003】 図4は従来の結合手段の一例として、結合部の詳細を示したキャビネットの断 面図である。本図は図3における電子機器のキャビネット1をA−A′方向に切 断したときの断面を示している。操作パネルを有する前面パネル2はその両端が 直角に曲げられ、側面パネル3の端部と連結するための結合部を有している。こ の前面パネル2の凹状の結合部には、側面パネル3と結合するため、ねじ4を受 け入れるボス5が前面パネル2の両側端に一体に形成されている。側面パネル3 の凸状の結合部には開口6が設けられ、この開口6を介してねじ4が挿入される ようねじ溝7がボス5の中央に設けられている。この開口6の内径は各パネルの 公差を吸収するため、ねじ4のねじ山の外形より少し大きい。更にねじ4のねじ 頭を収納する皿もみ8が側面パネル3の凸部背面に設けられている。
【0004】 前面パネル2の両側面に側面パネル3を夫々固定するには、前面パネル2の凹 部と側面パネル3の凸部を夫々合わせ、ねじ4により締め付ける。ねじ4は、例 えばタッピングねじであり、ボス5のねじ溝7には、ねじ4の挿入時に雌ねじが 形成される。ねじ4の開口6の寸法はねじ山外形寸法より大きので、側面パネル 3の前面パネル2に対する取付位置が、開口6のねじ山に対する寸法差の量だけ 変動する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の構成では、ねじ4のねじ山寸法と開口6の内径 との公差分だけ前面パネル2及び側面パネル3がずれて、ねじ4により固定され るという欠点があった。又側面パネル3の端面と前面パネル2の端面とを密着し ないで結合すると、キャビネット1の側面に隙間が発生し、映像・音響機器とし て品位が損なわれる。従って各パネルの結合部に隙間を生じないよう、作業者が キャビネットの組立時に細心の注意を払わねばならなかった。
【0006】 本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、前面パネル と側面パネルの取付隙間が生じず、組立作業性に優れたキャビネットを提供する ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、開口を有する凸部が端部に形成された一対の側面パネルと、ねじ溝 を設けたボスを有する凹部が両端の折曲部に形成された前面パネルとを含み、前 面パネルの凹部に側面パネルの凸部を嵌入させてねじ締めにより一体に結合する キャビネットにおいて、前面パネルは、凹部の外縁の一部に傾斜部を持つ第1の リブを有するものであり、側面パネルは、凸部の縁部の第1の傾斜部と対向する 位置に設けられ、前面パネルと側面パネルの相対位置を規定する傾斜部を持つ第 2のリブを有するものであり、前面パネルの凹部の傾斜部に側面パネルの凸部の 傾斜部を当接させて、凸部の開口より挿入され凹部のねじ溝と噛合して前面パネ ルと側面パネルを固定するねじを具備することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】 このような特徴を有する本考案によれば、前面パネルの凹部に側面パネルの凸 部を合わせる。次に前面及び側面パネルをねじ締めにより固定すると、各パネル の第1及び第2のリブに設けた傾斜部が当接し、側面パネルと前面パネルの相対 位置が規定され、密着した状態で両パネルが結合される。
【0009】
【実施例】
以下本考案の一実施例について図1及び図2を用いて説明する。図1は本考案 の実施例におけるキャビネットの分解斜視図である。本実施例における映像・音 響機器等のキャビネットの外観は図3に示すものと同様であり、キャビネット1 1は例えば映像記録再生装置の筐体を構成している。キャビネット11は操作部 や表示部を有する前面パネル12と、その両側面に取り付けられる一対の側面パ ネル13を含んで構成されている。図2は図3のA−A′方向の断面図である。
【0010】 さて前面パネル12の両側の折曲部には、夫々4つの凹部14が設けられる。 この凹部14は従来例と同じく前面パネル12と一体に形成され、側面パネル1 3と対向する位置に設けられている。この凹部14は、ねじ15のねじ溝16が 穿設されたボス17を有しているが、前面パネル12の後方側に肉盛りされたリ ブ18が形成されている点が従来例と異なる。次に、側面パネル13は前面パネ ル12の凹部14と対向する位置に、夫々凸部19を有している。この凸部19 においても従来例と同様に、開口20が設けられ、その凸面の反対側に皿もみ2 1が開口20と同軸に設けられる。更に、凸部19には、前面パネル12のリブ 18と対向する位置に係合用の傾斜面を有するリブ22が形成される。図2に示 すように、リブ18には係合傾斜面としての傾斜部18aを、リブ22側には係 合傾斜面として傾斜部22aを設ける。そしてパネル12,13を接続する際、 これらの傾斜部18a,22aは凹部14と凸部19とを当接するように互いに 規定の位置で密着するよう構成される。ねじ15の開口20及び皿もみ21の内 径はねじ締め作業性を考慮して、ねじ15の各部外形寸法より夫々やや大きめに 設定されている。
【0011】 以上のように構成された本実施例のキャビネットを組立る際には、前面パネル 12の各側面の凹部14に側面パネル13側の凸部19を当接させる。次に、ね じ15を開口20から挿入し、締め付ける。ねじ15がねじ溝16に挿入される と共に、ねじ15が皿もみ21を介し凸部19を凹部14に密着させる。このと き前面パネル12の傾斜部18aと側面パネル13の傾斜部22aとが当接し、 これらの傾斜面に沿って側面パネル13が矢印Bで示す方向に微動して固定され る。このため側面パネル13の終端面は凹部14のパネル側の側面と完全に密着 する。この状態では各パネル間の隙間がなくなり、継ぎ目で凹凸の生じないキャ ビネット11が形成されることとなる。
【0012】 尚、リブ18及び22は図2の矢印B方向の位置決めを行うために設けられて いるが、リブ18,22の取付位置を各キャビネットの凹部14、凸部19の上 下方向に設けてもよい。この場合、側面パネル13は前面パネル12に対し奥行 き方向のみならず、上下方向にも位置決めされる。
【0013】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、前面パネルの両端結合用の凹部に 傾斜部が形成された第1のリブを設け、側面パネルの端部結合用の凸部に傾斜部 が形成された第2のリブを設けたことにより、前面及び側面パネルをねじにより 結合して、相互の規定位置で各キャビネットを一体にすることができる。この結 合位置は開口とねじ山の寸法差や、ねじ締め作業の仕方に左右されることなく、 隙間の生じない品位に優れたキャビネットを実現することができる。又各パネル の傾斜部の当接により、前面及び側面パネルの位置決めが自動的に行われるため 、キャビネットの組立作業性を著しく改善することができるという効果が得られ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるキャビネットの分解
斜視図である。
【図2】本実施例における前面パネル及び側面バネルの
結合状態を示すA−A´線での断面図である。
【図3】電子機器のキャビネットの外観を示す斜視図で
ある。
【図4】従来における前面パネル及び側面パネルの結合
状態を示すA−A´線での断面図である。
【符号の説明】
11 キャビネット 12 前面パネル 13 側面パネル 14 凹部 15 ねじ 16 ねじ溝 17 ボス 18,22 リブ 18a,22a 傾斜部 19 凸部 20 開口 21 皿もみ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有する凸部が端部に形成された一
    対の側面パネルと、ねじ溝を設けたボスを有する凹部が
    両端の折曲部に形成された前面パネルとを含み、前記前
    面パネルの凹部に前記側面パネルの凸部を嵌入させてね
    じ締めにより一体に結合するキャビネットにおいて、前
    記前面パネルは、凹部の外縁の一部に傾斜部を持つ第1
    のリブを有するものであり、前記側面パネルは、凸部の
    縁部の前記第1の傾斜部と対向する位置に設けられ、前
    記前面パネルと前記側面パネルの相対位置を規定する傾
    斜部を持つ第2のリブを有するものであり、前記前面パ
    ネルの凹部の傾斜部に前記側面パネルの凸部の傾斜部を
    当接させて、前記凸部の開口より挿入され前記凹部のね
    じ溝と噛合して前記前面パネルと前記側面パネルを固定
    するねじを具備することを特徴とするキャビネット。
JP1965691U 1991-03-05 1991-03-05 キヤビネツト Pending JPH04110546U (ja)

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JP1965691U JPH04110546U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 キヤビネツト

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JPH04110546U true JPH04110546U (ja) 1992-09-25

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ID=31905897

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