JPS6112708Y2 - - Google Patents

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JPS6112708Y2
JPS6112708Y2 JP3239581U JP3239581U JPS6112708Y2 JP S6112708 Y2 JPS6112708 Y2 JP S6112708Y2 JP 3239581 U JP3239581 U JP 3239581U JP 3239581 U JP3239581 U JP 3239581U JP S6112708 Y2 JPS6112708 Y2 JP S6112708Y2
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JP
Japan
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frame
connector
shaped
panel
protrusions
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JP3239581U
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JPS57146377U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は測定器、通信機等の電気機器用の筐体
に関する。
この種筐体は従来より各種あるが、それらのほ
とんどは、筐体の大きさ寸法が変るとそれを構成
するパネル、フレーム等の各種構成部材を総て作
り変えなければならなかつた。そのため電気機器
の機種が多くなると寸法の異なる構成部材を各種
用意しなければならず、極めてコストアツプにな
る。また各種構成部材を予め用意しておくのは在
庫管理等の面で大変であるため通常は機種が変る
たびにそれらを製作するわけであるが、これだと
それらの部材を作るのに時間がかゝり、ひいては
製品の完成が遅れて納期がおそくなるといつた難
点もあつた。そしてまた従来のこの種筐体は主に
各構成部材同志を突き合せるなどしてビス止めす
るようにしてあるためビス孔がずれたりして組立
てにくゝ、しかも角度が直角になりにくかつたり
して精度の高い組立てが難しく、そのため未熟練
者では思うように組立てができないという難点も
あつた。
本考案はこれらの問題点を解決するため、電気
機器筐体の一構成部材であるフレームを、長さを
変えるだけで多数機種の電気機器筐体に使用でき
るようにし、しかも各種構成部材に凹凸を設けて
それらを互に嵌合させるようにして組立を容易に
すると共に強度も強くしたものである。以下本考
案を図示の一実施例に基づき詳記する。
第1図、第2図に示すT形フレーム1二本(第
2図に示すT形フレームは縦材2と横材3とを分
解した状態で示してある。)と、二本のT形フレ
ーム1間に配置する板状の前面パネル4と、四角
形の枠状とした背面パネル5と両パネル4,5の
上に取付ける上フレーム6二本と、両パネル4,
5の下に取付ける下フレーム7二本と、T形フレ
ーム1の端末部8とそれを当接する背面パネル5
の長手方向両側の側板9との間に嵌入する連結子
10二つと、T形フレーム1の上から被せる上カ
バー11と、T形フレーム1の下から装着する下
カバー12とからなる。
T形フレーム1はダイキヤスト製の縦材2とア
ルミ製の横材3とからなる。縦材2にはビス孔を
あけた上部係当突子13と下部係当突子14とを
形成し、更に縦方向中央に差込突子15を突設
し、その差込突子15の上下に空隙16,17を
形成してある。横材3には、外側に上方開口の受
溝18と下方開口の下溝19とを形成し、内側に
縦材の差込突子15を嵌合する凹部21を形成し
てある。縦材2と横材3とを連結するには差込突
子15を凹部20に嵌入して横材3の突部21,
22を縦材2の空隙16,17に嵌入させ、この
状態でビス23により固定する。
上フレーム6、下フレーム7はアルミサツシに
より同じ構造に成形してあり、幅方向端側に前面
パネル4を嵌入する受溝24を形成し、幅方向他
端にT字状の係当突縁25を形成してある。
連結子10はダイギヤストによりT形フレーム
1の縦材2と同じ構造に成形してあり、26は上
部係当突子27は下部係当突子、28は横材3の
凹部20に嵌入する突子である。
第2図に示す構成部材を組立てゝ電気機器筐体
を形成するは次のようにする。
まず、縦材2と横材3とを連結したT形フレー
ム1の端末部8を背面パネル5の側板9に当てが
うと共に、端末部8の凹部20に連結子10の突
子28を嵌入して、端末部8と背面パネル5の側
板9との間に連結子10を挾み、この状態で端末
部8のビス孔29,30から背面パネル5のビス
孔31,32にビス33をねじ込んで端末部8を
背面パネル5に固定する。
次に、背面パネル5の上の上フレーム6をの
せ、その長手方向両端部を連結子10の上部係当
突子26の上にのせて同突子の内側面に上フレー
ムの係当縁25を係当させ、この状態で上フレー
ムの両端部のビス孔から上部係当突子26のビス
孔34,35にビス36をねじ込んで上フレーム
6を連結子10に固定する。同様にして下フレー
ム7を背面パネル5の下に配置し、その長手方向
両端部を連結子10の下部係当突子27の下に当
てがうと共に同突子27の内側面に下フレーム7
の係当縁25を係当させ、この状態で下フレーム
7の長手方向両端のビス孔から下部係当突子27
のビス孔にビス37をねじ込んで下フレーム7を
連結子10に固定する。更に、T形フレーム1の
縦材2の下部係当突子14に下フレーム7の長手
方向両端部を当てがつて同突子14の内側面に下
フレーム7の係当縁25が係当させ、下フレーム
の両端部のビス孔から下部係当突子14のビス孔
37,38にビス39をねじ込んで下フレーム7
を縦材2に固定する。この下フレームの受溝24
に前面パネル5の下端を嵌め込み、同パネル5の
上端に上フレーム6の受溝4を被せ、更に同フレ
ーム6の長手方向両端部を縦材2の上部係当突子
13にのせると共に同突子13の内側面に上フレ
ームの係当縁25を係当させ、この状態で上フレ
ーム6のビス孔から上部係当突子13のビス孔4
0,41にビス42をねじ込んで上フレーム6を
縦材2に固定すると共に前面パネル4をも上下フ
レーム6,7と縦材2との間に固定する。
この状態で上カバー11を上方から被せてその
下端部43をT形フレーム1の上溝18へ嵌入さ
せ、ビス44を上カバー11のビス孔45から縦
材2のビス孔46にのねじ込むと共に、ビス47
を上カバー11のビス孔48から連結子10のビ
ス孔49にねじ込んで同カバー11を縦材2、連
結子10に固定する。
同様にして、下カバー12をT形フレーム1の
下方から当てがつて同カバー12の上端部50を
T形フレームの下溝19へ嵌入させ、図示しない
ビスを同カバー12のビス孔51から縦材2のビ
ス孔52にねじ込み、また、図示しないビスを下
カバー12の図示しないビス孔から連結子10の
ビス孔53にねじ込んで同カバー12を縦材2と
連結子10とに固定する。
本考案は叙上のように、二本のT形フレーム1
を同じ構造にし、また、上フレーム6と下フレー
ム9をも同じ構造にし、更にはT形フレーム1の
縦材2と連結子10をも同じ構造にしてあるため
構成部材の種類が少くなり、従つて部材管理や組
立作業が容易になる。また、同じ構造のT形フレ
ーム1、上下のフレーム6,7を大量に生産する
ことができるためコスト減にもなる。
更に上フレーム6、下フレーム7にはその長手
方向全長に係当縁25が形成されているため長手
方向どの位置で切断しても必ず同じ凹凸の形状に
なる。従つて長さを変えるだけで前面パネル4、
背面パネル5の長さに合わせることができる。
T形フレーム1の横材3の上下にはその長手方
向全長に縦材2又は連結子10の空隙16,17
に嵌入する嵌入突部21,22が形成され且つ両
突部21,22の間には連結子10と縦材2の差
込突子15が嵌入される凹部20が長手方向全長
に形成されているため、長手方向どの位置で切断
しても必ず同じ凹凸の形状になる。従つて長さを
変えるだけで前面パネル4と背面パネル5との間
の間隔に合わせることができる。
このため一種類のT形フレーム1、上フレーム
6、下フレーム7を用意しておけばそれらの長さ
を変えるだけで寸法の異なる各種の電気機器筐体
を作ることができ極めて便利である。
そしてまた背面パネル5が四角形の枠状に形成
されているため従来使用されている板状の背面パ
ネルに比して堅牢となり、かなり重量のある電気
機器を装着しても筐体が歪んだり曲つたりするこ
とがない。またT形フレーム1の端末部8をビス
止めし易く、更には同端末部8と側板9との間に
嵌入した連結子10も安定する。更に、T形フレ
ーム1の縦材2及び連結子10に上部係当突子1
3,26、下部係当突子14,27を設け、上下
のフレーム6,7に係当縁25を設け、この係当
縁25を上部係当突子13,26、下部係当突子
14,27の内側面に係当させるようにしてある
ためT形フレーム及び連結子10と上下のフレー
ム6,7との位置合せが容易になると共に角部が
確実に所望角度(図示の場合90゜)になるため高
精度の組立てが可能になり且連結が強固になる。
なお、前面パネル4の重量物を装着するに当
り、一枚板の前面パネルだけでは強度的にかなら
ずしも十分でないときは第3図のように前面パネ
ル4の背後に背面パネル5と同様に形状をした補
助パネルAを当てゝ前面パネル(化粧パネルとも
いう)4を補強することがあるが、本考案によれ
ば、T形フレーム1の縦材2空隙に16,17を
形成してあるため、T形フレーム1の横材3の嵌
入突部21,22にビス孔Bをあけると共に補助
パネルAの両側板Cにビス孔Bに対向するビス孔
Dをあけ、このビス孔B,Dにビスをねじ込むだ
けで補強パネルAをT形フレームに固定すること
ができ極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一構成部材であるT形フレー
ムの一例を示す斜視図、第2図は本考案に係る電
気機器筐体の一例を示す分解説明図、第3図は前
面パネルの背後に補助パネルを取付けた状態の部
分分解説明図である。 1はT形フレーム、2は縦材、3は横材、4は
前面パネル、5は背面パネル、6は上フレーム、
7は下フレーム、8はT形フレームの端末部、9
は背面パネルの側板、10は連結子、11は上カ
バー、12は下カバー、16,17はT形フレー
ムの縦材及び嵌入子の空隙、20はT形フレーム
の凹部、21,22は横材の嵌入突部、25は上
下のフレームの係当縁、13,26は上部係当突
子、14,27は下部係当突子、28は連結子の
突子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二本のT形フレーム1と、二本のフレーム間に
    設ける前面パネル4と四角形の枠状の背面パネル
    5と、夫々のパネルの上に設ける上フレーム6と
    夫々のパネルの下に設ける下フレーム7と、T形
    フレーム1の端末部に取付ける二つの連結子10
    と、T形フレーム1の上方から被せる上カバー1
    1と同フレーム1の下方から装着する下カバー1
    2とから成り、二本のT形フレーム1はダイキヤ
    スト製の縦材2とアルミ製の横材3により同じ横
    造に成形され、この縦材2と前記の連結子10は
    同じ構造に形成され、縦材2と連結子10の夫々
    には上部係当突子13,26と下部係当突子1
    4,27とが形成され且つこの両係当突子に差込
    突子15が形成され、この差込突子15と上部係
    当突子13,26及び下部係当突子14,27と
    の間に空隙16,17が形成され、T形フレーム
    の横材3の上下には縦材2又は連結子10の空隙
    16,17に嵌入する嵌入突部21,22が横材
    3の長手方向全長に形成され且つ両突部21,2
    2の間には連結子10と縦材2の差込突子15が
    嵌入される凹部20が横材3の長手方向全長に形
    成され、上フレーム6と下フレーム7は同じ構造
    に形成され且つそれらの長手方向全長には連結子
    10とT形フレーム1の縦材2の係当突子13,
    26,14,27の側面に係当する係当縁25が
    形成され、前面パネル4の背後には必要に応じて
    補助パネルAが設けられてなる電気機器筐体。
JP3239581U 1981-03-09 1981-03-09 Expired JPS6112708Y2 (ja)

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JP3239581U JPS6112708Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09

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JP3239581U JPS6112708Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09

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Publication Number Publication Date
JPS57146377U JPS57146377U (ja) 1982-09-14
JPS6112708Y2 true JPS6112708Y2 (ja) 1986-04-19

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ID=29829794

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JP3239581U Expired JPS6112708Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09

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