JPH04110467A - 機能性膜の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

機能性膜の製造方法およびその製造装置

Info

Publication number
JPH04110467A
JPH04110467A JP23189190A JP23189190A JPH04110467A JP H04110467 A JPH04110467 A JP H04110467A JP 23189190 A JP23189190 A JP 23189190A JP 23189190 A JP23189190 A JP 23189190A JP H04110467 A JPH04110467 A JP H04110467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
substrate
chamber
sputtering
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23189190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Komatsu
小松 清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP23189190A priority Critical patent/JPH04110467A/ja
Publication of JPH04110467A publication Critical patent/JPH04110467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機能性膜の製造方法およびその製造装置に係り
、特にポリプロピ1/ンやポリフッ化ビニリデン等を素
材とした高分子多孔質膜を改質するとともに表面に抗菌
膜を形成してなる機能性膜の製造方法および製造装置に
関する。
〔従来の技術〕
高分子多孔質膜は、その操作性、経済性等の多くの利点
を有するために、濾過、透析等の物質分離用の膜として
多くの分野で応用されている。
ところで、近年、このような既存の高分子多孔質膜の表
面をさまざまな方法により加工して、表面の改良を行う
加工技術、すなわl:3.171料表面の高機能化技術
が非常に盛んになってきた。たとえば、疏水性多孔質膜
の親水化処理のためにプラズマグラフト重合装置が用い
られている。プラスマグラフト重合では、ポリプロピレ
ンやポリフッ化ビニリデン等を素材とした高分子多孔質
膜の最表面に、重合開始点となる分子またはラジカルの
存在が重要どなる。そのため、重合開始時には膜表面に
含まれる吸着分子のような重合に支障をきたす不純物を
予め除去しておく必要がある。また、この後、連鎖重合
可能な単量体を反応させてグラフト鎖としたグラフト重
合層を形成させるために、プラズマ用ガスを供給し、真
空プラズマ放電を行うが、このプロセス中は反応槽壁あ
るいはフィルム搬送用の機械も含め極力真空中ての汚染
不純物の発生を抑える必要がある。一般に、ポリプロピ
lノン等の多孔質膜フィルムは、処理前は大気に放置さ
れることが多く、従来は重合の際に予め真空何1にセッ
トシ、真空排気することで大気中で吸着した水や種々の
汚染物を除去している。また、多孔質膜フィルムへの重
合膜の形成にはプラズマ重合も行われるが、このプラズ
マ重合においても処理前の事情は同じである。
一方、このような多孔質膜フィルムに抗菌性の効果を持
たせるために、上述の重合の前に、スパッタリング装置
により多孔質膜フィルムの表面にスパッタリング膜を形
成する場合がある。このスパッタリングにおいても、処
理前の事情はグラフト重合の場合と同様である。通常、
このプロセスの順序としては、多孔質膜フィルムにスパ
ッタリングにより金属、たとえば銀の成膜を行い、この
後にプラズマグラフト重合の処理を行うことが多い。
〔発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来、このスパッタ装置とグラフト重合
装置とは別個の装置であるため、スパッタ処理の後、ス
パッタ装置から処理された多孔質膜フィルムを一旦大気
中に取り出し、さらにグラフ)・重合装置にセラ)・シ
、真空状態にしなければならない。このため、その間に
多孔質膜フィルムの表面に変質が生じたり、不純物で汚
染されるおそれがあった。また、その都度大気中に取り
出して再度セラ)・するのでは、多くの時間を要する。
また、処理方法によっては、両プロセスを交互に繰り返
したり、各々のパラメークの変更を行い、同一プロセス
を重複して行うこともあるが、このような場合には益々
これらの不都合が増すとし)う問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、真空状態を保持したままスパッタ室とグラフト重
合室との間で多孔質膜フィル7−等の基材を任意の方向
に移送させ、短時間でスパッタリングおよびプラズマ重
合の処理を行うことができるとともに、膜表面に変質が
生じたり、不純物で汚染されるおそれがなく、安定した
機能性膜を製造できる機能性膜の製造方法およびその製
造装置を提供することにある。
〔課題を解決するだめの手段〕 本発明による機能性膜の製造方法は、真空雰囲気中にお
いて被処理基材にプラズマを照射して重合を行うことに
より被処理基材の表面に重合膜を形成する工程と、前記
重合膜を形成した後もしくは前に、真空雰tiV+気中
においてスパッタリングを行うことにより、被処理基材
の表面にスパッタリング膜を形成する工程と、前記重合
が行われる位置とスパッタリングが行われる位置との間
で被処理基材を真空雰囲気を保持した状態で移送させる
工程とを備えている。
この方法では、被処理基+3への重合膜の形成およびス
パッタリングの各プロセスが真空雰囲気中で連続しで行
われるため、各工程間で被処理基材が大気中にふれろこ
とがなく、よって膜表面に変質が生じたり、不純物で汚
染されることがない。
また、本発明による機能性膜の製造方法は、前記重合膜
およびスパッタリンク膜を形成する前に、真空プラズマ
放電により前記被処理基材の清浄化を行う工程をさらに
備えている。
この方法によれば、被処理基材の表面の清浄化を確実に
行うことができ、スパッタリング等のプロセスを安定し
て行うことができる。
また、本発明による機能性膜の製造装置は、内部に一対
の準備室を有するとともに重合室およびスパッタ室を有
する真空槽本体と、この真空槽本体内の各部屋を排気す
る排気手段と、被処理基材を前記準備室、重合室および
スパッタ室間で往復移動可能に移送させる移送機構と、
前記重合室に設けられ、被処理基材にプラズマを照射し
て重合を行うことにより被処理基材の表面に重合1漢を
形成する重合手段と、前記スパッタ室に設けられ、被処
理基+Jの表面にスパッタリング膜を形成するスパッタ
リング手段とを備えている。
さらに、本発明による機能性膜の製造装置は、真空槽本
体の各部屋間にそれぞれ開閉可能に設けられるとともに
、被処理基材が通過可能な開口部を有する仕切手段をさ
らに備えている。また、本発明の機能性膜の製造装置は
、移送機構が、前記−組の準備室にそれぞれ配設される
とともに、被処理基材の巻取りおよび巻出しを行う一対
の巻取・巻出機構と、これらの巻取・巻出機構により移
送される被処理基材の走行速度を制御ずろ速度制御機構
と、移送される被処理基材の張力を制御する張力制御機
構とにより構成されている3゜この装置では、被処理基
材を準備室、グラフ)・重合室およびスパッタ室間に一
定の速度かつ適度な張力をもって安定に供給することが
でき、重合およびスパッタリングの各プロセスを安定し
て行うことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる機能性膜の製造装置
の内部構造を表わし、第2図はその外観構造を表わずも
のである。図中、11は真空槽本体であり、この真空槽
本体11の内部の両側にはそれぞれ準備室12.13が
設けられ、これらの準備室12.13間にグラフ)・重
合室14およびスパッタ室15が隣接して設けられてい
る。準備室12.13、グラフト重合室14およびスパ
ッタ室15の底面部にはそれぞれ図示しない真空ポンプ
にV続された排気口16a、161)、17a1]、 
7 bが設けられ、真空槽本体11内の排気を行うよう
になっている。真空度としては、10−61” Or 
r以下の高真空雰囲気にすることが好ましく、その真空
ポンプとしては、炭化水素による汚染を防止するために
トライポンプであるターボ分子ポンプやクライオポンプ
を用いることが好ましい。
グラフト重合室14にはクラフト重合装置18が設げら
れている。このグラフト重合装置18は、平板電極19
.20、トリガ電極21、プラズマ用ガス導入口22お
よび重合用単量体導入口23を有し、真空槽本体11の
夕)部に設けられた電源24により平板電極19.20
間にプラズマ放電を生じさせ被処理基本3、たとえばポ
リプロピレンの多孔質膜フィルム25の最表面にクラフ
ト重合膜をyb成する。プラズマグラフ)・重合の主な
パラメータは、供給ガスの種類と流量、放電動作圧力等
であるが、装置はこれらパラメータを独立して制御でき
なければならない。これらのバラメークの精密な制御は
以下の方法で行われる。
(1)供給ガス プラズマ用ガス導入口22からプラズマ用の不活性ガス
としてアルゴン(△r)、また重合用単量体導入口23
からグラフト重合に必要なガス、たとえばメトキシエチ
ルアクリレ−)  (MEΔ)を供給する。アルゴンガ
スを導入するのは、グラフト重合の供給ガスを希釈する
だけでなく、多孔質膜フィルム25をアルゴンプラズマ
放電中に曝して、膜表面のプラズマクリーニングを行う
ことも目的としている。また、グラフト重合でガスを替
える際には、多孔質膜フィルム25をセットせずにアル
ゴンプラズマ放電をさせ、真空槽壁や真空中にある種々
の装置のクリーニングを行い、異ガスおよび反応生成物
の残留成分による干渉を極力減らす。
(2)供給ガス流量 グラフト重合に用し)るガスの流量は、マスフローコン
トローラ(MFC)により正確に制御する。マスフロー
コン)・ローラは真空槽本体11と図示しないガスボン
ベとの間に配設され、流路に設けたヒータが流れるガス
季に依存して奪われる熱量を抵抗値の変化で検出し、常
にこの値を一定にするなどの方法によりガス量を調整す
る。
(3)放電動作圧力 プラズマ用ガス導入口22からアルゴン、また重合用単
量体導入]コ23からグラフト重合に必要なガス、たと
えばメトキシエチルアクリレートをそれぞれ真空樽本体
]1内に流しながら、圧力を定に保持してプラズマ放電
を行う必要がある。
通常、動作圧力は0.01〜数Torrであり、このと
きの真空排気の主ポンプはこの範囲で排気能力の大きい
メカニカル・ブースタ・ポンプ(MBP)を用いる。こ
の圧力を一定に保持することはガス流量に係わるが、ガ
ス流量の調整は排気系に開口可変バルブ(コンダクタン
スバルブ)を設け、コンダクタンスを調整するこ止によ
り行う。
15、スパッタ室15には平行平板型のスパッタ装置2
6が配設されている。このスパッタ装置2Gは、アノー
ド電極27とこれに対向したカソード電極28とを有し
、カソード電極28側にたとえば銀(Δg)からなるク
ーゲット29を配設しており、真空槽本体11の外部に
配設された電源30によりアノード電極27とカソード
電極28との間にプラズマ放電を生じさせ、ターゲラト
29のスパッタリングを行い、これにより多孔質膜フィ
ルム25の表面に銀の薄膜を形成して抗菌性を持たせる
ものである。その他の構成はプラズマ重合室14の場合
と同様であるので、その説明は省略する。
準備室12.13にはそれぞれ一対の巻取・巻出機構3
1.32が配設されている。一方の巻取・巻出機構31
は、多孔質膜フィルム25を巻き付けるためのアルミニ
ウム製のボビン33と、多孔質膜フィルム25を案内す
るためのガイドローラ34.35とにより構成されてい
る。他方の巻取・巻出機構32は、ボビン36、ガイド
ローラ37.38.39および張力制御機構40により
構成されている。張力制御機構40は、ガイドローラ3
8を軸41により回動可能に支持するとともにその中央
部において軸42により支持部材43に回動可能に軸支
されたテンションアーム44と、このア−1・44の他
端部に取りイづけられた重り45とにより構成される。
この張力制御機構、4 Qは、走行中の多孔質膜フィル
ム25の張力を重り45で設定し、その大ぎさをテンシ
ョンアム44で検知するもので、このテンシコンアーム
44の水平方向に刻する角度、ずなわら多孔質膜フィル
ム25の張力が常時一定になるように図示しないハック
テンション用のモーフの1− 、lレフを自動的に調整
するものである。また、多孔質膜フィルム25の走行速
度はプラズマにさらす時間を決定する重要なパラメータ
になる。この走行速度は1〜10  (mm/m1n)
の範囲で任意に選択される。
走行速度の検知は、ガイドローラ35と同軸に取り付け
た図示しないエンコーダにより行われる。
このエンコーダの出力とモーフ駆動回路の設定値とが絶
えず比較されフィードバックががけられ、これにより多
孔質膜フィルム25が一定の速度で移送されるようにな
っている。
グラフト重合室14とスパンク室15との開、グラフト
重合室14と準備室12どの間、スパンタ室15と準(
浦室13との間にはそれぞれ仕切手段としての仕切板4
日、47.48が設(′jられており、これらの仕切板
716〜48により各プロセ11′1 スの他のプロセスへの影響を防止している。これら仕切
板46〜48にはそれぞれ多孔質膜フィルム25が通過
可能な窓49が形成されている。画側の仕切板47.4
8の」二半分は図示しないエアシリンダ等によりそれぞ
れ軸50を中心に準備室12.13側に向けて開閉可能
となっており、これにより真空槽本体11の真空排気や
内部のクリーニングが容易になっている。
また、真空槽本体11の前面にはレール51に沿って上
下に移動可能な開閉扉52が設けられ、この開閉扉52
には観察用の窓53が設けられている。
このような構成において、本実施例の機能性膜の製造装
置では、先ず、多孔質膜フィルム25を準備室12.1
3の巻取・巻出機構31.32間にセラl−1,た後、
真空槽本体11の内部を真空状態に排気して大気中で吸
着した水や汚染物を除去する。多孔質膜フィルム25の
表面の清浄化をさらに行う必要がある場合には、巻取・
巻出機構31.32により多孔質膜フィルム25を巻き
取りながら、グラフト重合室14またはスパッタ室15
でアルゴンプラズマ処理を行い、不純物の除去を促進さ
せる。そして、この多孔質膜フィルム25の表面の清浄
化が終了すると、巻取・巻出機構31.32を駆動させ
、多孔質膜フィルム25をスパッタ室15へ移送させる
。スパッタ室15では銀のスパッタリングが行われ、多
孔質膜フィルム25の表面に抗菌性の銀の薄膜が形成さ
れる。
続いて、この多孔質)模フィルム25はグラフl−重合
室14へ移送され、ここでプラズマ放電によりその表面
にグラフト重合膜が形成される。その後、この多孔質膜
フィルム25は準備室13側の巻取・巻出機構31に巻
き取られた後、外部に取り出される。
本実施例の機能性膜の製造装置では、スパッタ室15で
多孔質膜フィルム25の表面に銀の薄膜を形成した後、
この多孔質膜フィルム25を大気中に取り出すことなく
、真空を保持したままグラフト重合室14へ移行させて
グラフト重合を行うことができ、両プロセスを連続して
短時間に行う1に とができる。また、膜表面に変質が生じたり、不純物で
汚染されるおそれがなく、抗菌性を有し、かつ親水性の
機能性膜を安定して製造することができる。
なお、上記実施例においては、スパッタ室15での処理
を先に行い、その後グラフト重合室14での処理を行う
ようにしたが、この順序は任意であり、巻取・巻出機構
31.32により多孔質膜フィルム25の進行方向を制
御することにより、方のプロセスのみを行ったり、両プ
ロセスを交互に繰り返す等の選択を自由に行うことがで
きる。
また、上記実施例においては、グラフト重合室14とス
パッタ室15との間に仕切壁46を設ける構成としたが
、これは必須のものではなく、同一の部屋内でグラフト
重合とスパッタリングの処理をそれぞれ行う構成として
もよい。
また、」1記実施例においては被処理基材として高分子
の多孔質膜フィルム25を用いて説明したが、フィルム
状のものに限らず、糸状、チューブ状等のものでもよく
、さらには金属フィルムたとえばアルミニウム箔や鉄板
等を用いることも可能である。
また、上記実施例においては、スパッタリングおよびプ
ラズマグラフト重合を行う装置を例にして説明したが、
重合過程中にプラズマ放電を続(・づることにより、6
フツ化プロピ1/ン、4フツ化エタン、3フツ化エクン
、アリルアミン等のプラズマ重合を行うことも可能であ
り、これによりスパッタリングおよびプラズマ重合の両
プロセスを行う装置を実現できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように請求項1記載の機能性膜の製造方法
によれば、グラフト重合室からスパッタ室へ被処理基材
を真空雰囲気を保持した状態で移送させるようにしたの
で、両プロセスを短時間で行うことができるとともに、
被処理基材が両プロセス間で大気中に触れることがなく
、膜表面に変質が生じたり、不純物で汚染されるおそれ
がなく、抗菌性を有し、かつ親水性の機能性膜を安定し
て製造することができる。
1!、l 請求項2記載の機能性膜の製造方法によれば、真空プラ
ズマ放電により清浄化を行うようにしたので、被処理基
材の表面の不純物の除去を確実に行うことができ、スパ
ッタリング等の処理を安定して行うことができる。
また、請求項3記載の機能性膜の製造装置によれば、請
求項1および2記載の方法を容易に実現することができ
る。さらに請求項4記載の機能性膜の製造装置によれば
、各プロセスの他のプロセスへの影響を防止することが
できるとともに内部のクリーニングが容易になる。また
、請求項5記載の機能性膜の製造装置によれば、被処理
基材を安定した速度で、しかも適度な張力をもって走行
させることができるので、各プロセスを安定して行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を表すもので、第1図は機能性
膜の製造装置の縦断面図、第2図はその斜視図である。 11・・・真空槽本体 2.13・・準備室 4・・・グラフト重合室 5・・・スパッタ室 6a、16b、]、7a、、17b 8・・・グラフ)・重合装置 5・・・多孔質膜フィルム 6・・・スパッタ装置 1.32・・巻取・巻出機構 0・・・張力制御機構 6〜48・・・仕切板 9・・開口部。 排気1コ 出  願  人 代  理  人 テ  ル  モ  株

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.真空雰囲気中において被処理基材にプラズマを照射
    して重合を行うことにより被処理基材の表面に重合膜を
    形成する工程と、 前記重合膜を形成した後もしくは前に、真空雰囲気中に
    おいてスパッタリングを行うことにより、被処理基材の
    表面にスパッタリング膜を形成する工程と、 前記重合が行われる位置とスパッタリングが行われる位
    置との間で被処理基材を真空雰囲気を保持した状態で移
    送させる工程 とを備えたことを特徴とする機能性膜の製造方法。
  2. 2.前記重合膜およびスパッタリング膜を形成する前に
    、真空プラズマ放電により前記被処理基材の清浄化を行
    う工程をさらに備えてなる請求項1記載の機能性膜の製
    造方法。
  3. 3.内部に一対の準備室を有するとともに重合室および
    スパッタ室を有する真空槽本体と、この真空槽本体内の
    各部屋を排気する排気手段と、 被処理基材を前記準備室、重合室およびスパッタ室間で
    往復移動可能に移送させる移送機構と、前記重合室に設
    けられ、被処理基材にプラズマを照射して重合を行うこ
    とにより被処理基材の表面に重合膜を形成する重合手段
    と、 前記スパッタ室に設けられ、被処理基材の表面にスパッ
    タリング膜を形成するスパッタリング手段 とを備えたことを特徴とする機能性膜の製造装置。
  4. 4.前記真空槽本体の各部屋間にそれぞれ開閉可能に設
    けられるとともに、被処理基材が通過可能な開口部を有
    する仕切手段をさらに備えてなる請求項3記載の機能性
    膜の製造装置。
  5. 5.前記移送機構が、前記一組の準備室にそれぞれ配設
    されるとともに、被処理基材の巻取りおよび巻出しを行
    う一対の巻取・巻出機構と、これらの巻取・巻出機構に
    より移送される被処理基材の走行速度を制御する速度制
    御機構と、移送される被処理基材の張力を制御する張力
    制御機構とにより構成されてなる請求項3または4記載
    の機能性膜の製造装置。
JP23189190A 1990-08-31 1990-08-31 機能性膜の製造方法およびその製造装置 Pending JPH04110467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23189190A JPH04110467A (ja) 1990-08-31 1990-08-31 機能性膜の製造方法およびその製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23189190A JPH04110467A (ja) 1990-08-31 1990-08-31 機能性膜の製造方法およびその製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04110467A true JPH04110467A (ja) 1992-04-10

Family

ID=16930656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23189190A Pending JPH04110467A (ja) 1990-08-31 1990-08-31 機能性膜の製造方法およびその製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04110467A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002096956A1 (en) * 2001-05-30 2002-12-05 Lg Electronics Inc. Continuous processing apparatus by plasma polymerization with vertical chamber
JP4710137B2 (ja) * 2001-01-11 2011-06-29 凸版印刷株式会社 積層体の製造方法及び積層体並びに真空成膜装置
CN103160786A (zh) * 2013-03-07 2013-06-19 苏州睿研纳米医学科技有限公司 一种纳米涂层的制备方法及由其制备的抗菌纳米涂层

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4710137B2 (ja) * 2001-01-11 2011-06-29 凸版印刷株式会社 積層体の製造方法及び積層体並びに真空成膜装置
WO2002096956A1 (en) * 2001-05-30 2002-12-05 Lg Electronics Inc. Continuous processing apparatus by plasma polymerization with vertical chamber
CN103160786A (zh) * 2013-03-07 2013-06-19 苏州睿研纳米医学科技有限公司 一种纳米涂层的制备方法及由其制备的抗菌纳米涂层

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2811820B2 (ja) シート状物の連続表面処理方法及び装置
JP4907796B2 (ja) レンズプラズマコーティングシステム
JP3967424B2 (ja) 真空処理装置及び圧力調整方法
US4274936A (en) Vacuum deposition system and method
JPH10270527A (ja) 複合型真空処理装置
JPH04110467A (ja) 機能性膜の製造方法およびその製造装置
JPS639586B2 (ja)
JPH04116156A (ja) 機能性膜製造装置の使用方法
JPH04116168A (ja) 機能性フィルム状物の製造方法およびその製造装置
JPH04110328A (ja) 機能性フィルム状物の製造方法およびその製造装置
JP3954765B2 (ja) 常圧プラズマを用いた連続成膜法及び連続成膜装置
JP4490008B2 (ja) 真空処理装置及び真空処理方法
JP2001279457A (ja) 常圧プラズマを用いた連続表面処理法又は連続成膜法及び連続表面処理装置又は連続成膜装置
JPS62142791A (ja) 真空処理装置
JP4068377B2 (ja) 真空蒸着装置
KR101695230B1 (ko) 개시제를 이용하는 화학기상증착시스템
JPH044032A (ja) 真空連続処理装置のシール装置
JPH06224097A (ja) 真空排気装置
JPH10298745A (ja) 真空成膜装置
JP2647513B2 (ja) 連続真空蒸着装置
JP4392073B2 (ja) 成膜装置
JPH07138759A (ja) 真空処理装置
JPS6369533A (ja) 連続真空処理装置
JPH0971865A (ja) シート状長尺被処理物の真空処理装置
JPS61152019A (ja) 表面処理装置