JPH0410982Y2 - - Google Patents

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JPH0410982Y2
JPH0410982Y2 JP1985036948U JP3694885U JPH0410982Y2 JP H0410982 Y2 JPH0410982 Y2 JP H0410982Y2 JP 1985036948 U JP1985036948 U JP 1985036948U JP 3694885 U JP3694885 U JP 3694885U JP H0410982 Y2 JPH0410982 Y2 JP H0410982Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば集積回路(IC)を基板に自
動的に挿入する自動IC挿入機において、ICを基
板の所定の位置に所定の姿勢で挿入するために、
IC挿入ヘツドを選択的に回動させるのに用いる
に好適な選択回動機構に関するものである。
(従来の技術) ICを基板に自動的に挿入する自動IC挿入機は、
例えば本願人の提案に係る特開昭58−112387号公
報において公知である。かかる自動IC挿入機に
おいて、ICを所望の姿勢で基板に挿入するため
に、IC挿入ヘツドの軸にリンクを設け、このリ
ンクを挿入軸と直交する方向に配置した回動専用
のエアシリンダによつて選択的に90°回動させる
ことによつて、リンクを介して挿入ヘツドを直接
回動させるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記のように、IC挿入ヘツドの挿入
軸と直交する方向に回動専用のエアシリンダを配
置し、これによりIC挿入ヘツドをリンクを介し
て直接回動させる構成にあつては、エアシリンダ
として駆動力の大きい大形のものが必要となるた
め、回動機構に大きなスペースを要し、IC挿入
ヘツド全体が大形かつ高価になる問題がある。ま
た、このような回動機構を有するIC挿入ヘツド
を複数個並べて、バーンインボードタイプの基板
に同一ICを等間隔、複数列に挿入する場合には、
各IC挿入ヘツドの回動機構に大きなスペースを
要するため、複数個のIC挿入ヘツドを近接して
並べて配置することができず、ICの実装密度が
低くなる問題がある。
本考案の目的は上述した問題点を解決し、小形
かつ安価な構成でIC挿入ヘツド等の被駆動部材
の回動動作および非回動動作をスムーズに行うこ
とができると共に、その回動位置および非回動位
置を高精度で位置決めできるよう適切に構成配置
した選択回動機構を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段および作用) 上記目的を達成するため、本考案では、被駆動
部材と、この被駆動部材を直接方向に移動可能で
かつその移動方向を中心として回動可能に支持す
る軸受部材と、前記被駆動部材を前記直線方向に
駆動するための駆動部材と、この駆動部材と前記
被駆動部材とを該被駆動部材が回動し得るように
連結する連結部材と、前記被駆動部材に設けたロ
ーラと、前記被駆動部材の直線移動方向に沿つて
配置したストツパ部材と、このストツパ部材に前
記ローラが圧接するように前記被駆動部材を回動
偏倚する回動偏倚手段と、前記被駆動部材の直線
移動方向の所定のストローク間で所定の回動角度
に亘つて延在するカム面を有するカム部材と、こ
のカム部材をそのカム面が前記ストツパ部材に連
続して前記ローラに係合し得る第一の位置および
カム面が前記ストツパ部材から離間して前記ロー
ラに係合しない第二の位置に選択的に位置決めす
る位置決め手段とを具え、 前記カム部材が前記第一の位置にある状態で前
記駆動部材により前記連結部材を介して前記被駆
動部材を前記直線移動方向に移動させることによ
り、その直線移動に伴つて前記回動偏倚手段の回
動偏倚力により前記ローラを前期ストツパ部材お
よび前記カム部材のカム面に圧接させながら案内
させて、前記被駆動部材を前記回動偏倚手段の回
動偏倚力に抗して所定角度回動させ、前記カム部
材が前記第二の位置にある状態で前記駆動部材に
より前記連結部材を介して前記被駆動部材を前記
直線移動方向に移動させることにより、前記回動
偏倚手段の回動偏倚力により前記ローラを前記ス
トツパ部材に圧接させながら案内させて、前記被
駆動部材を回動させることなく直線移動させるよ
う構成する。
(実施例) 図面は本考案の選択回動機構の一例の構成を示
す斜視図である。被駆動軸1は軸線方向に移動可
能で、かつ軸線を中心として回動可能に、ベース
2に固定した軸受部材3に装着すると共に、その
端部にはフランジ4および5を離間して設ける。
また、ベース2にはエアシリンダ6を設け、その
プランジヤ6aにアーム7の一端部を固定し、こ
のアーム7の他端部を被駆動軸1に設けたフラン
ジ4,5間に係合させて、エアシリンダ6の駆動
により被駆動軸1を軸線方向に移動し得るように
構成する。
フランジ5には、被駆動軸1の軸線と直交する
軸を中心として回動可能にローラ8を設けると共
に、軸受部材3にはローラ8に当接し得るように
被駆動軸1の軸線方向に延在してストツパ部材9
を設け、このストツパ部材9にローラ8が当接す
るように被駆動軸1を回動偏倚手段により回動偏
倚させる。この回動偏倚手段は公知のもの、例え
ばコイルスプリング12をもつて構成し、このコ
イルスプリング12をフランジ4,5間において
被駆動軸1を巻装するように配置して、その一端
をアーム7に、他端を被駆動軸1にそれぞれ固定
することにより、ローラ8がストツパ部材9に当
接するように被駆動軸1を回動偏倚させるように
する。
また、軸受部材3には被駆動軸1の軸線方向と
直交する方向にスライド可能にカム部材10を設
ける。このカム部材10には、被駆動軸1の所定
のストローク間で、ストツパ部材9から被駆動軸
1の回動偏倚方向とは逆方向に所定の回動角度、
本例では90°に亘つて延在するカム面10aを形
成する。カム部材10は図示しない適当な取付部
材を介してベース2に固定したエアシリンダ11
のプランジヤ11aに連結し、このエアシリンダ
11の駆動によりカム部材10を、そのカム面1
0aが実線で示すようにストツパ部材9に連続し
てローラ8に係合し得る第一の位置と、仮想線で
示すようにカム面10aがストツパ部材9から離
間してローラ8に係合しない第二の位置とに選択
的に位置決めするよう構成する。
上記構成において、エアシリンダ11によりカ
ム部材10をそのカム面10aがストツパ部材9
に連続してローラ8に係合する実線で示す第一の
位置に位置決めし、その状態でエアシリンダ6に
より被駆動軸1を図において下降させると、その
下降に伴つてローラ8はコイルスプリング12の
回動偏倚力によりストツパ部材9およびカム部材
10のカム面10aに圧接して回動しながら案内
され、被駆動軸1はローラ8がストツパ部材9に
当接していた0°位置からコイルスプリング12に
よる回動偏倚力に抗して90°回転することになる。
その後、エアシリンダ6によつて被駆動軸1を上
昇させると、被駆動軸1にはコイルスプリング1
2による回動偏倚力が作用しているので、ローラ
8は被駆動軸1の上昇に伴つてカム面10aに沿
つて下降の場合とは逆方向に圧接しながら案内さ
れ、ストツパ部材9に当接する0°位置に復帰す
る。
また、カム部材10を仮想線で示すようにロー
ラ8の通路から退避した第二の位置に位置決めし
てエアシリンダ6を作動させると、ローラ8はコ
イルスプリング12による回動偏倚力によりスト
ツパ部材9に当接して回転しながらそれに沿つて
案内され、被駆動軸1は回動することなく軸線方
向のみ移動することになる。
このように、本実施例ではカム部材10をエア
シリンダ11によつてローラ8の通路に選択的に
出し入れすることにより、エアシリンダ6による
被駆動軸1の軸線方向の移動に伴つて被駆動軸1
を選択的に90°回動させることができる。したが
つて、エアシリンダ11は単にカム部材10を出
し入れするだけでよいから薄形で小形のものを用
いることができ、また被駆動軸1を回動させる専
用のエアシリンダを用いる必要がないから、小形
かつ安価に構成できる。また、被駆動軸1をコイ
ルスプリング12により回動偏倚させて、ローラ
8をストツパ部材9およびカム部材10のカム面
10aに有効に当接させるようにしたので、0°お
よび90°の位置決めを高精度で行うことができる
と共に、ローラ8を用いるようにしたので、被駆
動軸1の回動動作および非回動動作をスムーズに
行うことができる。さらに、ローラ8が当接する
精密加工を要する面が、ストツパ部材9の一面お
よびカム部材10の一面(カム面10a)で済む
ので、ストツパ部材9およびカム部材10を安価
にでき、したがつて装置全体を安価にできる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案においては、被駆動
部材を所望角度回動させる専用の駆動源を用いる
ことなく、カム部材を選択的に第一の位置に位置
決めして被駆動部材を直線移動させることによ
り、その移動に伴つて被駆動部材に設けたローラ
をストツパ部材およびカム部材のカム面に沿つて
案内して被駆動部材を所定角度回動させるように
したので、小形かつ安価に構成することができ
る。また、ローラがストツパ部材およびカム部材
のカム面に有効に当接し得るように被駆動部材を
回動偏倚させると共に、カム部材が第一の位置に
あるときにそのカム面がストツパ部材に連続する
ようにしたので、被駆動部材の回動位置および被
回動位置の位置決めを高精度で行うことができ
る。さらに、ローラを用いるようにしているの
で、被駆動部材の回動動作および被回動動作をス
ムーズに行うことができると共に、ローラが当接
する精密加工を要する面が、ストツパ部材の一面
およびカム部材の一面(カム面)で済むので、ス
トツパ部材およびカム部材を安価にでき、装置全
体を安価にできる。したがつて、自動IC挿入機
のIC挿入ヘツドに適用した場合には、ヘツド全
体を小形かつ安価にできると共に、ICを高精度
で実装でき、またバーンインボードタイプの基板
にICを挿入する場合には、複数のIC挿入ヘツド
を極めて接近して並べて配置することができるの
で、ICを高精度かつ高精度で実装することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の選択回動機構の一例の構成を示
す斜視図である。 1……被駆動軸、2……ベース、3……軸受部
材、4,5……フランジ、6,11……エアシリ
ンダ、7……アーム、8……ローラ、9……スト
ツパ部材、10……カム部材、10a……カム
面、12……コイルスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被駆動部材と、この被駆動部材を直線方向に移
    動可能でかつその移動方向を中心として回動可能
    に支持する軸受部材と、前記被駆動部材を前記直
    線方向に駆動するための駆動部材と、この駆動部
    材と前記被駆動部材とを該被駆動部材が回動し得
    るように連結する連結部材と、前記被駆動部材に
    設けたローラと、前記被駆動部材の直線移動方向
    に沿つて配置したストツパ部材と、このストツパ
    部材に前記ローラが圧接するように前記被駆動部
    材を回動偏倚する回動偏倚手段と、前記被駆動部
    材の直線移動方向の所定のストローク間で所定の
    回動角度に亘つて延在するカム面を有するカム部
    材と、このカム部材をそのカム面が前記ストツパ
    部材に連続して前記ローラに係合し得る第一の位
    置およびカム面が前記ストツパ部材から離間して
    前記ローラに係合しない第二の位置に選択的に位
    置決めする位置決め手段とを具え、 前記カム部材が前記第一の位置にある状態で前
    記駆動部材により前記連結部材を介して前記被駆
    動部材を前記直線移動方向に移動させることによ
    り、その直線移動に伴つて前記回動偏倚手段の回
    動偏倚力により前記ローラを前記ストツパ部材お
    よび前記カム部材のカム面に圧接させながら案内
    させて、前記被駆動部材を前記回動偏倚手段の回
    動偏倚力に抗して所定角度回動させ、前記カム部
    材が前記第二の位置にある状態で前記駆動部材に
    より前記連結部材を介して前記被駆動部材を前記
    直線移動方向に移動させることにより、前記回動
    偏倚手段の回動偏倚力により前記ローラを前記ス
    トツパ部材に圧接させながら案内させて、前記被
    駆動部材を回動させることなく直線移動させるよ
    う構成したことを特徴とする選択回動機構。
JP1985036948U 1985-03-16 1985-03-16 Expired JPH0410982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985036948U JPH0410982Y2 (ja) 1985-03-16 1985-03-16

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JP1985036948U JPH0410982Y2 (ja) 1985-03-16 1985-03-16

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Publication Number Publication Date
JPS61154628U JPS61154628U (ja) 1986-09-25
JPH0410982Y2 true JPH0410982Y2 (ja) 1992-03-18

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55118690A (en) * 1979-03-05 1980-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Device for carrying electronic part
JPS6011724B2 (ja) * 1976-05-18 1985-03-27 三菱化学株式会社 不溶性担体の製造法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011724U (ja) * 1983-07-04 1985-01-26 トヨタ自動車株式会社 ソケツトの位相合せ装置

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JPS61154628U (ja) 1986-09-25

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