JPH0331120Y2 - - Google Patents

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JPH0331120Y2
JPH0331120Y2 JP1984140227U JP14022784U JPH0331120Y2 JP H0331120 Y2 JPH0331120 Y2 JP H0331120Y2 JP 1984140227 U JP1984140227 U JP 1984140227U JP 14022784 U JP14022784 U JP 14022784U JP H0331120 Y2 JPH0331120 Y2 JP H0331120Y2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0473Cutting and clinching the terminal ends of the leads after they are fitted on a circuit board
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53022Means to assemble or disassemble with means to test work or product
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T29/5313Means to assemble electrical device
    • Y10T29/53174Means to fasten electrical component to wiring board, base, or substrate
    • Y10T29/53183Multilead component

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、基板に電子部品を装着する際に電子
部品のリード線を基板に対して折曲げて電子部品
を固定する電子部品の固定装置に関する。
〔技術的背景ならびに従来技術の問題点〕
最近では、電子機器のプリント基板に電子部品
を固定する作業が自動機によつて行なわれてい
る。
この自動機では、第13図と第14図に示すよ
うに、テープにて連接されたIC、抵抗器あるい
はコンデンサなどの電子部品2をプリント基板1
上に供給して、リード線2aをプリント基板1の
装着穴1a内に挿入する。そして、プリント基板
1の下面に対向しているクリンチヘツド3によつ
てリード線2aの先端を折曲げている。
ところで、プリント基板に装着する電子部品2
は、その種類に応じてリード線2aの本数が2
本、3本、4本と様々である。このリード線2a
の数の相違に対応させるため、従来は装着する電
子部品2の種類に応じてクリンチヘツド3を交換
していた。そのため、作業性が悪く非能率的であ
つた。
また、リード線2aを3本備えている電子部品
2では、その装着向きが第15図のイ〜ニに示す
ように四通りになる。したがつて、クリンチヘツ
ド3もイ〜ニの各向きに応じて、360度回転させ
なければならず、クリンチヘツド3の回転機構も
複雑なものになつている。
さらに、所定の電子部品2がプリント基板1に
正確に装着されているか否かを検知するための機
構をクリンチヘツド3に装備させると作業性が良
好になるが、この電子部品2のリード線2aの本
数を検知して電子部品2が所定のものであるかを
認識するには、複雑な構造が必要となり、クリン
チヘツド3が大型化する欠点がある。また、この
場合、第15図に示す3本のリード線2aを有す
る電子部品2の場合には、リード線2aの向きに
応じてクリンチヘツド3と共に検知機構を360度
回転させなければならなかつた。
〔本考案の目的〕
本考案は上記従来の問題点に着目してなされた
ものであり、所定の電子部品のリード線がクリン
チされたか否かを確実に検知でき、しかもリード
線の数が異なる電子部品であつても、確実にリー
ド線のクリンチと検知動作とができる電子部品の
固定装置を提供することを目的としている。
〔本考案の構成〕
本考案による電子部品の固定装置は、電子部品
装着基板のリード線突出側にクリンチヘツドが対
向して設けられているとともに、このクリンチヘ
ツドを上記基板に対して進退動作させる進退機構
と、クリンチヘツドを回転させる回転機構が備え
られており、且つクリンチヘツドには、先端が拡
開または収縮する方向に駆動される一対の駆動ア
ームと、この各駆動アームに軸支されたクリンチ
爪とが設けられており、上記クリンチ爪は駆動ア
ームに対してさらに拡開または収縮する方向へば
ねによつて付勢されているとともに、各クリンチ
爪が電子部品のリード線に当接して上記ばねに対
抗する方向へ微動した際にこの動作を検知する検
知機構が設けられているものであり、駆動アーム
が拡開あるいは収縮してクリンチ爪が電子部品の
リード線に当たると、このクリンチ爪が上記ばね
に対抗して微動し、この動作が検知機構によつて
検知され、これにより所定の電子部品がクリンチ
されたか否かの判断がなされるものである。
〔本考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図〜第12図の各
図面によつて説明する。
第1図はクリンチヘツドの平面図、第2図はそ
の正面図、第3図はその側面図、第4図〜第5C
図はクリンチヘツドの動作説明図、第6図はクリ
ンチヘツドの主要部を示す分解斜視図、第7図は
リード線のクリンチ動作を示す説明図、第8図は
クリンチヘツドの支持部を示す断面図、第9図と
第10図はクリンチヘツドの進退動作の説明図、
第11図は電子部品の固定装置の全体を示す正面
図、第12図はその平面図である。
第11図と第12図に全体を示す電子部品の固
定装置において、符号Aはプリント基板1の供給
通路を示すものである。プリント基板1は図示右
方向から供給されて左側へ搬送される。この供給
通路Aの途中では、プリント基板1の下側に2個
のクリンチ機構21が対向しており、プリント基
板1の上側にはヘツドチヤツク22が対向して設
けられている。クリンチ機構21とヘツドチヤツ
ク22は互いに同一線上にて対向しており、共
に、駆動機構23に支持されて、X−Y方向へ駆
動され、プリント基板1上の任意の位置に対向で
きるようになつている。また、プリント基板1の
供給通路Aの側方には部品供給機構24が配設さ
れており、そのさらに下方にはリール群25が設
けられている。リール群25の各リールにはテー
プによつて連接された電子部品が各種類ごとに巻
装されており、このテープが部品供給機構24ま
で伸ばされている。前記ヘツドチヤツク22はY
方向へ移動したときに、供給通路Aを横断して部
品供給機構24の位置まで移動できるようになつ
ている。そして、その位置に移動したヘツドチヤ
ツク22が電子部品を保持し、電子部品をテープ
から分離するようになつている。
ヘツドチヤツク22によつて保持された電子部
品はプリント基板1の所定位置に供給され、電子
部品のリード線がプリント基板1の装着穴に挿入
される。そして、クリンチ機構21によつてリー
ド線が折曲げられ、電子部品がプリント基板1に
固定されるものである。
次にクリンチ機構21の構成を説明する。
第8図に示すように、クリンチ機構21は、ベ
ース31と一体のホルダ32によつて保持されて
いる。ホルダ32にはベアリング33ならびにそ
の上下に位置しているスラストベアリング34と
35が保持されており、この各ベアリング33,
34,35によつて外筒36が回転自在に支持さ
れている。また、外筒36の下端には歯付プーリ
37がボルト38によつて固定されている。さら
に外筒36内にはリニアベアリング39が保持さ
れており、このリニアベアリング39によつて内
筒41が保持されている。内筒41はリニアベア
リング39と前記プーリ37内にて図の上下方向
へ摺動するようになつており、しかも内筒41と
プーリ37はスプライン係合となつて、内筒41
とプーリ37とは一体となつて回転できるように
なつている。内筒41の図示上端には連結金具4
2を介してクリンチヘツド43が取付けられてい
る。また、内筒41の下端にはナツト45が固設
されており、このナツト45がプーリ37の下端
に当接することによつて内筒41の上昇ストロー
クの限界が決められている。また、内筒41内に
は主軸44が挿入されている。さらに主軸44の
下部には連結ヘツド46が一体に設けられて、こ
の連結ヘツド46と前記ナツト45との間にコイ
ルばね47が介装されている。
第8図に示すように、ベース31上には回転駆
動用のトルクアクチユエータ48が装備されてお
り、その軸に固設された歯付プーリ49と前記歯
付プーリ37との間が歯付ベルト51によつて連
結されている。またトルクアクチユエータ48の
上部には回転ストツパ52が設けられて、歯付プ
ーリ49の回転角度が90度になるように設定され
ている。トルクアクチユエータ48によつて歯付
プーリ49が90度回転駆動されると、歯付ベルト
51によつてプーリ37が同じく90度回転駆動さ
れる。歯付プーリ37と一体に固定されている外
筒36も共に回転駆動される。さらに歯付プーリ
37とスプライン係合している内筒41が共に回
転し、上部に設けられているクリンチヘツド43
も一緒に90度回転するようになつている。
ベース31の下面にはブラケツト53が設けら
れており(第8図にのみ図示している)、このブ
ラケツト53に回転自在に支持されたレバー54
の先端が、前記連結ヘツド46に連結されてい
る。またベース31上には進退駆動用のシリンダ
55が装備されており、そのプランジヤに連結さ
れた連結アーム56の下端がレバー54の途中に
連結されている。シリンダ55によつてレバー5
4が持ち上げられると、その先端に連結されてい
る連結ヘツド46が上昇し、その上昇力はコイル
ばね47を介してナツト45に伝わり、ナツト4
5と一体の内筒41が上昇し、これと共にクリン
チヘツド43が上昇する。ナツト45がプーリ3
7に当接した後はコイルばね47が収縮して主軸
44のみが上昇するようになつている。
ここで、本考案の最も特徴となる部分であるク
リンチヘツド43の構造を第1図〜第6図によつ
て説明する。
クリンチヘツド43のヘツドホルダ61は前記
連結金具42を介して内筒41の上端に固定され
ている。ヘツドホルダ61の中央には支持軸62
が貫通して設けられており、この支持軸62に駆
動アーム63と64が支持されている。片側の駆
動アーム63は、第6図にて斜視図で示す形状で
ある。他方の駆動アーム64は駆動アーム63と
同じ形状であり、両駆動アーム63と64は、第
4図に示すように互いに向き合つて組合わされて
いる。各駆動アーム63と64の下部は幅の小さ
い支持部63a,64aになつており、この支持
部63aと64aが前記支持軸62によつて回転
自在に支持されているものである。さらに駆動ア
ーム63の下端にはローラ65が、また駆動アー
ム64の下端にはローラ66が軸止されている。
この2個のローラ65と66は所定の間隔に対向
しており、且つこの両ローラ65と66の下方に
前記主軸44の頭部のテーパ部44aが対向して
いる(第2図参照)。第8図に示すシリンダ55
によつて主軸44が上昇駆動されると、主軸44
上端の上記テーパ部44aが両ローラ65と66
を左右に押し、一対の駆動アーム63と64が拡
開動作するようになつている。駆動アーム63の
上部中央には軸67が、他方の駆動アーム64に
は軸68が装着されている。両軸67と68との
間にはばね69が介装されており、このばね69
の力によつて、前記両駆動アーム63と64は互
いに収縮する方向へ付勢されている。
第6図に示すように、駆動アーム63の上部は
中空となつており、この中空部に2個のクリンチ
爪71が並んで装備されている。この2個のクリ
ンチ爪71は、下部ピース71aと上部ピース7
1bとから成り、両者がボルト71cによつて固
定されている。この下部ピース71aが前記軸6
7によつて支持されている。また、駆動アーム6
3には一対のストツパ軸72と73とが渡設され
ており、この両ストツパ軸72と73が前記両ク
リンチ爪71の背面に微小間隙にて対向してい
る。この微小間隙の範囲にてクリンチ爪71は軸
67を中心として微小角度回転できるようになつ
ている。同様に、他方の駆動アーム64にも一対
のクリンチ爪71が軸68に支持されて装備され
ている。この駆動アーム64側のクリンチ爪71
も2本のストツパ軸72と73とによつて微小角
度回動自在に規制されている。第4図に示すよう
に、駆動アーム63側のクリンチ爪71と、駆動
アーム64側のクリンチ爪71は、互いに向き合
い、且つ上部ピース71bが合掌状態に対向して
いる。
また、第4図ならびに第6図に示すように、各
駆動アーム63と64の中央部にはコイルばね7
4が装着されている。このコイルばね74は4個
設けられており、各々が各クリンチ爪71の下部
ピース71aの下端板部71dを押圧している。
このばね圧によつて、各クリンチ爪71は前記ス
トツパ軸72と73とによる規制範囲内において
α方向へ拡開されている。さらに、各コイルばね
74の下側には磁気センサ75が設けられてい
る。この磁気センサ75は、各クリンチ爪71の
下端板部71dに対向しており、各クリンチ爪7
1がコイルばね74による押圧方向へ拡開してい
るか、あるいはクリンチ爪71がコイルばね74
の力に抗して収縮方向へ微動しているか否か検知
がなされるようになつている。
さらに第1図〜第3図に示すように、クリンチ
爪71の先端の両側はカバー板76によつて挟ま
れている。
次に、上記構成による電子部品の固定装置の動
作について説明する。
プリント基板1は、装置の供給通路A内にて第
11図と第12図の右側から供給される。このプ
リント基板1に供給される電子部品は、テープに
て連設され、リール群25内の各リールに種類別
に巻かれている。このリールに巻かれたテープは
部品供給機構24まで延ばされ、ここでヘツドチ
ヤツク22が電子部品をテープから分離する。分
離されてヘツドチヤツク22にて保持された電子
部品はプリント基板1上に移送され、ここで装着
穴内にリード線2aが挿入される。
次に、ベース31上のシリンダ55(第8図参
照)が駆動され、レバー54が持ち上げられる。
レバー54が持ち上げられると、その先端に連結
されている連結ヘツド46が上昇駆動され、その
力はコイルばね47を介してナツト45に伝わ
り、内筒41がリニアベアリング39と歯付プー
リ37内を摺動して上昇駆動される。よつて、内
筒42の先端に固定されているクリンチヘツド4
3も上昇する。そして、第9図に示すように、ナ
ツト45がプーリ37の下端に当接した状態に
て、クリンチヘツド43の先端のカバー板76が
プリント基板1の下面(電子部品2のリード線2
aが突出している面)に当接する。
レバー54がシリンダ55によつてさらに持ち
上げられると、その後は、内筒41ならびにクリ
ンチヘツド43は上昇せず、コイルばね47が収
縮して主軸44のみが上昇する。すると、主軸4
4の上端のテーパ部44aが2個のローラ65と
66を左右に押圧する。これにより、一対の駆動
アーム63と64は、ばね69の力に対向して、
軸62を支点としてα方向(第4図参照)に拡開
する。そして、各駆動アーム63と64に2個ず
つ支持されているクリンチ爪71の上部ピース7
1bの先部が電子部品2のリード線2aに対して
内側から当接し(第5A図の状態)、駆動アーム
63と64の拡開動作に従つてリード線2aが外
側に曲げられ電子部品2が固定される(第5B図
に示す状態)。
また、プリント基板1上に装着される電子部品
2の向きが90度回転している場合には、クリンチ
動作の前に、第8図に示すトルクアクチユエータ
48が始動し、歯付ベルト51によつて歯付プー
リ37が90度回転駆動される。そして、このプー
リ37に固定されている外筒36、ならびにプー
リ37とスプライン係合している内筒41が同様
に回転し、クリンチヘツド43の向きが90度変え
られる。この向きにて電子部品2のリード線2a
に対するクリンチ動作が行なわれる。
また、リード線2aがクリンチ爪71にて折曲
げられる際に、次のような検知動作が行なわれ
る。
前述の如く、クリンチ爪71はストツパ軸72
と73との規制許容範囲内にて軸67,68を支
点として微小角度回転でき、しかもこの回転動作
の範囲内において、コイルばね74に押圧され
て、第4図のα方向(拡開方向)へ付勢されてい
る。前記動作によつて駆動アーム63と64が拡
開駆動され、第5A図に示すようにクリンチ爪7
1の上部ピース71b先端がリード線2aに当接
すると、その反力がクリンチ爪71に作用する。
この反力により、クリンチ爪71は、ストツパ軸
72と73により許容される範囲内にて軸67と
68を支点とし且つコイルばね74の力に対抗し
て、収縮方向(第5A図のβ方向)へわずかに回
転する。この動きは、磁気センサによつて検知さ
れ、この検知出力があることによつて、クリンチ
爪71がリード線2aを折曲げていることの認識
ができるようになつている。逆に、第5C図に示
すように、クリンチ爪71がリード線2aに当接
せず、空動作しているときには、クリンチ爪71
はコイルばね74によつて拡開方向(α方向)へ
付勢されたままであり、磁気センサ75による検
知出力に変化がなく、この空動作を行なつている
ことが認識できることになる。
この検知動作は、4個のクリンチ爪71の各々
について行なわれる。よつて、4個のクリンチ爪
71のうちのどれがリード線2aに当接している
かを認識することによつて、リード線2aの数が
認識でき、予めプログラムした通りの所定の電子
部品が確実に装着されているか否かを確認できる
ことになる。この電子部品の種別の認識動作につ
いて詳細を第7図に基づいて以下に説明する。
クリンチ爪71は4個あるので、その各々をa
〜dの各記号によつて表現する(第1図参照)。
電子部品のリード線2aが2本である場合に
は、このリード線2aの配置は第7図のイあるい
はロの二通りである。イの場合には、4個のクリ
ンチ爪71のうちaとbのいずれか一方または両
方がリード線2aに当接し、このことが磁気セン
サ75によつて検知される。同時に、cとdのい
ずれか一方または両方に対応する磁気センサ75
が検知信号を発することによつて、2本のリード
線2aを有する電子部品が装着されていることが
認識できる。またロの場合にはクリンチヘツド4
3を90度回転させた状態にてクリンチ動作が行な
われる。このときもaとbのいずれか一方または
両方と、cとdのいずれか一方または両方がリー
ド線2aに当接していることが検知されることに
よつて2本のリード線を確認できる。
電子部品2のリード線2aが3本である場合に
は、このリード線2aの向きは第7図のハ,ニ,
ホ、そしてヘの四通りである。ハの向きである場
合には、4個のクリンチ爪71のうち、aとbの
いずれか一方または両方がリード線2aに当接
し、且つcとdの両者が共にリード線2aに当接
していることが検知されることによつて認識され
る。またホの場合には、クリンチヘツド43の向
きはハの場合と同じで良く、このときには、4個
のクリンチ爪71のうち、aとbが共にリード線
2aに当接し、且つcとdのいずれか一方または
両方がリード線2aに当接していることを検知す
ることによつて認識される。ニの場合は、クリン
チヘツド43を90度回転させた状態にてクリンチ
動作が行なわれる。このときには、4個のクリン
チ爪71のうちaとbの両者と、cとdのいずれ
か一方または両方がリード線2aに当接している
ことを検知することによつて認識される。同様に
ヘの場合には、クリンチヘツド43を90度回転さ
せた状態にて(ニと同じ状態にて)aとbのいず
れか一方または両方と、cとdの両者がリード線
2aに当接していることを検知することによつて
認識される。
電子部品2のリード線2aが4本の場合には、
その装着向きはトとチの二通りである。この場合
にはチのときにクリンチヘツド43が90度回転さ
れてクリンチ動作が行なわれる。そして、トとチ
のいずれの場合もa〜dの全てがリード線2aに
当接していること検知することによつて認識され
る。
このように、上記実施例によるクリンチヘツド
43を使用すれば、クリンチヘツド43を90度回
転させるだけで、第7図に示す多様なリード線2
aの数と配置向きに対して、正確なクリンチ動作
と検知動作とが行なえることになる。
なお、図の実施例では、駆動アーム63,64
の拡開動作によつてリード線2aの折り曲げを行
なつているが、逆に駆動アーム63と64の収縮
動作によつてリード線2aを内側へ折り曲げるも
のであつてもよい。この場合にはクリンチ爪71
はばね74によつて収縮方向へ付勢しておき、ク
リンチ爪71がリード線2aに当接し、その反力
にて拡開した際に検知機構75によつて検知され
るようにしておけば、上記実施例と同じ作用効果
が奏されることになる。
〔本考案の効果〕
以上のように本考案によれば、クリンチヘツド
に駆動アームを設け、この駆動アームにクリンチ
爪を微動自在に設け、このクリンチ爪がリード線
に当接しているか否かを検知できようにしたの
で、簡単な機構によつて電子部品のリード線を確
実に折曲げたか否かの確認ができるようになり、
電子部品の実装ミスを無くすことができるように
なる。
また、クリンチ爪を各駆動アームに複数個ずつ
設ければ、第7図にて説明したように、種類の異
なる電子部品のリード線の数ならびにリード線の
配置向きを正確に確認できるようになる。またク
リンチヘツドを90度回転させるだけで、リード線
の数の異なる電子部品のクリンチ動作と検知動作
とを多種多様に行なうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は本考案の実施例を示すもの
であり、第1図はクリンチヘツドの平面図、第2
図はその正面図、第3図はその側面図、第4図は
クリンチヘツドの機構の概略図、第5A図〜第5
C図はクリンチヘツドの動作説明図、第6図はク
リンチヘツドの主要部を示す分解斜視図、第7図
はリード線のクリンチ動作ならびに検知動作を示
す説明図、第8図はクリンチ機構の全体を示す断
面図、第9図と第10図はクリンチヘツドの進退
動作の説明図、第11図は電子部品の固定装置の
全体を示す正面図、第12図はその平面図、第1
3図と第14図は従来の電子部品の固定装置によ
るクリンチ動作説明図、第15図は従来の問題点
の説明図である。 1……プリント基板、2……電子部品、2a…
…リード線、21……クリンチ機構、22……ヘ
ツドチヤツク、43……クリンチヘツド、48…
…クリンチヘツドの回転機構、55……クリンチ
ヘツドの進退機構、44……駆動アーム、を拡開
させる主軸、63,64……駆動アーム、71…
…クリンチ爪、74……クリンチ爪を付勢してい
るばね、75……検知機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子部品装着基板のリード線突出側にクリンチ
    ヘツドが対向して設けられているとともに、この
    クリンチヘツドを上記基板に対して進退動作させ
    る進退機構と、クリンチヘツドを回転させる回転
    機構が備えられており、且つクリンチヘツドに
    は、先端が拡開または収縮する方向に駆動される
    一対の駆動アームが設けられているとともに、各
    駆動アームには相互に密着して配置された複数個
    のクリンチ爪がそれぞれ軸支されており、それぞ
    れのクリンチ爪は前記駆動アームの拡開または収
    縮の駆動方向と同じ方向へさらにばねによつて付
    勢され、このクリンチ爪が電子部品のリード線に
    当接して上記ばねに対抗する方向へ微動した際に
    この動作を検知する検知機構がそれぞれのクリン
    チ爪に対して設けられて成る電子部品の固定機
    構。
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