JPS6011724B2 - 不溶性担体の製造法 - Google Patents

不溶性担体の製造法

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JPS6011724B2
JPS6011724B2 JP5713776A JP5713776A JPS6011724B2 JP S6011724 B2 JPS6011724 B2 JP S6011724B2 JP 5713776 A JP5713776 A JP 5713776A JP 5713776 A JP5713776 A JP 5713776A JP S6011724 B2 JPS6011724 B2 JP S6011724B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は不溶性迫体の製造法に関する。
さらに詳しくは本発明は下記一般式(1)(上記一般式
(1)中でR,はジアルキルアミ/基、ヒドロキシ基、
アルコキシ茎、ハロゲン原子、ニトロ基、シァノ基また
はァルキル基で置換されていてもよいナフチル基を表わ
し、R2はヒドロキシ基または一般式−NH(CH2)
nNH2(式中nは1〜10の整数を表わす。
)で表わされるのーアミノアルキルアミノ基を表わす。
)で表わされるN2−ナフタレンスルホニルアルギニン
誘導体と、N2−ナフタレンスルホニルアルギニン誘導
体の末端カルボキシ基またはのーアミノアルキルフミ/
基中の末端アミ/基と反応することのできる置換基を有
する親水性高分子を反応させて不落性担体を製造する方
法に関する。従来、プロテアーゼの分離精製に用いられ
る不溶性担体として、親水性高分子に酵素阻害能を有す
る化合物を配位結合させたものが知られている。
しかしながら、これらの不溶隆起体は他の多くの生体物
質に対し比較的高い非特異的親和性を有するものが多く
、単一に特定の酵素のみの精製に供することができない
。本発明者等は特定のプロテァーゼに特異的親和力を有
する化合物の探索とそれらの化合物と担体との組合せを
種々検討した結果、上記一股式(1)で表わされる新規
な化合物であるN2−ナフタレンスルホニルアルギニン
誘導体がトリプシンおよびトロンビンのプロテアーゼに
高い親和性を有することを見出し、さらにこのN2−ナ
フタレンスルホニルアルギニン誘導体(1)をアガロー
ス、セルロース、ポリアクリルアミド等の親水性高分子
に結合させたところ、この不溶性担体がトリプシン、ト
ンビンに対し高い分離精製能を持つことを見出し本発明
に到達した。すなわち本発明はトリプシン、トロンビン
のプロテァーゼに強い親和性を有する新規なN2−ナフ
タレンスルホニルアルギニン誘導体(1)とアガロース
、セルロース、ポリアクリルアミド等の親水性高分子を
適当な活性化剤または縮合剤の存在下反応させて、トリ
プシン、トロンビンに対し高い分離精製能を有する不溶
性担体を製造する方法に関する。
本発明を詳細に説明すると、本発明で原料として使用さ
れる新規な化合物であるN2−ナフタレンスルホニルア
ルギニン譲導体は上記−般式(1)で表わされるが、上
記一股式(1)中のR,の具体例としては、1−ナフチ
ル基;2−ナフチル基;ハロゲン原子(塩素、臭素等)
ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、C,一C,oのア
ルキル基(メチル基、エチル基、プロピル基、ィソプロ
ピル基「ブチル基、t−ブチル基等)、C,一C,oの
アルコキシ基(メトキシ基、ヱトキシ基、プロポキシ基
、ィソプロポキシ基、ブトキシ基、ィソブトキシ基等)
、もしくはC2−C2oのジアルキルアミノ基等(ジメ
チルアミノ基、ジェチルアミ/基等)で置換された1−
ナフチル基または2−ナフチル基等が挙げられる。
またR2としては、ヒドロキシ基、アミノメチルアミノ
基、2ーアミノェチルアミノ基、3ーアミ/プロピルア
ミノ基、4−アミノブチルアミノ基、5一アミノベンチ
ルアミノ基、6一アミノヘキシルアミノ基、7一アミノ
ヘブチルアミノ基等が挙げられる。
もう一つの原料である親水性高分子としては、セルロー
ス、アガロース、架橋デキストラン等の多糖類、架橋ポ
リァクリルァミド、ポリアミノポリスチレン、アミノ酸
共重合物等が挙げられる。
N2−ナフタレンスルホニルアルギニン誘導体(1)と
親水性高分子を結合させる方法は、N2−ナフタレンス
ルホニルアルギニン譲導体および親水性高分子の種類に
より異なるがいづれも常法に従って行なわれる。以下に
いくつかの例を挙げて説明する。
{1} 多糖類を臭化シアンで活性化した後化合物(1
)の末端アミノ基と反応させる方法結合させようとする
化合物(1)を多糖類と同容量の冷緩衝液(たとえば0
.1M炭酸水素ナトリウム)に溶解しこの溶液を臭化シ
アンで活性化した多糖類に加え擬梓する。
化合物(1)の使用量は多糖類1心当り0.05〜2h
mol程度であり、使用される緩衝液の舟は8〜10が
好ましい。
反応温度は4〜20午○、好ましくは4〜8℃であり、
反応時間は4〜2餌時間、好ましくは12〜2畑時間で
ある。
反応終了後多量の水で洗浄し、ついで3%DMFで洗浄
する。
上記反応は以下の反応式で表わされる。
‘2l 多糖類とポリメチレンジァミン、ごーアミノカ
プロン酸等との反応生成物と化合物(1)を反応させる
方法上記反応は1ーェチル−3一(3ージメチルアミノ
プロピル)カルポジィミド等の水溶性カルボジィミドな
どの縮合剤の存在下行われる。
具体的には臭化シアンで活性化した多糖類とポリメチレ
ンジアミン、ごーアミノカプロン酸等の懸濁液に多糖類
1の‘当り0.05〜2hmolの化合物(1)を加え
がHCそでPH4〜5に調節し、これに化合物(1)と
当量もしくは少過剰の縮合剤をINHCそでpH約4.
7に調節しながら加え、20〜30ooで15〜2餌時
間反応させる。【3}ポリアクリルアミドゲルを用いる
方法ポリアクリルアミドをたとえばエチレンジアミンと
反応させてアミノェチル誘導体とし、これと化合物(1
)の末端カルポキシ基を縮合剤を用いて反応させるか、
あるいはポリアクリルアミドをヒドラジンと反応させて
後、亜硝酸を作用させて酸アジドとし、これと化合物(
1)の末端アミノ基を反応させる。具体的には常法によ
りポリアクリルアミドを酸アジド誘導体とし、これに0
.2MのNをC03水溶液に溶解した化合物(1)の溶
液を加え(ポリアクリルアミド1の‘に対し0.05〜
2hmol)、山MのNaOHでpH9.4に調整し、
4〜8℃で5〜1独特間程度反応させる。
次いで2MのN凡C夕および小州比OHのなかにこれを
懸濁させ、3〜5時間放置し、水洗して使用に供す。な
お、上記した反応で市販品の臭化シアン活性化アガロー
ス、アミノアルキルアガロース、アミノアルキルセルロ
ース、ポリアクリルアミドヒドラジド誘導体等を原料と
して用いることもできる。
すなわち臭化シアン活性化アガロースは上記{1’,{
2ーの反応に、アミノアルキルアガロース、アミゾアル
キルセルロースは上記■の反応に、ポリアクリルアミド
ヒドラジド誘導体は上記脚の反応にそれぞれ原料として
用いられる。
なお本発明で原料として使用されるN2ーナフタレンス
ルホニルアルギニン誘導体(1)の製造法について以下
に説明する。
‘1’一股式(1)中でR2がヒドロキシ基の場合アル
ギニンまたはその酸付加温とナフタレンスルホニルハロ
ゲニドの反応で得られる。
反応は通常塩基の存在下行われる。塩基は反応で生成す
るハロゲン化水素を捕捉し、反応を促進する。
塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
カリウム等の一般的な無機塩基を挙げることができる。
塩基はアルギニンに対し当モル以上使用される。アルギ
ニンの酸付加塩を使用する場合、アルギニンの酸付加塩
をアルギニンに変えるに十分な量の塩基を用いることが
好ましい。ナフタレンスルホニルハロゲニドは通常当モ
ルのアルギニンまたは酸付加塩と反応させる。
反応は一般に溶媒中で行われる。溶媒としては水:塩化
メチレソ、クロロホルムなどの塩素系溶媒:ベンゼン、
トルェンなどの芳香族系溶媒:エチルエーテル、ジオキ
サン、テトラヒドロフランなどのエーテル系溶媒または
、2以上のこれら溶媒の混合物が用いられる。反応温度
は一般には0℃から溶媒の沸点までの温度から選ばれる
。反応時間は通常1時間から1虫時間の範囲から選ばれ
る。【21 一般式(1)中でR2が−NH(C比)n
NH2の場合N2ーナフタレンスルホニルアルギニンエ
ステルまたはその酸付加塩とポリメチレンジアミンの反
応により製造される。
ポリメチレンジアミンはN2−ナフタレンスルホニルア
ルギニンェステルに対し当量以上使用される。
反応速度を高め、平衡的に有利に反応を進めるためには
ポリメチレンジアミンは過剰使用することが望ましく、
通常N2ーナフタレンスルホニルアルギニンェステルに
対し2〜IM音モル好ましくは3〜5倍モル使用される
。原料としてN2ーナフタレンスルホニルアルギニンェ
ステルの酸付加塩を使用する場合には、一般に添加する
ポリメチレンジアミンが酸付加塩に変化するので、生成
する酸付加塩に相当するポリメチレンジアミンを過剰に
使用する必要がある。触媒として塩基性化合物を使用す
ることができる。
具体的にはナトリウムメトキシド等のアルカリ金属原子
のアルコキシド、ピリジン等の第三級アミン等が用いら
れる。これらの触媒を使用すれば、反応速度が上昇する
のでポリメチレンジアミンの使用量を低減し、反応条件
を緩和することができる。ポリメチレンジアミンを大過
剰使用するとポリメチレンジアミンはN2ーナフタレン
スルホニルアルギニンェステルまたはその酸付加塩を溶
解するので、無溶媒でも反応は進行するが、必要に応じ
てメタノール、エタノール、ブタノール等のアルコール
類:エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類;ベンゼン、トルェン、ジクロヘキサン
等の炭化水素類;四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチ
レン等のハロゲン化炭化水素類および水等の溶媒を使用
することができる。
一般に反応はN2ーナフタレンスルホニルアルギニンエ
ステルまたはその酸付加塩と過剰のポリメチレンジアミ
ンを混合蝿拝して均一溶液となし、これを室温で放置し
て行われる。しかし反応速度を高めるためには、反応液
をポリメチレンジアミンあるいは溶媒の沸点までの温度
に加熱するとができる。反応時間は反応温度、ポリメチ
レンジアミンの塩基性、ポリメチレンジアミンの使用量
等によって異なるが、数時間から数日間の範囲から、好
ましくは5時間から1餌時間の範囲から選ばれる。
反応終了後析出した生成物を炉取して水洗し、これを適
当な溶媒たとえば含水メタノール等から再結晶して精製
することができる。
反応生成物が析出しない場合には過剰のポリメチレンジ
アミンおよび/または使用した溶媒を留去し、残燈を水
洗してから、適当な溶媒を用いて再結晶を行い精製する
。上述のようにして得られた不溶性坦体を不純なトリプ
シン、トロンビンと接触させ、これらを特異的に配位掩
捉させて、これらの酵素から不純物を分離しついで適当
な流出液により捕捉状態から離脱させることにより、酵
素を精製することができる。
以下試験例によりその効果を説明する。
試験例 1 トロンビンの精製 下記の実施例1で得たセファローズ蟹をカラム(0.7
× 6肌)に充填し、0.9MKCそ−0.09MTr
is−日Cそ(pH8.0)で平衡化した後トロンビン
(持田製薬製)200雌(800山mit)を1の‘の
同緩衝液に溶かしカラムに負荷した。
実験は全て4℃で行った。カラムに吸着しない蛋白を同
緩衝液で溶出し去り、吸着したトロンビンを溶出するた
めに溶出液を同緩衝液に0.08MTAME(N2一(
pートリルスルホニル)一Lーアルギニンメチルェステ
ル)を加えた溶液に切り換え溶出を続けた。溶出液を切
り換えると同時に親和性カラムをセフアデツクスG一2
5のカラム(1伽×23伽)に連続して溶出液をセフア
デックスG−25のカラムに通過させ、TAMEにより
溶出するトロンビンとTAM旧を分離を行った。トロン
ビン活性をTAME加水分解で、蛋白濃度をラウリー法
(功wひ法)により牛血清ァルブミンを標準液としてそ
れぞれ測定した結果1針部こ精製されたトロンビン6.
7の9が得られた。トロンビン活性としての回収率は6
2%を示した。実施例 2 下記実施例2で得たセファローズ蟹を用い、トロンビン
の溶出液としての0.8MKCムー0.008MTri
s一日C〆(pH8.0)一0.01MTAMEを用い
て室温で行った以外は、試験例1と同様の操作で、26
柵の粗トロンビンから1野部こ精製されたトロンピン0
.66の夕が49%の回収率で得られた。
次に参考例および実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。参考例 1N2一(6
ーメトキシナフタレンスルホニル)アルギニンの合成ア
ルギニソ20.4夕を10%−炭酸カリウム溶液180
の‘に溶かす。
これに6ーメトキシナフタレンスルホニルクロリド25
夕をエーテル200叫及びベンゼン80の‘の混合溶媒
に溶かした溶液を加え、室温で2独特間擬伴する。析出
した結晶を炉過し水でよく洗浄する。これを50%エタ
ノール溶液から再結晶する。収量 22.7夕(59%
) 融点 259〜262.5こ0 元素分析三C,7日2205N4SとしてC 日 N 計算値(%) 51.75 5.63 14.21
実験値(%) 51.58 5.79 13.99
参考例 2N2−ダンシル−N−(5−アミノベンシル
)アルギニンアミドの合成N2ーダンシルアルギニンメ
チルェステル塩酸塩2のこペンタメチレンジアミン5夕
を加え溶解し、室温で1畑時間放置する。
反応後エーテル100の‘を加えよく洗浄する。
得られた粉末状物質を4叫のメタノールに溶かし、シリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(2肌×60cm;W
ako−GIC−200)で精製する。クロロホルム5
そで溶出する部分を除き、次いでクロロホルムーメタノ
ールリハ)で溶出する部分を集める。溶媒を減圧で留去
し、残澄をエーテルでよく洗浄して粉末状物質を得る。
シリカゲル薄層クロマトグラフィーで単一なスポットを
与える。(展開溶媒クロロホルムーメタノール(1/9
0)収量 1.3夕(60%)元素分析: C23日3
7N703SとしてC 日 N計算値(%) 56.1
9 7.59 19.95実験値(%) 55.8
9 7.43 19.76上記参考例に従って各種
N2ーナフタレンスルホニルアルギニン誘導体を合成し
た。
結果を表に示す。表 表 実施例 1 臭化シアン活性化セファロ−ズの(生化学工業(株)製
)3夕を10‐3M塩酸1〆、次いで水1そでよく洗浄
する。
参考例2で合成したN2ーダンシル−N−(5ーアミノ
ベンチル)アルギニンアミド500の9を10泌の0.
1M重炭酸ソーダ溶液に溶かし、この溶液を上記セファ
ローズ碑に加え、4℃で12時間放置する。
反応後グラスフィルターを用いて炉過し、水3Z及び3
%ジメチルホルムアミド溶液1そでよく洗浄する。これ
を湿潤状態で冷所保存する。実施例 2 臭化シアン活性化セファローズの(生化学工業(株)製
)5夕を実施例1で述べたように10‐3M塩酸及び水
でよく洗浄しておく。
ご−アミノカプロン酸2夕を0.1M重炭酸ソーダ溶液
15叫に溶かしこの溶液をセファローズ燈に加え、4℃
で1幼時間放置する。水でよく洗浄した後この膨潤ゲル
に水50叫を加える。
これに200雌のN2ーダンシルーN‐(5ーアミノベ
ンチル)アルギニンアミドを加え、IN塩酸でpH4.
7に調節する。1−エチル−3−(3−ジメチルアミノ
プロピル)カルボジィミド300の9を水5泌に溶かす
この溶液をIN塩酸でpH4.7に調節しながら先に調
製したセファローズ砥の膨潤ゲル液に加える。室温で2
畑時間放置し、水1ぞ、次いで3%ジメチルホルムアミ
ド溶液1そで洗浄する。これを湿潤状態で袷所保存する
。実施例 3 ァミノェチルセファローズ砥(生化学工業(株)製)1
5の‘を20の【の水に加え、これにN2−ダンシルア
ルギニン200の9を10の【のジメチルホルムアミド
ーこ溶かした溶液に加え、IN塩酸で府4.7に調節す
る。
これに300の9の1ーェチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミドを5泌の水に溶かした溶
液を加える。室温で2岬時間放置しグラスフィルターを
用いて炉過し、水1夕、次いで50%ジメチルホルムア
ミド溶液でよく洗浄する。これを湿潤状態で冷所保存す
る。実施例 4 アミノヘキシルセルローズ(メルク社製)15の‘を水
30の‘に加える。
これにN2ーダンシルアルギニン150の9をジメチル
ホルムアミド10の‘に溶かした溶液を加える。IN塩
酸でpH4.7に調節する。以下実施例3に述べたよう
に1−エチル一3−(3−ジメチルアミノプロピル)カ
ルポジイミドを用いて縮合する。これを湿潤状態で冷所
保存する。実施例 5 ポリアクリルアミドヒドラジド誘導体25の‘を50の
Zの0.洲塩酸に懸濁し、氷水で冷却下5泌の1.0M
亜硝酸ソーダを燈拝しながら加える。
次いで500m9のN2−ダンシルーN−(5ーアミノ
ベンチル)アルギニンアミドを0.2M炭酸ソーダ10
の‘に溶かした溶液を加え、さらに4MNaOH水溶液
でpH9.4に調節する。4005時間放置した後水で
よく洗浄し、次いでaM塩化アンモニウム及びIMのア
ンモニア水に懸濁し、母8.8に調節し、5時間放置す
る。
グラスフィルターを用いて炉過し、水でよく洗浄する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼ (上記一般式(I)中でR_1はジアルキルアミノ基
    、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ
    基、シアノ基またはアルキル基で置換されていてもよい
    ナフチル基を表わし、R_2はヒドロキシ基または一般
    式−NH(CH_2)nNH_2(式中nは1〜10の
    整数を表わす。 )で表わされるω−アミノアルキルアミノ基を表わす。
    )で表わされるN^2−ナフタレンスルホニルアルギニ
    ン誘導体と、N^2−ナフタレンスルホニルアルギニン
    誘導体の末端カルボキシ基またはω−アミノアルキルア
    ミノ基中の末端アミノ基と反応することのできる置換基
    を有する親水性高分子を反応させることを特徴とする不
    溶性担体の製造法。
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