JPS59161355A - 新規なアミノ基標識試薬化合物 - Google Patents

新規なアミノ基標識試薬化合物

Info

Publication number
JPS59161355A
JPS59161355A JP3525183A JP3525183A JPS59161355A JP S59161355 A JPS59161355 A JP S59161355A JP 3525183 A JP3525183 A JP 3525183A JP 3525183 A JP3525183 A JP 3525183A JP S59161355 A JPS59161355 A JP S59161355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
acetonitrile
succinimidate
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3525183A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Ogura
小倉 治夫
Kazuisa Takeda
収功 武田
Noriyuki Futamura
二村 典行
Toshio Kinoshita
俊夫 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3525183A priority Critical patent/JPS59161355A/ja
Publication of JPS59161355A publication Critical patent/JPS59161355A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アミン類を対象とする標識化試薬として用い
る新規化合物及び用途に関する。%に、本発明は筒速液
体クロマトグラフィー(HPLC)分析に供せられる試
料中のアミ/化合物の検出感度を向上するためにアミン
化合物に反応させることのできる新規なサクシンイミデ
ート化合物に関し、まだ標識化試薬としての応用に関す
る。さらに詳しくは、第一の本発明は新規化合物として
、次式(I) 〔式中、Rとn’ i71:互に同一でも異なってもよ
く、夫々に水素原子、ルーiズ1〜6の直鎖又は分岐鎖
状アルキル基(ハロゲン置換基、例えばクロロ又はブロ
モ基を有することもできる)、炭素鶴6〜6 L7J 
ツクo −f )v キル基、l侍にシクロヘキン/I
/ 4%、フェニル基、ハロフェニル基、特にブロモフ
ェニル基、又はフェニル低級アルキル基、特に−、ノジ
ル基を示す〕で表わされるサクシンイミデート化合物を
要旨とする。一般式(1)の本発明化合物にお出光、M
辿には250〜270nmの波長の光に対して高い吸光
係数を示す基、特に発色団の基をイj4成していれはよ
い。
更に、第二の本発明は、前記の一般式(I)のサクシン
イミデート化合物から成ることを特徴とするアミノ基標
識(ラベル化)試薬を要旨とする。
本発明者らは各セ【!アミノ基含有化合物を?高速液体
クロマトグラフ< HPLC)装置で、低県耽でも容易
に検出できる化合物に転化させうる標識(ラベル化)試
薬、すなわちアミノ基標識試薬について研死を:+1ふ
めた。そして、次式 0式%( と略称される)(テトラヘドロン・レター1980年1
467頁参照)を適肖な発色団を有するアミンと反応さ
せて得られる前記一般式(I)のサクシンイミデート化
合物cカルバモイル化合物とも言える)が極性有機溶媒
、例えばアセトニトリル中で緩和々反応条件下でも第1
アミン、第2アミンと選択的に且つ実質的に定量的に反
応して、前記第1アミン、第2アミンの対応する尿素誘
導体を与え得ること、さらにこの尿素誘導体は複数の類
縁尿素誘導体が混在していても高速液体クロマトグラフ
ィーで高い相互分離性を示すと共に、一般式(I)のサ
クシンイミデート化合物を介して該尿素誘導体中に導入
された発色団が良く紫外線波長範囲■光を吸収するので
該尿素誘導体が低濃匿で存在していても検出できること
、すなわち高感度で検出できることを知見した。従って
、一般式(I)の化合物がアミノ基標識試薬として極め
て秀れていることが本発明者により知見された。こうし
て本発明を児成した。
従来知られたアミン基標識化試薬としては、スルホン酸
あるいはカルボン酸のハロゲン化物訃よびイソシアナー
ト化合物があるが、これら公知の試薬はそれ自身が加水
分解を受けやすく、また刺激性の化合物である場合が多
い。ばらには、これら公知の試薬はアミン基以外の水酸
基やチオール基とも反応するだめ、標識化反応の選択性
又は特異性にも支障があった。本発明の一般式(I)の
化合物は通常の反応条件では水酸基やチオール基とは反
応しないから選択性がよく、試薬0冴も安定であるため
、検出すべきアミン基含有化合物を含む分析試料が水ま
たはアルコールを含むものにも適用可能である利点があ
る。
一般式(I)の本発明化合物と第1アミン又は第2アミ
ンとの反応(標識化反応)は次式の如く進む。
(I) \ N−Co−NH−A / R1(尿素誘導体) 又は (尿素誘導体) 一般式(I)の本発明化合物をアミノ基標識試薬として
使用する場合には、該化合物をアセトニトリルにとかし
て0.1%アセトニトリル溶液とし、これと、標識すべ
きアミノ基含有化合物又は各種アミノ基含有化合物の混
合物を含むアセトニトリル溶液よりなる試料液とを等容
量の比で混和し、標識化反応は行わせた後に、その混和
液の一部を直接に高速液体クロマトグラム(I(PLC
)装置に注入する。該アミノ基含有化合物に対するザク
シンイミデート化合物(■)の標識化反応は室温で5分
間程度で完了する。こうして生成する尿素誘導体は、光
に対するモル吸収係数が比較的大きい(250〜270
nm波長の光でlogε〉4)ので、元のアミン基含有
化合物の濃度に換算して1般当りナノグラム(10−’
& )程反壕で■IPT、、Cで光の吸収ピークにより
検出、定量が可能である。またHPLCで上記の尿素誘
導体は複数が混在していでも相互に明確に分離された別
々の吸収曲線を与える、すなわち明確に別々の滞留時間
を与えるので、良好に分離できる結果が得られる。さら
に本発明化合物CI)は、これのR,R’部分を、HP
 L C検出に実に有利な紫外部光或いは可視部光に吸
収ピークを有する他の発色団、さらには適白な蛍光発色
団と取換えることにより、広範な種類のアミノ基含有化
合物、すなわちアミン類を標識化できる。
本発明化合物(1)の製法には、次に示す通シ2イ重の
方法がある。第1の製法は、前記式(U)のN 、 N
’−ジサクシンイミジル・カーボネート(DEC)で示
される第1級アミンあるいは第2級アミンをアセトニト
リル中で反応させ、ることがら成る。第1の製法ニおい
て、DSCとアミンのモル比は2対1が適当であり、温
度条件は室温が適当である。
その第2の製法は次式 で示されるN−ヒドロキシザクシンイミドを次式1N−
N=C=O(IV) (Rは前記(I)式のR又はI(1と同じ意味をもつが
、但し水素原子ではない)のイソシアン酸エステルとア
セトニトリル中で反応させて次式 〔式中、Rは式(IV)における前記と同じ意味をもつ
〕のザクシンイミデート化合物を生成させることから成
る。
第2の製法においてインシアナート化合物とN−ヒドロ
キシザクシンイミドの反応モル比は1対1が適当であり
、温度条件は室温が適当である。
なお、本発明者らは本発明化合物(I)がニトロン尿素
系制癌剤の合成に際して中間体としてきわめて有用であ
ることを見出した。すなわち、従来のニトロソ尿素誘導
体の製法では、尿素をN−二トロン化するので二坪のN
−ニトロソ体の混合物が得られるが、後記の参考例8に
示されたように本発明化合物を使用する方法では、目的
とするN−原子の与に、N−ニトロソ化したニトロソ尿
素誘導体かえられ、このため精製が簡略化され、高純度
の目的物が得られる。
次に実施例について本発明を説明する。
実施例1 N −(N’−シクロへキシルカルバモイル)ザクシン
イミテートの製造(第1の製法による)グ DSCの5.12g(0,02%ル)を200wLlの
アセトニトリルに溶解し、攪拌下に50m1のアセトニ
トリルに溶解させたシクロヘキシルアミンのo、99g
(o、o1モル)の溶液を滴下漏斗で8〜10時間かけ
て室温あるいはやや加温上滴下した。
更に24時間攪拌後、反応液を減圧下に濃縮し、クロロ
ホルム又は酢酸エチルエステルを加え、1N−HC7、
水、4%重炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で次々洗
浄した。洗浄中、未反応のDSCの結晶が析出した場合
は濾過で除き、その涙液について洗浄した。有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮すると、表題化合物の結
晶かえられた。
エーテル−アセトンよジ再結晶して収量1.56 g(
56,6%)で目的物が得られた。
mp、 149 ”−151°C IR:  vKBr(rx5:  3300’(NH)
、  1800(イミド)、 1740(’7ax レタン) 元素分析 理論値CIIH11104N2: C54,99,H(
S、7L N 11.65多測定値    : C54
,99,H6,、!18. N 11,49チ笑施例2 N −(N’−ヘキシルカルバモイル)ザクシンイミデ
ートの製造 DSCの0.02モルとヘキシルアミンの0.01モル
とを実施例1と同様な方法でアセトニトリル中で反応し
て表題化合物を得た。収量1.55 g(64,0係) mp、 75〜77°G Tit、:  vKBr(cm−1):  5225(
NH)、1840(イミド)+  1750(つaX レタン) 元素分析 」111論値C11ILa04N2 : C54,53
,H7,/19.  N 11.56係測定値    
  :  C54,51,H7,50,N 11.7/
S%実施例6 N −(N’−フェニルカルバモイル)ザクシンイミデ
ートのajμ造 す DSC(7)0.02モルと7ニリンのo、oiモルと
を実施例1と同様な方法でアセトニトリル中で反応させ
て表題化合物を得た。収量1.63 !i (69,7
%)。
mp、150〜151℃ IR: vKBr(cm”):  3300(NH)、
1780(イミド)、173[1t’つax レタン) 元素分析 理論値Cl1HI004N2’  C56,41,H4
,30,N 11.96%測定値      : C5
6,05,H4,20,N 11.88係実施例4 N−(N’−p−ブロモフェニルカルバモイル)ザクシ
ンイミデートの(製造 す DSC,17)0.022モルトルーブロモアニリン0
.01モルとを実施例1と同様な方法でアセトニトリル
中で反応させて表題化合物を得だ。収率76係。
mp、161〜166℃ 元素分析 理論(直CnHo06N2Br:  C42,20,H
2,9[1,N  8.95%測定値       :
 C41,98,H2,81,N 8.98%実施例5 N −(N’−メチルカルバモイル)ザクシンイミデー
トの製造 リ DECの0.02モルとメチルアミンの0.01モルと
を実施例1と同様な方法でアセトニトリル中、で反応さ
せて表題化合物を得た。収量1.09g(6ろ、 1 
 係  ) 。
mp、115〜114℃ レタン) 元素分析 理論値CeH804N2 : C41,86,H4,6
8,N 16.27%測定値     :  C41,
86,H4,71,N 16.36%実施例6 N −(N’−ベンジルカルバモイル)サクシンイDS
Cの0.02モルとベンジルアミンの0.01モルとを
実施例1と同様な方法でアセトニトリル中で反応させて
表題化合物を得た。収i 1.809(72,6係)。
mp、129〜151 °C IR:  v’:’:rc(crn−”):  335
0(NH)、1810. 1780(イミt’)。
1720(ウレタン) 元素分析 理論値Ct+H+504N2: C58,06,H4,
87,N 11.29%測定値      : C58
,0,5,H4,85,N 11,18%実施例7 N〜(N’ 、 N’−ジプロピルカルバモイル)ザク
シンイミデートの製造 す DSCの0.02モルとジー(n−プロピル)アミンの
0.01モルとを実施例1と同様な方法でアセトニ) 
IJル中で反応させて油状の表題化合物をィ(J た 
。  収 らト 2. 1  8 1   (9rJJ
  係  )(ウレタン) 元素分析 J’)! 、;a I直C1111180qN2:  
C54,53,H7,48,N  11.56%J+1
j定値       C54,23,H7,49,N 
11.33チ実、ゲiilをII 8 N −(N’−イソゾロビルカルバモイル)ザクシンイ
ミデートの便造 DSCの0.02モルとイソゾロビルアミンの0.01
モルとを実施例1と同様な方法でアセトニトリル中で反
応させて表題化合物を得た。収)葎0、 J A & 
(22係)。
rnp、  136〜139℃ 、    ■ぐBr     −1 1IL、  ν(cm  ):  1840(イミド)
、  1730(+;yレタン)元素分析 理論値Cs1−II20kN2’  C47,99,H
6,04,N 13.99係測定値      : C
47,72,H5,86,N 13.63係実施例9 N−(N’−2−り0ロエチル力ルパモイル)ザクシン
イミデートの製造 DSCの3.9(0,(1117モル)と2−クロロエ
チルアミン塩酸塩の1159g(0,01モル)をアセ
トニトリル100a中でトリエチルアミン1、019 
(0,01モル)の存在下に室温にて24時間セ1工拌
下に反応させた。反応後、反応液をtλ縮しm)k塩酸
3 mlを加え、更に水のioo、rrLlを加え、ク
ロロホルムで抽出する。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧留去すると結晶として表題化合物かえられ
た。エーテルより再結晶して収量1.35.9(61,
5係)で目的物を得た。
mp、85〜87℃ レタン) 元素分析 理論値C71(Q 04 N2 cl: Cろ8.11
. I−1、i、11. N 12.70%」I]定値
      : Cろ8,31. H4,41,N 1
2.70%実施例1O N −(N’ 、 N’−ジー2−クロロエチルカルバ
モイル)ザクシンイミデートの製造 DSCの約0.02モルとジー(2−クロロエチル)ア
ミンの0.01モルとを実施例1と同様な方法でアセト
ニトリル中で反応させて表題化合物を得た。収@ 1.
68 & (!59.5係)。
mp、67〜70℃ IR:  vKBr(cm”):  2930(CH)
、1820(イミ)’)、1750(’7レクン) 元素分析 理論値C0H+204N2Cl:C38,18,H4,
27,N 9.89係測定値       : Cろ8
.18. I−I 4.24.  N 9,8S係実施
例11 N −(N’−シクロヘキシルカルバモイル)ザクシン
イミデートの製造(第2の方法による)シクロヘキシル
・イソシアネートの1−25g(0,01モル)とN−
ヒドロキシザクシンイミドの1、15 g(0,01モ
ル)をアセトニトリル中(100m、J)で室温にて2
4時間撹拌下に反応させた。その後、反応液から溶媒を
留去すると、結晶として表題化合物かえられた。エーテ
ル−アセトンより再結晶させると、目的物が収量2.1
6g(90% )で得られた。
この目的生成物の物性は実施例1のものと同じであった
実施例12 N−(N′−2−クロロエチルカルバモイルクシンイミ
デートのネ゛J造 N−ヒドロキシザクシンイミドのo,oiモルと2−ク
ロロエチル・イソシアネートの0.01モルとを実施f
all 1 1と同様な方法でアセトニトリル中で反応
させて表題化合物を得た。
得られた化合物は実施例9のそれと同じ物性を示した。
実施例13 N − ( N’−メチルカルバモイル)ザクシンイミ
デートの製造 N−ヒドロキシせクシンイミドの0.01モルとメチル
イソシアネートの0.01モルとを実74例11と同様
な方法でアセトニトリル中で反応させて表題化合物を得
た。得られた化合物は実施例5のそれど同じ物性を示し
た。
試験例1 高速液体クロマトグラフ(1.IPLC)でのアミノ基
含有化合物の標識化と分θ[ 実m 例3で得られたN − ( N’−フェニルカル
バモイル)ザクシンイミデートをアセトニトリルにとか
して0.1係アセトニトリル溶液囚を調−棲した。
下記のアミノ基含有化合物6絆を下記の濃度でア七トニ
) IJルにとかした試料溶F.HT3)を調製した。
(1)  n−プロピルアミン   1 0 0 tt
 g/rr:1(2)n−ブチルアミン       
〃(3)ローアミルアミン       〃(4)n−
ヘキシルアミン      〃(5)n−ヘプチルアミ
ン      〃(6)n−オクチルアミン     
 〃前記サクシンイミデート溶P囚と試料溶液(B)と
を等容量比で混和し、混和液を室温で5分間放置して標
識化反応を起させ、その反応液の5μl を直接に高速
液体クロマトグラフ(HPLC)装置に注入する。H 
P L Cの条件は下記の通りである。
カラA  :  Develosil  ODS  シ
リカケ゛ルカラム( 4, 6 yvm内径X15cm
長さ)移動相ニアセトニトリル:水(6:4)流 速:
  1,Ord1分 4j=出光:250nm カラム01度 室1rA 得られたクロマトグラムには、n−プロピルアミン、n
−ブチルアミン、n−アミルアミン、n−ヘキシルアミ
ン、n−へブチルアミン、n−オクチルアミンの夫々か
ら誘導された尿素誘導体ならびに過剰量の実JWti例
乙の化合物(及びN−ヒドロキシザクシンイミド)各々
の吸収曲線、計7本が滞留時間0.5分〜8分間の範囲
内で相互に明確に分離して現われ、上記6種のアミン化
合物に対応する夫々の致収曲線6本の最大UV吸光度値
は55%〜90係の範囲であった。1ナノグラム(10
El)/ml程度の濃度の上記アミン化合物が本HP 
T、 Cで検出、定量できることが判る。
試験例2 下記のアミノ基含有化合物3種を下記の濃度でアセトニ
トリルにとかした試料溶g(C)を調製した。
アミン基含有化合物      崇 度(1)ジエチル
アミ/      100μji/rul(2)ジ−n
−プロピルアミン    〃(3)  ジー1so−ブ
チルアミ:y   100μg7m、eこの試料溶液(
C)を、試験例1で用いたザクシンイミデート溶液(A
)と等容量比で混和し、以後、試験例1と同様に標識化
反応を行い、さらに反応液をHPLC分析にかけた。
得られたクロマトグラムには、過剰な実施例6の化合物
(及びN−ヒドロキシザクシンイミド)の各々の吸収曲
線、計4本が滞留時間0−5分〜6分間の範囲内で相互
に明確に分離して現われ、上記6種のアミン化合物に対
応する夫々の吸収曲線ろ本の最大UV吸光度値は約15
φ〜85係の範囲内であった。従って、1ナノグラム(
10gVml程度の濃度の上記アミン化合物が本HPL
Cで検出、定量できることが判る。
以下の参考例はfI1式の本発明化合物がアミン化合物
を尿素誘導体に転化させる試薬として利用できることを
示しく参考例1〜7)、丑だN′−ニトロソ−N′−置
換尿素誘導体の合成に中間体として利用できることを示
す(参考例8)。
参考例1 N−フェニル−N′−シクロヘキシル尿素ノ% 造実ノ
泡例1で製造したN −(N’−シクロヘキシルカル/
2モイル)サクシンイミデートノ0.117(0,5ミ
リモル)をアセトニトリル5 rrLeに溶5・J〒し
、アニリンの0.05 g(’ 0.55ミリモル)を
加え、室温にて24時間攪拌下に反応する。反応後、h
+縮し、酢;伎エチルエステルを加え、I N−HCl
、水、4受NaHCO1水、飽和食塩水で次々に洗浄後
、無水(Vfj 酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去
すると結晶として表題化合物が析出する。
エーテル−石油ベンジンより再結晶すると、数計83 
MV (76゜0%)で目的物が得られた。
ル) 元素分析 J’J掩隨値Cl5T(lRN20:  C71,5ろ
、  H8,31,N  12.E315%測定値  
   : C71,42,H8,40,N 12.79
係参考例′2 N−シクロヘキシル−N’、N’−)iロビル尿素の製
造 実施例1のN −(N’−シクロヘキシルカル/2モイ
ル)ザクシンイミデートの0.5ミリモルとジプロピル
アミンの0.55ミリモルをアセトニトリル中で参考例
1と同様に反応させた。収率48.7受。
mp、 92°C 元素分析 理論値CtiH2nN20:  C68,97,H11
,57,N 12,37%測定値      :  C
6B、25. H11J5. N 12.36%参考例
3 N−シクロヘキシル−N′−2−デオキシグリコジル尿
素の製造 実a 例1のN −(N’−シクロへキシルカルバモイ
ル)ザクシンイミデートの0.5ミリモルと2−デオキ
シグルコシルアミンのo、55ミリモルをアセトニトリ
ル中で参考例1と同様に反応させた。
収率49.3係。
mp、  192〜194℃ IR: vK]3r(cx−1): 3330(OH,
NH)、 291o(CH)、 1620aX (CO) 元素分析 理論値Cl5H2402N6:C51j4. H7,9
5,N 9.20%測定値      : C51,6
8,H8,13,N 9.18係参考例4 N−シクロヘキシル−N′−2−クロロエチル尿素の製
造 実m例I GD N =(N’−シクロへキシルカルバ
モイル)ザクシンイミデートの065ミリモルと2−ク
ロロエチルアミンの0.55ミリモルをアセトニトリル
中で参考例1と同様に反応させた。収率68.6係。
mp、 113〜116°C ■R: νKIBr(I−’): 552[1(NH)
、 290(](CI()、 1620(Co)ax 元素分析 理論値CoH+7N20Cl: C52,80,H8,
57,N 13.68%測定値      : C52
,16,H8,20,N 15.39係参考例5 1〜シクロへキシル−カルバモイル−5−フルオロウラ
シルの製造 ’JJNM 1 ON −(N’−シクロヘキシルカル
バモイル)ザクシンイミデートの0.5ミリモルと5=
フルオロウラシルの0.55ミリモルをアセトニトリル
中で参考例1と同様に反応させた。収率41.6係。
mp、 125〜128℃ In、: vKJ3r(crn ’): 2840(C
H)、 1730.1760(CO)ax 元素分析 理論値C11H1,N30.lF: C51,76、H
5,521N 16.46%測定値       : 
C51,88,H5,49,N 16.55%参考例6 N−シクロへキシル−N′−ベンジル尿素の製造実ML
例1 ノN −(N’−シクロヘキシルカルバモイル)
ザクシンイミデートの0.5ミリモルとベンジルアミン
の0.55ミリモルをアセトニトリル中で参考例1と同
様に反応させた。収率51.7%。
mp、158〜159°C TR:  ν1(Br(m”):  532o(Nri
)、  2930(CH)、  162o(co)。
1580(フェニル) 元素分析 理論j1ic+J(2oN20: C72,38,H8
,68,N 12.06%測定値      : C7
2,51,H8,65,N 11.8&係参考例7 ジフェニル尿素の製造 実m例5 (7) N −(N’−フェニルカルバモイ
ル)ザクシンイミデートの0.5ミリモルとフェニルア
ミンの0.55ミリモルをアセトニトリル中で参考例1
と同様に反応させた。収率76.8乃。
mp、164〜166°C ル) 元素分析 理論値C14HI4 N20 : C74、ろ1. )
I 6.24. N 12.38%測定値      
:  C74,1,!I、 H6,14,N 12.3
5チ参考例8 (イ)  N −(N’ −2−クロロエチルカルバモ
イル)サクシノイミデートのN′−二トロン化N2O4
の9.2d(0,15モル)を200Mの四塩化炭素に
溶)、′(さぜ、0℃で無水酢酸ナトリウムの25 g
 (0,5モル)を加え攪拌下に実施例12ON−(N
’−2−クロロエチルカルバモイル)サクシノイミデー
トの22 g(0,1モル)を加える。
1時間後、クロロホルムを加え、水、食塩水で洗浄、無
水硫酸ナトリウムで乾繰後クロロホルムを留去し結晶を
得る。クロロホルム−イソプロピルエーテルより再結晶
して次式 で示されるN −(N’−二トロン−N′−2−クロロ
エチルカルバモイル)サクシノイミデートが得られた。
収量18.7 g(75,0係)工R: νKBr(C
TL−1)= 1810(イミド)、 1740(ウレ
タン)元素分析 理論値CqH80s−N3C1l:  C33,68,
H3,2ろ、 N 16.83係、則定イ1り    
     ° C3139,H5,09,N  16.
99%(ロ)N−(N’−二トロン−N’−クロロエチ
ルカルバモイル)サクシノイミデートとシクロヘキシル
アミンの反応+′CCN Uの合成)前項(イ)で得た
N−CN’−二トロン−N′−クロロエチルカルバモイ
ル)サクシノイミデートの0.2.5g(1ミリモル)
トシクロヘキシルアミンの0.1.9 (1ミリモル)
をアセトニトリル10m1中室温8時間(d拌して反応
する。反応後、溶媒を留去し、クロロホルムを加え、1
 N、−HO2、水、4チNaHCO3水、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾”操後留去し、結晶
として次式( で示されるN−シクロヘキシル−マーニトロン=N′−
2−クロロエテルウレア、すなわちCCNUとして知ら
れる制癌性化合物が得られた。収率1 89 mり (
81%  ) 。
mp、87〜89℃ 、   KBr   −1 1L  v   (am  ):  3340(NH)
、1700(Co)。
元素分析 理扉n(直CJI+eO□N3Cl: C46,33,
H6,91,N  18.02%測定値       
: C46,33,H6,80,N 18.22%手続
補正書(自発) 昭和58年 4月14日 特許庁長官殿 ■、小事件表示 昭和 58年特許願第35251号 2、発明の名称 新規なアミン基標識、試薬化合物 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 4、代理人 〒105  住所 東京都港区西新橋1丁目1番15号
物産ビル別館 電話(591) 02615、ネ::j
正の対隊 明色、1沓の元りJの詳却1な説明の(薗6.7iij
止の内容 (1)1↓’I、(i菖ヲ:第4頁5〜6行の「198
0年]467頁」を削除して「1979年4745頁」
をター人する。
手続補正書(自発) 昭和58年 9月20日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和 58 年特許願第352b1号 2、発明の名称 新規なアミノ基標識試薬化合物 3、補正をする者 事件との関係     特5′[出願人住所   千楯
県松戸市常盤平陣屋前5−5氏 名    小  倉 
 治  夫 4、代理人 〒105  住所 東京都港区西新橋1丁目1番15号
物産ビル別館 電話(591) 02615÷:lI正
の)])ξ IJI 、、・j、:;のユしく3”」の詳+’□ !
IIな1況ゆJ U 1ira6ぞ111Fの内容 (1) 11ノ」L、1計第1/竪頁↓工行の1−1b
:i〜163℃」′イ二削11;?Eして「195〜1
99℃」を挿入する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 次式(I) 〔式中、■(、とR1は互に同一でも異なってもよく、
    夫々に水素原子、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖状アル
    キル基(ハロゲン置換基を有することかできる)、炭素
    数3〜乙のシクロアルキル基、フェニル基、ハロフェニ
    ル基又はフェニル低級アルキル基を示す〕で表わされる
    サクシンイミデート化合物。 〔式中、Rと几1は互に同一でも異なってもよく、夫々
    に水素原子、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖状アルキル
    基(ハロゲン置換基を有することかできる)、炭素数3
    〜乙のシクロアルキル基、フェニル基、ハロフェニル基
    又はフェニル低級アルキル基を示す〕で表わされるウー
    クシンイミデート化合物から成ることを特徴とするアミ
    ン基標黛試薬。
JP3525183A 1983-03-05 1983-03-05 新規なアミノ基標識試薬化合物 Pending JPS59161355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3525183A JPS59161355A (ja) 1983-03-05 1983-03-05 新規なアミノ基標識試薬化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3525183A JPS59161355A (ja) 1983-03-05 1983-03-05 新規なアミノ基標識試薬化合物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59161355A true JPS59161355A (ja) 1984-09-12

Family

ID=12436603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3525183A Pending JPS59161355A (ja) 1983-03-05 1983-03-05 新規なアミノ基標識試薬化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59161355A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11035832B2 (en) 2016-06-21 2021-06-15 Waters Technologies Corporation Methods of electrospray ionization of glycans modified with amphipathic, strongly basic moieties
US11061023B2 (en) 2016-06-21 2021-07-13 Waters Technologies Corporation Fluorescence tagging of glycans and other biomolecules through reductive amination for enhanced MS signals
US11150248B2 (en) 2016-07-01 2021-10-19 Waters Technologies Corporation Methods for the rapid preparation of labeled glycosylamines from complex matrices using molecular weight cut off filtration and on-filter deglycosylation
US11371996B2 (en) 2014-10-30 2022-06-28 Waters Technologies Corporation Methods for the rapid preparation of labeled glycosylamines and for the analysis of glycosylated biomolecules producing the same
US11747310B2 (en) 2014-11-13 2023-09-05 Waters Technologies Corporation Methods for liquid chromatography calibration for rapid labeled N-glycans

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11371996B2 (en) 2014-10-30 2022-06-28 Waters Technologies Corporation Methods for the rapid preparation of labeled glycosylamines and for the analysis of glycosylated biomolecules producing the same
US11747310B2 (en) 2014-11-13 2023-09-05 Waters Technologies Corporation Methods for liquid chromatography calibration for rapid labeled N-glycans
US11035832B2 (en) 2016-06-21 2021-06-15 Waters Technologies Corporation Methods of electrospray ionization of glycans modified with amphipathic, strongly basic moieties
US11061023B2 (en) 2016-06-21 2021-07-13 Waters Technologies Corporation Fluorescence tagging of glycans and other biomolecules through reductive amination for enhanced MS signals
US11150248B2 (en) 2016-07-01 2021-10-19 Waters Technologies Corporation Methods for the rapid preparation of labeled glycosylamines from complex matrices using molecular weight cut off filtration and on-filter deglycosylation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6716980B2 (en) Process to produce oxazolidinones
JPS59161355A (ja) 新規なアミノ基標識試薬化合物
US4597903A (en) Process for the direct preparation of N,N-disubstituted derivatives for 4,13-diaza-18-crown-6
KR100708581B1 (ko) 리토나비르의 합성 방법
JPS6323986B2 (ja)
JP5279449B2 (ja) 5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2,4−チアゾリジンジオン塩酸塩の製造方法
JPS6388184A (ja) α―N―〔(ハイポキサンチン―9―イル)―ペンチルオキシカルボニル〕―アルギニンの製造方法
US3903108A (en) Production of 2-arylindoles
JPS606944B2 (ja) 新規ウラシル誘導体の製造方法
JP2007031647A (ja) 固相合成を利用した超短半減期核種を含む化合物の製造方法およびそれに用いる化合物
KR101962516B1 (ko) 시타글립틴 제조용 중간체 화합물, 이의 제조방법 및 이를 이용한 시타글립틴 화합물의 제조 방법
WO2023150709A2 (en) Methods of synthesizing deuterated substituted pyridinone-pyridinyl compounds
JP4749579B2 (ja) (メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類及びその製造方法
CN111620866A (zh) 一种顺式-7,7-二氟-六氢-1H 吡咯并[3,4-c]吡啶衍生物及其制备方法
JPH0469156B2 (ja)
JPS5846062A (ja) パンテチンの製造方法
JPS6383077A (ja) 新規環状ポリアザ化合物およびその製造法
JPH0327353A (ja) スルホニウム化合物の調製法
JPH08311047A (ja) シアノエチルメラミン誘導体およびその製造方法
JPH0381258A (ja) 新規なドーパ誘導体
JPS6168479A (ja) チアゾ−ル系化合物及びその製造方法
JPH0491067A (ja) 新規なアジド化合物およびその製造方法並びにネフィラトキシン類の製造方法
JPS60104099A (ja) スパガリン関連化合物の新規製造法
JPS6270344A (ja) ニトロフエノキシアミン類の製造方法
JPS6043355B2 (ja) 親規3′−デオキシカナマイシンa誘導体