JP2001129780A - ディスク移載装置 - Google Patents

ディスク移載装置

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JP2001129780A
JP2001129780A JP31450399A JP31450399A JP2001129780A JP 2001129780 A JP2001129780 A JP 2001129780A JP 31450399 A JP31450399 A JP 31450399A JP 31450399 A JP31450399 A JP 31450399A JP 2001129780 A JP2001129780 A JP 2001129780A
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JP
Japan
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movable plate
rotary solenoid
disk
transfer device
link
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Withdrawn
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JP31450399A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Fukutake
康之 福武
Akio Hamada
浜田  昭夫
Motohiro Terao
元宏 寺尾
Masahiro Odawa
昌宏 小田和
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ロータリソレノイド18の動力が第1リンク
36を介して可動プレート34に付与されると、可動プ
レート34が第1方向において前進または後退される。
一方、第2ロータリソレノイド54および56の動力が
第2リンクを介してグリッパアーム40および42に付
与されると、グリッパアーム40および42が第2方向
において開放または閉鎖される。 【効果】 塵埃の飛散や稼働部のがたつきを防止でき
る。したがって、たとえばディスク製造装置に用いた場
合には加工精度を向上でき、ディスク検査装置に用いた
場合には検査精度を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスク移載装置に関
し、特にたとえばハードディスク等のようなディスクの
製造装置または検査装置においてディスクを移載するの
に用いられる、ディスク移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すこの種の従来のディスク移載
装置1は、ディスク製造装置等の図示しないフレームま
たはロボットアーム等に固定されるベースプレート2を
含む。ベースプレート2には、第1方向へ移動可能なピ
ストン3aを有するエアシリンダ装置3が設けられ、ピ
ストン3aには、可動プレート4が取り付けられる。ま
た、可動プレート4には、第1方向に対して直交する第
2方向へ移動可能なピストン5aを有するエアシリンダ
装置5が設けられ、ピストン5aにはグリッパアーム6
が取り付けられる。したがって、グリッパアーム6は、
エアシリンダ装置3によって第1方向へ移動され、エア
シリンダ装置5によって第2方向において開閉される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、エアシ
リンダ装置3および5を用いてグリッパアーム6の第1
方向への移動および第2方向での開閉を行っていたた
め、エアシリンダ装置3および5から漏れ出した空気に
よって塵埃が飛散されるという問題があった。また、エ
アシリンダ装置3および5において、シリンダとピスト
ンとの間に介挿されたパッキンが経時的に劣化するた
め、駆動部にがたつきが生じるという問題もあった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、塵
埃の飛散や駆動部のがたつきを防止できる、ディスク移
載装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ベースプレ
ート、ベースプレートに第1直動ガイドによって第1方
向へ変位可能に設けられる可動プレート、可動プレート
を駆動する第1ロータリソレノイド、第1ロータリソレ
ノイドの回動軸と可動プレートとを連結する第1リン
ク、可動プレートに第2直動ガイドによって第1方向に
対して直交する第2方向へ変位可能に設けられる2つの
グリッパアーム、2つのグリッパアームを駆動する第2
ロータリソレノイド、および第2ロータリソレノイドの
回動軸とグリッパアームとを連結する第2リンクを備え
る、ディスク移載装置である。
【0006】
【作用】第1ロータリソレノイドの動力が第1リンクを
介して可動プレートに付与されると、可動プレートが第
1方向へ変位される。一方、第2ロータリソレノイドの
動力が第2リンクを介してグリッパアームに付与される
と、グリッパアームが第2方向へ変位され、2つのグリ
ッパアームが互いに逆向きに変位されることによってグ
リッパアームが開閉される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、塵埃の飛散や駆動部
のがたつきを防止できる。したがって、たとえばディス
ク製造装置に用いた場合には加工精度を向上でき、ディ
スク検査装置に用いた場合には検査精度を向上できる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1に示すこの実施例のディスク移載装置1
0は、ディスク製造装置またはディスク検査装置等にお
いてディスク12を移載するものであり、平面視略四角
形のベースプレート14を含む。ベースプレート14の
上面には、第1直動ガイド16および双方向ロータリソ
レノイド18が設けられ、第1直動ガイド16の先方お
よび後方にはストッパ20aおよび20bが設けられ
る。また、ベースプレート14の後端部には排気孔22
が設けられ、排気孔22には図示しない排気ホースを接
続するための継手24が設けられる。また、ベースプレ
ート14の後端部上面から立ち上がって、ディスク移載
装置10をディスク製造装置等のフレーム26に固定す
るための固定部28が設けられる。
【0010】第1直動ガイド16は第1方向(図1にお
ける左右方向)に延びるレール30を含み、レール30
にはスライダ32が変位可能に取り付けられる。スライ
ダ32はレール30の上部に嵌め合わされる略コ字状の
溝(図示せず)を有し、この溝の内側面に装着された図
示しない複数のボールがレール30の側面に接触されて
転動される。したがって、スライダ32は、レール30
によって第1方向へスムーズに案内される。
【0011】そして、スライダ32の上面には可動プレ
ート34が取り付けられ、可動プレート34とロータリ
ソレノイド18とが第1リンク36を介して連結され
る。第1リンク36は、一端がロータリソレノイド18
の回動軸18aに固定される第1部分36aと、一端が
可動プレート34に回動可能に連結される第2部分36
bとを含み、第1部分36aの他端と第2部分36bの
他端とが回動可能に連結される。したがって、ロータリ
ソレノイド18が駆動されると、その動力が第1リンク
36を介して可動プレート34に付与され、可動プレー
ト34が第1方向において前進または後退される。
【0012】そして、可動プレート34の先端部上面に
は、第1方向に対して直交する第2方向へ延びる第2直
動ガイド38を介して2つのグリッパアーム40および
42が変位可能に設けられ、第2直動ガイド38の長手
方向中央部には、リンク44を回動自在に支持するため
の支柱46が設けられる。
【0013】グリッパアーム40は、第2方向へ延びる
第1辺40aと第1辺40aの一端から前方へ突出され
た第2辺40bとを有する平面視略L字状に形成され、
一方、グリッパアーム42は、第2方向へ延びる第1辺
42aと第1辺42aの一端から前方へ突出された第2
辺42bとを含む平面視略L字状に形成され、第1辺4
0aおよび42aが支柱46を挟んだ位置で対向され
る。また、第2辺40bおよび42bのそれぞれの前端
から垂直に立ち上がって支持部40cおよび42cが形
成され、支持部40cおよび42cのそれぞれの下部お
よび上部には、ディスク12を挟持するグリッパローラ
48が設けられる。さらに、第1辺40aおよび第1辺
42aには、第1方向へ延びる軸50が形成される。そ
して、第1辺40aおよび42aの対向する端部には略
円柱状の係止部52が形成され、リンク44の長手方向
両端部に形成された略半円状の切欠が各グリッパアーム
40および42の係止部52に回動自在に嵌合される。
【0014】また、可動プレート34の上面には、互い
に逆方向に動作する2つの一方向ロータリソレノイド5
4および56が、それぞれの回動軸54aおよび56a
が第1方向に向くようにして設けられ、各回動軸54a
および56aと各グリッパアーム40および42とがそ
れぞれ第2リンク58を介して連結される。つまり、各
第2リンク58の一端が回動軸54aおよび56aに固
定され、他端が各グリッパアーム40および42の軸5
0に回動可能に連結される。
【0015】そして、ベースプレート14には、全体を
覆うようにしてカバー60が装着される。
【0016】クランプ装置10は、たとえばディスク1
2をディスク製造装置のスピンドルハブに取り付けた
り、スピンドルハブから取り外したりするのに用いられ
る。以下には、ディスク12をスピンドルハブから取り
外す動作を簡単に説明する。まず、クランプ装置10を
ディスク12と対向する位置に相対的に位置決めし、ロ
ータリソレノイド54を駆動してグリッパアーム40お
よび42を開方向へ変位させる。そして、双方向ロータ
リソレノイド18を駆動して可動プレート34を前方へ
移動させ、第1方向においてグリッパアーム40および
42を位置決めする。続いて、ロータリソレノイド56
を駆動してグリッパアーム40および42を閉方向へ変
位させ、グリッパローラ48でディスク12を挟持す
る。その後、双方向ロータリソレノイド18を逆方向に
駆動して、可動プレート34とともにグリッパアーム4
0および42を後退させる。
【0017】この実施例によれば、可動プレート34お
よびグリッパアーム40および42を直動ガイド16お
よび38で案内するようにしているので、正確かつスム
ーズに動作させることができる。
【0018】また、可動プレート34,グリッパアーム
40および42をロータリソレノイド18,54および
56で駆動するようようにしているので、駆動部のがた
つき等は生じない。
【0019】また、カバー60内の塵埃を排気孔22か
ら排出できるので、ロータリソレノイド18,54およ
び56を用いたことと相まって、塵埃の飛散を確実に防
止できる。
【0020】さらに、支持部40cおよび42cを第2
辺40bおよび42bの前端から垂直に立ち上げて形成
し、そこにグリッパローラ48を設けているので、ディ
スク12を比較的高い位置で挟持することができる。し
たがって、クランプ装置10の背面側からでもディスク
12の位置を容易に確認することができ、点検・調整等
の作業性を向上できる。
【0021】図3に示す他の実施例のディスク移載装置
62は、ロータリソレノイド54および56をベースプ
レート14に固定し、グリッパアーム40および42に
可動プレート34の変位量よりも長い摺動軸64を形成
し、この摺動軸64を第2リンク58の端部にストロー
クベアリング66を介して連結したものである。
【0022】したがって、このディスク移載装置62に
おいて可動プレート34を変位させると、図4に示すよ
うに、ストロークベアリング66内を摺動軸64が第1
方向へ摺動され、グリッパアーム40および42が前進
または後退される。
【0023】この実施例によれば、ロータリソレノイド
54および56をベースプレート14に固定しているの
で、可動プレート34等を含む可動部を軽量化すること
ができる。したがって、力の弱い小型のロータリソレノ
イド18を用いることができ、消費エネルギおよび製造
コストを低減できるとともに、装置全体を小型・軽量化
できる。また、可動部の慣性が小さくなるため、可動部
の振動を抑制できるとともに耐久性を向上でき、高速運
転が可能になる。
【0024】なお、上述した各実施例では、一方向に動
作する2つのロータリソレノイド54および56を用い
ているが、ロータリソレノイド54および56の一方を
双方向ロータリソレノイドに交換し、他方を除去しても
よい。この場合には、1つの双方向ロータリソレノイド
でグリッパアーム40および42を開閉できるので、構
造をより簡素化できる。ただし、双方向ロータリソレノ
イドは一方向ロータリソレノイドよりも長いため、小型
化の観点からは、2つの一方向ロータリソレノイドを用
いた方が有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例の側面図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図4】図3実施例の要部を示す図解図である。
【図5】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …ディスク移載装置 14 …ベースプレート 16,38 …直動ガイド 18,54,56 …ロータリソレノイド 20a,20b …ストッパ 34 …可動プレート 40,42 …グリッパアーム 48 …グリッパローラ
フロントページの続き (72)発明者 寺尾 元宏 兵庫県伊丹市奥畑5丁目10番地 株式会社 クボタ内 (72)発明者 小田和 昌宏 兵庫県伊丹市奥畑5丁目10番地 株式会社 クボタ内 Fターム(参考) 3C007 DS01 ES03 ET08 EU07 EV08 HS24 NS09 NS11 NS17 3F061 AA01 BA03 BB08 BC09 BD05 BE13 DB00 DB04 DB06 5D112 AA24 KK02 5D121 JJ03 JJ09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースプレート、 前記ベースプレートに第1直動ガイドによって第1方向
    へ変位可能に設けられる可動プレート、 前記可動プレートを駆動する第1ロータリソレノイド、 前記第1ロータリソレノイドの回動軸と前記可動プレー
    トとを連結する第1リンク、 前記可動プレートに第2直動ガイドによって前記第1方
    向に対して直交する第2方向へ変位可能に設けられる2
    つのグリッパアーム、 前記2つのグリッパアームを駆動する第2ロータリソレ
    ノイド、および前記第2ロータリソレノイドの回動軸と
    前記グリッパアームとを連結する第2リンクを備える、
    ディスク移載装置。
  2. 【請求項2】前記2つのグリッパアームを前記第2方向
    において互いに逆向きに変位させる第3リンクをさらに
    備える、請求項1記載のディスク移載装置。
  3. 【請求項3】前記第2ロータリソレノイドを前記ベース
    プレートに固定した、請求項1または2記載のディスク
    移載装置。
  4. 【請求項4】前記第2ロータリソレノイドの回動軸に前
    記第2リンクの一端を固定し、前記グリッパアームに前
    記第1方向へ延びる摺動軸を形成し、前記摺動軸を前記
    第2リンクの他端に前記第1方向へ摺動可能に連結し
    た、請求項3記載のディスク移載装置。
  5. 【請求項5】可動部を覆うようにして設けられるカバー
    と、前記カバー内の空気を排出する排気手段とをさらに
    備える、請求項1ないし4のいずれかに記載のディスク
    移載装置。
JP31450399A 1999-11-05 1999-11-05 ディスク移載装置 Withdrawn JP2001129780A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011106957A1 (zh) * 2010-03-01 2011-09-09 东莞宏威数码机械有限公司 精准定位光盘生产线组件和定位方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109