JP2553140Y2 - 掴み装置 - Google Patents

掴み装置

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Publication number
JP2553140Y2
JP2553140Y2 JP4601092U JP4601092U JP2553140Y2 JP 2553140 Y2 JP2553140 Y2 JP 2553140Y2 JP 4601092 U JP4601092 U JP 4601092U JP 4601092 U JP4601092 U JP 4601092U JP 2553140 Y2 JP2553140 Y2 JP 2553140Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
gripping
electromagnetic clutch
shaft
gripping claw
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4601092U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06685U (ja
Inventor
征史 山田
要 増田
一義 石本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH06685U publication Critical patent/JPH06685U/ja
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Publication of JP2553140Y2 publication Critical patent/JP2553140Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハンドリングロボット
の掴み装置に関し、とくに、掴み装置の軸に対して回転
方向の位置決めを行うもの関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークを把持する場合、リニアア
クチュエータの往復移動し得るロッドの先端にリンクの
一方端をピン連結し、他方端を把持爪にピン連結して、
リニアアクチュエータによりロッドを軸方向に移動する
ことにより、把持爪を軸方向に対して垂直方向に開閉す
るようにしたワークの掴み装置が開示されている(例え
ば、特開昭62−292383号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
は、把持したワークをリニアアクチュエータのロッドを
軸として回転させ、回転方向の位置決めを行う場合、ワ
ークを把持した状態で把持爪を回転する必要がある。そ
のため、ロッドの先端にロッドと共に軸方向に移動し、
かつ回転し得る中空軸を設けて、その中空軸にリンクを
ピン連結し、中空軸を別の回転アクチュエータによって
回転させることが考えられるが、中空軸を回転と共に軸
方向に移動させる構造が複雑となると共に、把持装置全
体の重量が大きくなるという欠点があった。本考案は、
一つの回転アクチュエータにより把持動作と回転動作を
行う、構造が簡単な把持装置を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、二つの互いに
対向する把持爪と、前記把持爪を開閉する方向に案内す
るガイドレールと、前記把持爪の開閉方向に対して垂直
方向に移動する軸方向移動部材と、前記把持爪に一方端
をピン連結し、かつ他方端を前記軸方向移動部材にピン
連結したリンクとを備えた把持装置において、前記軸方
向移動部材を移動させるネジ部を有する回転軸と、前記
回転軸を回転駆動する回転アクチュエータと、前記ガイ
ドレールと前記回転軸とを結合・開放する第1の電磁ク
ラッチと、前記ガイドレールと前記回転アクチュエータ
の固定部とを結合・開放する第2の電磁クラッチとを備
えたものである。
【0005】
【作用】回転軸に軸受を介して支持したガイドレールの
軸方向の両端面と回転軸および回転アクチュエータの固
定部との間にそれぞれ第1および第2の電磁クラッチを
設け、ガイドレールと固定部との間の第2の電磁クラッ
チによりガイドレールを結合した状態で、回転軸を回転
させて、把持爪を開閉してワークを把持する。ワークを
把持した状態で、ガイドレールと固定部との間の第2の
電磁クラッチを開放し、ガイドレールと回転軸との間の
第1の電磁クラッチにより回転軸とガイドレールを結合
して、回転アクチュエータにより回転軸を回転させ、所
定の回転角の位置を決める。
【0006】
【実施例】本考案を図に示す実施例について説明する。
図1および図2は本考案の実施例を示す側断面図で、減
速機付きモータなどの回転アクチュエータ1の回転軸2
の先端部にはネジ部21を設け、ネジ部21に互いに適
宜間隔を置いて噛み合う二つのナット部22にはそれぞ
れ二つのリンク3の一方端をピン31により回動可能に
連結し、リンク3の他方端をピン32により回動可能に
回転軸2に平行に、かつ回転軸2を挟むように設けた二
つの把持爪4に連結し、回転軸2とリンク3と把持爪4
とにより平行クランク機構を形成してある。把持爪4の
一方端にはガイドローラ41を設け、回転軸2に軸受5
1を介して支持され、かつ回転軸2に対して垂直方向に
伸びるガイドレール5に沿って移動するようにしてあ
る。ガイドレール5の一方端面には、第1の電磁クラッ
チ6の励磁部61を固定し、回転軸2には第1の電磁ク
ラッチ6の作動部62を固定し、作動部62の励磁部6
1と対向する面にはガイド部63によって案内されて軸
方向に移動し得るアーマチュア64を設け、板バネ65
によって常に作動部62の方向に引きつけられ、アーマ
チュア64が励磁部61から開放されるようにしてあ
る。励磁部61を励磁することにより、板バネ65に抗
してアーマチュア64を吸引して励磁部61に密着さ
せ、ガイドレール5と回転軸2とを一体に結合するよう
にしてある。回転アクチュエータ1の固定部11のガイ
ドレール5の他方端面に対向する面には、第2の電磁ク
ラッチ7の励磁部71を固定し、ガイドレール5の他方
端面には第2の電磁クラッチ7のガイド部72を固定
し、ガイドレール5と励磁部71との間にはガイド部7
2によって案内されて軸方向に移動し得るアーマチュア
73を設け、板バネ74によって常にガイドレール5の
方向に引きつけられ、アーマチュア73が励磁部71か
ら開放されるようにしてある。励磁部71を励磁するこ
とにより、板バネ74に抗してアーマチュア73を吸引
して励磁部71に密着させ、ガイドレール5と回転アク
チュエータ1の固定部11とを一体に結合するようにし
てある。ここで中空円筒状のワークWを把持する場合に
ついて説明すると、まず、第2の電磁クラッチ7の励磁
部71を励磁して、ガイドレール5と回転アクチュエー
タ1の固定部11とを一体に結合する。この状態で、回
転アクチュエータ1の回転軸2を回転してナット部22
を軸方向に移動し、リンク3を傾動させて、回転軸2を
挟む把持爪4を互いに近付け、図1に示すように、把持
爪4を閉じてワークWの内径側に装入する。把持爪4を
ワークWの内径側に装入後、回転アクチュエータ1の回
転軸2を逆回転してナット部22を把持爪4を閉じた時
と逆方向の軸方向に移動し、リンク3を回転軸2対して
垂直になる方向に回動し、把持爪4を開き、把持爪4を
ワークWの内面に押し付け、ワークWを把持する。次
に、図2に示すように、第2の電磁クラッチ7の励磁を
切って、ガイドレール5と固定部11とを開放し、ガイ
ドレール5を回転自在の状態にするとともに、第1の電
磁クラッチ6の励磁部61を励磁し、ガイドレール5と
回転軸2とを一体に結合する。この状態で、所定の回転
角だけ回転アクチュエータ1により回転軸2を回転さ
せ、ワークWの回転方向の位置を決める。なお、把持爪
は平行クランク機構によって開閉するものに限るもので
はなく、回転アクチュエータの回転軸に設けたネジ部に
噛み合うナット部に一方端をピン連結し、ナット部が軸
方向に移動することによってリンクが傾動し、リンクの
他方端にピン連結された把持爪が回転軸に対して垂直方
向に伸びるガイドレールに沿って移動して、回転軸を中
心にして開閉するものであれば、ガイドレールの軸方向
の両端面と回転軸および回転アクチュエータの固定部と
の間にそれぞれ電磁クラッチを設けることにより、上記
の把持爪の把持動作および回転動作をさせることができ
る。
【0007】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、把
持爪は一つの回転アクチュエータにより把持動作と回転
動作を行うので、構造が簡単になると共に、把持装置全
体の重量が軽くなるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案の実施例の他の状態を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 回転アクチュエータ 11 固定部 2 回転軸 21 ネジ部 22 ナット部 3 リンク 4 把持爪 5 ガイドレール 51 軸受 6 第1の電磁クラッチ 61、71 励磁部 62 作動部 63、72 ガイド部 64、73 アーマチュア 65、74 板バネ 7 第2の電磁クラッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの互いに対向する把持爪と、前記把
    持爪を開閉する方向に案内するガイドレールと、前記把
    持爪の開閉方向に対して垂直方向に移動する軸方向移動
    部材と、前記把持爪に一方端をピン連結し、かつ他方端
    を前記軸方向移動部材にピン連結したリンクとを備えた
    掴み装置において、前記軸方向移動部材を移動させるネ
    ジ部を有する回転軸と、前記回転軸を回転駆動する回転
    アクチュエータと、前記ガイドレールと前記回転軸とを
    結合・開放する第1の電磁クラッチと、前記ガイドレー
    ルと前記回転アクチュエータの固定部とを結合・開放す
    る第2の電磁クラッチとを備えたことを特徴とする掴み
    装置。
JP4601092U 1992-06-08 1992-06-08 掴み装置 Expired - Lifetime JP2553140Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4601092U JP2553140Y2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 掴み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4601092U JP2553140Y2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 掴み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06685U JPH06685U (ja) 1994-01-11
JP2553140Y2 true JP2553140Y2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=12735098

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4601092U Expired - Lifetime JP2553140Y2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 掴み装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014006680A1 (ja) * 2012-07-02 2014-01-09 株式会社安川電機 ロボット
CN106272396A (zh) * 2016-10-31 2017-01-04 哈尔滨理工大学 一种电动抓取机械手
JP7056384B2 (ja) * 2018-05-31 2022-04-19 株式会社デンソー ロボットハンド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06685U (ja) 1994-01-11

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