JPH04109593U - シールドケース - Google Patents

シールドケース

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Publication number
JPH04109593U
JPH04109593U JP1138191U JP1138191U JPH04109593U JP H04109593 U JPH04109593 U JP H04109593U JP 1138191 U JP1138191 U JP 1138191U JP 1138191 U JP1138191 U JP 1138191U JP H04109593 U JPH04109593 U JP H04109593U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coaxial connector
frame
connector
cover
shield case
Prior art date
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Pending
Application number
JP1138191U
Other languages
English (en)
Inventor
勝男 伊藤
美志樹 竹中
Original Assignee
株式会社村田製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社村田製作所 filed Critical 株式会社村田製作所
Priority to JP1138191U priority Critical patent/JPH04109593U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的]内部に回路基板を収納し、同軸コネクタを取り
付けたシールドケースにおいて、同軸コネクタに加わる
捩じりモーメントによるガタつきを防止する。 [構成]フレーム2の一方の開口部側に同軸コネクタ1
を取り付け、フレーム2の内部に回路基板5を収納す
る。同軸コネクタ1の台座12に面取部13を形成す
る。カバー3には同軸コネクタ1を貫通する貫通孔31
を設けるとともに上記面取部13に嵌合する舌片32を
形成する。この構成により、フレーム2に対しカバー3
を取り付けた状態で同軸コネクタ1の回転方向のガタつ
きが抑えられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、内部に回路基板を収納する収納部を有し、同軸コネクタが取り付 けられた、高周波機器などに用いられるシールドケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
RFモジュレータ、コンバータまたは電子チューナなどの高周波機器は、これ らの高周波回路を構成した回路基板を収納するためにシールドケースが用いられ 、また外部との接続を行う同軸コネクタがシールドケースに突出形成されている 。
【0003】 図5および図6に従来のシールドケースの構造を示す。図5は完成されたシー ルドケースの外観斜視図、図6は組立前の主要部の分解斜視図である。図6にお いて1は高周波同軸コネクタ(所謂F型コネクタ)、2はフレームである。コネ クタ1のフレーム2に対する取付面には嵌合部11が形成され、これに対応しフ レーム2のコネクタ取付部には嵌合孔21が形成されている。
【0004】 図7はフレームに対するコネクタの取り付け方法を示すもので、図のようにフ レーム2の貫通孔21に外側からコネクタ1を嵌合させ、フレーム2の内側から かしめ刃6を嵌合部11に打ち込むことによって同図(B)に示すようにコネク タの嵌合部に潰れ部11′を形成する。図8はコネクタの嵌合部をフレームの内 側から見た平面図であり、(A)はかしめ刃の打ち込み前、(B)は打ち込み後 の状態を表している。
【0005】 このようにフレーム2に対しコネクタ1を取り付けた後、回路基板を取り付け 、図5に示すようにフレームの両開口部に表カバー3および裏カバー4を取り付 ける。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上述のようにフレームに対し同軸コネクタが嵌合されていても、同軸コ ネクタ1とフレーム2との間には隙間が存在する。図9は同軸コネクタの嵌合部 を示す。このように同軸コネクタの嵌合部11の寸法x,yはフレームの嵌合孔 21の寸法X,Yより嵌合の都合上若干小さく設計されているからである。特に 図8に示したように同軸コネクタの嵌合部11をフレーム2の板厚方向に潰した だけでは依然として隙間が残る。その結果、例えば同軸コネクタ1に対するケー ブルの着脱時などにおいて、コネクタ1に捩じりモーメントが加わると、図9の 矢印方向に同軸コネクタがガタつくことがある。このようなガタつきは電子機器 の電気的特性に不具合を生じさせる原因となる。また、フレームとコネクタの材 質は異なるため、両者の熱膨張率が異なる。そのため半田付け時の熱によりコネ クタ取付部の強度が低下する場合もあった。
【0007】 この考案の目的は、半田付け時の熱の影響を考慮する必要がなく、コネクタに 捩じりモーメントを加えた際にもガタつきの生じない信頼性の高いシールドケー スを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案のシールドケースは、内部に回路基板を収納する収納部を有し、開口 部側に同軸コネクタを取り付けたフレームと、このフレームの開口部を覆うカバ ーとからなるシールドケースにおいて、 同軸コネクタの台座の円周部に面取部を形成し、 カバーに上記同軸コネクタを貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔の内周縁に 上記同軸コネクタの面取部に嵌合する舌片を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
この考案のシールドケースでは、内部に回路基板を収納する収納部を有し、開 口部側に同軸コネクタを取り付けたフレームと、このフレームの開口部を覆うカ バーとによってシールドケースが構成されるが、同軸コネクタの台座の円周部に は面取部が形成されていて、また、カバーには同軸コネクタを貫通する貫通孔お よびその貫通孔の内周縁に上記同軸コネクタの面取部に嵌合する舌片が設けられ ている。従ってフレームに対する上記カバーの取り付けによって、カバー側の貫 通孔が同軸コネクタを貫通するとともに舌片が同軸コネクタの台座に形成されて いる面取部に嵌合する。そのため同軸コネクタの回転方向の位置が規制されて、 同軸コネクタに対するケーブルの着脱時などにおいて同軸コネクタに捩じりモー メントが加わっても、同軸コネクタは回転しない。また、半田付け時の熱が加わ ってもコネクタ取付部の強度が低下することはない。
【0010】
【実施例】
この考案の実施例に係るシールドケースの構造を図1〜図4に示す。
【0011】 図1はシールドケースの主要部の分解斜視図、図2(A)は表カバーの平面図 、(B)は同軸コネクタを取り付けたフレームの平面図である。これらの図にお いて5は回路基板であり、フレーム2の内部には回路基板5を収納する収納部を 備えている。フレーム2に対する同軸コネクタ1の取付構造は従来と同様である 。同軸コネクタ1は図に示すようにその台座12の円周部に2か所の面取部13 ,13を形成している。一方、表カバー3には同軸コネクタ1を貫通する貫通孔 31を形成するともとに、貫通孔31の内周縁に2つの舌片32,32を設けて いる。この2つの舌片32,32は表カバー3をフレーム2の開口部に取り付け た際、同軸コネクタの台座12に形成した面取部13,13にそれぞれ嵌合する 。
【0012】 図3は同軸コネクタと表カバーとの嵌合前後の状態を示す正面図である。図3 (A)に示すように、舌片32,32は同軸コネクタとの嵌合性を考慮して外側 に向かって予め僅かに折り曲げている。同図(B)に示すように表カバーの取り 付けによって舌片32,32の先端部が同軸コネクタ1の台座に形成した面取部 13,13に当接する。
【0013】 その後フレーム2の他の開口部に裏カバー4を取りつけることによって図4に 示すように同軸コネクタ付きシールドケースが得られる。
【0014】
【考案の効果】
この考案によれば、同軸コネクタを取り付けたフレームに対しさらにカバーを 取り付けた状態で同軸コネクタの回転がカバーにより規制される。そのため半田 付け時の熱の影響を受けても、また同軸コネクタに対するケーブルの着脱などで 同軸コネクタに捩じりモーメントが加わっても、同軸コネクタがガタつくことは ない。その結果電気的特性も安定した信頼性の高いシールドケースが得られる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の実施例に係るシールドケースの主要
部の組立前の状態を表す斜視図である。
【図2】(A)は表カバーの平面図、(B)は同軸コネ
クタを取りつけたフレームの平面図である。
【図3】同軸コネクタとカバーとの嵌合前後の状態を表
す正面図である。
【図4】完成したシールドケースの外観斜視図である。
【図5】従来のシールドケースの外観斜視図である。
【図6】従来のシールドケースの主要部の組立前の状態
を表す分解斜視図である。
【図7】フレームに対する同軸コネクタの嵌合方法を示
す図である。
【図8】フレームに対する同軸コネクタの嵌合前後の状
態を表す平面図である。
【図9】フレームと同軸コネクタとの嵌合部を表す図で
ある。
【符号の説明】
1 同軸コネクタ 2 フレーム 3 表カバー 4 裏カバー 5 回路基板 11 同軸コネクタの嵌合部 12 台座 13 面取部 21 フレームの嵌合孔 31 貫通孔 32 舌片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に回路基板を収納する収納部を有
    し、開口部側に同軸コネクタを取り付けたフレームと、
    このフレームの開口部を覆うカバーとからなるシールド
    ケースにおいて、同軸コネクタの台座の円周部に面取部
    を形成し、カバーに上記同軸コネクタを貫通する貫通孔
    を形成し、この貫通孔の内周縁に上記同軸コネクタの面
    取部に嵌合する舌片を設けたことを特徴とするシールド
    ケース。
JP1138191U 1991-03-05 1991-03-05 シールドケース Pending JPH04109593U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1138191U JPH04109593U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 シールドケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1138191U JPH04109593U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 シールドケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04109593U true JPH04109593U (ja) 1992-09-22

Family

ID=31900747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1138191U Pending JPH04109593U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 シールドケース

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JP (1) JPH04109593U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012069528A (ja) * 2011-11-17 2012-04-05 Sharp Corp アンテナ端子構造、および、それを備えたチューナー装置
JP2017073521A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 日本アンテナ株式会社 電子機器ケース
WO2018180059A1 (ja) * 2017-03-27 2018-10-04 株式会社デンソー 空調ケースおよび空調装置
JP2021530935A (ja) * 2018-07-04 2021-11-11 ウェイブ テック カンパニー,リミテッド 高周波フィルタの部品間の結合構造、及びそのような結合構造を含む高周波フィルタ

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