JP2511964Y2 - プリント基板用シ―ルドケ―ス - Google Patents
プリント基板用シ―ルドケ―スInfo
- Publication number
- JP2511964Y2 JP2511964Y2 JP1992062273U JP6227392U JP2511964Y2 JP 2511964 Y2 JP2511964 Y2 JP 2511964Y2 JP 1992062273 U JP1992062273 U JP 1992062273U JP 6227392 U JP6227392 U JP 6227392U JP 2511964 Y2 JP2511964 Y2 JP 2511964Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- case
- lower cover
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリント基板に装着さ
れる電気部品を電磁的にシールドするためのシールドケ
ースに関し、特に取り外しの容易なシールドケースに関
する。
れる電気部品を電磁的にシールドするためのシールドケ
ースに関し、特に取り外しの容易なシールドケースに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシールド装置において
は、電磁的にシールドの必要な電気部品をプリント基板
に例えば半田付けにより固定した後、まず磁性体からな
る上カバー付きケース枠をプリント基板に半田等を用い
て取り付け、次に必要があれば下カバーをプリント基板
の裏側からプリント基板に半田付けを行うものであっ
た。また、下カバーは半田付けする代わりに、脱落防止
用の複数の爪をプリント基板の一部に引っ掛けて固定す
ることも行われていた。
は、電磁的にシールドの必要な電気部品をプリント基板
に例えば半田付けにより固定した後、まず磁性体からな
る上カバー付きケース枠をプリント基板に半田等を用い
て取り付け、次に必要があれば下カバーをプリント基板
の裏側からプリント基板に半田付けを行うものであっ
た。また、下カバーは半田付けする代わりに、脱落防止
用の複数の爪をプリント基板の一部に引っ掛けて固定す
ることも行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述したような従来技
術によれば、シールドケース内部に収容された電気部品
を点検したいような場合とか、電気部品を交換したいよ
うな場合には、いちいちシールドケースを固定している
半田を半田ごて等で溶かして外さねばならないという不
都合があった。また、脱落防止用の爪をプリント基板に
引っ掛けて固定している場合には、爪が引っ掛かるスペ
ースをプリント基板に設ける必要があり、そのためにプ
リント基板の小型化が困難であった。
術によれば、シールドケース内部に収容された電気部品
を点検したいような場合とか、電気部品を交換したいよ
うな場合には、いちいちシールドケースを固定している
半田を半田ごて等で溶かして外さねばならないという不
都合があった。また、脱落防止用の爪をプリント基板に
引っ掛けて固定している場合には、爪が引っ掛かるスペ
ースをプリント基板に設ける必要があり、そのためにプ
リント基板の小型化が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の従来技
術の課題を解決することを目的とし、目的を達成するた
めに、プリント基板に取り付けた電気部品を電磁的にシ
ールドするためのプリント基板用シールドケースにおい
て、前記電気部品を収容するに足る大きさを有し、かつ
前記プリント基板に固定されるケース枠と、該ケース枠
に対して取り外し可能に装着される磁性体からなる上カ
バー及び下カバーとから構成され、前記上カバー及び下
カバーを前記ケース枠に固定するよう、前記上カバー及
び下カバーには爪及び穴を設け、前記ケース枠には、前
記爪を係止する突起と、滑入して前記穴を引っ掛け固定
する突起片とを設けたことを特徴とする。
術の課題を解決することを目的とし、目的を達成するた
めに、プリント基板に取り付けた電気部品を電磁的にシ
ールドするためのプリント基板用シールドケースにおい
て、前記電気部品を収容するに足る大きさを有し、かつ
前記プリント基板に固定されるケース枠と、該ケース枠
に対して取り外し可能に装着される磁性体からなる上カ
バー及び下カバーとから構成され、前記上カバー及び下
カバーを前記ケース枠に固定するよう、前記上カバー及
び下カバーには爪及び穴を設け、前記ケース枠には、前
記爪を係止する突起と、滑入して前記穴を引っ掛け固定
する突起片とを設けたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき図1から図3
を参照して詳細に述べる。
を参照して詳細に述べる。
【0006】図において、プリント基板3には複数の電
気部品(図示しない)が実装されており、それらの電気
部品を完全に囲むだけの大きさを有する磁性体からなる
ケース枠4がプリント基板3に固定される。すなわち、
ケース枠4に設けられた複数の足4Aが、プリント基板
3において足4Aの位置と対応する位置に設けられた複
数の穴3Aに挿入された後、例えば半田を用いてプリン
ト基板3に固定される。
気部品(図示しない)が実装されており、それらの電気
部品を完全に囲むだけの大きさを有する磁性体からなる
ケース枠4がプリント基板3に固定される。すなわち、
ケース枠4に設けられた複数の足4Aが、プリント基板
3において足4Aの位置と対応する位置に設けられた複
数の穴3Aに挿入された後、例えば半田を用いてプリン
ト基板3に固定される。
【0007】このケース枠4の二側面部(できれば相互
に対面する二側面部)には、複数の突起5及び突起片5
Aが例えばプレス機械による打ち出し加工によって形成
されている。突起5はその2個が対を成しており、2個
の突起5のほぼ中央に突起片5Aが配置されている。
に対面する二側面部)には、複数の突起5及び突起片5
Aが例えばプレス機械による打ち出し加工によって形成
されている。突起5はその2個が対を成しており、2個
の突起5のほぼ中央に突起片5Aが配置されている。
【0008】磁性体からなる上カバー1には、突起5及
び突起片5Aのそれぞれと結合されるべき複数の弾性力
を有する爪1A及び穴1Bが設けられており、上カバー
1をケース枠4に対して上部から被せると、図2に示す
ように、上カバー1の爪1Aがケース枠4の突起5と結
合し、それと同時に突起片5Aがその弾性力を利用し
て、上カバー1に設けられた穴1Bに自動的に滑入して
固定される。このようにして、突起片5Aが穴1Bに引
っ掛かるので上カバー1の脱落が防止される。
び突起片5Aのそれぞれと結合されるべき複数の弾性力
を有する爪1A及び穴1Bが設けられており、上カバー
1をケース枠4に対して上部から被せると、図2に示す
ように、上カバー1の爪1Aがケース枠4の突起5と結
合し、それと同時に突起片5Aがその弾性力を利用し
て、上カバー1に設けられた穴1Bに自動的に滑入して
固定される。このようにして、突起片5Aが穴1Bに引
っ掛かるので上カバー1の脱落が防止される。
【0009】一方、下カバー2にも、上に述べた爪1A
及び穴1Bと全く同様な爪2A及び穴2Bが設けられて
いる。また、その爪2A及び穴2Bにそれぞれ結合され
るべき突起6及び突起片6Aが、上に述べた突起5及び
突起片5Aと全く同様に設けられている。ここで、上カ
バー1の装着に使用するケース枠4の突起5及び突起片
5A並びに上カバー1の爪1A及び穴1Bは相互に対面
する二側面部に設けられたが、下カバー2については図
示のように四側面部に配置されている。
及び穴1Bと全く同様な爪2A及び穴2Bが設けられて
いる。また、その爪2A及び穴2Bにそれぞれ結合され
るべき突起6及び突起片6Aが、上に述べた突起5及び
突起片5Aと全く同様に設けられている。ここで、上カ
バー1の装着に使用するケース枠4の突起5及び突起片
5A並びに上カバー1の爪1A及び穴1Bは相互に対面
する二側面部に設けられたが、下カバー2については図
示のように四側面部に配置されている。
【0010】したがって、下カバー2がプリント基板3
に対して下方から嵌られる際には、爪2A及び穴2Bが
あらかじめプリント基板3に設けられた複数の貫通穴3
Bを貫通した後、図2に示すように、爪2Aが突起6と
結合しそれと同時に弾性力を有する突起片6Aが穴2B
内に自動的に滑入して固定される。
に対して下方から嵌られる際には、爪2A及び穴2Bが
あらかじめプリント基板3に設けられた複数の貫通穴3
Bを貫通した後、図2に示すように、爪2Aが突起6と
結合しそれと同時に弾性力を有する突起片6Aが穴2B
内に自動的に滑入して固定される。
【0011】図3は本考案の他の実施例を示すもので、
図1で述べた複数の貫通穴3Bを設けない型の実施例で
ある。すなわち、プリント基板7の大きさがケース枠4
の外枠とほぼ同じに設定されているので、下カバー2を
装着するに際して図1で述べた貫通穴3Bは不要とな
る。図3に示す実施例は、図1の実施例に比較するとプ
リント基板の小型化が図れる。
図1で述べた複数の貫通穴3Bを設けない型の実施例で
ある。すなわち、プリント基板7の大きさがケース枠4
の外枠とほぼ同じに設定されているので、下カバー2を
装着するに際して図1で述べた貫通穴3Bは不要とな
る。図3に示す実施例は、図1の実施例に比較するとプ
リント基板の小型化が図れる。
【0012】ケース枠4に装着された上カバー1を外す
場合には、上カバー1の爪1Aを持ち上げながら上カバ
ー1を引き上げれば良く、同様に下カバー2を外したい
場合には、下カバー2の爪2Aを持ち上げながら下カバ
ー2を引き下げれば良い。このように簡単な操作で上下
カバーを外すことが可能である。
場合には、上カバー1の爪1Aを持ち上げながら上カバ
ー1を引き上げれば良く、同様に下カバー2を外したい
場合には、下カバー2の爪2Aを持ち上げながら下カバ
ー2を引き下げれば良い。このように簡単な操作で上下
カバーを外すことが可能である。
【0013】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、上下
カバーの取り外しが容易であるから、シールド枠内部に
収納された電気部品の点検及び交換が容易となり、かつ
プリント基板の小型化が可能となる。また、ケース枠の
突起片がカバーの穴に引っ掛かるのでカバーの脱落がよ
り確実に防止される。
カバーの取り外しが容易であるから、シールド枠内部に
収納された電気部品の点検及び交換が容易となり、かつ
プリント基板の小型化が可能となる。また、ケース枠の
突起片がカバーの穴に引っ掛かるのでカバーの脱落がよ
り確実に防止される。
【図1】本考案の一実施例におけるプリント基板用シー
ルドケースの構成を示す分解斜視図である。
ルドケースの構成を示す分解斜視図である。
【図2】本実施例における上下カバーがケース枠に装着
された状態を示す部分拡大図である。
された状態を示す部分拡大図である。
【図3】本考案の他の実施例におけるプリント基板用シ
ールドケースの構成を示す分解斜視図である。
ールドケースの構成を示す分解斜視図である。
1 上カバー 1A,2A 爪 1B,2B 穴 2 下カバー 3,7 プリント基板 3A 穴 3B 貫通穴 4 ケース枠 4A 足 5,6 突起 5A,6A 突起片
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント基板に取り付けた電気部品を電
磁的にシールドするためのプリント基板用シールドケー
スにおいて、前記電気部品を収容するに足る大きさを有
し、かつ前記プリント基板に固定されるケース枠と、該
ケース枠に対して取り外し可能に装着される磁性体から
なる上カバー及び下カバーとから構成され、前記上カバ
ー及び下カバーを前記ケース枠に固定するよう、前記上
カバー及び下カバーには爪及び穴を設け、前記ケース枠
には、前記爪を係止する突起と、滑入して前記穴を引っ
掛け固定する突起片とを設けたことを特徴とするプリン
ト基板用シールドケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062273U JP2511964Y2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | プリント基板用シ―ルドケ―ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062273U JP2511964Y2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | プリント基板用シ―ルドケ―ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621293U JPH0621293U (ja) | 1994-03-18 |
JP2511964Y2 true JP2511964Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=13195377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992062273U Expired - Lifetime JP2511964Y2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | プリント基板用シ―ルドケ―ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511964Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58202212A (ja) * | 1982-05-15 | 1983-11-25 | Matsushita Electric Works Ltd | 反転投入・取出装置 |
JPS6141580A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-02-27 | Fuji Xerox Co Ltd | シリアル熱転写プリンタ |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP1992062273U patent/JP2511964Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621293U (ja) | 1994-03-18 |
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