JP2561338Y2 - プリント板の支持構造 - Google Patents
プリント板の支持構造Info
- Publication number
- JP2561338Y2 JP2561338Y2 JP5473892U JP5473892U JP2561338Y2 JP 2561338 Y2 JP2561338 Y2 JP 2561338Y2 JP 5473892 U JP5473892 U JP 5473892U JP 5473892 U JP5473892 U JP 5473892U JP 2561338 Y2 JP2561338 Y2 JP 2561338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed board
- support
- motherboard
- board
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マザーボード上にプリ
ント板を支持金具を介して垂直に装着するプリント板の
支持構造に関する。
ント板を支持金具を介して垂直に装着するプリント板の
支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電装品の実装のためのベースと
して使用されるマザーボードはマザーボード側コネクタ
を有し、プリント板はプリント板側コネクタを有してお
り、マザーボード上にプリント板を装着すると、マザー
ボード側コネクタとプリント板側コネクタが接続される
構造になっている。このようなマザーボード上は実装部
品の密度が高いため、プリント板をマザーボード上に支
持するための支持金具はコンパクトにすることが要求さ
れている。
して使用されるマザーボードはマザーボード側コネクタ
を有し、プリント板はプリント板側コネクタを有してお
り、マザーボード上にプリント板を装着すると、マザー
ボード側コネクタとプリント板側コネクタが接続される
構造になっている。このようなマザーボード上は実装部
品の密度が高いため、プリント板をマザーボード上に支
持するための支持金具はコンパクトにすることが要求さ
れている。
【0003】図10はこの種のプリント板の支持構造の
一例を示す。図において、符号101はマザーボード
で、このマザーボード101上にはマザーボード側コネ
クタ101Aが設けられている。
一例を示す。図において、符号101はマザーボード
で、このマザーボード101上にはマザーボード側コネ
クタ101Aが設けられている。
【0004】そして、マザーボード101上に、支持金
具102,102が、マザーボード側コネクタ101A
の両側にそれぞれ対向・配置されている。支持金具10
2は、L字状のブラケット102Aにサポート102B
を補強してなり、ブラケット102Aの底部がマザーボ
ード101上にビス103を介して固定されている。
具102,102が、マザーボード側コネクタ101A
の両側にそれぞれ対向・配置されている。支持金具10
2は、L字状のブラケット102Aにサポート102B
を補強してなり、ブラケット102Aの底部がマザーボ
ード101上にビス103を介して固定されている。
【0005】そして、プリント板104は、マザーボー
ド側コネクタ101Aに接続されるプリント板側コネク
タ104Aを有し、プリント板104の側端104B,
104Bは、支持金具102,102間に支持されてい
る。
ド側コネクタ101Aに接続されるプリント板側コネク
タ104Aを有し、プリント板104の側端104B,
104Bは、支持金具102,102間に支持されてい
る。
【0006】このようにして、プリント板104は、マ
ザーボード101上に、上記一対の支持金具102,1
02を介して装着されている。
ザーボード101上に、上記一対の支持金具102,1
02を介して装着されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来のプリ
ント板の支持構造にあっては、プリント板104を確実
に支持するため、支持金具102を必要とし、支持金具
102を強固にマザーボード101上に固定するため
に、支持金具102はサポート102Bを必要としてい
る。
ント板の支持構造にあっては、プリント板104を確実
に支持するため、支持金具102を必要とし、支持金具
102を強固にマザーボード101上に固定するため
に、支持金具102はサポート102Bを必要としてい
る。
【0008】そのため、支持金具102がマザーボード
101上で、プリント板104の側端104Bから横方
向に拡がった部分へとスペースを占有し、それだけ実装
部品のためのスペースが削減される。
101上で、プリント板104の側端104Bから横方
向に拡がった部分へとスペースを占有し、それだけ実装
部品のためのスペースが削減される。
【0009】そこで、支持金具の構造としてサポートで
補強しない構造として図11に示す支持金具110もあ
る。この支持金具110は、プレス板材からなり、プリ
ント板104の側端104Bから横方向に拡がった部分
へとスペースを占有しておらず、スペース上のメリット
はあるが、プリント板104の挿入及び支持を考慮して
高さ方向の寸法Lを大きくしている。しかし、支持金具
110は、プレス板材であるため、スプリングバック等
により、両支持金具110,110間の寸法が確保でき
ないことになり、プリント板104の支持も確実でな
い。この傾向は、プリント板104の高さ方向の寸法L
を大きくすれば、顕著になる。
補強しない構造として図11に示す支持金具110もあ
る。この支持金具110は、プレス板材からなり、プリ
ント板104の側端104Bから横方向に拡がった部分
へとスペースを占有しておらず、スペース上のメリット
はあるが、プリント板104の挿入及び支持を考慮して
高さ方向の寸法Lを大きくしている。しかし、支持金具
110は、プレス板材であるため、スプリングバック等
により、両支持金具110,110間の寸法が確保でき
ないことになり、プリント板104の支持も確実でな
い。この傾向は、プリント板104の高さ方向の寸法L
を大きくすれば、顕著になる。
【0010】また、図12に示すように、プリント板1
04の上端の支持をカバー111で規制すれば、プリン
ト板104の支持を確実にし、プリント板104の抜け
も防止できるものの、プリント板104の高さ方向の寸
法を必要以上に大きくしなればならず、装置が大きくな
る。
04の上端の支持をカバー111で規制すれば、プリン
ト板104の支持を確実にし、プリント板104の抜け
も防止できるものの、プリント板104の高さ方向の寸
法を必要以上に大きくしなればならず、装置が大きくな
る。
【0011】本考案は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、プリント板の支持を確実
にし、挿入も容易にし、さらにプリント板の側端方向の
横方向にも突出することのない構造にすることができる
プリント板の支持構造を提供することである。
なされたもので、その目的は、プリント板の支持を確実
にし、挿入も容易にし、さらにプリント板の側端方向の
横方向にも突出することのない構造にすることができる
プリント板の支持構造を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の考案は、
マザーボード側コネクタを有するマザーボード上に、支
持金具を、マザーボード側コネクタの両側にそれぞれ対
向・位置させて固定し、上記一対の支持金具間に、マザ
ーボード側コネクタに接続されるプリント板側コネクタ
を有するプリント板を装着するプリント板の支持構造に
おいて、前記支持金具を、内外の脚部間に頂部側で開口
部を形成してなる、プリント板の底部付近の高さの門形
状板材で構成し、外側の脚部に支持壁面を形成するとと
もに内側の脚部にプリント板の厚さ方向で頂部側からマ
ザーボード側に行くに従って細くなる傾斜部を形成し、
プリント板の側端面を支持金具の外側の脚部の支持壁面
で規制するとともに、プリント板の側面を支持金具の内
側の脚部の傾斜部で規制することにより、プリント板を
一対の支持金具間に支持したことを特徴とする。
マザーボード側コネクタを有するマザーボード上に、支
持金具を、マザーボード側コネクタの両側にそれぞれ対
向・位置させて固定し、上記一対の支持金具間に、マザ
ーボード側コネクタに接続されるプリント板側コネクタ
を有するプリント板を装着するプリント板の支持構造に
おいて、前記支持金具を、内外の脚部間に頂部側で開口
部を形成してなる、プリント板の底部付近の高さの門形
状板材で構成し、外側の脚部に支持壁面を形成するとと
もに内側の脚部にプリント板の厚さ方向で頂部側からマ
ザーボード側に行くに従って細くなる傾斜部を形成し、
プリント板の側端面を支持金具の外側の脚部の支持壁面
で規制するとともに、プリント板の側面を支持金具の内
側の脚部の傾斜部で規制することにより、プリント板を
一対の支持金具間に支持したことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の考案は、支持金具の頂部の
開口部の外側部分に、外方に拡がるガイド部を設けたこ
とを特徴とする。請求項3記載の考案は、マザーボード
側コネクタを有するマザーボード上に、支持金具を、マ
ザーボード側コネクタの両側にそれぞれ対向・位置させ
て固定し、上記一対の支持金具間に、マザーボード側コ
ネクタに接続されるプリント板側コネクタを有するプリ
ント板を装着するプリント板の支持構造において、プリ
ント板の側端面に、その底部付近に凹部を形成し、前記
支持金具を、内外の脚部間に頂部側で開口部を形成して
なる、プリント板の底部付近の高さの門形状板材で構成
し、外側の脚部に内方に突出する係止部を有する支持壁
面を形成するとともに内側の脚部にプリント板の厚さ方
向で頂部側からマザーボード側に行くに従って細くなる
傾斜部を形成し、支持金具の外側の脚部の係止部に、プ
リント板の凹部を係止させた状態でプリント板の側端面
を支持金具の外側の脚部の支持壁面で規制するととも
に、プリント板の側面を支持金具の内側の脚部の傾斜部
で規制することにより、プリント板を一対の支持金具間
に支持したことを特徴とする。
開口部の外側部分に、外方に拡がるガイド部を設けたこ
とを特徴とする。請求項3記載の考案は、マザーボード
側コネクタを有するマザーボード上に、支持金具を、マ
ザーボード側コネクタの両側にそれぞれ対向・位置させ
て固定し、上記一対の支持金具間に、マザーボード側コ
ネクタに接続されるプリント板側コネクタを有するプリ
ント板を装着するプリント板の支持構造において、プリ
ント板の側端面に、その底部付近に凹部を形成し、前記
支持金具を、内外の脚部間に頂部側で開口部を形成して
なる、プリント板の底部付近の高さの門形状板材で構成
し、外側の脚部に内方に突出する係止部を有する支持壁
面を形成するとともに内側の脚部にプリント板の厚さ方
向で頂部側からマザーボード側に行くに従って細くなる
傾斜部を形成し、支持金具の外側の脚部の係止部に、プ
リント板の凹部を係止させた状態でプリント板の側端面
を支持金具の外側の脚部の支持壁面で規制するととも
に、プリント板の側面を支持金具の内側の脚部の傾斜部
で規制することにより、プリント板を一対の支持金具間
に支持したことを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の考案においては、プリント板を
支持金具間に挿入する際には、プリント板の側端面は支
持金具の外側の脚部の支持壁面で案内されるとともに、
プリント板の側面は支持金具の内側の脚部の傾斜部で案
内される。
支持金具間に挿入する際には、プリント板の側端面は支
持金具の外側の脚部の支持壁面で案内されるとともに、
プリント板の側面は支持金具の内側の脚部の傾斜部で案
内される。
【0015】そして、プリント板の側端面が支持金具の
外側の脚部の支持壁面で規制されるとともに、プリント
板の側面が支持金具の内側の脚部の傾斜部で規制され
る。請求項2記載の考案においては、ガイド部により、
プリント板の両側の側端面が案内される。
外側の脚部の支持壁面で規制されるとともに、プリント
板の側面が支持金具の内側の脚部の傾斜部で規制され
る。請求項2記載の考案においては、ガイド部により、
プリント板の両側の側端面が案内される。
【0016】請求項3記載の考案においては、プリント
板が支持金具間に支持された状態で、門形状板材の外側
の脚部の内方に突出した係止部に、プリント板の凹部が
係止しており、プリント板の抜ける力に対して、プリン
ト板の凹部が確実に支持金具の係止部に固定されてい
る。
板が支持金具間に支持された状態で、門形状板材の外側
の脚部の内方に突出した係止部に、プリント板の凹部が
係止しており、プリント板の抜ける力に対して、プリン
ト板の凹部が確実に支持金具の係止部に固定されてい
る。
【0017】また、保守の際等に強い力で、プリント板
を支持金具間から引き抜けば、係止部からプリント板の
凹部が外される。
を支持金具間から引き抜けば、係止部からプリント板の
凹部が外される。
【0018】
【実施例】以下、図面により本考案の実施例について説
明する。図1ないし図3は本考案の第1実施例に係わる
プリント板の支持構造を示す。
明する。図1ないし図3は本考案の第1実施例に係わる
プリント板の支持構造を示す。
【0019】図において、符号1は、マザーボードで、
このマザーボード1上にはマザーボード側コネクタ2が
設けられている。マザーボード1上には、4つの取付孔
1Aからなる2つの孔群がマザーボード側コネクタ2の
両側にそれぞれ位置して穿設されている。
このマザーボード1上にはマザーボード側コネクタ2が
設けられている。マザーボード1上には、4つの取付孔
1Aからなる2つの孔群がマザーボード側コネクタ2の
両側にそれぞれ位置して穿設されている。
【0020】マザーボード1上に、支持金具3,3が、
マザーボード側コネクタ2の両側にそれぞれ対向・配置
されている。支持金具3は、内外の脚部4,5間に頂部
側で開口部6を形成してなる、後述のプリント板10の
底部付近の高さの門形状板材で構成され、外側の脚部4
に支持壁面7が形成されるとともに内側の脚部5にプリ
ント板10の厚さ方向で頂部側からマザーボード1側に
行くに従って細くなる傾斜部8が形成されている。ま
た、各脚部4,5の取付端には突起部9が4箇所に亘っ
て形成されている。
マザーボード側コネクタ2の両側にそれぞれ対向・配置
されている。支持金具3は、内外の脚部4,5間に頂部
側で開口部6を形成してなる、後述のプリント板10の
底部付近の高さの門形状板材で構成され、外側の脚部4
に支持壁面7が形成されるとともに内側の脚部5にプリ
ント板10の厚さ方向で頂部側からマザーボード1側に
行くに従って細くなる傾斜部8が形成されている。ま
た、各脚部4,5の取付端には突起部9が4箇所に亘っ
て形成されている。
【0021】そして、マザーボード1の4つの取付孔1
A内に、支持金具3の4つの突起部9が挿入され、半田
付けで突起部9がマザーボード1に固着されることによ
り、マザーボード1に支持金具3,3が固定されてい
る。
A内に、支持金具3の4つの突起部9が挿入され、半田
付けで突起部9がマザーボード1に固着されることによ
り、マザーボード1に支持金具3,3が固定されてい
る。
【0022】10はプリント板で、マザーボード側コネ
クタ2に接続されるプリント板側コネクタ11を有し、
プリント板10の側端面12は支持金具3の外側の脚部
4の支持壁面7で規制されるとともに、プリント板10
の側面10Aを支持金具3の内側の脚部5の傾斜部8で
規制されることにより、プリント板10が支持金具3,
3間に支持される。
クタ2に接続されるプリント板側コネクタ11を有し、
プリント板10の側端面12は支持金具3の外側の脚部
4の支持壁面7で規制されるとともに、プリント板10
の側面10Aを支持金具3の内側の脚部5の傾斜部8で
規制されることにより、プリント板10が支持金具3,
3間に支持される。
【0023】このようにして、図1の二点鎖線で示すプ
リント板10が支持金具3,3を介してマザーボード1
上に支持されている。なお、プリント板10を支持金具
3,3間に挿入する際には、プリント板10の側端面1
2は支持金具3の外側の脚部4の支持壁面7で案内され
るとともに、プリント板10の側面10Aの下部部分1
0Bは支持金具3の内側の脚部5の傾斜部8で案内され
る。
リント板10が支持金具3,3を介してマザーボード1
上に支持されている。なお、プリント板10を支持金具
3,3間に挿入する際には、プリント板10の側端面1
2は支持金具3の外側の脚部4の支持壁面7で案内され
るとともに、プリント板10の側面10Aの下部部分1
0Bは支持金具3の内側の脚部5の傾斜部8で案内され
る。
【0024】即ち、支持金具3の外側の脚部4の支持壁
面7は、プリント板10の側端面12の支持機能及び案
内機能を有し、支持金具3の内側の脚部5の傾斜部8は
プリント板10の側面10Aの支持機能及び案内機能を
有している。
面7は、プリント板10の側端面12の支持機能及び案
内機能を有し、支持金具3の内側の脚部5の傾斜部8は
プリント板10の側面10Aの支持機能及び案内機能を
有している。
【0025】以上の如き構成によれば、支持金具3を、
プリント板10の底部付近の高さの門形状板材で構成す
ることを可能にし、支持金具3の高さを低くすることが
できる。しかも、支持金具3は、高さが低くても、従来
例と同様に、側面10Aの下部部分10B及び側端方向
でのプリント板10の位置規制を確保することができ、
支持金具3をコンパクトにできる。
プリント板10の底部付近の高さの門形状板材で構成す
ることを可能にし、支持金具3の高さを低くすることが
できる。しかも、支持金具3は、高さが低くても、従来
例と同様に、側面10Aの下部部分10B及び側端方向
でのプリント板10の位置規制を確保することができ、
支持金具3をコンパクトにできる。
【0026】また、プリント板10の側端面12を支持
金具3の外側の脚部4の支持壁面7で規制するので、プ
リント板10は、その両側の支持金具3,3間に格納さ
れ、支持金具3がプリント板10の側端面102から側
端方向の外方に出っ張ることを防ぎ、支持金具3の周辺
の実装部品の装着のためのスペースを確保できる。
金具3の外側の脚部4の支持壁面7で規制するので、プ
リント板10は、その両側の支持金具3,3間に格納さ
れ、支持金具3がプリント板10の側端面102から側
端方向の外方に出っ張ることを防ぎ、支持金具3の周辺
の実装部品の装着のためのスペースを確保できる。
【0027】さらに、図3に示すように、プリント板1
0を支持金具3,3にセットする際、傾斜部8によりプ
リント板10の側面10Aを案内することができるの
で、プリント板10の支持金具3,3間へのセットを容
易にすることができる。
0を支持金具3,3にセットする際、傾斜部8によりプ
リント板10の側面10Aを案内することができるの
で、プリント板10の支持金具3,3間へのセットを容
易にすることができる。
【0028】そして、支持金具3の突起部9は半田付け
でマザーボード1に固着されているので、他の電気部品
の半田ディップ時に実装でき、実装工数を低減できる。
そして、また、支持金具3は、プリント板10の挿入,
支持機能を有しているので、プリント板10の位置決め
を容易にし、組立工数を低減できる。
でマザーボード1に固着されているので、他の電気部品
の半田ディップ時に実装でき、実装工数を低減できる。
そして、また、支持金具3は、プリント板10の挿入,
支持機能を有しているので、プリント板10の位置決め
を容易にし、組立工数を低減できる。
【0029】なお、本実施例においては、傾斜部8は、
頂部側からマザーボード1側に行くに従って細くなる形
状となっているが、図4に示すように、傾斜部8の先端
に、プリント板10の先端が嵌合する幅の支持部8Aを
形成することができる。この支持部8Aにより、プリン
ト板10の支持をより確実にできる。
頂部側からマザーボード1側に行くに従って細くなる形
状となっているが、図4に示すように、傾斜部8の先端
に、プリント板10の先端が嵌合する幅の支持部8Aを
形成することができる。この支持部8Aにより、プリン
ト板10の支持をより確実にできる。
【0030】また、図5に示すように、支持金具3の頂
部の開口部6の外側部分に、外側に拡がる切り起こしか
らなるガイド部13を設け、このガイド部13により、
プリント板10の側端面12が案内されるので、プリン
ト板10の支持金具3の開口部6内への挿入を容易にで
きる。また、プリント板10が高密度実装されている場
合、マザーボード1のマザーボード側コネクタ2を見づ
らい場合があるが、このガイド部13を目印にしてプリ
ント板10の挿入を容易にできる。
部の開口部6の外側部分に、外側に拡がる切り起こしか
らなるガイド部13を設け、このガイド部13により、
プリント板10の側端面12が案内されるので、プリン
ト板10の支持金具3の開口部6内への挿入を容易にで
きる。また、プリント板10が高密度実装されている場
合、マザーボード1のマザーボード側コネクタ2を見づ
らい場合があるが、このガイド部13を目印にしてプリ
ント板10の挿入を容易にできる。
【0031】図6,図7は本考案の第2実施例に係わる
プリント板の支持構造を示し、第1実施例と相違する部
分についてのみ説明する。なお、第1実施例と同一構成
部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
プリント板の支持構造を示し、第1実施例と相違する部
分についてのみ説明する。なお、第1実施例と同一構成
部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
【0032】図に示すように、支持金具3の頂部の開口
部6の外側部分に、外側に拡がる切り起しからなるガイ
ド部13が設けられている。プリント板10の側端面1
2に、その底部付近に凹部21が形成され、支持金具3
の外側の脚部4の支持壁面7に、内方に突出する係止部
22が形成されている。この係止部22に、プリント板
10の凹部21を係止させた状態でプリント板10の側
端面12が支持金具3の外側の脚部4の支持壁面12で
規制されている。
部6の外側部分に、外側に拡がる切り起しからなるガイ
ド部13が設けられている。プリント板10の側端面1
2に、その底部付近に凹部21が形成され、支持金具3
の外側の脚部4の支持壁面7に、内方に突出する係止部
22が形成されている。この係止部22に、プリント板
10の凹部21を係止させた状態でプリント板10の側
端面12が支持金具3の外側の脚部4の支持壁面12で
規制されている。
【0033】本実施例によれば、プリント板10が支持
金具3,3間に支持された状態で、その外側の脚部4の
内方に突出した係止部22に、プリント板10の凹部2
1が係止しており、プリント板10の抜ける力に対し
て、プリント板10の凹部21が確実に支持金具3の係
止部22に固定され、振動等によってもプリント板10
の脱落を防止できる。
金具3,3間に支持された状態で、その外側の脚部4の
内方に突出した係止部22に、プリント板10の凹部2
1が係止しており、プリント板10の抜ける力に対し
て、プリント板10の凹部21が確実に支持金具3の係
止部22に固定され、振動等によってもプリント板10
の脱落を防止できる。
【0034】また、保守の際等には、図7に示すように
ガイド部13を内方(Y方向)に回動すれば、その付根
付近を軸として係止部22が外方に回動し、その状態
で、プリント板10を強い力で支持金具3,3間から引
き抜けば、係止部22からプリント板10の凹部21が
外され、プリント板10を支持金具3,3間から抜脱す
ることができる。
ガイド部13を内方(Y方向)に回動すれば、その付根
付近を軸として係止部22が外方に回動し、その状態
で、プリント板10を強い力で支持金具3,3間から引
き抜けば、係止部22からプリント板10の凹部21が
外され、プリント板10を支持金具3,3間から抜脱す
ることができる。
【0035】また、図7の係止部22に代えて、図8,
図9に示すように、先端に外方に折り曲げた曲げ部23
Aを設けた係止部23を形成することもできる。そし
て、保守の際等に強い力で、プリント板10を支持金具
3,3間から引き抜けば、係止部23の曲げ部23Aか
らプリント板10の凹部21が外れ、プリント板10を
支持金具3,3間から抜脱することができる。
図9に示すように、先端に外方に折り曲げた曲げ部23
Aを設けた係止部23を形成することもできる。そし
て、保守の際等に強い力で、プリント板10を支持金具
3,3間から引き抜けば、係止部23の曲げ部23Aか
らプリント板10の凹部21が外れ、プリント板10を
支持金具3,3間から抜脱することができる。
【0036】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1記載の考
案によれば、支持金具を、プリント板の底部付近の高さ
の門形状板材で構成することを可能にし、支持金具の高
さを低くすることができる。しかも、支持金具は、高さ
が低くても、従来例と同様に、側面方向及び側端方向で
のプリント板の位置規制を確保することができ、支持金
具をコンパクトにできる。
案によれば、支持金具を、プリント板の底部付近の高さ
の門形状板材で構成することを可能にし、支持金具の高
さを低くすることができる。しかも、支持金具は、高さ
が低くても、従来例と同様に、側面方向及び側端方向で
のプリント板の位置規制を確保することができ、支持金
具をコンパクトにできる。
【0037】また、プリント板の側端面を支持金具の外
側の脚部の支持壁面で規制するので、プリント板は、そ
の両側の支持金具間に格納され、支持金具がプリント板
の側端面から側端方向の外方に出っ張ることを防ぎ、支
持金具の周辺の実装部品の装着のためのスペースを確保
できる。
側の脚部の支持壁面で規制するので、プリント板は、そ
の両側の支持金具間に格納され、支持金具がプリント板
の側端面から側端方向の外方に出っ張ることを防ぎ、支
持金具の周辺の実装部品の装着のためのスペースを確保
できる。
【0038】請求項2記載の考案によれば、ガイド部に
より、プリント板の両側の側端面が案内されるので、プ
リント板の支持金具の開口部内への挿入を容易にでき
る。請求項3記載の考案によれば、プリント板が支持金
具間に支持された状態で、支持金具の外側の脚部の内方
に突出した係止部に、プリント板の凹部が係止してお
り、プリント板の抜ける力に対して、プリント板の凹部
が確実に支持金具の係止部に固定され、振動等によって
もプリント板の脱落を防止できる。
より、プリント板の両側の側端面が案内されるので、プ
リント板の支持金具の開口部内への挿入を容易にでき
る。請求項3記載の考案によれば、プリント板が支持金
具間に支持された状態で、支持金具の外側の脚部の内方
に突出した係止部に、プリント板の凹部が係止してお
り、プリント板の抜ける力に対して、プリント板の凹部
が確実に支持金具の係止部に固定され、振動等によって
もプリント板の脱落を防止できる。
【0039】また、保守の際等に強い力で、プリント板
を支持金具間から引き抜けば、係止部からプリント板の
凹部を外し、プリント板を支持金具間から抜脱すること
ができる。
を支持金具間から引き抜けば、係止部からプリント板の
凹部を外し、プリント板を支持金具間から抜脱すること
ができる。
【図1】本考案の第1実施例に係わるプリント板の支持
構造の組立正面図である。
構造の組立正面図である。
【図2】図1の支持金具の斜視図である。
【図3】図1のX方向矢視図である。
【図4】支持金具の第1の変形例を示す正面図である。
【図5】支持金具の第2の変形例を示す斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例に係わるプリント板の支持
構造の正面図である。
構造の正面図である。
【図7】図6の支持金具の斜視図である。
【図8】図6の支持金具の変形例を示す断面図である。
【図9】同支持金具の斜視図である。
【図10】従来における第1のプリント板の支持構造の
正面図である。
正面図である。
【図11】従来における第2のプリント板の支持構造の
正面図である。
正面図である。
【図12】従来における第3のプリント板の支持構造の
正面図である。
正面図である。
1 マザーボード 2 マザーボード側コネクタ 3 支持金具 4 外側の脚部 5 内側の脚部 7 支持壁面 8 傾斜部 10 プリント板 10A 側面 11 プリント板側コネクタ 12 側端面
Claims (3)
- 【請求項1】 マザーボード側コネクタを有するマザー
ボード上に、支持金具を、マザーボード側コネクタの両
側にそれぞれ対向・位置させて固定し、 上記一対の支持金具間に、マザーボード側コネクタに接
続されるプリント板側コネクタを有するプリント板を装
着するプリント板の支持構造において、 前記支持金具を、内外の脚部間に頂部側で開口部を形成
してなる、プリント板の底部付近の高さの門形状板材で
構成し、外側の脚部に支持壁面を形成するとともに内側
の脚部にプリント板の厚さ方向で頂部側からマザーボー
ド側に行くに従って細くなる傾斜部を形成し、 プリント板の側端面を支持金具の外側の脚部の支持壁面
で規制するとともに、プリント板の側面を支持金具の内
側の脚部の傾斜部で規制することにより、プリント板を
一対の支持金具間に支持したことを特徴とするプリント
板の支持構造。 - 【請求項2】 支持金具の頂部の開口部の外側部分に、
外方に拡がるガイド部を設けたことを特徴とする請求項
1記載のプリント板の支持構造。 - 【請求項3】 マザーボード側コネクタを有するマザー
ボード上に、支持金具を、マザーボード側コネクタの両
側にそれぞれ対向・位置させて固定し、 上記一対の支持金具間に、マザーボード側コネクタに接
続されるプリント板側コネクタを有するプリント板を装
着するプリント板の支持構造において、 プリント板の側端面に、その底部付近に凹部を形成し、 前記支持金具を、内外の脚部間に頂部側で開口部を形成
してなる、プリント板の底部付近の高さの門形状板材で
構成し、外側の脚部に内方に突出する係止部を有する支
持壁面を形成するとともに内側の脚部にプリント板の厚
さ方向で頂部側からマザーボード側に行くに従って細く
なる傾斜部を形成し、 支持金具の外側の脚部の係止部に、プリント板の凹部を
係止させた状態でプリント板の側端面を支持金具の外側
の脚部の支持壁面で規制するとともに、プリント板の側
面を支持金具の内側の脚部の傾斜部で規制することによ
り、プリント板を一対の支持金具間に支持したことを特
徴とするプリント板の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5473892U JP2561338Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | プリント板の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5473892U JP2561338Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | プリント板の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617289U JPH0617289U (ja) | 1994-03-04 |
JP2561338Y2 true JP2561338Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12979131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5473892U Expired - Fee Related JP2561338Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | プリント板の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561338Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP5473892U patent/JP2561338Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0617289U (ja) | 1994-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3119612B2 (ja) | プリント基板用コネクタ及びその実装構造 | |
JP2561338Y2 (ja) | プリント板の支持構造 | |
US6219251B1 (en) | Universal retention module | |
JPH11167967A (ja) | コネクタ実装構造体 | |
JP3338469B2 (ja) | 電気装置用筐体 | |
JPH10290081A (ja) | 回路基板の固定構造 | |
JPH0319260Y2 (ja) | ||
JPS645915Y2 (ja) | ||
JPH05335773A (ja) | シールドケース構体 | |
JP2586237Y2 (ja) | パネルの取付構造 | |
JPH0438546Y2 (ja) | ||
JPS608445Y2 (ja) | プリント板取付装置 | |
JPS5843820Y2 (ja) | プリント板取付装置 | |
JPH0648933Y2 (ja) | プリント基板の取付構造 | |
JPH0751819Y2 (ja) | 電源ジャックの固定構造 | |
JPS5833733Y2 (ja) | 筐体 | |
JP2550363Y2 (ja) | 部品取り付け構造 | |
JP3008826B2 (ja) | 可撓性プリント基板用コネクタ | |
JPH05235565A (ja) | 基板取付装置 | |
JPH0547510Y2 (ja) | ||
JPH0223022Y2 (ja) | ||
JPH025574Y2 (ja) | ||
JPS603505Y2 (ja) | プリント基板用タ−ミナル装置 | |
JPS5855820Y2 (ja) | 板体取付装置 | |
JPH0528086U (ja) | プリント基板取付装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |