JPH0353517Y2 - - Google Patents

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JPH0353517Y2
JPH0353517Y2 JP1985063108U JP6310885U JPH0353517Y2 JP H0353517 Y2 JPH0353517 Y2 JP H0353517Y2 JP 1985063108 U JP1985063108 U JP 1985063108U JP 6310885 U JP6310885 U JP 6310885U JP H0353517 Y2 JPH0353517 Y2 JP H0353517Y2
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circuit board
printed circuit
frame
jig
locking
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、電子機器のプリント基板取付け装置
に関する。
<従来の技術> 例えばチユーナ回路等のように、高周波を取扱
う電子回路が構成されたプリント基板を、金属製
の枠体に取付けるようにした電子機器として、従
来より前記枠体の側板に複数の係止爪を設けてプ
リント基板を係止するとともに、前記係止爪とプ
リント基板とを半田により接合して固定するよう
にすることが考えられる。
例えば、第9図に示すものは、電子機器本体の
マザー基板(図示せず)に、前述のチユーナ回路
が構成されたプリント基板1を接続する構造のも
のであり、箱状の枠体2の側板上縁部に、互いに
対向して枠体2の内方に突出する係止爪4を切起
しにより形成し、これら係止爪4によつてプリン
ト基板1を係止するようになつている。そして、
前記プリント基板1と係止爪4とは、半田付けに
より固定され、これによつて前記チユーナ回路が
枠体2に接続されている。
また、このようにしてプリント基板1を取付け
た枠体2の上面には、同じく金属製の蓋体で覆わ
れる。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、このような電子機器では、例えば修
理等のために、プリント基板1を枠体2より取外
すことが必要となる。そこで前記半田を溶解する
と同時に、第10図に示すように、枠体2の側板
を後方に撓ませて、係止爪4をプリント基板1よ
り離脱させるようにしていが、半田を溶解させな
がら枠体2の係止爪4を撓ませプリント基板1よ
り係止を解くことは作業性が悪く、しかもこの作
業のために、第11図に示すように、枠体2の破
損を招き、その交換が必要となる問題点があつ
た。
<問題点を解決するための手段> そこで本考案は、前述した問題点を解決するた
めに、プリント基板を上面で支承する枠体の該上
面に該プリント基板を挾んで互いに対向する少な
くとも一対の弾性舌片を突設し、 該弾性舌片には枠体内方に突出して前記プリン
ト基板を係止する係止爪を設け、 前記プリント基板又は前記枠体における弾性舌
片近傍部位に、該弾性舌片を基板外方に撓ませて
前記係止爪を前記プリント基板から離脱させるた
めの治具を挿入する治具挿入部を形成し、 前記係止爪と前記プリント基板とを半田付けし
たことを特徴とする。
<作用> 以上の手段により、治具の操作によつて弾性舌
片に力を加えつゝ半田を加熱してパターンと係止
爪を離してプリント基板を取外すことができる。
<実施例> 以下本考案を、電子機器本体のマザー基板に接
続されるプリント基板及び枠体を備えたものに適
用した実施例について図面に従つて詳細に説明す
る。
この実施例における電子機器は、第1図に示す
ように、金属製の枠体11の上面にプリント基板
12を取付け、さらにこの上面を金属製の蓋体1
3により覆うことにより、プリント基板12をシ
ールドした状態で収納保持するようにしたもので
ある。
前記枠体11は、マザー基板挿入用の端子14
を備えるとともに、上縁部にプリント基板12を
取付けるための4つの弾性舌片15が形成されて
いる。これら弾性舌片15のうち、2つの弾性舌
片15は、枠体11の左右の側板に互いに対向し
て配置されており、残る2つの弾性舌片15は、
この枠体11の前記マザー基板と反対側の側板に
互いに並列に配置されている。そして、これら弾
性舌片15には、第2図にも示すように、枠体1
1の内方に向つて突出した係止爪16が形成され
ている。
また、前記プリント基板12には、各種電子回
路素子17が実装されるとともに、前記マザー基
板側に位置する一側縁部に、このマザー基板側に
配置されたコネクタに接続される複数の端子ピン
18が突設されている。また、このプリント基板
12の側縁部には、前記弾性舌片15が配置され
る切込み部19が形成されており、さらにこの切
込み部19の一部には、第3図に示すように、前
述した係止爪16を避けるようにして治具挿入部
となる切欠穴部20が形成されている。なお、こ
の実施例では、各切欠穴部20は、各係止爪16
に対して枠体11の内側に配置されている。
また、前記蓋体13は、各弾性舌片15に対応
する切欠部13aを備えたものであり、枠体11
の上面に嵌合するようになつている。
以上のような構成のプリント基板取付け装置で
は、前記プリント基板12を枠体11の上面に嵌
入することにより、各係止爪16によつてプリン
ト基板12が係止される。そして、各係止爪16
とプリント基板12とを半田付けし、この半田2
1によつてプリント基板12を機械的に固定する
とともに、プリント基板12の電子回路を枠体1
1に接続させて接地するようになつている。
また、プリント基板12を枠体11より取外す
ときは、前記半田21を溶解すると同時に、前記
切欠穴部20に、第4図に示すように棒状の治具
22を挿入し、この切欠穴部20を支点として回
動操作することにより、弾性舌片15を押圧して
撓ませる。すると、各係止片16が後方に退き、
プリント基板12より離脱する。このとき、各弾
性舌片15が自在に撓むこととなり、少ない間隙
で半田を確実に切ることができるので枠体11の
側板を大きく撓ませることもなく、その破損も防
止できる。また、プリント基板12と枠体11と
の間隙をこじ開けるようにして治具22を挿入す
る必要もないのでプリント基板12が破損してし
まうこともない。
また、前記実施例では、各切欠穴部20を、係
止爪16に対して枠体11の内側に配置したが、
第5図に示すように、係止爪16に対して枠体1
1の外側コーナ部側に形成しても良い。このよう
にすれば、第6図に示すように、弾性舌片15
を、このコーナ部に位置する側板の一部とともに
より自在に撓ませることができ、プリント基板1
2の取外し操作がさらに自在となる。
また、前記実施例では、プリント基板12に切
欠穴部20を設けたが、第7図に示すように、枠
体11側に切欠穴部23を形成しても良い。すな
わち、この切欠穴部23は、枠体11の側板のコ
ーナ部に位置する継目部分に形成されており、治
具22により、第8図に示すように、側板の一部
と弾性舌片15を撓ませて、プリント基板12の
取外し作業を行なうことができる。
なお、前記実施例では、治挿入部として切欠穴
部20,23を形成したが、この治具挿入部は、
前記弾性舌片15を押圧操作するため、治具22
を挿入して回動支点とし得るものであれば良く、
穴状のものに限らず、例えば有底凹部状のもので
あつても良い。
また、前記弾性舌片15の数や配置は、適宜選
択することができる。
さらに本考案は、前述したような電子機器のみ
ならず、種々の電子機器に広く用いることができ
る。
<考案の効果> 本考案によれば、プリント基板を枠体より取外
す際に、切欠穴部を支点として治具を回動操作す
ると、弾性舌片又は弾性舌片及びその近傍の枠体
の一部のみが外側に撓むので、この枠体の側板を
全体的に大きく撓ませることなしに半田を確実に
切ることができるので、この取外し作業のために
枠体が破損してしまうこともなく、この枠体を交
換することも不要となる。
係止爪部分のみをプリント基板と半田付けする
ので、弾性舌片が枠体外方に退けばプリント基板
と係止爪が離れ、弾性舌片のわずかな撓みで半田
を確実に切り離すことができる。
プリント基板の下面は枠体上面で支承されてい
るので弾性舌片の係止爪の半田が全て切れてもプ
リント基板が枠体から脱落することはなく安定し
た取外し作業ができる。また、プリント基板の取
外し作業を、治具挿入部に治具を挿入した状態で
半田を溶解させることにより容易に行なうことが
でき、この治具によるプリント基板や枠体の損傷
も回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部分解斜視
図、第2図は前記第1図のA−A線断面図、第3
図は前記第1図のB−B線断面図、第4図は前記
第1図に示す実施例におけるプリント基板の取外
作業を説明する断面図、第5図は本考案の他の実
施例を示す平面図、第6図は前記第5図に示す実
施例におけるプリント基板の取外し作業を説明す
る部分平面図、第7図は本考案のさらに他の実施
例を示す一部省略斜視図、第8図は前記第7図に
示す実施例におけるプリント基板の取外し作業を
示す側面図、第9図は本考案の参考例を示す一部
省略斜視図、第10図は前記第9図に示す参考例
におけるプリント基板の取外し作業を説明する断
面図、第11図は前記第10図に示すプリント基
板の取外し作業によつて破損した枠体を示す斜視
図である。 11……枠体、12……プリント基板、15…
…弾性舌片、16……係止爪、20,23……切
欠穴部、22……治具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プリント基板を上面で支承する枠体の該上面に
    該プリント基板を挾んで互いに対向する少なくと
    も一対の弾性舌片を突設し、 該弾性舌片には枠体内方に突出して前記プリン
    ト基板を係止する係止爪を設け、 前記プリント基板又は前記枠体における弾性舌
    片近傍部位に、該弾性舌片を基板外方に撓ませて
    前記係止爪を前記プリント基板から離脱させるた
    めの治具を挿入する治具挿入部を形成し、 前記係止爪と前記プリント基板とを半田付けし
    たことを特徴とする電子機器のプリント基板取付
    け装置。
JP1985063108U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH0353517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985063108U JPH0353517Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063108U JPH0353517Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61179791U JPS61179791U (ja) 1986-11-10
JPH0353517Y2 true JPH0353517Y2 (ja) 1991-11-22

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ID=30592945

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JP1985063108U Expired JPH0353517Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JP (1) JPH0353517Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945228U (ja) * 1972-07-27 1974-04-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945228U (ja) * 1972-07-27 1974-04-20

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JPS61179791U (ja) 1986-11-10

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