JPH04109347A - データ転送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ転送方式に関し、特にデータ転送システ
ムを構成するコンピュータにおけるデータ転送方式に関
する。

〔従来の技術〕

従来、この種のデータ転送方式は、第３図に示すように
、通信（送信および受信）に関する基本処理（このデー
タ転送方式が適用されるデータ転送システムにおいてあ
らかしめ用意されている処理）を行う通信基本処理部の
集合である通信基本処理部群３０１と、通信基本処理部
群３０１中の通信基本処理部を呼び出しながらこのデー
タ転送方式における処理（データ転送処理）を所定の処
理手順に沿って実行する主処理部３ｏ２　（利用者によ
り定義された処理もこの主処理部３０２の内部に組み込
まれている）とを含んで構成されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のデータ転送方式では、主処理部３０２に
おける記述が所定の処理手順に沿った記述になっている
ので、処理手順が変わると主処理部３０２の内容が変更
される。したがって、処理手順が異なるデータ転送処理
毎に異なった主処理部３０２を設けてデータ転送処理を
構築しなければならない（種々のデータ転送処理を構築
するための労力が大きくなる）という欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、種々のデータ転送処
理を簡易に構築することができるデータ転送方式を捷供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のデータ転送方式は、通信に関する基本処理を行
う通信基本処理部の集合である通信基本処理部群と、こ
の通信基本処理部群中の通信基本処理部により行われる
通信に関する基本処理の前後に存在する利用者により定
義された処理を行う利用者定義処理部の集合である利用
者定義処理部群と、前記通信基本処理部群中の通信基本
処理部の実行の手順を記述する処理記述を有する処理記
述部と、この処理記述部内の処理記述を解析して前記通
信基本処理部群中の通信基本処理部および前記利用者定
義処理部群中の利用者定義処理部を実行する処理記述解
析部とを有する。

〔作用〕

本発明のデータ転送方式では、通信に関する基本処理を
行う通信基本処理部の集合である通信基本処理部群が設
けられ、通信基本処理部群中の通信基本処理部により行
われる通信に関する基本処理の前後に存在する利用者に
より定義された処理を行うｆｌｌ前者定義処理部集合で
ある利用者定義処理部群が設けられ、処理記述部が通信
基本処理部群中の通信基本処理部の実行の手順を記述し
、処理記述解析部が処理記述部内の処理記述を解析して
通信基本処理部群中の通信基本処理部および利用者定義
処理部群中の利用者定義処理部を実行する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明のデータ転送方式の一実施例の構成を
示すブロック図である。本実施例のデータ転送方式は、
通信（送信および受信）に関する基本処理を行う通信基
本処理部の集合である通信基本処理部群１０１と、通信
基本処理部群１０１により行われる通信に関する基本処
理の前後に存在する利用者により定義された処理を行う
利用者定義処理部の集合である利用者定義処理部群１０
２と、通信基本処理部の実行の手順を記述する処理記述
２００　（第２図参照）を存する処理記述部１０３と、
処理記述部１０３内の処理記述２００を解析して通信基
本処理部および利用者定義処理部を実行する処理記述解
析部１０４とを含んで構成されている。

通信基本処理部群１０１中の通信基本処理部の処理とし
ては、例えば、データの送信処理、データの受信処理１
通信準備処理（オーブン処理）および通信終了処理（ク
ローズ処理）がある。

利用者定義処理部群１０２中の利用者定義処理部の処理
としては、例えば、送信データ作成処理。

受信データ編集処理および受信データ出力処理がある。

第２図は、処理記述部１０３内の処理記述２０Ｏの形式
を示す図である。処理記述２００は、各処理記述２００
の識別情報である記述番号２０１と、実行すべき通信基
本処理部の識別情報である通信基本処理部識別情報２０
２と、その通信基本処理部の実行の際における動作の詳
細（例えば、データの送信にあたってのバイト数）を指
定する通信基本処理部動作指定２０３と、その通信基本
処理部の実行の前後に実行すべき利用者定義処理部の識
別情報である利用者定義処理部識別（ｆｆ報２０４（実
行すべき利用者定義処理部が存在しない場合には記述さ
れない）と、その利用者定義処理部の実行がその通信基
本処理部の実行の前が後かを指定する処理前後指定２０
５と、その通信基本処理部およびその利用者定義処理部
の実行の実行結果に応じて次に実行すべき通信基本処理
部に関する処理記述２００を指定する（記述番号２０１
で指定する）次処理記述指定２０６　（この次処理記述
指定２０６の存在によりデータ転送処理の処理手順を指
定することができる）とからなる。

次に、このように構成された本実施例のデータ転送方式
の動作について説明する。

データ転送システムを構成する各コンピュータにおいて
データ転送処理が行われる場合には、各コンピュータ内
に存在する本実施例のデータ転送方式は以下に示すよう
な処理を行う。

処理記述解析部１０４は、与えられた処理記述部１０３
内の処理記述２００を解析する。

この解析では、処理記述解析部１０４は、通信基本処理
部識別情報２０２に基づいて実行すべき通信基本処理部
を認識し、通信基本処理部動作指定２０３に基づいてそ
の通信基本処理部の実行の際における動作の詳細を認識
し、利用者定義処理部識別情報２０４に基づいてその通
信基本処理部の実行の前後に実行すべき利用者定義処理
部の存在を認識しく存在しない場合もある）、処理前後
指定２０５に基づいてその利用者定義処理部の実行がそ
の通信基本処理部の実行の前か後かを認識する（１つの
通信基本処理部の実行に関して前後にそれぞれ１つの利
用者定義処理部の実行しか存在しえない）。

以上の認識に基づいて、処理記述解析部１０４は、通信
基本処理部および利用者定義処理部（存在しない場合も
ある）を実行し、その実行結果および次処理記述指定２
０６　（次処理記述指定２０６には実行結果と次に解析
すべき処理記述２００との対応が実行結果の如何によっ
て場合分けして示されている）に基づいて次に実行すべ
き通信基本処理部に関する処理記述２００の記述番号２
０１を認識する。

処理記述解析部１０４は、認識した記述番号２０１を有
する処理記述２００の解析を開始し、上述と同様の動作
を繰り返す。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、種々のデータ転送処理毎
に異なる種々の処理手順を処理記述部の変更のみで実現
できるようにすることにより、通信基本処理部群、利用
者定義処理部群および処理記述解析部を共通化してデー
タ転送システムを汎用化することができ、種々のデータ
転送処理を簡易に構築することができるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第２図は第１図中の処理記述部内の処理記述の形式を示
す図、 第３図は従来のデータ転送方式の構成を示すブロック図
である。 図において、 １０１・・・通信基本処理部群、 】０２・・・利用者定義処理部群、 １０３・・・処理記述部、 １０４・・・処理記述解析部、 ２００・・・処理記述、 ２０１・・・記述番号、 ２０２・・・通信基本処理部識別情報、２０３・・・通
信基本処理部動作指定、２０４・・・利用者定義処理部
識別情報、２０５・・・処理前後指定、 ２０６・・・次処理記述指定である。 第１図 第２図 ２００処理記述 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 通信に関する基本処理を行う通信基本処理部の集合であ
   る通信基本処理部群と、 この通信基本処理部群中の通信基本処理部により行われ
   る通信に関する基本処理の前後に存在する利用者により
   定義された処理を行う利用者定義処理部の集合である利
   用者定義処理部群と、前記通信基本処理部群中の通信基
   本処理部の実行の手順を記述する処理記述を有する処理
   記述部と、 この処理記述部内の処理記述を解析して前記通信基本処
   理部群中の通信基本処理部および前記利用者定義処理部
   群中の利用者定義処理部を実行する処理記述解析部と を有することを特徴とするデータ転送方式。