JPH04109123A - 秤インラインシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、複数の秤装置をインライン接続した秤インラ
インシステムに関する。

［従来の技術］ 単品毎に品番、品名、単価等を設定した設定部と少なく
とも売上金額を累計する累計部からなるファイルを設け
、計量部からの重量データとファイルから呼出される単
価とから売上金額を求めてファイルの累計部に累計する
秤装置を複数、インライン接続してなる秤インラインシ
ステムとしては、各秤装置がそれぞれ個々に自己のファ
イルに累計された売上金額等をプリンタで印字出力して
点検や精算レポートを発行するようになっていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしこのように各秤装置が個々に点検や精算を行った
のでは各秤装置全体の売上げを集計するには各秤装置で
発行された点検、精算レポートを集めて別途計算機等に
より合算する必要があり手間がかかる問題があった。

このため各秤装置をデータ集計装置に接続してデータ集
計装置により各秤装置のファイルの累計データを集計す
ることも考えられるが、このようにしたので別途データ
集計装置が必要となり、システム構成が複雑化すると共
に常に集計装置でのデータ集計しかできなかった。

そこで本発明は、各秤装置のどの秤装置においても他の
秤装置のファイルの累計データを集計でき、従って構成
が簡単でしかも作業能率を向上できる秤インラインシス
テムを提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、単品毎に品番、品名、単価等を設定した設定
部と少なくとも売上金額を累計する累計部からなるファ
イルを設け、計量部からの重量データとファイルから呼
出される単価とから売上金額を求めてファイルの累計部
に累計する秤装置を複数、インライン接続してなる秤イ
ンラインシステムにおいて、各秤装置は、自己以外の他
の秤装置に対してデータ集計を指示する手段と、他の秤
装置からデータ集計指示があると、自己のファイルの累
計部からデータを呼出してデータ集計指示があった他の
秤装置に送信する手段と、他の秤装置からデータを受信
するとそのデータを自己のファイルの累計部に加算する
手段と、この手段による加算終了後にデータを送信した
他の秤装置に精算命令を出力する手段と、他の秤装置か
ら精算命令を受信すると自己のファイルの累計部をクリ
アする手段と、自己のファイルの累計部のデータを印字
出力させるプリンタを設けたものである。

［作用］ このような構成の本発明においては、各秤装置のいずれ
かにおいて自己以外の他の秤装置に対してデータ集計を
指示すると、他の秤装置のファイルの累計部からデータ
が呼出され、データ集計を指示した秤装置に送信される
。データ集計を指示した秤装置では他の秤装置からのデ
ータを受信するとそのデータを自己のファイルの累計部
に順次加算して集計するとともに各秤装置に対して精算
命令を出力する。これにより他の秤装置のファイルの累
計部はクリアされる。そしてデータ集計を指示した秤装
置は他の秤装置からのデータ集計が終了するとプリンタ
により自己のファイルの累計部のデータを印字出力させ
る。

［実施例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図に示すように分岐箱１８，１゜、・・・を介して
複数の秤装置２１　ｒ　　２２　＋　　２３　＋　　２
４　＋　・・・がインライン接続されている。

前記各秤装置ｆ２．，２□＋　　２　ｉ　１　２４　＋
　・・・は第２図に示す構成になっている。すなわち制
御部本体を構成するＣＰＵ　（中央演算処理装置）１１
を設け、このＣＰＵＩＩにパスライン１２を介してＲＯ
Ｍ　（リード・オンリー・メモリ）１３、ＲＡＭ　（ラ
ンダム・アクセス・メモリ）１４、計量部インターフェ
ース１５、外部インターフェース１６、キーボードコン
トローラ１７、表示コントローラ１８、プリンタコント
ローラ１９がそれぞれ接続されている。

前記ＲＯＭ１　Ｂには前記ＣＰＵＩＩが各部を制御する
ためのプログラムデータが格納され、前記ＲＡＭ１４に
は後述するＰＬＵ　（プライス・ルック・アップ）ファ
イルやデータ処理のための各種メモリ、レジスタ等が形
成されている。

前記計量部インターフェース１５には計量部２０からの
荷重に対応した電圧信号である計量信号がＡ／Ｄ変換器
２１でデジタル信号に変換されて入力されている。

前記外部インターフェース１６はインライン接続された
他の秤装置とデータの送受信制御を行うようになってい
る。

前記キーボードコントローラ１７にはキーボード２２が
接続され、前記表示コントローラ１８には表示器２３が
接続され、前記プリンタコントローラ１９にはプリンタ
２４が接続されている。

前記ＲＡＭ１４に形成されたＦＬＵファイルは第３図に
示すように、設定部Ｍ１と累計部Ｍ２からなり、前記設
定部Ｍ、には各商品に対応して設定された品番、品名、
部門コード、単価、有効期間かそれぞれ設定され、また
前記累計部Ｍ２には売上点数累計部と売上金額累計部が
設けられている。

前記ＣＰＵＩ　１は前記キーボード２２にて商品゛の品
番が入力され、かつ計量部インターフェース１５に計量
データが入力されると、ＰＬＵファイルの設定部Ｍ、か
ら対応する品名、部門コード、単価、有効期間を呼出す
。

そして計量データ、単価、品名を表示器２３に表示させ
る。また単価と計量データを乗算して値段を求め、その
値段を表示器２３に表示させる。

さらに品番、品名、部門コード、単価、計量値、値段、
有効期間をプリンタ２４でラベル用紙やレシート用紙等
に印字出力させる。またＰＬＵファイルの累計部Ｍ２の
対応する売上点数累計部に点数１を加算し、売上金額累
計部に値段を加算する。

従って各秤装置２□、　　２２　、　２３　、　２４　
、・・・においては計量登録業務において各商品の計量
登録が行われる毎にＰＬＵファイルの累計部Ｍ２に対し
て売上点数と売上金額が累計されることになる。

また前記ＣＰＵＩ　１は第４図に示すデータ集計処理を
行うようになっている。すなわち各秤装置に付された機
番により他の秤装置の１つを選択する。そして選択した
秤装置にデータ集計を指示して各種売上データの集計を
行う。すなわちＰＬＵファイルの累計部Ｍ２のデータは
勿論、その他例えばＲＡＭ１４内に時間帯別合計データ
、リワードデータ等のメモリがあればそのデータも含め
て集計を行う。

そして受信したデータが正しいか否かをチエツクし、正
しいデータであればそのデータをＲＡＭ１４内のＰＬＵ
ファイル及び対応するメモリに加算する。ＰＬＯファイ
ルの場合は受信した売上点数及び売上金額を累計部Ｍ２
の売上点数累計部及び売上金額累計部にそれぞれ加算す
る。

そしてデータ集計を指示した秤装置に精算命令を出力し
、その秤装置のＰＬＵファイルの累計部Ｍ２をクリアさ
せる。

また受信したデータに誤りがあればエラーにする。そし
てこのエラー状態からはキーボード２２においてクリア
キーが操作されたとき抜は出るようになっている。

他の秤装置のすべてからのデータ集計が終了していなけ
れば上述した処理を繰り返す。

そして他の秤装置のすべてからのデータ集計が終了する
とこの集計処理を終了する。

このような構成の本実施例においては、各秤装置２１，
２□、・・・はそれぞれ個々に内部に設けられたＰＬＯ
ファイルを使用して計量登録を行い、ＰＬＵファイルの
累計部Ｍ２に各商品毎に売上点数及び売上金額を累計す
る。

そしである秤装置、例えば秤装置２３において他の秤装
置２１．２２１　２４＋　・・・からデータを集計する
ときには秤装置２．において他の秤装置２＋　＋　　２
２　＋　　２４　＋　・・・に付された機番を順次選択
し、その選択した秤装置にデータ集計を指示する◎例え
ば秤装置２□の機番を選択して秤装置２１にデータ集計
の指示を行うと、秤装置２□は自己のＰＬＵファイルの
累計部Ｍ２からデータを呼出し、またＲＡＭ１４からそ
の他の集計するデータも呼出して秤装置２３に送信する
。

秤装置２３は秤装置２□から各種売上データを受信しそ
のデータが正しければ、ＲＡＭ１４の各種メモリに加算
する。このときＰＬＵファイルの累計部Ｍ２からデータ
については同じ＜　ＰＬＵファイルの累計部Ｍ２に加算
する。そして秤装置２１から各種売上データの加算集計
が終了すると秤装置２３は秤装置２１に対して精算命令
を出力する。これにより秤装置２１はＦＬＵファイルの
累計部Ｍ２をクリアし、またその他の売上データのメモ
リ部もクリアする。

続いて秤装置２２の機番を選択して秤装置２２にデータ
集計の指示を行い同様のデータ集計処理を行う。

こうして他の秤装置２□、２□、２４．・・・すべてか
らのデータ集計が終了すると秤装置２３は例えばプリン
タ２４を駆動してＰＬＵファイルの累計部Ｍ２のデータ
及びその他の集計した売上データを印字出力しレポート
を発行する等の動作を行う。

以上は秤装置２．か他の秤装置２１，２□。

２４、・・・から売上データを集計する場合について述
べたが、この集計操作は他の秤装置２＋、２２゜２４、
・・・のいずれかからも同様にできる。

従ってオペレータは作業上一番都合のよい場所に設置さ
れている秤装置を使用して直ちに売上データの集計作業
を行うことができ、作業時間の短縮が図れ作業能率を向
上できる。

また別途データ集計装置を設置する必要がなく構成は簡
単である。

［発明の効果コ 以上詳述したように本発明によれば、各秤装置のどの秤
装置においても他の秤装置のファイルの累計データを集
計でき、従って構成が簡単でしかも作業能率を向上でき
る秤インラインシステムを提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すもので、第１図はシステムの
構成を示す図、第２図は秤装置の回路構成を示すブロッ
ク図、第３図はＰＬＵファイルの構成を示す図、第４図
はＣＰＵによる売上データの集計処理を示す流れ図であ
る。 ２１．２□、・・・秤装置、 １１・・・ＣＰＵ。 １４・・・ＲＡＭ。 ２０・・・計量部、 Ｍｌ・・・設定部、 Ｍ２・・・累計部。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 単品毎に品番、品名、単価等を設定した設定部と少なく
   とも売上金額を累計する累計部からなるファイルを設け
   、計量部からの重量データと前記ファイルから呼出され
   る単価とから売上金額を求めて前記ファイルの累計部に
   累計する秤装置を複数、インライン接続してなる秤イン
   ラインシステムにおいて、 前記各秤装置は、自己以外の他の秤装置に対してデータ
   集計を指示する手段と、他の秤装置からデータ集計指示
   があると、自己のファイルの累計部からデータを呼出し
   てデータ集計指示があった他の秤装置に送信する手段と
   、他の秤装置からデータを受信するとそのデータを自己
   のファイルの累計部に加算する手段と、この手段による
   加算終了後にデータを送信した他の秤装置に精算命令を
   出力する手段と、他の秤装置から精算命令を受信すると
   自己のファイルの累計部をクリアする手段と、自己のフ
   ァイルの累計部のデータを印字出力させるプリンタを設
   けたことを特徴とする秤インラインシステム。