JPS63153665A - 粗利集計方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、ＰＯＳシステムに於ける粗利を集計する方式
であって、コントローラに仕入原価を有する商品情報テ
ーブルをもち、入力される販売取引データから、ＰＯＳ
端末装置ごとに粗利の集計を可能にする。

この方式によって、原価および販売価格の変動に即応す
る高度の販売管理が可能になる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ＰＯＳシステムのＰＯＳ端末装置ごとに粗利
を集計する粗利集計方式に関するものである。

各店舗において個々の販売取引データをＰＯＳ端末装置
に入力し、コントローラを介して、直接あるいは回線を
通じて中央処理装置に接続して販売取引データを集計し
、所要の各種販売管理デー夕を作成するＰＯＳシステム
が商品の販売業界に背反してきた。

システム性能を向上させるために、各店舗の販売取引デ
ータを収集して管理を集中化するばかりでなく、各店舗
ごとの値引きサービスによる販売価格変動に対処するよ
うなさらに高度の販売情報管理を可能とするＰＯＳシス
テムが要望されにようになってきた。

〔従来の技術］ 第３図は従来のＰＯＳシステムを説明する図である。

ＰＯＳ端末装置１は、コントローラ２に接続され、コン
トローラ２には商品情報テーブル３を格納した記憶装置
４が接続される。

ＰＯＳ端末装置１は、例えば、販売店あるいはその売場
単位のレジカウンタ（勘定場）に設置され、オペレータ
がキーボードを打鍵することによって、販売商品の商品
コードａ、数量、販売金額等の販売取引データが入力さ
れる。

そして、ＰＯＳ端末装置１は入力された販売取引データ
の販売金額集計し、商品コードで商品情報テーブル３を
検索して取引明細を作成する。

取引明細には商品名ｄ、数量、販売金額等とともに、合
計金額が印字される。

この取引明細は、取引客に渡されるが、その基になる販
売取引データは、コントローラ２に送出される。

コントローラ２は、販売取引データを回線を通じて中央
処理装置５に伝送する。

そして、粗利（販売価格−仕入原価）に関するデータは
、中央処理装置５で通常バッチ処理して作成される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この従来の方式では、各店舗ごとに設置されるコントロ
ーラの商品情報テーブルには、各商品ごとの原価データ
が格納されていないので、コントローラからは販売取引
データが中央処理装置に送出され、粗利に関するデータ
は中央処理装置で一括してバッチ処理されていた。

従って、各店舗における見切り、特売等で販売価格を変
動させた場合、ＰＯＳ端末装置からの販売取引データに
対して、販売価格の変動データを付加して処理する必要
があり、正確な粗利管理をすることは極めて困難である
。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであって
、粗利管理を店舗ごとに行うことができるＰＯＳシステ
ムを提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

上記した目的を達成するために、ＰＯＳシステムのコン
トローラに格納される商品情報テーブルに、商品ごとの
仕入原価を格納した商品情報テーブルを設ける。

〔作用〕

ＰＯＳ端末装置に入力された販売取引データの商品ごと
の販売価格を商品情報テーブルの仕入原価を参照して、
粗利に関する販売管理データを前記ＰＯＳ端末装置ごと
に作成することができる。

〔実施例〕

第１図は本発明の粗利集計方式の一実施例の構成ブロッ
ク図である。

なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

記憶装置４に格納された商品情報テーブル３に、第２図
のように商品コードａ、部門コードｂ、単価Ｃ５品名ｄ
の各種情報に加えて、原価情報ｅが記憶される。

ＰＯＳ端末装置１に入力された販売取引データは、販売
取引データの商品コードを送出し、記憶装置４の商品情
報テーブル３１を検索する。

ＰＯＳ端末装置１は商品情報テーブル３から検索された
仕入原価ｅを受取り、この仕入原価ｅを基に粗利を算出
する。

算出された粗利は、そのＰＯＳ端末装置１ごとに記４．
ｇされ、集計されるとともに上位装置に送出される。

従って、ＰＯＳ端末装置１ごと、即ち、ＰＯＳ端末装置
装置置かれた売場、あるいは店舗の粗利が集計される。

上述したＰＯＳシステムでは、コントローラ２に商品情
報テーブル３１をもち、ＰＯＳ端末装置１は商品コード
で検索したが、ＰＯＳ端末装置１に商品情報テーブル３
１、あるいは、相当のテーブルをもって検索するように
することも可能である。

上位装置のコントローラ２、あるいは中央処理装置５で
ＰＯＳ端末装置ｌが送出した粗利データを総括して販売
管理データとすることもでき、相和処理が容易になる。

なお、商品を廃棄する場合、廃棄した商品の仕入原価か
ら損失金額を店舗ごとに集計することが可能であること
は云うまでもない。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように、本発明によれば、ＰＯＳ端末装
置の単位、あるいは店舗ごとに粗利が算出でき、値引き
、特売等の販売価格の変動があっても正確に相和集計が
可能となり、実用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の相和集計方式の一実施例の構成ブロッ
ク図、 第２図は本発明の商品情報テーブル例、第３図は従来の
相和集計を説明する図、第４図は従来の商品情報テーブ
ル例である。 図において、 １はＰＯＳ端末装置、 ２はコントローラ、 ３．３１は商品情報テーブル、 ４は記憶装置、 ５は中央処理装置である。 第１図 不発９脂南品４’ｆ４庭チーフール剖 第２図 従兼／１束目λ４１（ｔす袋ｔｔ９ガ’ｉｌｌて第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 中央処理装置（５）と、コントローラ（２）と、ＰＯＳ
   端末装置（１）で構成されたＰＯＳシステムにおける前
   記コントローラ（２）に商品コードに対応した商品情報
   テーブル（３）を有し、前記ＰＯＳ端末装置（１）に入
   力される販売取引データを前記商品情報テーブル（３）
   を参照して、前記ＰＯＳ端末装置（１）で取引処理をす
   るとともに、コントローラ（２）を介して前記販売取引
   データを前記中央処理装置（５）に収集して所定の販売
   管理データを作成するＰＯＳシステムにおいて、 前記商品情報テーブル（３）に商品ごとの仕入原価を付
   加した商品情報テーブル（３１）を設け、前記ＰＯＳ端
   末装置（１）に入力された前記販売取引データの商品ご
   との販売価格と前記仕入原価とから粗利に関するデータ
   を前記ＰＯＳ端末装置（１）ごとに作成することを特徴
   とする粗利集計方式。