JPH04109039A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置

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JPH04109039A
JPH04109039A JP2229125A JP22912590A JPH04109039A JP H04109039 A JPH04109039 A JP H04109039A JP 2229125 A JP2229125 A JP 2229125A JP 22912590 A JP22912590 A JP 22912590A JP H04109039 A JPH04109039 A JP H04109039A
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valve
supply voltage
power supply
timing
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JP2229125A
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Kenji Watanabe
健司 渡辺
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内燃機関の吸気弁の開閉動作時期を運転状態に
応じて制御するバルブタイミング制御装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、バルブタイミング制御装置では、エンジンの運転
状態に応じて吸気側カムシャフトの回転の位相を変化さ
せて、吸気弁の開閉時期を早めたり遅らせたりしている
。すなわち、第9図に示すように第1領域Zl(低速・
高負荷運転状態)と第2領域Z2(アイドル運転時を含
む低速軽負荷運転状態及び高速運転状態)とに区分して
、エンジンの運転状態が第1領域Zlにあれば、吸気弁
の閉弁時期を早め、吸気の吹き返しを防止して吸気充填
効率を高め高出力を得るようにする。また、エンジンの
運転状態が第2領域Z2にあれば、吸気弁の閉弁時期を
遅らせバルブオーバーラツプを小さくし燃焼の安定と高
出力を得るようにしている。
つまり、第10図に示すようにエンジンの運転状態が第
1領域Zlにあるときには、図中破線で示した早開じの
バルブタイミングを用いることで低回転域での吸気充填
効率ηVが高く、第2領域Z2にあるときには、高回転
域では遅閉じのバルブタイミングを用いることで吸気充
填効率ηVが高くなるようにしている。
しかしながら、前記した従来のバルブタイミング制御装
置においては、電源電圧が低下し、点火プラグへ供給す
る電圧(以下、供給電圧という)が、同点火プラグが点
火するのに必要な電圧(以下、点火要求電圧という)よ
りも低くなった場合、点火不良に基づく失火が起こり、
これがドライバビリティに悪影響を及ぼすという問題が
あった。
そこで、特開昭59−113222号公報には電源電圧
を監視し、その電源電圧が所定値よりも低くなった場合
には吸気弁の閉弁時期を最も遅い値に保持するようにし
たバルブタイミング制御装置が提案されている。
つまり、電源電圧が所定値よりも低くなった場合には吸
気弁の閉弁時期を遅くするために、エンジン運転状態と
は無関係に前記第2領域Z2での処理を行う。このよう
にすると、第10図からも明らかなようにエンジンの低
回転域では吸気充填効率ηVが低くなって点火要求電圧
が低下する。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記従来のバルブタイミング制御装置におい
ては、電源電圧が所定値よりも低くなった場合、高回転
域での吸気充填効率ηVが依然として高く、点火要求電
圧も高いままである。そのため、前記のように吸入弁の
閉弁時期を最も遅い値に保持しただけでは対策が不十分
であり、高回転域における前記点火不良等の問題を解消
することができない。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的は、電源電圧が低下した場合にも点火プラグの
点火不良を防止してドライバビリティの向上を図ること
が可能な内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手゛段コ 上記目的を達成するために本発明の内燃機関のバルブタ
イミング制御装置では、第1図に示すように、内燃機関
M1の回転に同期して開閉動作する吸気弁の少なくとも
閉弁時期を調整するバルブタイミング調整手段M2と、
点火プラグ用電源電圧を検出する電源電圧検出手段M3
と、前記内燃機関Mlの回転数を検出する回転数検出手
段M4と、前記電源電圧検出手段M3及び回転数検出手
段M4に基づき、電源電圧が所定値以下で、かつ回転数
が所定値以下の状態では、前記バルブタイミング調整手
段M2を制御して吸気弁の閉弁時期を遅(し、前記電源
電圧が所定値以下で、かつ前記回転数が所定値よりも大
きい状態では、前記バルブタイミング調整手段M2を制
御して吸気弁の閉弁時期を早める制御手段M5とを備え
ている。
[作用コ 内燃機関Mlの運転時には、電源電圧検出手段M3によ
って点火プラグ用電源電圧が検出されるとともに、回転
数検出手段M4によって内燃機関Mlの回転数が検出さ
れる。制御手段M5は、前記電源電圧検出手段M3によ
る電源電圧が所定値以下で、かつ回転数検出手段M4に
よる回転数が所定値以下の状態では、バルブタイミング
調整手段M2を制御し、内燃機関Mlの回転に同期して
開閉動作する吸気弁の閉弁時期を遅くする。また制御手
段M5は、前記電源電圧が所定値以下で、かつ前記回転
数が所定値よりも大きい状態では、前記バルブタイミン
グ調整手段M2を制御して吸気弁の閉弁時期を早める。
このため、電源電圧が所定値より低くなった場合には、
内燃機関Mlの全回転域において吸気充填効率が低くな
り、これにともない点火要求電圧も低下する。従って、
常に点火要求電圧が供給電圧よりも低いことになり、点
火が確実に行われる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第2〜8図に従っ
て説明する。
第2図は本実施例の内燃機関のバルブタイミング制御装
置の概略構成を示す図である。内燃機関としてのエンジ
ンlは吸気管2を介して外気を取り込むとともに、燃料
噴射弁3から噴射される燃料を取り込む。エンジンlは
前記燃料と外気との混合気を吸気弁4を介して燃焼室5
へ導入し、同燃焼室5内にて爆発させて駆動力を得た後
、その排気ガスを排気弁6を介して排気管7へ導出して
外部へ排出する。
前記吸気弁4及び排気弁6は、カムシャフト8゜9上に
形成されたカムの作用により開閉動作する。
本実施例では吸気弁4の開弁時期及び閉弁時期がバルブ
タミング制御装置によって制御されるようになっている
第3図はバルブタミング調整手段の一部を構成するバル
ブタイミング可変機構lOの部分断面図である。前記カ
ムシャフト8の一端内部にはオイル通路12が貫設され
るとともに、同カムシャフト8の端部上には円環状内側
ケース13が相対回動可能に支持されている。内側ケー
ス13外周のタイミングプーリ14とクランク軸のブー
9(図示しない)との間にはタイミングベルト15が掛
装されており、クランク軸の回転力がタイミングベルト
15、タイミングプーリ14及び内側ケース13を介し
てカムシャフト8に伝達される。
また、前記カムシャフト8の端面には外側ケース16が
固定されており、この外側ケース16と前記内側ケース
13との間に円環状ピストン17が介装されている。ピ
ストン17の内周面及び外周面にはそれぞれヘリカルス
プラインが形成されており、両ヘリカルスプラインはこ
れらに対応して内外側ケース13.16に形成されたヘ
リカルスプラインに噛み合っている。なお、前記ピスト
ン17は圧縮ばね18により常に第3図の左方へ付勢さ
れている。
そして、前記バルブタイミング可変機構IOとともにバ
ルブタイミング調整手段を構成する油圧ソレノイド11
 (第2図参照)のオン・オフ動作によりピストン17
に油圧を作用させ、このピストン17を回転駆動させる
ことによって、カムシャフト8の回転の位相を遅角させ
るかあるいは進角させるようになっている。
すなわち、第3図に示すように油圧ソレノイド11をオ
フさせた遅角時には、オイル通路12に油圧が作用せず
、そのため圧縮ばね18の付勢力によってピストン17
が図の左側に位置する。また、第4図に示すように油圧
ソレノイド11をオンさせた進角時には、オイル通路1
2を介してピストン17に油圧が作用し、そのため同ピ
ストン17は圧縮ばね18の付勢力に抗し回転しながら
右方へ移動する。従って、ヘリカルスプラインによって
連結された内側ケース13と外側ケース16の位相がず
れ、これに伴ってカムシャフト8とクランクシャフトの
回転の位相がずれることになる。
第2図に示すように前記吸気管2には、アクセルペダル
(図示しない)の操作に連動して開閉されるスロットル
バルブ19が設けられており、このスロットルバルブ1
9の開閉により、吸気管2への吸入空気量が調節される
。スロットルバルブ19の近傍にはその開度を検出する
スロットルセンサ20が設けられている。また、前記ス
ロットルバルブ19の上流側には、吸入空気量を検出す
るためのエアフロメータ21が配設されている。
前記エンジンlに装着された点火プラグ22には、ディ
ストリビュータ23にて分配された点火電圧が印加され
る。ディストリビュータ23はイグナイタ24から出力
される高電圧をエンジンlのクランク角に同期して各点
火プラグ22に分配するためのものであり、各点火プラ
グ22の点火タイミングはイグナイタ24からの高電圧
出力タイミングにより決定される。ディストリビュータ
23には、そのロータの回転からエンジンの回転数NE
を検出する回転数センサ25が取付けられている。
一方、前記排気管7には排気ガス中の酸素濃度を検出す
る酸素センサ26が取付けられている。
また、エンジンlのシリンダブロックlaには水温セン
サ27が取付けられている。さらに、電源電圧検出手段
としての電圧計35はバッテリの電圧を検出する。
前記エアフロメータ21、スロットルセンサ20、回転
数センサ25、酸素センサ26、水温センサ27及び電
圧計35は電子制御装置(以下、単にrEcUJという
)28の入力側に電気的に接続されている。また、各燃
料噴射弁3、油圧ソレノイド11及びイグナイタ24は
、ECU28の出力側に電気的に接続されている。
ECU28は、制御手段としての中央処理装置(以下C
PUという)29と、読み出し専用メモリ(以下ROM
という)30と、ランダムアクセスメモリ(以下RAM
という)31と、入力ポート32と、出力ポート33と
を備え、これらは互いにバス34によって接続されてい
る。CPU29は予め設定された制御プログラムに従っ
て各種演算処理を実行し、ROM30はCPU29で演
算処理を実行するために必要な制御プログラムや初期デ
ータを予め記憶している。また、RAM31はCPU2
9の演算結果を一時記憶する。
CPU29は入力ポート32を介して前述したスロット
ルセンサ20、エアフロメータ21、回転数センサ25
、酸素センサ26、水温センサ27及び電圧計35から
の信号を入力する。CPU29はこれらの検出信号に基
づいて、出力ポート33に接続された燃料噴射弁3、油
圧ソレノイド11及びイグナイタ24を制御する。
すなわち、CPU29は前記センサ等の検出値に基づき
、負荷に相当するスロットル開度、吸入空気量、排気ガ
ス中の酸素濃度、冷却水温及びエンジン回転数を割り出
し、それらの割出した値に基づいて目標燃料噴射量を算
出する。そして、その目標燃料噴射量に基づいて燃料噴
射弁3に開弁時間信号を出力して燃料噴射を実行する。
また、CPU29は回転数センサ25、スロットルセン
サ20及び電圧計35の検出信号に基づき、次の4つの
状態の中からそのときのエンジン1の状態を割出し、油
圧ソレノイド11の駆動タイミングを制御する。すなわ
ちバッテリ電圧VBが所定値よりも高く、かつエンジン
回転数NEが所定値す以下の状態を第1の状態とし、前
記バッテリ電圧VBが所定値よりも高(、かつ前記エン
ジン回転数NEが所定値すよりも大きい状態を第2の状
態とする。さらに、前記バッテリ電圧VBが所定値以下
で、かつ前記エンジン回転数NEが所定値す以下の状態
を第3の状態とし、前記バッテリ電圧VBが所定値以下
で、かつ前記エンジン回転数NEが所定値すよりも大き
い状態を第4の状態としている。
次に、前記のように構成された本実施例のバルブタイミ
ング制御装置の作用を説明する。第5図はCPU29に
よって実行される各処理のうち、吸気弁4のバルブタイ
ミングを制御するためのフローチャートであり、所定時
間毎の定時割り込みで実行される。
処理がこのルーチンに移行すると、CPU29はまずス
テップ101において、スロットルセンサ20によるス
ロットル開度TAを読み込み、ステップ102において
回転数センサ25によるエンジン回転数NEを読み込む
。続いて、CPU29はステップ103で電圧計35に
よるバッテリ電圧VBと所定値とを比較する。
CPU29はバッテリ電圧VBが所定値よりも高いと判
定するとステップ104へ移行し、前記ステップ101
で読み込んだスロットル開度TAと所定値aとを比較す
る。そして、CPU29はこのときのスロットル開度T
Aが所定値aよりも大きいと判定すると、ステップ10
5へ移行し、前記ステップ102で読み込んだエンジン
回転数NEと所定値すとを比較する。
CPU29はエンジン回転数NEが所定値すよりも小さ
いと判定すると、そのときの運転状態が前記第1の状態
のうち第6図での第1領域Z1にあるとし、ステップ1
06で油圧ソレノイド11をオンさせるための制御信号
を出力する。すると、カムシャフト8が第4図に示すよ
うに進角側へ相対回転し、その結果、吸気弁4の開弁時
期及び閉弁時期が早められる。このように低回転域で吸
気弁4の閉弁時期が早くなると吸気充填効率ηVが高く
なる。
また、CPU29は前記ステップ104でスロットル開
度TAが所定値a以下と判定した場合、及びステップ1
05でエンジン回転数NEが所定値す以上であると判定
した場合には、そのときの運転状態が前記第1及び第2
の状態のうちの第6図における第2領域Z2にあるとし
、ステップ107で油圧ソレノイド11をオフさせるた
めの制御信号を出力する。すると、第3図に示すように
カムシャフト8が遅角側へ相対回転し、吸気弁4の開弁
時期及び閉弁時期がともに遅くなる。特に、高回転域で
吸気弁4の閉弁時期が遅(なると吸気充填効率ηVが高
くなる。
つまり、吸気充填効率ηVは第8図において実線で示す
ような特性となり、低回転域においても高回転域におい
ても吸気充填効率ηVが高い。
一方、CPU29は前記ステップ103においてバッテ
リ電圧VBが所定値以下であると判定すると、点火プラ
グ22への供給電圧も低下しており、点火不良の発生す
るおそれがあると判断し、ステップ108へ移行する。
ステップ108においてCPU29はステップ101で
読み込んだスロットル開度TAと所定値aとを比較する
。CPU29はスロットル開度TAが所定値aよりも大
きいと判定すると、ステップ109へ移行し、前記ステ
ップ102で読み込んだエンジン回転数NEと所定値す
とを比較する。そして、CPU29はエンジン回転数N
Eか所定値すよりも大きいと判定すると、そのときの運
転状態が前記第3の状態のうちの第7図における第4領
域Z4にあるとし、ステップ106で油圧ソレノイド1
1をオンさせるための制御信号を出力する。
すると、第4図に示すようにカムシャフト8が進角側へ
相対回転し、吸気弁4の開弁時期及び閉弁時期が早めら
れる。高回転域で吸気弁4の閉弁時期が早くなると、吸
気充填効率ηVが低下する。
また、CPU29は前記ステップ108でスロットル開
度TAが所定値a以下であると判定した場合、及びステ
ップ109でエンジン回転数NEが所定値す以下である
と判定した場合には、そのときの運転状態が前記第3及
び第4の状態のうちの第7図における第3領域Z3にあ
るとし、ステップ107で油圧ソレノイド11をオフさ
せるための制御信号を出力する。すると、第3図に示す
ようにカムシャフト8が遅角側へ相対回転し、吸気弁4
の開弁時期及び閉弁時期が遅くなる。特に、低回転域で
吸気弁4の閉弁時期が遅くなると吸気充填効率ηVが低
下する。
つまり、吸気充填効率η■は第8図において二点鎖線で
示すような特性となり、前記バッテリ電圧VBが所定値
よりも高い場合に比べ、吸気充填効率ηVは低回転域に
おいても高回転域においても低い。
なお、CPU29はステップ106又はステップ107
で油圧ソレノイド11に制御信号を出力した後、このル
ーチンを終了する。
このように本実施例では、バッテリ電圧VBが所定値よ
りも高い場合には、エンジン回転数NEが所定値す以下
で、かつスロットル開度TAが所定値aよりも大きいと
き(第6図の第1領域Zl)に、またバッテリ電圧VB
が所定値以下の場合には、エンジン回転数NEが所定値
すよりも大きく、かつスロットル開度TAが所定値aよ
りも大きいとき(第7図の第4領域Zl)に、前記油圧
ソレノイド11をオンさせてカムシャフト8の回転の位
相を早める。また、前記以外の状態(第6図の第2領域
Z2,7図の第3領域Z3)では油圧ソレノイド11を
オフさせてカムシャフト8の回転の位相を遅らせるよう
にした。
そのため、従来の制御装置ではバッテリ電圧VBが所定
値よりも低いときには一義的に吸気弁の閉弁時期を最も
遅い値に保持したにすぎなかったが、本実施例ではバッ
テリ電圧VBが所定値以下に低下しても、吸気充填効率
ηVを低くすることで点火要求電圧を下げて、これを供
給電圧よりも低くすることができる。従って、本実施例
によれば点火不良にともなうエンジンlの不具合を未然
に防止することができ、ドライバビリティの向上を図る
ことが可能となる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更してもよい。
(1)前言己実施例ではカムシャフト8の回転の位相を
変えることにより吸気弁4の開弁時期及び閉弁時期を同
時に制御するようにしたが、少なくとも吸気弁4の閉弁
時期を制御すればよく、例えば開弁時期を変えないよう
にしたり、別の機構を用いて開弁時期を調整するように
してもよい。
(2)前記実施例ではエンジン回転数NEに加えスロッ
トル開度TAも考慮して吸気弁4の閉弁時期を制御する
ようにしたが、エンジン回転数NEのみによって同閉弁
時期を制御するようにしてもよい。この場合、エンジン
回転数NEと所定値すとを比較して、エンジン回転数N
Eが所定値すよりも大きいときと所定値す以下のときと
で吸気弁4の閉弁時期を制御することになる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の内燃機関のバルブタイミ
ング制御装置によれば、電源電圧が低下して所定値以下
になった場合に全回転域にわたって充填効率を低下させ
ることにより、点火要求電圧を下げるようにしたので、
常に点火要求電圧を供給電圧よりも低くでき、点火不良
を未然に防止しドライバビリティの向上を図ることが可
能になるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を示す図、第2〜8図は本
発明を具体化した一実施例を示し、第2図は内燃機関の
バルブタイミング制御装置の概略構成を示す図、第3図
は遅角時のバルブタイミング可変機構の断面図、第4図
は進角時のバルブタイミング可変機構の断面図、第5図
はバルブタイミング制御装置の作用を説明するためのフ
ローチャート、第6図はバッテリ電圧が所定値よりも大
きい場合のエンジン回転数とスロットル開度との関係を
示す図、第7図はバッテリ電圧が所定値以下の場合のエ
ンジン回転数とスロットル開度との関係を示す図、第8
図はエンジン回転数と吸気充填効率との関係を示す図で
あり、第9,10図は従来技術を示し、第9図はエンジ
ン回転数と負荷との関係を示す図、第1θ図はエンジン
回転数と吸気充填効率との関係を示す図である。 Ml・・・内燃機関、M2・・・バルブタイミング調整
手段、M3・・・電源電圧検出手段、M4・・・回転数
検出手段、M5・・・制御手段、l・・・内燃機関とし
てのエンジン、10・・・バルブタイミング調整手段の
一部を構成するバルブタイミング可変機構、11・・・
バルブタイミング調整手段の一部を構成する油圧ソレノ
イド、25・・・回転数検出手段としての回転数センサ
、29・・・制御手段としてのCPU、35・・・電源
電圧検出手段としての電圧計、a、 b・・・所定値、
NE・・・回転数、VB・・・電源電圧としてのバッテ
リ電圧。 特許出願人   トヨタ自動車株式会社代理人 弁理士
 恩田博宣(ほか1名)佇−15 Ll−4−7−く 1〜・15 L−一−、−、+ −−4 図 エンジンロ転数NE 図 図 エンジン回転数NE

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.内燃機関の回転に同期して開閉動作する吸気弁の少
    なくとも閉弁時期を調整するバルブタイミング調整手段
    と、点火プラグ用電源電圧を検出する電源電圧検出手段
    と、前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と
    、 前記電源電圧検出手段及び回転数検出手段に基づき、電
    源電圧が所定値以下で、かつ回転数が所定値以下の状態
    では、前記バルブタイミング調整手段を制御して吸気弁
    の閉弁時期を遅くし、前記電源電圧が所定値以下で、か
    つ前記回転数が所定値よりも大きい状態では、前記バル
    ブタイミング調整手段を制御して吸気弁の閉弁時期を早
    める制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバ
    ルブタイミング制御装置。
JP2229125A 1990-08-29 1990-08-29 内燃機関のバルブタイミング制御装置 Pending JPH04109039A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7706955B2 (en) * 2006-05-23 2010-04-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle and vehicle control method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7706955B2 (en) * 2006-05-23 2010-04-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle and vehicle control method

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