JPH04109035A - エンジン・補機連結構造 - Google Patents

エンジン・補機連結構造

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Publication number
JPH04109035A
JPH04109035A JP22911990A JP22911990A JPH04109035A JP H04109035 A JPH04109035 A JP H04109035A JP 22911990 A JP22911990 A JP 22911990A JP 22911990 A JP22911990 A JP 22911990A JP H04109035 A JPH04109035 A JP H04109035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
shaft
rotational speed
clutch
auxiliary machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP22911990A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Chikamori
章 近森
Mitsuhiro Ikeda
池田 光宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP22911990A priority Critical patent/JPH04109035A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、車両に設置されたエンジンの出力軸と補機の
入力軸とを連結軸を介して連結した構造を改良したもの
に関する。
〈従来の技術〉 一般的に、自動車などにおいては、オルターネータ、パ
ワーステアリングポンプおよびクーラー用コンプレッサ
ーなどの補機を駆動するのにエンジンの動力を利用して
いる。
例えば、車両のボンネット内にエンジンと補機とを近接
配置した自動車では、エンジンの出力軸(クランクシャ
フト)と前記補機の入力軸の双方にプーリをそれぞれ取
り付け、両プーリ間にベルトを張架し、ベルトにより動
力の伝達を行わせている。
一方、例えば、ミツドシップカーやワンボックスカーな
どでは、エンジンと補機とを離して配置しており、エン
ジンの出力軸と補機の人力軸とをドライブシャフトなど
の連結軸を介して連結している。
〈発明が解決しようとするLIU> ところで、エンジンの高速運転時は、補機にエンジン回
転数をそのままで動力伝達していると、補機が必要以上
に高速で回転することになり、破損するおそれがあるし
、また、高速時には補機を駆動するエンジンの負担も大
きくなり、馬力ロスや燃料消費ロスを余儀無くされる。
特に、エンジンと補機とを連結軸を用いて連結するタイ
プにおいては、高速回転時に連結軸を高速回転させねば
ならず、エンジンの負担がベルト連結タイプに比べて大
きく、前記問題がより顕著となる。
本発明はこのような事情に鑑みて創案されたもので、エ
ンジンの高速運転時に補機に与える回転数を抑制し、補
機が過剰回転となるのを回避するとともにエンジンの負
担を軽減することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、車両に設
置されたエンジンの出力軸と補機の入力軸とを連結軸を
介して連結した構造において、次のような構成をとる。
本発明のエンジン・補機連結構造は、該エンジンの出力
軸と連結軸との間、または該補機の入力軸と連結軸との
間のいずれか一方に、駆動側軸の回転速度に応じて従動
側軸に伝達すべき動力の回転数を切替える変速装置を介
装したことに特徴を有する。
く作用〉 エンジンの高速運転時において、変速装置でもってエン
ジンから補機へ伝達する動力の回転数を減速させれば、
補機を必要以上に回転させずに済むとともに、エンジン
の負担が軽減される。
特に、エンジンの出力軸と連結軸との間に変速装置を介
装した場合だと、エンジンを高速運転しても連結軸の回
転数を低く抑えることができるようになり、エンジンの
負担がより軽減される。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図ないし第3図に本発明の一実施例を示している。
図中、lはエンジン、2はオルタネータやウォータポン
プなどの補機、3はエンジン1と補機2とを連結する連
結軸としてのドライブシャフト、4は補機2の入力軸2
aに取り付けられた補機プーリ、5はドライブシャフト
3の補機側に取り付けられたプーリ、6は補機ブーIJ
 4とプーリ5とに張架されるベルト、7はエンジン1
の出力軸としてのクランクシャフト】aとドライブシャ
フト3との間に介装された変速装置である。
変速装置7は、主として遊星歯車式減速機tl ]]O
1一方クラチクランチ2流体クラッチ3oによって構成
されている。
遊星歯車式減速機構10は、クランクシャフト】aに外
嵌固定された太陽ギヤ11と、エンジン2に固定された
固定ギヤ12と、太陽ギヤ11と固定ギヤ】2との間に
介装された複数の遊星ギヤ13と、クランクシャフトl
aに相対回転可能にボールベアリングを介して外嵌され
かつ遊星ギヤ13それぞれを回動自在に保持するキャリ
ア14とで構成されている。
一方クラッチ20は、ドライブシャフト3に連結された
ケース8の内周面と遊星歯車式減速機構10に備えるキ
ャリア】4の外筒部15の外周面との間の径方向対向隙
間に設けられており、いわゆるスプラグを利用した構造
のものが採用されている。この一方クラッチ20の動作
としては、キャリア14の外筒部15の回転速度がケー
ス8よりも速くなるとロックし、逆にキャリア14の外
筒部15の回転速度よりもケース8が速くなるとフリー
となる。
ところで、ケース8に備える筒部8Aの開口端内周面と
固定ギヤ12の外周面との間およびエンジン2に固定さ
れるカバー9と太陽ギヤ11のエンジンブロック側端部
との間のそれぞれには、シール40.41が装着され、
これらのシール40゜41によって遊星歯車式減速機構
lOおよび一方クラッチ20を密閉し、内部空間の潤滑
剤の漏れや外部からの塵埃の侵入を防止するようになっ
ている。
流体クラッチ30は、ベーンポンプを応用したもので、
ドライブシャフト3とケース8との間に固定されかつ円
周数ケ所にベーン31aが設けられたロータ31と、太
陽ギヤ11と一体の小径筒部11aにスプライン嵌合さ
れかつロータ31を外囲するカムリング32と、カムリ
ング32の内部に設けられかつカムリング32とロータ
31とで囲んだ二ケ所のポンプ室A、Bに設けられた吸
込・吐出口33および吸込・吐出口34間を結ぶ通路3
5と、この通路35中に介装される遠心制御弁36とか
らなる。遠心制御弁36は、クランクシャツ)laおよ
び太陽ギヤ11に連結されるカムリング32が高速回転
となって所定の遠心力を越えるまでは閉しているが、カ
ムリング32が高速回転となって所定の遠心力を越えた
ときに開くものである。そして、遠心制御弁36が閉し
ていると、ポンプ室A、B間で油が循環できなくなるの
で、カムリング32とロータ31とが直結状態になる一
方、遠心制御弁36が開いていると、ポンプ室A、B間
で油が循環できるようになるので、カムリング32とロ
ータ31との相対回転が許容される状態になる。
次に、上記構成の変速装置7の動作を説明する。
まず、回転の上昇過程における変速動作を説明する。ク
ランクシャフト1aおよび太陽ギヤ11に連結されるカ
ムリング32がある回転域に到達して所定の、遠心力を
越えるまでの間は、遠心制御弁36が閉じており、ポン
プ室A、B間における油の循環が阻まれている状態であ
るため、ロータ31がカムリング32と同期して回転す
ることになる。したがって、流体クラッチ30を通して
クランクシャフトlaの回転数がほぼ1:1の比率でド
ライブシャフト3に伝達される。このとき、遊星歯車弐
滅連機fjllIOにおけるキャリア14の回転速度は
ドライブシャフト3に固定のケース8の回転速度よりも
低くなっているため、−力クラッチ20はフリー状態と
なり、キャリア14からドライブシャフト3へは動力伝
達がなされない。
一方、クランクシャフトlaおよび太陽ギヤ11に連結
されるカムリング32が高速回転となって所定の遠心力
を越えると、遠心制御弁36が開くため、カムリング3
20回転に伴ってポンプ室A、B間で油が循環すること
になり、それによりロータ31がカムリング32に対し
て抵抗なく相対回転しうる状態になる。それにより、ロ
ータ31と連結されているケース8の回転速度が減速し
はしめる。そして、このケース8の回転速度が遊星歯車
式減速i構10のキャリアI4の回転速度よりも一時的
に遅くなると、一方クラッチ2oがロックし、それによ
りケース8およびロータ31を介してドライブシャフト
3がキャリア14と同期して回転し始める。つまり、こ
の場合、流体クラッチ30を通してクランクシャフトl
aの回転動力がドライブシャフト3に伝達されずムこ、
遊星歯車式減速機構10および一方クラッチ2oを通し
てクランクシャツ)Iaの回転動力が減速されてドライ
ブシャフト3に伝達されることになる。
次に、回転の下降過程に伴う変速動作を説明する。クラ
ンクシャフト1aおよび太陽ギヤ11に連結されるカム
リング32がある回転域を下回って遠心力が低下すると
、遠心制御弁36が閉してポンプ室A、B間で油が循環
することになるので、ロータ31とカムリング32とが
直結状態となって同期回転することになる。したがって
、流体クラッチ30を通じてクランクシャフトlaの回
転数をほぼl:Xの比率でドライブシャフト3に伝達す
ることになる。このとき、ドライブシャフト3の回転速
度が遊星歯車式減速機構10におけるキャリア14の回
転速度よりも速くなるため、方クラッチ20はフリー状
態となる。
なお、上記実施例では、変速装置7をエンジンのクラン
クシャフト1aとドライブシャフト3との間に設けた場
合を説明しているが、ドライブシャフト3とプーリ5と
の間に設けてもよい。その場合、第4図に示すように、
変速装置7のケース8の外周にベルト装着用のブーり溝
を形成すればよい。
また、上記実施例では、流体クラッチ30に遠心制御弁
36を使用しているが、この遠心制御弁36は電磁弁と
してもよい。但し、実施例のように遠心制御弁36を使
用している場合、ミル11クラツチを用いる従来例のよ
うにクランクシャフトの回転数を検出する手段や切り換
え制御を行う手段が必要なく、構成の簡略化およびコス
ト低下を図ることができるといった効果が得られる。
なお、上記実施例では流体フランチ30としてベーンポ
ンプ型のものを利用したが、これに代えて、ギャドポン
プやトロコイドポンプなどを利用してもよい。また、遊
星減速機構として、遊星ギヤ形を用いたが、これに代え
て固定輪と太陽軸との間にそれぞれ弾性圧接する遊星ロ
ーラ形を用いてもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、エンジンの出力
軸の回転速度に応じて補機の駆動力を変速することがで
きる。つまり、低速回転域ではエンジン回転数をほぼ1
:1で補機に伝達し、高速回転域ではエンジン動力を減
速して補機に伝達することができ、エンジンの高速回転
時において補機に過負荷を与えずに済み、エンジンの負
担が軽減される。したがって、高速運転に伴う補機の破
損やエンジンの馬力ロスや燃料消費ロスを回避できるよ
うになる。また、エンジンの出力軸と連結軸との間に変
速装置を設けた場合には、エンジンの高速回転時にも連
結軸を低速で回転させることができるので、エンジンの
負担がより軽減されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例にかかり、第1
図はエンジン・補機連結構造を示す模式図、第2図は変
速装置を示す縦断側面図、第3図は流体クラッチの概略
構成図である。また、第4図は本発明の他の実施例に係
る変速装置を示す縦断側面図である。 1・・・エンジン、1a・・・クランクシャフト(出力
軸)、2・・・補機、2a・・・補機の入力軸、3・・
・ドライブシャフト(連結軸)、7・・・変速装置、1
0・・・遊星歯車式減速機構、20・・・一方クラッチ
、30・・・流体クラッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両に設置されたエンジンの出力軸と補機の入力
    軸とを連結軸を介して連結した構造であって、 該エンジンの出力軸と連結軸との間、または該補機の入
    力軸と連結軸との間のいずれか一方に、駆動側軸の回転
    速度に応じて従動側軸に伝達すべき動力の回転数を切替
    える変速装置を介装したことを特徴とするエンジン・補
    機連結構造。
JP22911990A 1990-08-29 1990-08-29 エンジン・補機連結構造 Pending JPH04109035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22911990A JPH04109035A (ja) 1990-08-29 1990-08-29 エンジン・補機連結構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP22911990A JPH04109035A (ja) 1990-08-29 1990-08-29 エンジン・補機連結構造

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JPH04109035A true JPH04109035A (ja) 1992-04-10

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22911990A Pending JPH04109035A (ja) 1990-08-29 1990-08-29 エンジン・補機連結構造

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