JPH04108951A - 外装タイルの乾式施工方法及び壁面構造体 - Google Patents

外装タイルの乾式施工方法及び壁面構造体

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JPH04108951A
JPH04108951A JP22668790A JP22668790A JPH04108951A JP H04108951 A JPH04108951 A JP H04108951A JP 22668790 A JP22668790 A JP 22668790A JP 22668790 A JP22668790 A JP 22668790A JP H04108951 A JPH04108951 A JP H04108951A
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JP
Japan
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tile
fixing member
engaging part
exterior
base material
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JP22668790A
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English (en)
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Mitsuaki Kanazawa
金沢 光明
Kazuyuki Onoda
一之 小野田
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SHINO TOUSEKI KK
AGC Inc
Original Assignee
SHINO TOUSEKI KK
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外装タイルの乾式施工方法及び壁面構造体に
関するものである。
U従来の技術] 従来の外装タイルの乾式施工方法及び壁面構造を第8図
を用いて説明する。
従来、外装タイルの施工方法は、第8図(2)に示すよ
うに、建造物の躯体10に横長矩形のアルミニウム製基
板6を釘、ビス等で張設固定し、上記アルミニウム製基
板の一側面に設けられた、たがいに所定の間隔をあけ、
かつ、平行にして突設した突条6aに沿って、アルミニ
ウム製の横長板を曲げ加工した固定部材7を横設する。
これにより、後記する外装タイル4の張り付け寸法を割
り出す基準とし、次に、側面略コ字状の受入溝をその裏
面にもつ外装タイル4を上記固定部材に正面から強制嵌
合させることで、外装タイルを固着する方法が、特公昭
57−57579により知られている。
しかし、この方法では、外装タイル及びその下地となる
アルミニウム製基板に防火性能がないため、アルミニウ
ム製基板の更に躯体側に防火下地材を張設して、壁体に
防火性能を付与することが常であった。このため、外装
タイルの下地の工程が増えることにより施工手間が増大
し、かつ、アルミニウム製基板が高価な上に防火下地材
の材料費も付加せねばならず非経済的であるという欠点
があった。
[発明の解決しようとする問題点] 本発明の目的は、従来の技術が有していた前述の欠点を
解消しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたものであ
り、躯体壁面等の取り付け面に、一側面に略コ字状の溝
部を所定の間隔をあけ水平に設けられた窯業系防火下地
材を釘、ビス等で予め固着し、しかる後に横細長板の全
長にわたって略中央部より外側に曲折し、かつ、その端
部が上方に向かって再度曲折している上係合部と、略中
央部より外側に曲折し、その端部が下方に向かって再度
曲折し、かつその端部が内側に若干曲折している下体合
部をもつタイル固定部材を、上記略コ字状の溝部に嵌合
し、釘、ビス等を用いて上記タイル固定部材を躯体部に
貫通固定し、しかる後に、裏面上下端部に突出した上係
合部及び下体合部をもつ側面略コ字状の外装タイルの上
係合部を上記固定部材上係合部に係止し、次に、タイル
の下体合部を上記固定部材の下体合部に強制的に係合せ
しめることにより上記外装タイルを上記固定部材にその
正面から嵌合固着し張り付けることを特徴とする外装タ
イルの乾式施工方法及び躯体壁面等の取り付け面に、窯
業系防火下地材を釘、ビス等で固着し、上記窯業系防火
下地材の表面にタイル固定部材を設置し、釘、ビス等で
当該固定部材を固着し、裏面上下端部に突出する係合部
をもつ側面略コ字状の外装タイルを上記固定部材に強制
嵌合する構造体において、一側面に略コ字状の溝部が所
定の間隔をあけて設けられた上記窯業系防火下地の当該
溝部に上記固定部材を嵌合付設し、固着することを特徴
とする外装タイル仕上げの外壁壁面構造体を提供するも
のである。
以下には、添付図面を参照して本発明の詳細について説
明する。第1図は、本発明の基本的構成の斜視図であり
、第2図は基本的構成を示す縦断面図である。
本発明において、まず、柱、間柱、胴縁等lOに、窯業
系防火下地材1を釘、ビス等で固着する。上記窯業系防
火下地材1は、その一側面に、後述する外装クイル5の
割付寸法に相当する間隔をあけ水平に設けられた溝部1
aを有する(図1.3)。しかる後に、上記窯業系防火
下地材1の略コ字状の溝部1aに、横細長板の全長にわ
たって略中央部より外側に曲折し、かつ、その端部が上
方に向かって再度曲折している上係合部2aと、略中央
部から外側に向かって曲折し、かつ、その端部が下方に
再度曲折し、なおかつ、内側に向かって曲折している下
体合部2bをもつタイル固定部材2を嵌合し、釘、ビス
等3を用いて躯体部分に貫通固定する(図1.2)。
しかる後に、裏面の上下端部に逆勾配をもって突出した
係合部4a、4bをもつ側面略コ字状のタイル4を、ま
ず、裏面上端係合部4aを上記固定部材上係合部2aに
係合した後、裏面下端係合部4bを上記固定部材上係合
部2bに強制的に嵌合せしめる。しかして、上記外装タ
イル4を上記固定部材2にその正面から嵌合固着するこ
とにより張り付ける(図1.2)。
しかる後に、タイル間の目地部にモルタル等5を詰める
ことにより仕上げを行う。
ここで、図3の(イ)は本発明方法に使用する上述の窯
業系防火下地材の斜視図であり、その一側面に略コ字状
の溝部1aが設けられている。この溝部1aの形状は、
外装タイルの目地部5から侵入してきた雨水を滞留する
ことなく排出するために図4の(1)、及び(2)に示
すように、直角あるいは表面側に向かって末広がりの形
状で傾斜部をもつ様な形状とすることが望ましい。また
、図3の(イ)の窯業系下地材の四周端部に、材厚の約
半分程度の厚みをもち、かつ下地材に水平方向に突出し
た片実部lb、lcをもち、この形態により、この窯業
系防火下地材を躯体に付設する際に、隣接する窯業系防
火下地材の片実部に重ね合わせて付設することにより、
水密性能を確保することができ、かつ、シール材の工程
を省略することができる。
図3の(ロ)は、窯業系防火下地材の別な実施例であり
、図3(イ)の片実部lCを省略することで、シール材
にする水密性能を確保することができる。
また、図1.2におけるタイル固定部材は、その材質を
亜鉛鋼板、アルミニウムー亜鉛メツキ鋼板、ステンレス
鋼板、アルミニウム圧延板、アルミニウム押出し型材等
とすることができ、このタイル固定部材の防錆、および
耐久性能の向上の面で好ましい。
また、本発明において、図5(2)の側面図に示すよう
に、上、下端部に表面に対して水平方向に突出する片実
部4c、4dを設けておくと、当該タイルを嵌合付設し
た際に、第6図の如く当該タイル間の横目地部に、直接
下地材が見えることなく当該タイルと同質の目地を形成
でき、それにより、仕上げ工程のモルタル目地詰めを省
略することができ、かつ、より美しい外観に仕上げるこ
とができるという点で好ましい。
また、上記タイル固定部材の側面形状において、図7に
示すような略中央部から内側に突出した突条部を有する
ような形状とし、当該突条部を上記窯業系防火下地材の
略コ字状溝部に嵌合し固着することもできる。
なお、本発明において使用される窯業系下地防火下地材
としては、スラグ、石膏、セメントを原料として硬化し
た水硬性硬化体が例示される。
[作用] 本発明において、窯業系防火下地材は、壁体の防火性能
、および水密性能を確保し、その一側面に設けられた略
コ字状の溝部は、次の工程にて付設するタイル固定部材
の位置決めのためのガイドの役割を果たす。
また、横細長板の全長にわたって土偶合部と下係合部を
もつ上記タイル固定部材は、外装タイルを固定部材正面
から強制嵌合した後、当該外装タイルの裏面上下端部に
逆勾配をもって突出した上、下端係合部を、上記上、下
係合部が一旦狭まった後に広がろうとする作用が働くこ
とにより係止し、当該タイルの脱落、剥離を防止する効
果が生ずる。
[発明の効果] 本発明において、柱、間柱、胴縁等に、その一側面に外
装タイルの割付寸法に相当する間隔をあけ水平に設けら
れた略コ字状の溝部を有する窯業系防火下地材を釘、ビ
ス等で固着した後、タイル固定部材を当該溝部に勘合し
固着することで、当該窯業系防火下地材が防火性能を確
保しつつタイル固定部材のガイドの役割を果たし、タイ
ル固定部材の施工手間の軽減およびガイド基板の材料費
削減という効果が認められ、全体としてこのタイル仕上
げ外装壁の価格が約5分の1から3分の1低減できると
いう優れた効果を有する。
また、窯業系防火下地材においてその四周端部に、材厚
の約半分程度の厚みをもち、かつ下地材に水平方向に突
出した片実部を設け、当該窯業系防火下地材を躯体に付
設する際に、隣接する窯業体防火下地材の片実部に重ね
合わせて付設することで、水密性能を確保することがで
き、かつ、シール材の工程を省略することができるとい
う効果も認められる。
また、当該窯業系防火下地材の略コ字状の溝部形状を、
直角あるいは表面側に向かって末広がりの形状で傾斜部
をもつ様な形状とすることで、外装タイルの目地部から
侵入してきた雨水を滞留することな(排出することがで
きる。
また、タイル固定部材は、その材質を亜鉛鋼板、アルミ
ニウムー亜鉛メツキ鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウ
ム圧延板、アルミニウム押出し型材等下地材と別体成形
したものを使用することで、このタイル固定部材の防錆
、および耐久性能を向上させるという効果を有し、それ
により、壁体全体の耐久性を向上させるという効果を有
する。また、上記タイル固定部材の側面形状において、
略中央部から内側に突出した突条部を有するような形状
とし、当該突条部を上記窯業系防火下地材の略コ字状溝
部に嵌合し固着することもできる。
また、本発明において、上、下端部に表面に対して水平
方向に突出する片実部を設けておくと、当該タイルを嵌
合付設した際に、当該タイル間の横目地部に、直接下地
材が見えることなく当該タイルと同質の目地を形成でき
、それにより、仕上げ工程のモルタル目地詰めを省略す
ることができ、かつ、より美しい外観に仕上げることが
できるという優れた効果も認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本的構成を示す斜視図であり、第
2図は、第1図の縦断面図である。 第3図は、本発明に使用する窯業系防火下地tオの斜視
図であり、第4図は、第3図に示した窯業系防火下地材
の一側面に設けられた略コ字状の溝部の断面形状図であ
る。第5図は、コ装タイルの側面形状図であり、第6図
は、片実部を有する外装タイルを用いて構成した本発明
の壁体の縦断面図である。第7図は、タイル固定部材の
側面形状図である。第8図は、従来工法の構成を示す縦
断面図である。 図において、1は窯業系防火下地材を示し、1aは略コ
字状溝部、1bおよび1cは片実部を示す。2はタイル
固定部材を示し、2aは土偶合部、2bは下係合部、2
cは突条を示す。3は釘、ビスを示し、4は外装タイル
、4aは上端係合部、4bは下端係合部、4cおよび4
dは片実部を示す。6はアルミニウム製基板、6aは突
条、7は従来工法によるタイル固定部材、10は躯体を
示してい図面の浄書 妬 端 (ロ) 笛 同 (コ〕 茅 圓 図面の浄書 笛 第 ワ 廚 笛 手続ネ甫正書(方式) 平成2年12月

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、躯体壁面等の取り付け面に、一側面に略コ字状の溝
    部を所定の間隔をあけ水平に設けられた窯業系防火下地
    材を釘、ビス等で予め固着し、しかる後に横細長板の全
    長にわたって略中央部より外側に曲折し、かつ、その端
    部が上方に向かって再度曲折している上係合部と、略中
    央部より外側に曲折し、その端部が下方に向かって再度
    曲折し、かつその端部が内側に若干曲折している下係合
    部をもつタイル固定部材を、上記略コ字状の溝部に嵌合 し、釘、ビス等を用いて上記タイル固定部材を躯体部に
    貫通固定し、しかる後に、裏面上下端部に突出した上係
    合部及び下係合部をもつ側面略コ字状の外装タイルの上
    係合部を上記固定部材上係合部に係止し、次に、タイル
    の下係合部を上記固定部材の下係合部に強制的に係合せ
    しめることにより上記外装タイルを上記固定部材にその
    正面から嵌合固着し張り付けることを特徴とする外装タ
    イルの乾式施工方法。 2、躯体壁面等の取り付け面に、窯業系防火下地材を釘
    、ビス等で固着し、上記窯業系防火下地材の表面にタイ
    ル固定部材を設置し、 釘、ビス等で当該固定部材を固着し、裏面上下端部に突
    出する係合部をもつ側面略コ字状の外装タイルを上記固
    定部材に強制嵌合する構造体において、一側面に略コ字
    状の溝部が所定の間隔をあけて設けられた上記窯業系防
    火下地の当該溝部に上記固定部材を嵌合付設し、固着す
    ることを特徴とする外装タイル仕上げの外壁壁面構造体
JP22668790A 1990-08-30 1990-08-30 外装タイルの乾式施工方法及び壁面構造体 Pending JPH04108951A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0681441A (ja) * 1992-09-02 1994-03-22 Rio:Kk タイルの取付工法
CN102926513A (zh) * 2012-11-20 2013-02-13 扬州大学 可悬挂瓷砖及其安装方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0681441A (ja) * 1992-09-02 1994-03-22 Rio:Kk タイルの取付工法
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