JPH04108065U - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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JPH04108065U
JPH04108065U JP880291U JP880291U JPH04108065U JP H04108065 U JPH04108065 U JP H04108065U JP 880291 U JP880291 U JP 880291U JP 880291 U JP880291 U JP 880291U JP H04108065 U JPH04108065 U JP H04108065U
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JP
Japan
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water
cavity
temperature
washing
water supply
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Pending
Application number
JP880291U
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English (en)
Inventor
肇 鈴木
哲夫 原田
耕作 片岡
憲治 山根
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP880291U priority Critical patent/JPH04108065U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食器洗い乾燥機を連続運転しても、洗浄水の
温度を正確に検出できることを目的とする。 【構成】 本考案の食器洗い乾燥機は、キャビティ内に
洗浄水を給水した後、まず送水手段を所定時間オンして
食器に洗浄水を噴射する。これにより、キャビティ内の
洗浄水をかきまぜ、前回の洗い工程で加熱されたキャビ
ティの温度と洗浄水の温度を等しくする。その後、温度
検出手段で温度を検出し、その温度に基づいて洗い工程
の制御を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食器洗い乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の食器洗い乾燥機は、特開昭63−288122号公報に開示されてい る。このものは、洗浄水を循環させて食器を洗う洗浄ポンプと、洗浄水を加熱す るヒータと、洗浄水の温度を検出するためにキャビティ外底部に配置されるサー ミスタと、洗い時間をカウントする主カウンタと、洗い時間経過後でかつ洗浄水 の温度が所定温度以上のときに追加洗い時間をカウントする補助カウンタと、前 記洗浄ポンプの動作前、洗浄水の温度が所定温度以上なら主カウンタが、あるい は所定温度以下なら主カウンタと補助カウンタがカウントする間、前記洗浄ポン プを動作させる洗い工程制御部を備えるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例において、洗い工程を連続して行う場合、前回の工程でキャビティ が加熱されているため、2回目の洗い工程において、すぐにはキャビティの温度 は下がらない。そのためキャビティの外底部に配置されたサーミスタには、キャ ビティ内の洗浄水の温度に加えてキャビティ自身の温度が影響するので、洗浄水 の温度を誤って検知してしまう。そして、洗い工程はそのサーミスタの検知温度 に基づいて実行されるので、適正な洗浄効果を得ることができない問題がある。
【0004】 本考案は、斯る課題を解決するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための本考案の手段は、食器を収納するキャビティと、 該キャビティ底部に配置され、前記食器に水を噴射するノズルと、前記キャビテ ィに給水するための給水手段と、前記キャビティ内の水を加熱する加熱手段と、 前記キャビティ内の水を前記ノズルに送水する送水手段と、前記キャビティ内の 水を排水する排水手段と、前記各手段に駆動信号を出力すると共に、洗い工程、 すすぎ工程、乾燥工程を逐次実行する制御手段と、前記キャビティ外底面に配置 され、前記キャビティ内の水の温度を検知する温度検知手段を備えるものにおい て、前記制御手段は、前記送水手段と前記加熱手段をオンして洗い工程を開始し 、所定時間後に前記温度検出手段で前記キャビティ内の水の温度を検出し、その 検出結果に基づいて洗い工程の制御を行うよう構成される。
【0006】
【作用】
キャビティ内に洗浄水を給水した後、まず送水手段を所定時間オンして食器に 洗浄水を噴射する。これにより、キャビティ内の洗浄水をかきまぜ、前回の洗い 工程で加熱されたキャビティの温度と洗浄水の温度を等しくする。その後、温度 検出手段で温度を検出し、その温度に基づいて洗い工程の制御を行う。
【0007】
【実施例】
図1及び図2において、1は本考案の食器洗い乾燥機本体である。2は食器を 収納するキャビティであり、前面に開口3、後面上部に導出口4、後面下部に吐 出口5を備える。6はキャビティ2の後部をふさぐ後面板、7は導出口4と吐出 口5に接続し、キャビティ2内の空気を導出口4から導出して吐出口5からキャ ビティ2内に戻し循環させる循環風路、8は循環風路7と後面板6との間に形成 され、外気を通す冷却風路である。9は送風手段となる両面ファンであり、循環 風路7と冷却風路8を仕切る位置に配置し、循環風路7内の空気と冷却風路8内 の空気を同時に強制循環させるとともに、循環風路7内の空気の熱を冷却風路8 内の空気に移す熱交換器を兼ねる。10は前記両面ファン9を回転させるモータ ー、11は循環風路7の側部に設けられた給水口、12はキャビティ2の後面側 に配置され、給水口11と接続された給水手段となる給水弁である。前記給水弁 12を開けると、給水口11を介して吐出口5よりキャビティ2内に洗浄水ある いはすすぎ水が供給される。13はキャビティ2の内底部に配置され、供給され た洗浄水あるいはすすぎ水を加熱する加熱手段となるヒーター、14はキャビテ ィ2の外底部に配置され、洗浄水あるいはすすぎ水の水温を測定する温度検出手 段となるサーミスタ、15はキャビティ2の外底面に配置された送水手段と排水 手段を兼ねるポンプ、16はキャビティ2の底部前方に設けられた凹部、17は 前記凹部16に接続されたポンプケーシング、18はポンプ15と接続され、ポ ンプケーシング17内に配置されたインペラー、19はキャビティ2の内底部の 略中央に配置され、ポンプケーシング17と接続されるノズル、20は前記凹部 に設置され、洗浄水あるいはすすぎ水内に浮遊する屑を採取するフィルター、2 1はキャビティ2の開口3をふさぐドア、22は食器洗い乾燥機1の動作を制御 する制御部、25はポンプケーシング17に接続され、内部に逆止弁を有する排 水パイプである。前記ポンプ15を正転させてインペラー18を回転すると、キ ャビティ2の底部に供給された洗浄水あるいはすすぎ水を凹部16よりポンプケ ーシング17内に吸い込まれ、ノズル19に送水する。ノズル19からは水を噴 射して食器に当て洗浄あるいはすすぎを行う。又、前記ポンプ15を逆転させて インペラー18を回転させると、凹部16を介してポンプケーシング17内に洗 浄水あるいはすすぎ水を吸い込み、排水パイプ25を介して機外に排水する。
【0008】 23はスタートボタン、コース選択ボタン等の入力装置、24は入力装置23 からの信号により、モーター10、給水弁12等の負荷を時間の経過とともに逐 次動作させ、制御手段となるマイクロコンピュータ(以下マイコンという。)で ある。
【0009】 以下に食器洗い乾燥機1の洗い工程の動作を図3乃至図5に基づいて説明する 。
【0010】 まず、キャビティー2内に給水弁12を開いて洗浄水を所定量給水する(S− 1)。所定量の洗浄水が給水されると、ポンプ15を正転する(S−2)ととも に、その洗浄水が58度に達しているかどうか判断し、達していなければヒータ ー13をオンする(S−3)。この動作を2分間継続(S−4)した後、再度洗 浄水が58度以上に達したかどうか判断する(S−5)。この時、58度にまだ 達していなければヒーター13をオンし続け、また、洗浄水が58度に達してい れば短縮フラグをセットするとともにヒーター13をオフする(S−6)。
【0011】 その後、12分間ポンプ15を正転し続け、ノズル19より食器に洗浄水を噴 射して食器を洗浄する。この間、洗浄水の温度が58度に達したかどうか判断し 続け、達したら洗浄水を58度に保つようにヒーター13をオンオフ制御すると ともに温度フラグをセットする。
【0012】 12分経過後、まず短縮フラグがセットしているかどうか判断する(S−8) 。もし、セットされていれば、ポンプ15を逆転させて排水動作を行い(S−9 )、排水が完了すれば洗い工程を終了する。また、もし、セットされていなけれ ば、追加洗いを行う。
【0013】 この追加洗いについて、以下に説明する。 まず、上述の12分間の洗浄中(S−7)に洗浄水が58度に達し、温度フラ グがセットされた場合、ヒーター13をオンオフ制御し(S−10)続け、1分 が経過すれば(S−11)、ポンプ15を逆回転させて排水動作を行い(S−9 )、排水が完了すれば洗い工程を終了する。
【0014】 また、12分間の洗浄中(S−7)に洗浄水が58度に達しないで追加洗い中 に達した場合、58度に達するまでヒーター13をオンし続けながら食器を洗浄 し、洗浄水の温度が58度に達すれば、温度フラグをセットするとともに、さら にヒーター13を58度に保つようにオンオフ制御する(S−10)。1分が経 過すれば(S−11)、ポンプ15を逆回転させて排水動作を行い(S−9)、 排水が完了すれば洗い工程を終了する。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、洗い工程の初期にキャビティ内に給水された洗浄水をかきま ぜてキャビティを冷ますので、食器洗い乾燥機を連続運転してもキャビティ外底 部に配置された温度検出手段で検知される洗浄水の温度を正確に測定できる。従 って、適正な洗浄効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の食器洗い乾燥機の側断面図である。
【図2】制御部の制御ブロック図である。
【図3】洗い工程の動作フローチャートである。
【図4】図3の動作フローチャートの続きである。
【図5】図3の動作フローチャートの続きである。
【符号の説明】
2 キャビティ 9 両面ファン(送風手段) 12 給水弁(給水手段) 13 ヒーター(加熱手段) 14 サーミスタ(温度検出手段) 15 ポンプ(送水手段及び排水手段) 19 ノズル 24 マイクロコンピュータ(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山根 憲治 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機株 式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を収納するキャビティと、該キャビ
    ティ底部に配置され、前記食器に水を噴射するノズル
    と、前記キャビティに給水するための給水手段と、前記
    キャビティ内の水を加熱する加熱手段と、前記キャビテ
    ィ内の水を前記ノズルに送水する送水手段と、前記キャ
    ビティ内の水を排水する排水手段と、前記各手段に駆動
    信号を出力すると共に、洗い工程、すすぎ工程、乾燥工
    程を逐次実行する制御手段と、前記キャビティ外底面に
    配置され、前記キャビティ内の水の温度を検知する温度
    検知手段を備えるものにおいて、前記制御手段は、前記
    送水手段と前記加熱手段をオンして洗い工程を開始し、
    所定時間後に前記温度検出手段で前記キャビティ内の水
    の温度を検出し、その検出結果に基づいて洗い工程の制
    御を行うことを特徴とした食器洗い乾燥機。
JP880291U 1991-02-25 1991-02-25 食器洗い乾燥機 Pending JPH04108065U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP880291U JPH04108065U (ja) 1991-02-25 1991-02-25 食器洗い乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP880291U JPH04108065U (ja) 1991-02-25 1991-02-25 食器洗い乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04108065U true JPH04108065U (ja) 1992-09-18

Family

ID=31899579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP880291U Pending JPH04108065U (ja) 1991-02-25 1991-02-25 食器洗い乾燥機

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JP (1) JPH04108065U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63311924A (ja) * 1987-06-13 1988-12-20 株式会社東芝 食器洗浄機
JPH0497735A (ja) * 1990-08-17 1992-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63311924A (ja) * 1987-06-13 1988-12-20 株式会社東芝 食器洗浄機
JPH0497735A (ja) * 1990-08-17 1992-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機

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