JPH04107318U - 建物用の柱部構成部材 - Google Patents

建物用の柱部構成部材

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JPH04107318U
JPH04107318U JP3174891U JP3174891U JPH04107318U JP H04107318 U JPH04107318 U JP H04107318U JP 3174891 U JP3174891 U JP 3174891U JP 3174891 U JP3174891 U JP 3174891U JP H04107318 U JPH04107318 U JP H04107318U
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国吉高明
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国吉 高明
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 側面部上であってその中心線から一定の側に
夫々ずれた位置に中心軸線に沿ってガセットプレート4
を隣り合ったものについて互いに直交するように立設固
定した梁受柱部1。これと挿支柱部2とが相互に中心軸
線が一致する状態でこの中心軸線と直交する面の係止プ
レート3を介して連接して梁受部材Aを形成する。この
梁受部材Aはその挿支柱部2が柱本体17の上端開放部内
に挿入係止される。また、柱本体17はその下端開放部内
にベースプレート11面上に立設された挿支柱部12を挿入
係止させることによって立設され柱部として構成され
る。 【効果】 建物の梁材22はいずれもガセットプレート4
間に安定状態で支持される。また柱部の立設作業が容易
で柱本体の長さ及び立設状態の調整も簡単で汎用性があ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、立体駐車場等の建物用のものとして一般的に利用することができる 柱部構成部材の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物用の柱部構成は、対象とする建物の大きさ、利用する位置などによ って特に強度が異なるため、その毎度設計され汎用性はなかった。例えば、柱頭 部構成については、梁材を固定するためのガセットプレートが設けられるのが一 般的であるが、従来の柱頭部構成30は、図13に示すように、設計に応じ、柱本 体31上部の側面部上にガセットプレート32…が夫々フランジ部33を介して溶接固 定されるような形式のものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したように、従来、その柱頭部につき、その加工が柱本体31に対して直接 になされるから、比較的に大掛りな作業となり、またその作業は安定化しないか ら、各ガセットプレート32…の固定状態につき一定の強度を得難いという欠点が ある。
【0004】 また、ガセットプレート32に対して梁材が直接固定されることになるが、図1 4に示すように、各ガセットプレート32…が柱本体31側面部上の中心線上に沿っ て設けられる場合には、梁材34が柱本体31に対し偏芯した位置に固定されること になってしまうこと、また例えば、三方向の柱頭部30′と四方向の柱頭部30との 間への梁材34の渡設が対応するガセットプレート32、32に対し一方の側に位置し て固設されるときには、形成される建物自体に歪みを生じさせることになる。こ のため、利用される梁材に応じて各別に柱頭部を設計し加工しなければならず、 また、各ガセットプレート32上に固定された各梁材34…に渡って、各柱本体31の 上面部上に補強プレート35又は36によって補強する必要があった。
【0005】 また、建築現場に於いて、柱部はそのベースプレートを介して基礎コンクリー ト上にアンカーボルトにより鉛直に固定されることになる。しかし、基礎コンク リート面は通常の場合、水平であるとは限らずまた凹凸状を呈している場合も多 いから、柱部の鉛直調整には別途にモルタルを張って基礎コンクリート面を平滑 かつ水平に修整する作業が必要であった。
【0006】 本考案の目的は、それ自体十分な強度を保持し、柱部の立設作業及び鉛直調整 が容易でまた形成される建物構成につき安定構成が得られ、しかも汎用性のある 建物用の柱部構成部材を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した目的を達成するため、建物用の柱部構成部材につき次のよ うに構成した。 即ち、側面部上であってその中心軸線に沿ったガセットプレートを四方向、三 方向又は二方向に夫々隣り合ったものについて互いに直交するように立設固定し た梁受柱部と側面部上に貫通するピン孔を有する挿支柱部とが相互に中心軸線を 一致させる状態でこの中心軸線と直交する面の係止プレートを介して連接されて なる梁受部材と、及び上部端面が開放された管状の柱本体とからなり、この柱本 体の上部端開放部内に前記梁受部材の挿支柱部を挿入係止させ、さらに前記ピン 孔を介してこの柱本体上にピン止めされてなることを特徴とする。
【0008】 上記した本考案の構成特徴に於いて、各ガセットプレートの梁受柱部上に於け る固定につき、側面部の中心線からのずれの程度は、固定されるべき梁材の大き さ、特にそのウェブ部の厚に対応し、固定された梁材の中心軸線と柱本体の中心 軸線とが交叉するように設定される。
【0009】 なお、梁受柱部上に固定されるガセットプレートは従来どおり、四方向からの 場合には4枚、三方向の場合には3枚、二方向の場合には2枚であり、三方向及 び二方向のものは夫々建物の中央側面中部及び同隅部に位置する柱部構成につい て利用される。
【0010】 また、特に、梁受部材の挿支柱部の形状は、好適には、柱本体の断面形に合致 した形状のものが採用される。従って、その断面形は、正方形状のもののほか円 形等のものであってもよい。またこの挿支柱部の側面部上には、柱本体の管状内 径寸法に応じて挿入状態での安定化を図るため適宜スペーサーを配しておくこと ができる。
【0011】 また、本考案に於いては、柱本体を立設支持すべきベースプレートが柱本体の 下部端面上に直接固定された構成であってもよいが、側面部に貫通したピン孔を 有する挿支柱部をベースプレート面上に立設固定した柱脚部材を備え、この柱脚 部材の挿支柱部を前記柱本体の下部端に有する開放部内に挿入係止させ、さらに 前記ピン孔を介してピン止めされる構成を別途に設けることもできる。なお、こ の柱脚部材の挿支柱部は前記した梁受部材の挿支柱部と同様に構成することがで きる。
【0012】 また、上記した柱脚部材について、その挿支柱部が開放された上端面の管状材 からなり、また前記ベースプレート面中央に貫通するネジ孔を有する支持台部が 前記挿支柱部内に及ぶように設けられ、上記ネジ孔内に調整ボルトが前記挿支柱 部内側にてネジ合わせられてなるように構成することができる。
【0013】 また、本考案の前記した柱頭部構成、場合によっては前記した柱脚部構成に加 えて、柱本体の上部端近傍の側面部上に、前記各ガセットプレート上に夫々支持 される梁材の下面部に夫々及ぶブレース部がピンボルトによりピン止めされる状 態で固設されてなるように配することもできる。この場合、ブレース部はガセッ トプレートの数に対応した数が設けられる。またその固設は、ピン止めによるほ か、例えばブレース部の形成材を柱本体の側面部上に圧接されることによってな される。
【0014】
【作用】
梁受部材はその挿支柱部が柱本体の上部端開放部内に挿入されまたその係止プ レート面と柱本体の上部端とが当接する状態で係止されることによって柱本体と 連結される。この挿入係止状態に於いて挿支柱部は柱本体内面上に密に嵌接され た状態にある。この状態は場合によっては挿支柱部の側面部上のスペーサーによ り実現される。またこの挿入係止状態は挿支柱部上のピン孔内へのピン止めによ って特に柱本体の中心軸線に沿った方向について保持される。
【0015】 また、上記した連結状態に関し、梁受部材につきその有する各ガセットプレー トの固設されている四方向、三方向又は二方向につき形状が同等であるから、連 結時の柱本体に対する各ガセットプレートの向きについては特に制限はない。
【0016】 また、上記したように構成された複数の柱部が建築現場に於いて基礎コンクリ ート上に夫々立設される場合には、梁材を渡設すべき異なる柱部の対応する二つ のガセットプレートは夫々の柱本体側面部の中心線を結ぶ線から等間隔でずれた 位置にある。従って、渡設された各梁材はその両至端部が夫々対応する二つのガ セットプレート間に位置して固設されることになる。
【0017】 また、柱本体の柱脚構成につき、前記した柱脚部材が利用される場合には、こ の柱脚部材の挿支柱部上に柱本体の下部端開放部を挿入状態で係止させることに よって、柱本体と連結され前記した柱部の立設状態が得られる。この連結構成に 於いても前記した梁受部材の場合と同様の作用が発揮されると共に、得られる柱 部の長さは柱本体の長さによるから、柱本体の長さの調整が容易なことにより、 この場合の組合わせ構成は、柱部長さの調整作用を生じさせる。
【0018】 また、この柱脚部材の構成に於いて、前記したように、調整ボルトが支持台部 上にネジ合わせられている構成から、そのネジ合わせ位置に応じて調整ボルトの 至端部をベースプレート面から下方に露出させることができ、これによって柱脚 部材を、ひいては柱部を鉛直に調整し得ることになる。この場合、この調整操作 は柱脚部材の挿支柱部上の開放された上端部を介して操作し得る。
【0019】 また、前記した柱本体上へのブレース部の固設構成は、必要に応じて随時に、 渡設された梁材を柱本体上に受けて各梁材に対する支持状態を強化する。この場 合、ピンボルトによるピン止め構成は、ブレース部が柱本体の軸線方向へ離脱す る作用力を受けるとき、これを有効に阻止し上記したブレース部の固定構成を補 完する。
【0020】
【実施例】
次に、本考案に係る実施例での建物用の柱部構成部材を図1に示す。図示する 柱部構成部材は四方向梁受部材Aと、柱脚部材10と及び柱本体17とからなる。 梁受部材Aは、図2及び図3にも示すように、断面が矩形状の梁受柱部1とこ れと同形の挿支柱部2とを互いにその中心軸線が一致する状態で上下に配し、こ れらが上記の中心軸線に直交する面を有する係止プレート3を介して連接されて なる。
【0021】 また、梁受柱部1の側面部上には4枚のガセットプレート4…が夫々その対応 する側面部の中心線aから一定の側に一定距離ずれた位置であって、その中心線 aに沿って垂設固定されている。従って、各ガセットプレート4…はその隣り合 うものについて互いに直交する状態にある。また挿支柱部2上にはその側面部中 央に前方面から後方面にまで貫通するピン孔6を有し、さらにこの側面部上には プレート状のスペーサー7…が夫々固設されている。なお、8は梁受柱部1の上 部端面を閉じるトッププレートである。また中心線bは梁受柱部1の中心軸線と 交叉する側面部上の垂線に一致し、各ガセットプレート4…の中心線aからのず れの方向及びその距離を明示する。
【0022】 また、図4に示す三方向梁受部材Bでは、前記四方向梁受部材Aについてその ガセットプレート4の1つを除いた形態で構成される。なお、3′はこの梁受部 材Bについての係止プレートである。また図5に示す二方向梁受部材Cでは、前 記四方向梁受部材Aについて隣り合うガセットプレート4、4を残して他のガセ ットプレートを除いた形態で構成される。なお、3″はこの梁受部材Cについて の係止プレートである。
【0023】 また、柱脚部材10は、図1に示すように、ベースプレート11面上に前記挿支柱 部2と同一構成の挿支柱部12を立設固定することによって構成されている。なお 13はピン孔、14はスペーサーである。また、図6及び図7のように、この柱脚部 材10に於いて、挿支柱部12は開放された上端面の管状材からなり、またベースプ レート11面中央に貫通するネジ孔を有する支持台部20が挿支柱部12内に及ぶよう に設けられ、上記ネジ孔内には調整ボルト19が挿支柱部12内側からネジ合わせら れている。
【0024】 次に、柱部構成に於いて、柱脚部材10はそのベースプレート11を介して予め現 場の基礎コンクリート15上にアンカーボルト16…で固定される。このとき、挿支 柱部12は基礎コンクリート15上に立設されることになるが、図8に示すように、 基礎コンクリート15面が水平でない場合には、挿支柱部12上部の開放端を介して 操作することによって、調整ボルト19の至端をベースプレート11の下面下に露出 せしめ基礎コンクリート15面上に押接させ挿支柱部12の中心軸が鉛直線cに合致 するように操作調整することができる。
【0025】 また、柱本体17はその上下両端面が開放され断面が矩形状の管状材からなり、 この下部開放端内に上記した挿支柱部12を挿入係止させることによって柱本体17 は基礎コンクリート15上に鉛直状態で立設される。このとき、挿支柱部12はその 側面部上のスペーサー14…を介して密に挿支された状態にあって、柱本体17は極 めて安定した状態で立設されることになる。
【0026】 また、柱本体17はその下部がピン孔13を介して挿支柱部12上にピンボルト18に よってピン止めされる。従って、柱本体17はその軸線方向へ抜けることも阻止さ れる。また梁受部材Aはこの立設状態にある柱本体17の上部開放部内へ挿入し係 止プレート3面上で係止させることによってセットされ前記同様にピンボルト18 によってピン止めされる。なお、この柱部構成に於いては、順序は特に問われな いから、先に梁受部材Aを柱本体17上にセットしておくことも可能である。
【0027】 このように構成された各柱部は、例えば図9のように配置される。このうちの 対応する二つの柱部間にはH形の梁材22が夫々渡設されるが、この渡設構成に於 いては、梁材22両端部のウェブ部23が対応するガセットプレート4上に固定され 、また梁材22の下部に位置するフランジ部24は係止プレート3面上に支持される 。このとき、各ガセットプレート4…はいずれも中心線a及びbに対し一定の側 に一定の距離だけずれて梁受柱部1上に固設されているため、上記対応するガセ ットプレート4、4間にはウェブ部23厚に一致する間隔が生じ、この間隔内にウ ェブ部23が位置する状態で梁材22は渡設されることになる。また各梁材22…は夫 々その中心軸線と梁受柱部1、ひいては柱本体17の中心軸線とが交叉する状態と なる。
【0028】 また、図10に示すように、前記した三方向梁受部材Bからなる柱部、及び前 記した二方向梁受部材Cからなる柱部は夫々建物の側面中央、及び同隅部に限定 して用いられるが、これらの柱部による梁材22…に対する渡設構成についても上 記同様の構成が得られる。
【0029】 次に、上記した柱部上への梁受構成に対して、必要に応じて、さらに図11及 び図12に示すようなブレース部25を設け、各梁材22…を支持固定することによ って、建物全体を補強することもできる。
【0030】 このブレース部25は、定形のストレートプレート26、26を柱本体17の上部端近 傍の対向する側面部上に接面状態で平行に配し、これらのストレートプレート26 、26の内面上にU形プレート27、27を柱本体17の他の側面部上に押接するように して固定し、さらに、このブレース部25形と同じL形プレート28、28を一対とし て、柱本体17の側面部に対応する各ストレートプレート26、26上に夫々固定した ものである。また各ストレートプレート26、26間及び柱本体17上には前記したピ ンボルト18が渡設状態にあって、上記したブレース部25の柱本体17上への固設状 態を補完している。
【0031】 また、このブレース部25上の各至端部の間隙間には夫々U形の支持プレートが その凹部面を適宜上方に突出させた状態で固定され、このブレース部25全体を補 強すると共に、渡設される梁材22…を夫々下方から支持固定することができる。 なお、上記したブレース部25は四方向にガセットプレート4…が形成された梁 受部材Aに応ずるものであるが、ガセットプレート4について三方向又は二方向 の梁受部材B又はCに対応させる場合には、一つのL形プレート28、28を設けな いことによって、若しくはさらにストレートプレート26、26の一方側を短縮化す ることによることができる。
【0032】
【考案の効果】
本考案は上述したように構成されるから、次のような効果を奏する。 先ず、柱頭部の構成につき、梁受部材と柱本体との挿支構成により比較的に大 きな強度で柱部を構成できるから、汎用性のある柱部構成部材として利用するこ とができると共に、加工が容易で、かつ現場での立設作業も簡単である。
【0033】 また、各ガセットプレートは夫々側面部上にあってその中心線から一定の側に ずれた位置に立設固定されていることにより、その種類の差異による建物の側面 中央か隅部かの限定を除いて、立設位置は任意であるから、その汎用性に適し、 また各梁材を同等に柱部の中心軸線上に合致して渡設することが可能となる。従 って、比較的に簡易な部材によって強度の大きな建物を得ることができるから特 に、重量の大きな自動車の車体の多数台を一時に支持すべき立体駐車場の柱部構 成材としては最適である。
【0034】 また、柱脚構成に於いて、前記した柱脚部材による挿支構成が採用させる場合 には、柱部構成全体の加工容易性及び柱部の強化の程度を向上させるのに有効に あるのに加えて、前記したような調整ボルトを設けることによって、柱部の鉛直 化操作が極めて容易となり、基礎コンクリートに対するモルタル塗りなどの作業 を省くこともできる。
【0035】 また、前記したブレース部は必要に応じて柱本体上にピン止めにより確定に保 持させることができ、簡易的に柱部に於ける各梁材に対する支持状態を補強し、 ひいては建物全体をも強化するのに寄与する。 このように、建物を簡易構成であっても強化し、作業容易で、かつ汎用性のあ る柱部構成であるから、立体駐車場としてのみならず、一般の鉄骨住宅用などと しても有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る柱部構成部材による柱部構成の部
分断面正面図。
【図2】同梁受部材の正面図。
【図3】同梁受部材の平面図。
【図4】同梁受部材の平面図。
【図5】同梁受部材の平面図。
【図6】同柱脚部材の縦断面正面図。
【図7】同柱脚部材の平面図。
【図8】同柱脚部材の説明的縦断面正面図。
【図9】同組立て構成の部分平面図。
【図10】同組立て構成の部分平面図。
【図11】同ブレース部を伴なう場合の部分正面図。
【図12】同ブレース部の部分平面図。
【図13】従来の柱頭部構成の部分斜視図。
【図14】同組立て構成の部分平面図。
【図面符号の説明】
A,B,C 梁受部材 1 梁受柱部 2 挿支柱部 3,3′,3″ 係止プレート 4 ガセットプレート 6 ピン孔 10 柱脚部材 11 ベースプレート 12 挿支柱部 13 ピン孔 17 柱本体 19 調整ボルト 20 支持台部 25 ブレース部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面部上であってその中心線から一定の
    側に夫々ずれた位置に中心軸線に沿ったガセットプレー
    トを四方向、三方向又は二方向に夫々隣り合ったものに
    ついて互いに直交するように立設固定した梁受柱部と側
    面部上に貫通するピン孔を有する挿支柱部とが相互に中
    心軸線を一致させる状態でこの中心軸線と直交する面の
    係止プレートを介して連接されてなる梁受部材と、及び
    上部端面が開放された管状の柱本体とからなり、この柱
    本体の上部端開放部内に前記梁受部材の挿支柱部を挿入
    係止させ、さらに前記ピン孔を介してこの柱本体上にピ
    ン止めされることによってなる建物用の柱部構成部材。
  2. 【請求項2】 側面部に貫通したピン孔を有する挿支柱
    部をベースプレート面上に立設固定した柱脚部材を備
    え、この柱脚部材の挿支柱部を前記柱本体の下部端に有
    する開放部内に挿入係止させ、さらに前記ピン孔を介し
    てピン止めされることによってなる請求項1の建物用の
    柱部構成部材。
  3. 【請求項3】 前記柱脚部材の挿支柱部が開放された上
    端面の管状材からなり、また前記ベースプレート面中央
    に貫通するネジ孔を有する支持台部が前記挿支柱部内に
    及ぶように設けられ、上記ネジ孔内に調整ボルトが前記
    挿支柱部内側にてネジ合わせられてなることを特徴とす
    る請求項2の建物用の柱部構成部材。
  4. 【請求項4】 前記柱本体の上部端近傍の側面部上に、
    前記各ガセットプレート上に夫々支持される梁材の下面
    部に夫々及ぶブレース部がピンボルトによりピン止めさ
    れる状態で固設されてなることを特徴とする請求項1、
    2又は3の建物用の柱部構成部材。
JP3174891U 1991-02-25 1991-02-25 建物用の柱部構成部材 Pending JPH04107318U (ja)

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