JPH04107213A - 空気焼入れ性シームレス鋼管のインライン軟化処理法 - Google Patents
空気焼入れ性シームレス鋼管のインライン軟化処理法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、製管圧延ままでビッカース硬さが400以下
の軟質な空気焼入れ性シームレス鋼管の製造法に関する
ものである。
の軟質な空気焼入れ性シームレス鋼管の製造法に関する
ものである。
(従来の技術)
一般に配管用・油井用・ボイラ熱交換器用・機械構造用
などに使用される中、高炭素系鋼管、合金系鋼管、マル
テンサイト系ステンレス鋼管などのいわゆる空気焼入れ
性シームレス鋼管は、文字通り、オーステナイト域の高
温度から空冷(自然冷却)しても、マルテンサイト変態
を起こして硬化し、製管加工性や切断性など成形加工性
を損なうという問題があった。このような問題を回避す
る技術として、例えば「第3版、鉄鋼便覧、第■巻(2
)条鋼・鋼管・圧延共通設備、第908頁、表11.3
、昭和55年11月20日発行」でも紹介されているよ
うに、マンネスマンプラグミルやマンネスマンマンドレ
ルミルなどのシームレス製管圧延工程の途中において、
特開昭59−182919号公報に記載されるように一
度950〜1050°Cの温度に加熱する再加熱処理法
が採用されている。この再加熱処理は製管加工性を付与
するもので、そのようなオーステナイト域の温度に加熱
された鋼管は、その後も製管加工され、また自然冷却さ
れるものの、圧延ままでほぼ100%のマルテンサイト
組織を呈し、焼きの入った空気焼入れ性シ−ムレス鋼管
が製造されるという問題があった。
などに使用される中、高炭素系鋼管、合金系鋼管、マル
テンサイト系ステンレス鋼管などのいわゆる空気焼入れ
性シームレス鋼管は、文字通り、オーステナイト域の高
温度から空冷(自然冷却)しても、マルテンサイト変態
を起こして硬化し、製管加工性や切断性など成形加工性
を損なうという問題があった。このような問題を回避す
る技術として、例えば「第3版、鉄鋼便覧、第■巻(2
)条鋼・鋼管・圧延共通設備、第908頁、表11.3
、昭和55年11月20日発行」でも紹介されているよ
うに、マンネスマンプラグミルやマンネスマンマンドレ
ルミルなどのシームレス製管圧延工程の途中において、
特開昭59−182919号公報に記載されるように一
度950〜1050°Cの温度に加熱する再加熱処理法
が採用されている。この再加熱処理は製管加工性を付与
するもので、そのようなオーステナイト域の温度に加熱
された鋼管は、その後も製管加工され、また自然冷却さ
れるものの、圧延ままでほぼ100%のマルテンサイト
組織を呈し、焼きの入った空気焼入れ性シ−ムレス鋼管
が製造されるという問題があった。
また、このように製造された空気焼入れ性シームレス鋼
管は、管端の非定常部が切断され、あるいはさらに中切
りされ最終製品の長さに調整されて出荷されるが、10
0%のマルテンサイト組織を呈して非常に硬くなってい
るため、切断時の切断機への負担が大きく、鋸刃の切断
寿命を縮め、かつ切断速度を著しく損ない、また硬化の
程度によっては切断不能もあり得るという問題もあった
。
管は、管端の非定常部が切断され、あるいはさらに中切
りされ最終製品の長さに調整されて出荷されるが、10
0%のマルテンサイト組織を呈して非常に硬くなってい
るため、切断時の切断機への負担が大きく、鋸刃の切断
寿命を縮め、かつ切断速度を著しく損ない、また硬化の
程度によっては切断不能もあり得るという問題もあった
。
このような空気焼入れ性シームレス鋼管の切断問題に対
しては、製管オフラインで適当な温度に再加熱する軟化
処理を施して切断する方法で対処しているが、工程が錯
綜する物流管理上のトラブルを引き起こし兼ねない。ま
た、焼きが入らない前、すなわち熱間で切断する方法も
考えられるが、熱間切断は多大な設備費を必要とする。
しては、製管オフラインで適当な温度に再加熱する軟化
処理を施して切断する方法で対処しているが、工程が錯
綜する物流管理上のトラブルを引き起こし兼ねない。ま
た、焼きが入らない前、すなわち熱間で切断する方法も
考えられるが、熱間切断は多大な設備費を必要とする。
(発明が解決しようとする課a)
何れにしても、空気焼入れ性シームレス鋼管圧延後の切
断は、前記の如く多大なコストを要する製造上の問題点
を抱えている。
断は、前記の如く多大なコストを要する製造上の問題点
を抱えている。
本発明の目的はこのような製造上の問題点を有利に解決
し得る空気焼入れ性シームレス鋼管のインライン軟化処
理法を提供しようとするものである。
し得る空気焼入れ性シームレス鋼管のインライン軟化処
理法を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、上記の諸問題についてシームレス鋼管製
造工程のインラインにおいて、圧延ままでも軟質な空気
焼入れ性シームレス鋼管が製造できる技術について検討
した結果、圧延途中の再加熱温度を前記した通常の温度
と異なる温度に制御することによって、十分に軟質化し
た空気焼入れ性鋼が得られることを知見した。本発明は
この知見によるもので、その要旨は、空気焼入れ性シー
ムレス鋼管の製管圧延途中において、マルテンサイト変
態点以下の温度に低下せしめることなく、650〜75
0℃の温度に10分間以上の加熱処理をした後、目標の
製品寸法に製管圧延し、続いて自然冷却をして該鋼管の
硬さをビッカース硬さで400以下にせしめることを特
徴とする空気焼入れ性シームレス鋼管のインライン軟化
処理法にある。
造工程のインラインにおいて、圧延ままでも軟質な空気
焼入れ性シームレス鋼管が製造できる技術について検討
した結果、圧延途中の再加熱温度を前記した通常の温度
と異なる温度に制御することによって、十分に軟質化し
た空気焼入れ性鋼が得られることを知見した。本発明は
この知見によるもので、その要旨は、空気焼入れ性シー
ムレス鋼管の製管圧延途中において、マルテンサイト変
態点以下の温度に低下せしめることなく、650〜75
0℃の温度に10分間以上の加熱処理をした後、目標の
製品寸法に製管圧延し、続いて自然冷却をして該鋼管の
硬さをビッカース硬さで400以下にせしめることを特
徴とする空気焼入れ性シームレス鋼管のインライン軟化
処理法にある。
以下、本発明について詳細に説明をする。
転炉、電気炉などの溶解炉で溶製された中、高炭素系鋼
管、合金系鋼管、マルテンサイト系ステンレス鋼管など
いわゆる空気焼入れ性鋼成分組成の溶鋼を出発材として
造塊・分塊法あるいは連続鋳造法を経て製造された丸ま
たは角断面の素材を用いて、高温度に加熱し、穿孔機や
圧延機さらには磨管機など通常の粗管工程を経て厚肉中
空素管とした後、マルテンサイト変態点以下の温度に低
下せしめることなく再加熱する。再加熱処理は、シーム
レス製管ラインの中間工程で、最適な加工温度になるよ
うに厚内中空素管を再加熱するもので、本発明に従い6
50〜750℃の温度に10分間以上の加熱処理をする
。この再加熱処理により、製管加工後の冷却途中もしく
は恒温保持中における空気焼入れ性鋼のフェライト変態
が一定の温度領域においてかなり早い時間で起こり、し
かもその温度域で一定時間以上保定すればフェライト相
が多く生成されるため、残留オーステナイト相が減少し
、その結果、その後の空冷における焼き入れ硬化も小さ
くなり、軟質化効果が奏される。
管、合金系鋼管、マルテンサイト系ステンレス鋼管など
いわゆる空気焼入れ性鋼成分組成の溶鋼を出発材として
造塊・分塊法あるいは連続鋳造法を経て製造された丸ま
たは角断面の素材を用いて、高温度に加熱し、穿孔機や
圧延機さらには磨管機など通常の粗管工程を経て厚肉中
空素管とした後、マルテンサイト変態点以下の温度に低
下せしめることなく再加熱する。再加熱処理は、シーム
レス製管ラインの中間工程で、最適な加工温度になるよ
うに厚内中空素管を再加熱するもので、本発明に従い6
50〜750℃の温度に10分間以上の加熱処理をする
。この再加熱処理により、製管加工後の冷却途中もしく
は恒温保持中における空気焼入れ性鋼のフェライト変態
が一定の温度領域においてかなり早い時間で起こり、し
かもその温度域で一定時間以上保定すればフェライト相
が多く生成されるため、残留オーステナイト相が減少し
、その結果、その後の空冷における焼き入れ硬化も小さ
くなり、軟質化効果が奏される。
この軟質化効果は、前記したように従来から適用されて
いる900°C以上の高い再加熱温度では得られるもの
ではなく、本発明に従った650〜750°Cの温度で
得られるものである。なお、厚肉中空素管に製管後−旦
マルチンサイト変態点以下の温度に降下せしめるとマル
テンサイト相が再加熱後においても残存して、再加熱に
よる軟質化効果が著しく低下するので、十分な軟質化効
果を奏せしめるには、厚肉中空素管に製管後にマルテン
サイト変態点以下の温度に降下せしめることなく再加熱
せねばならない。
いる900°C以上の高い再加熱温度では得られるもの
ではなく、本発明に従った650〜750°Cの温度で
得られるものである。なお、厚肉中空素管に製管後−旦
マルチンサイト変態点以下の温度に降下せしめるとマル
テンサイト相が再加熱後においても残存して、再加熱に
よる軟質化効果が著しく低下するので、十分な軟質化効
果を奏せしめるには、厚肉中空素管に製管後にマルテン
サイト変態点以下の温度に降下せしめることなく再加熱
せねばならない。
製管圧延途中における厚肉中空素管の前記再加熱温度は
フェライト変態を起こさせ軟質化効果が得られる範囲で
あって、750°Cを越える温度ではフェライト変態に
長時間を要し、他方650°C未満の低い温度では材料
の変形抵抗が高くなり過ぎて、その後の圧延の圧下率が
制限され、また圧延不可能に至らしめるという問題があ
る。さらに前記再加熱温度での10分間以上の加熱時間
はフエライト変態を起こさせるに必要な時間であって、
10分間未満の短い加熱時間ではフェライト変態を進行
させることが出来ないため軟質化効果が得られない、尚
、本発明における再加熱処理は、軟質化効果の観点から
700±25℃で15〜60分間の加熱が好ましい。
フェライト変態を起こさせ軟質化効果が得られる範囲で
あって、750°Cを越える温度ではフェライト変態に
長時間を要し、他方650°C未満の低い温度では材料
の変形抵抗が高くなり過ぎて、その後の圧延の圧下率が
制限され、また圧延不可能に至らしめるという問題があ
る。さらに前記再加熱温度での10分間以上の加熱時間
はフエライト変態を起こさせるに必要な時間であって、
10分間未満の短い加熱時間ではフェライト変態を進行
させることが出来ないため軟質化効果が得られない、尚
、本発明における再加熱処理は、軟質化効果の観点から
700±25℃で15〜60分間の加熱が好ましい。
このような条件に再加熱処理された厚肉中空素管は、定
型機または絞り機などの名称で呼ばれる圧延機で圧延し
て規定の外径に仕上げられた後、自然冷却をし、該鋼管
の硬さをビッカース硬さで400以下に低下したシーム
レス鋼管を製造する。
型機または絞り機などの名称で呼ばれる圧延機で圧延し
て規定の外径に仕上げられた後、自然冷却をし、該鋼管
の硬さをビッカース硬さで400以下に低下したシーム
レス鋼管を製造する。
以上のように、本発明に従い、従来のシームレス鋼管製
造プロセスラインの中で再加熱時の温度を従来に比較し
て大幅に低温化することによって、生産性や経済性を損
なうこともなく、しかも圧延のままで切断可能な硬さ、
すなわちビッカース硬さで400以下の軟質な空気焼入
れ性シームレス鋼管を、製造プロセスインラインで容易
に製造することができる。
造プロセスラインの中で再加熱時の温度を従来に比較し
て大幅に低温化することによって、生産性や経済性を損
なうこともなく、しかも圧延のままで切断可能な硬さ、
すなわちビッカース硬さで400以下の軟質な空気焼入
れ性シームレス鋼管を、製造プロセスインラインで容易
に製造することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例)
転炉で溶製した第1表に示す空気焼入れ性成分組成の熱
間工具鋼(SKD61)、ボイラー用合金鋼(STBA
26)、マルテンサイト系ステンレス鋼(SUS420
Jオ)の溶鋼から連続鋳造法を経て製造された角鋼片を
1250℃に加熱し、押込穿孔機で厚肉中空素管とした
後、マルテンサイト変態点以下の温度に低下せしめるこ
となく、直ちに各温度で再加熱処理し、続いて定型機を
利用して厚さ9m、外径115+a+*のシームレス鋼
管に製管し、その後自然冷却した。その時の再加熱温度
、加熱時間、ビッカース硬さと鋸切断時の刃の寿命試験
結果を第2表に示す。
間工具鋼(SKD61)、ボイラー用合金鋼(STBA
26)、マルテンサイト系ステンレス鋼(SUS420
Jオ)の溶鋼から連続鋳造法を経て製造された角鋼片を
1250℃に加熱し、押込穿孔機で厚肉中空素管とした
後、マルテンサイト変態点以下の温度に低下せしめるこ
となく、直ちに各温度で再加熱処理し、続いて定型機を
利用して厚さ9m、外径115+a+*のシームレス鋼
管に製管し、その後自然冷却した。その時の再加熱温度
、加熱時間、ビッカース硬さと鋸切断時の刃の寿命試験
結果を第2表に示す。
第 1 表 (wt%)第
表
第2表中のNα1から7までは比較の従来法であり、N
α8から15までは本発明法である。本発明法の実施条
件は再加熱温度の範囲が650°Cから750°Cまで
で、保定時間が10分以上である。
α8から15までは本発明法である。本発明法の実施条
件は再加熱温度の範囲が650°Cから750°Cまで
で、保定時間が10分以上である。
第2表の結果をみると、従来法の条件では圧延まま材の
硬さが低くても430Hν以上であり、それを切断する
ための鋸刃の寿命もたかだか100P/枚以下である。
硬さが低くても430Hν以上であり、それを切断する
ための鋸刃の寿命もたかだか100P/枚以下である。
之に対し本発明の条件では硬さが4008v以下に低下
し、鋸刃の寿命も500P/枚以上に伸びていることが
分かる。
し、鋸刃の寿命も500P/枚以上に伸びていることが
分かる。
(発明の効果)
本発明によれば、従来のシームレス鋼管製造プロセスラ
インの中で生産性や経済性を損なうこともなく、しかも
圧延のままで切断可能な硬さ、すなわちビッカース硬さ
で400以下の軟質な空気焼入れ性シームレス鋼管を有
利に製造することができる。
インの中で生産性や経済性を損なうこともなく、しかも
圧延のままで切断可能な硬さ、すなわちビッカース硬さ
で400以下の軟質な空気焼入れ性シームレス鋼管を有
利に製造することができる。
* 圧延ままでの平均硬さ
Claims (1)
- 空気焼入れ性シームレス鋼管の製管圧延途中において、
マルテンサイト変態点以下の温度に低下せしめることな
く、650〜750℃の温度に10分間以上の加熱処理
をした後、目標の製品寸法に製管圧延し、続いて自然冷
却をして該鋼管の硬さをビッカース硬さで400以下に
せしめることを特徴とする空気焼入れ性シームレス鋼管
のインライン軟化処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22690790A JPH04107213A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 空気焼入れ性シームレス鋼管のインライン軟化処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22690790A JPH04107213A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 空気焼入れ性シームレス鋼管のインライン軟化処理法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107213A true JPH04107213A (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=16852470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22690790A Pending JPH04107213A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 空気焼入れ性シームレス鋼管のインライン軟化処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04107213A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996012574A1 (fr) * | 1994-10-20 | 1996-05-02 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Procede de production de tubes d'acier sans soudure et materiel de production afferent |
WO2007114246A1 (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | マルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法 |
JP2019011912A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | パーパス株式会社 | 熱交換管、熱交換ユニット、熱交換装置、給湯システムおよび熱交換管の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61124522A (ja) * | 1984-11-17 | 1986-06-12 | Nippon Steel Corp | マルテンサイト系ステンレス鋼線材および鋼帯の製造法 |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP22690790A patent/JPH04107213A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61124522A (ja) * | 1984-11-17 | 1986-06-12 | Nippon Steel Corp | マルテンサイト系ステンレス鋼線材および鋼帯の製造法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1996012574A1 (fr) * | 1994-10-20 | 1996-05-02 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Procede de production de tubes d'acier sans soudure et materiel de production afferent |
US5873960A (en) * | 1994-10-20 | 1999-02-23 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Method and facility for manufacturing seamless steel pipe |
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EP2003215A4 (en) * | 2006-03-30 | 2013-05-22 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | METHOD FOR PRODUCING A TUBE FROM MARTENSITIC STAINLESS STEEL |
JP2019011912A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | パーパス株式会社 | 熱交換管、熱交換ユニット、熱交換装置、給湯システムおよび熱交換管の製造方法 |
US11168922B2 (en) | 2017-06-30 | 2021-11-09 | Purpose Co., Ltd. | Heat exchanger tube, heat exchange unit, heat exchange apparatus, hot water supply system, and method of manufacturing heat exchanger tube |
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