JPH0410694Y2 - - Google Patents

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JPH0410694Y2
JPH0410694Y2 JP1797686U JP1797686U JPH0410694Y2 JP H0410694 Y2 JPH0410694 Y2 JP H0410694Y2 JP 1797686 U JP1797686 U JP 1797686U JP 1797686 U JP1797686 U JP 1797686U JP H0410694 Y2 JPH0410694 Y2 JP H0410694Y2
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semiconductor
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電源回路等に用いられた半導体素子
をそれ自体の発熱から保護する装置に関する。
〔従来の技術〕
電源回路等に用いられた主要な半導体素子の発
熱による破損を防止するため、第2図に示すよう
に、放熱器1に電気絶縁板2を介して半導体素子
3を取付けて放熱を促進するとともに、その放熱
器1に取付けた温度検出素子4による検出温度に
基いて半導体素子3への通電や放熱器1への送風
を必要に応じて制御できるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、温度検出素子4は放熱器1に取
付けられたものであるため、たとえ半導体素子3
の近くに位置づけられようとも、半導体素子3の
温度を正確に検出することはできない。その結
果、検出温度は信頼性に問題がある。特に、放熱
器1と半導体素子3との間には電気絶縁板2が介
在しているため、放熱器1に取付けた温度検出素
子4による検出温度の誤差は大きい。したがつて
半導体素子3をそれ自体からの発熱から保護する
には不十分である。
それ故に、本考案の目的は、半導体素子からの
放熱が十分に行なわれるとともに、半導体素子の
温度を正確に検出できるようにした装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば、半導体素子から発する熱の放
散を促進する放熱器と、該半導体素子の温度を検
出する温度検出素子とを含む熱保護装置におい
て、上記半導体素子に密着固定された熱抵抗の小
さい熱伝導部材を備え、該熱伝導部材に上記温度
検出素子を取付けたことを特徴とする半導体素子
の熱保護装置が得られる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例による熱保護装置を
示している。図示の熱保護装置は、放熱性に優れ
た材料及び形状の放熱器11を含んでいる。放熱
器11には電気絶縁板12を介して熱伝導部材1
3が固着されている。熱伝導部材13は熱抵抗の
小さい材料にて作つたL形板よりなる。即ち、熱
伝導部材13は、電気絶縁板12に固着された垂
直板部14と、その上端から直角に折曲つた水平
板部15とを有している。
垂直板部14の表面には半導体素子16が密着
固定されている。この半導体素子16は例えばス
イツチング電源回路等に主要部品として用いられ
たスイツチングトランジスタ等である。一方、水
平板部15の上面には温度検出素子17が密着固
定されている。温度検出素子17は熱伝導部材1
3の特に水平板部15の温度を検出するものであ
る。この検出温度に基いて半導体素子16への通
電や放熱器11への送風を必要に応じて制御す
る。
この構造によると、半導体素子16から発する
熱は熱伝導部材13に直接に伝わるので、温度検
出素子17による検出温度の信頼性は高い。
なお熱伝導部材13の形状には様々な設計変更
が可能なことはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、半導体
素子からの放熱が十分に行なわれるとともに、半
導体素子の温度を誤差少なく検出でき、したがつ
て半導体素子の発熱による破損を防止できる保護
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は従来例の斜視図である。 11……放熱器、12……電気絶縁板、13…
…熱伝導部材、16……半導体素子、17……温
度検出素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 半導体素子から発する熱の放散を促進する放
    熱器と、該半導体素子の温度を検出する温度検
    出素子とを含む熱保護装置において、上記半導
    体素子に密着固定された熱抵抗の小さい熱伝導
    部材を備え、該熱伝導部材に上記温度検出素子
    を取付けたことを特徴とする半導体素子の熱保
    護装置。 2 上記熱伝導部材は上記半導体素子と上記放熱
    器との間に介在している実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の半導体素子の熱保護装置。
JP1797686U 1986-02-10 1986-02-10 Expired JPH0410694Y2 (ja)

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JPS62131450U JPS62131450U (ja) 1987-08-19
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