JPH04106583U - 真空用ゲートバルブ - Google Patents

真空用ゲートバルブ

Info

Publication number
JPH04106583U
JPH04106583U JP1016591U JP1016591U JPH04106583U JP H04106583 U JPH04106583 U JP H04106583U JP 1016591 U JP1016591 U JP 1016591U JP 1016591 U JP1016591 U JP 1016591U JP H04106583 U JPH04106583 U JP H04106583U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
seal plate
bellows
gate valve
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1016591U
Other languages
English (en)
Inventor
健生 網藤
Original Assignee
株式会社日本製鋼所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本製鋼所 filed Critical 株式会社日本製鋼所
Priority to JP1016591U priority Critical patent/JPH04106583U/ja
Publication of JPH04106583U publication Critical patent/JPH04106583U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 超高真空や極高真空領域を必要とする真空機
器の真空チャンバー(ハウジング)の内表面から真空時
に放出されるガスを低減させるものである。 〔構成〕 ハウジング1の開口部A111と開口部B1
12の間にシールプレート2と、環状のシールプレート
押え4を設け、このシールプレート押え4の環状の内周
側及び外周側と開口部B112の周辺部との間にそれぞ
れ第一ベローズ7及び第二ベローズ8を設け、シールプ
レート押え4及びシールプレート2の駆動装置を開口部
11から隔離するように構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は真空用ゲートバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の真空用ゲートバルブでは、バルブ開放時にハウジング内表面及びシール プレート等の内蔵部品で、特にその操作装置等が真空側に露出していた。
【0003】 真空処理機器や真空実験装置においては、到達圧力が超高真空や極高真空領域 とする必要があるものは、真空チャンバーやゲートバルブ等に代表される真空機 器の内表面から放出されるガスを低減させるため表面積を少なくする必要がある 。特にゲートバルブ等の操作装置部分は表面積増加の原因となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述の真空チャンバー内でガス放出箇所である内表面を可能な限り小 さくし、特に構造が複雑で内表面の大きいゲートバルブ部分を改良したゲートバ ルブを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、開口部11を有するハウジング1と第一シール 材3を装着したシールプレート2とを有し、前記開口部11の閉鎖、開放を行う ゲートバルブにおいて、前記開口部11と同心的に配置され、前記開口部11と ほぼ同一の内径を有し、前記第一シール材3とほぼ同一径の第二シール材5を装 着したシールプレート押え4と、前記開口部11とほぼ同一内径の第一ベローズ 7と、この第一ベローズ7の外側に同心的に配置され、前記第一ベローズ7の外 径より大きい内径の第二ベローズ8よりなり、前記第一及び第二ベローズ7、8 のそれぞれの一端は前記シールプレート押え4に密着接合してあり、それぞれの 他端は前記ハウジング1の開口部11の周辺に密着接合してあり、前記シールプ レート押え4が前記開口部11の中心軸と平行に移動可能に構成したものである 。
【0006】
【実施例】
図1は本考案のゲートバルブ部分の断面図で、ゲートバルブの閉鎖時のもの、 図2は同じく開放時のものである。
【0007】 ハウジング1には開口部11が2か所あり、開口部A111と開口部B112 である。
【0008】 開口部A111の内側111aにはハウジング1の壁面(ハウジング1の内側 面1a)に沿って移動するようにシールプレート2が設けられている。このシー ルプレート2のシール面(開口部A111に接する側)に開口部A111の周囲 でハウジング1の壁面に接するように第一シール材3が溝21に挿入されてシー ルプレート2とハウジング1の壁面との間を気密保持するように構成されている 。なお、このシールプレート2をハウジング1の壁面に沿って移動せしめる機構 は従来の公知の機構であるので説明は省略する。又、開口部A111の外側11 1bはハウジング1の外側面1bと同一面となっている。
【0009】 シールプレート2と開口部B112との間には内径が開口部11の直径とほぼ 等しい環状のシールプレート押え4が設けられている。このシールプレート押え 4はシールプレート2に接する面で、かつシールプレート2の第一シール材3と ほぼ等しい直径の第二シール材5が溝41に挿入されてシールプレート2とシー ルプレート押え4との間を気密保持するように構成されている。このシールプレ ート押え4は複数箇所に設けられているロッド6により、開口部11の中心線に 平行に(シールプレート2と垂直方向)に移動するように構成されている。なお 、ロッド6の駆動機構は公知の機構であるので、説明は省略する。
【0010】 シールプレート押え4と開口部B112の内側112aとの間には二重構造に ベローズが設けられている。内側の第一ベローズ7は内径が開口部11の直径と ほぼ等しく、外径は複数のロッド6で形成される円の内側になるような大きさで ある。更に、第一ベローズ7の一端はシールプレート押え4に密着接合してあり 、他端は開口部B112の周辺に密着接合してある。又、開口部B112の外側 面112bはハウジング1の外側面1bと同一面となっている。
【0011】 二重構造のベローズの外側の第二ベローズ8は内径が複数のロッド6で形成さ れる円の外側になるような大きさであり、両端は第一ベローズ7と同様にそれぞ れシールプレート押え4及び開口部B112の周辺に密着接合してある。
【0012】 次に本考案のゲートバルブの動作について説明する。
【0013】 ゲートバルブ開放時には、第一及び第二ベローズ7、8の先端に設けられたシ ールプレート押え4はロッド6により開口部A111の内側111aに押しつけ られ、第二シール材5と第一及び第二ベローズ7、8によりシールされ、引上げ らているシールプレート2及びその駆動装置(図示せず)は開口部11から隔離 される。
【0014】 ゲートバルブ閉鎖時には、開口部A111とシールプレート押え4の間にシー ルプレート2が挿入されており、かつシールプレート押え4がシールプレート2 にロッド6で押付けられているので、開口部A111の周辺とシールプレート2 間は第一シール材3でシールされ、シールプレート2とシールプレート押え4の 間は第二シール材5でシールされる。更に、シールプレート2の駆動装置等は第 一及び第二ベローズ7、8により開口部11から隔離された状態である。
【0015】 他の実施例として、上述のロッド6及びその駆動装置を用いず、第一及び第二 ベローズ7、8で密閉された空間に圧力流体を充填又は排出することによって行 うことも可能である。
【0016】
【考案の効果】
従来の真空用ゲートバルブでは、開放時の内表面積はハウジング1のゲートバ ルブ部分の内表面、シールプレート2の表面、各種内蔵部品の表面の総和であり 、特に各種内蔵部品の表面が大きな割合を示していた。
【0017】 本考案によるゲートバルブでは、ゲートバルブが開放時の見掛け上の内表面積 は第一ベローズ7の内表面積のみとなり、従来のゲートバルブに比較して非常に 小さくなる。
【0018】 又、ゲートバルブ閉鎖時においても、開口部B112からのゲートバルブの内 表面積は第一ベローズ7とシールプレート2のみであり、従来例のような各種内 蔵部品は第一及び第二ベローズ7、8により開口部11から隔離されている。
【0019】 従って、本考案のゲートバルブから放出されるガスを従来のものより著しく低 減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のゲートバルブ部分の断面図で、ゲート
バルブの閉鎖時のものである。
【図2】本考案のゲートバルブ部分の断面図で、ゲート
バルブの開放時のものである。
【符号の説明】
1 ハウジング 11 開口部 111 開口部A 112 開口部B 2 シールプレート 21 溝 3 第一シール材 4 シールプレート押え 41 溝 5 第二シール材 6 ロッド 7 第一ベローズ 8 第二ベローズ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有するハウジングと第一シール
    材を装着したシールプレートとを有し、前記開口部の閉
    鎖、開放を行うゲートバルブにおいて、前記開口部と同
    心的に配置され、前記開口部とほぼ同一の内径を有し、
    前記第一シール材とほぼ同一径の第二シール材を装着し
    たシールプレート押えと、前記開口部とほぼ同一内径の
    第一ベローズと、この第一ベローズの外側に同心的に配
    置され、前記第一ベローズの外径より大きい内径の第二
    ベローズよりなり、前記第一及び第二ベローズのそれぞ
    れの一端は前記シールプレート押えに密着接合してあ
    り、それぞれの他端は前記ハウジングの開口部の周辺に
    密着接合してあり、前記シールプレート押えが前記開口
    部の中心軸と平行に移動可能に構成したことを特徴とす
    る真空用ゲートバルブ。
JP1016591U 1991-02-28 1991-02-28 真空用ゲートバルブ Pending JPH04106583U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1016591U JPH04106583U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 真空用ゲートバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1016591U JPH04106583U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 真空用ゲートバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04106583U true JPH04106583U (ja) 1992-09-14

Family

ID=31900207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1016591U Pending JPH04106583U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 真空用ゲートバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04106583U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009057513A1 (ja) * 2007-11-02 2009-05-07 V-Tex Corporation 真空ゲートバルブおよびこれを使用したゲート開閉方法
KR101007876B1 (ko) * 2008-12-04 2011-01-14 송성태 진공 게이트 밸브

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009057513A1 (ja) * 2007-11-02 2009-05-07 V-Tex Corporation 真空ゲートバルブおよびこれを使用したゲート開閉方法
JP2009117444A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 V Tex:Kk 真空ゲートバルブおよびこれを使用したゲート開閉方法
KR101007876B1 (ko) * 2008-12-04 2011-01-14 송성태 진공 게이트 밸브

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6796545B2 (en) Poppet valve seal mechanism
RU1828523C (ru) Устройство перекрыти трубопроводов дл пневматической транспортировки угольного порошка
JP2007078175A (ja) 流路の気密封止バルブ
US7731156B2 (en) Vacuum valve
JPS6358308B2 (ja)
JP2004316916A (ja) 少なくとも一つの開口を有する真空閉塞体の閉塞装置
JPS649510B2 (ja)
US3216694A (en) Large high vacuum valve
JPS6358310B2 (ja)
JP5490813B2 (ja) 逆圧対応仕切弁
JPH04106583U (ja) 真空用ゲートバルブ
US4993171A (en) Covering for a hydraulic ram of a freeze dryer
GB2041497A (en) Gate valve
JPH1078145A (ja) ゲートバルブ機構
JPS63106468A (ja) 流体経路遮断弁
US4195813A (en) Valve
JP2541116B2 (ja) 真空ゲ―トバルブ
JPS63225768A (ja) ゲ−ト弁
KR100230936B1 (ko) 진공게이트 밸브
JP2003065448A (ja) ゲートバルブ
JPS6053300A (ja) 圧力容器
JP3077637B2 (ja) 密閉容器の気密装置
JPH08114271A (ja) 高真空圧バルブにおけるシールリングの取付け機構
JPH0463270B2 (ja)
RU2215224C1 (ru) Бескорпусной затвор с криволинейной траекторией перемещения