JPH0410648Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0410648Y2 JPH0410648Y2 JP3571786U JP3571786U JPH0410648Y2 JP H0410648 Y2 JPH0410648 Y2 JP H0410648Y2 JP 3571786 U JP3571786 U JP 3571786U JP 3571786 U JP3571786 U JP 3571786U JP H0410648 Y2 JPH0410648 Y2 JP H0410648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- horizontal
- bent
- groove
- locked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は電磁石、ソレノイド等に使用するコイ
ルボビンのコイル引出し端子の固着構造に関する
ものである。
ルボビンのコイル引出し端子の固着構造に関する
ものである。
考案の目的
電磁石等のコイルボビンにコイル引出し端子を
確実に固着でき、外部引出し線の接続の際に端子
螺子の締付に対して端子板が動いたりしない端子
の固着構造を提案するものである。
確実に固着でき、外部引出し線の接続の際に端子
螺子の締付に対して端子板が動いたりしない端子
の固着構造を提案するものである。
従来技術
従来実施されている端子の固着構造について、
第１図〜第３図に基づいて説明すると、１はコイ
ルボビンで上部フランジ部２に端子部３，３が一
体形成されている。端子部３は第２図に示す如く
一側方に水平に形の溝４を形成し、他側方に壁
５を形成し、４溝に形に折曲した端子板６を圧
入して端子部３に固定している。端子部６上部の
突起７が端子部３上部の孔８に係止して側方への
抜け止めとなつている。端子板６の上部側方に形
成したハンダ端子９にコイル１０の一端がまかれ
てハンダ付され、１１は端子螺子である。この構
造では第３図に示す如く、外部電線接続の際に端
子螺子１１を締付回転させるとａ方向は壁５に端
子板６が係止して問題ないが、端子螺子１１のｂ
方向の締付回転に対しては溝４が端子螺子１１の
回転する水平方向に形成され、端子板６を係止す
る壁がないために点線で示す位置に端子板６が回
転してしまうことがあり、コイル１０の端末のハ
ンダ端子９との接続が切れたりして端子板６の固
定が確実でない欠点があつた。
第１図〜第３図に基づいて説明すると、１はコイ
ルボビンで上部フランジ部２に端子部３，３が一
体形成されている。端子部３は第２図に示す如く
一側方に水平に形の溝４を形成し、他側方に壁
５を形成し、４溝に形に折曲した端子板６を圧
入して端子部３に固定している。端子部６上部の
突起７が端子部３上部の孔８に係止して側方への
抜け止めとなつている。端子板６の上部側方に形
成したハンダ端子９にコイル１０の一端がまかれ
てハンダ付され、１１は端子螺子である。この構
造では第３図に示す如く、外部電線接続の際に端
子螺子１１を締付回転させるとａ方向は壁５に端
子板６が係止して問題ないが、端子螺子１１のｂ
方向の締付回転に対しては溝４が端子螺子１１の
回転する水平方向に形成され、端子板６を係止す
る壁がないために点線で示す位置に端子板６が回
転してしまうことがあり、コイル１０の端末のハ
ンダ端子９との接続が切れたりして端子板６の固
定が確実でない欠点があつた。
考案の構成
本考案は上記欠点を改良するために提案するも
ので第４図〜第８図に基づいて説明すると、２０
はコイルボビンでコイル２１が巻かれ、２２は上
部フランジで対角線の位置に端子部２３，２３が
コイルボビン２０と一体に形成している。２４は
端子板で一方を下方に折曲した折曲部２５を有
し、折曲部２５から水平部２６を介して他方に端
子固定部２７を形成し、折曲部２５の下方にハン
ダ端子２８を有しハンダ端子２８にコイル２１の
端末がハンダ付している。３８は形の切欠部で
折曲部２５、水平部２６及び端子固定部２７で３
辺で形成している。
ので第４図〜第８図に基づいて説明すると、２０
はコイルボビンでコイル２１が巻かれ、２２は上
部フランジで対角線の位置に端子部２３，２３が
コイルボビン２０と一体に形成している。２４は
端子板で一方を下方に折曲した折曲部２５を有
し、折曲部２５から水平部２６を介して他方に端
子固定部２７を形成し、折曲部２５の下方にハン
ダ端子２８を有しハンダ端子２８にコイル２１の
端末がハンダ付している。３８は形の切欠部で
折曲部２５、水平部２６及び端子固定部２７で３
辺で形成している。
２９は端子部２３の一方に形成した横溝で折曲
部２５が圧入し、３０は側方に形成した壁、３１
は壁３０に対向して縦溝３２を介して形成した挟
持部、挟持部３１は横溝２９を介して端子部２３
の一方を対向し、横溝２９と縦溝３２は形に直
交して形成し、３５は端子螺子で端子固定部２７
に螺着している。
部２５が圧入し、３０は側方に形成した壁、３１
は壁３０に対向して縦溝３２を介して形成した挟
持部、挟持部３１は横溝２９を介して端子部２３
の一方を対向し、横溝２９と縦溝３２は形に直
交して形成し、３５は端子螺子で端子固定部２７
に螺着している。
端子板２４を端子部２３に固着する方法を説明
すると、第８図に示す如く端子板２４を上方より
端子部２３の横溝２９に折曲部２５を圧入し、縦
溝３２に水平部２６に挿入して挿着し、点線で示
す端子板２４のｃ点で端子固定部２７の端部を挟
持部３１の斜面３９に当接しながらすべらせ、突
起３４を有する折曲部２５を横溝２９に圧入して
押込んで行き、最後まで押込んだ状態で端子板２
４が実線の状態になり、端子固定部２７の端部が
挟持部３１下部の凹所３６に係合し、折曲部２５
を横溝２９下部の凹所３７に係止して端子板２４
は端子部２３に挿着固定する。
すると、第８図に示す如く端子板２４を上方より
端子部２３の横溝２９に折曲部２５を圧入し、縦
溝３２に水平部２６に挿入して挿着し、点線で示
す端子板２４のｃ点で端子固定部２７の端部を挟
持部３１の斜面３９に当接しながらすべらせ、突
起３４を有する折曲部２５を横溝２９に圧入して
押込んで行き、最後まで押込んだ状態で端子板２
４が実線の状態になり、端子固定部２７の端部が
挟持部３１下部の凹所３６に係合し、折曲部２５
を横溝２９下部の凹所３７に係止して端子板２４
は端子部２３に挿着固定する。
以上の如く挿着固定された端子板２４は第６図
に示すように、外部電線接続の際の端子螺子３５
のｄの締付回転は壁３０と挟持部３１で水平部２
６を係止して端子板２４は動くことがなく、第７
図に示す如く上方へは端子固定部２７の端部を凹
所３６で係止し、折曲部２５を凹所３７に係止し
て抜け止めとなつている。
に示すように、外部電線接続の際の端子螺子３５
のｄの締付回転は壁３０と挟持部３１で水平部２
６を係止して端子板２４は動くことがなく、第７
図に示す如く上方へは端子固定部２７の端部を凹
所３６で係止し、折曲部２５を凹所３７に係止し
て抜け止めとなつている。
尚、本考案は電磁石等のコイルボビンに実施し
た例を説明したが、端子の固着構造として種々の
電気製品に実施できることは言うまでもない。
た例を説明したが、端子の固着構造として種々の
電気製品に実施できることは言うまでもない。
考案の効果
以上の如く構成される本考案では次のような効
果がある。
果がある。
(1) 端子板の水平部を両側で係止し、端子固定部
と折曲部を係止する構造なので、端子螺子の回
転方向及び上方への動きが全くなく端子板の端
子部への固定が確実である。
と折曲部を係止する構造なので、端子螺子の回
転方向及び上方への動きが全くなく端子板の端
子部への固定が確実である。
(2) 端子板の固着方法が従来のように水平方向に
圧入する構造ではなく、上方より端子板を押込
む構造としてので、端子板の押込み作業を自動
化で行なう場合に作業性がよい。
圧入する構造ではなく、上方より端子板を押込
む構造としてので、端子板の押込み作業を自動
化で行なう場合に作業性がよい。
図は本考案に係る端子の固着構造の一実施例を
示すもので、第１図〜第３図は従来例を示し第１
図はコイルボビンの斜視図、第２図は端子部に端
子板を固着する方法を説明するための図、第３図
は端子螺子の締付による端子板の動きを説明する
ための図、第４図〜第８図は本考案を示す図で第
４図はコイルボビンの斜視図、第５図は端子部と
端子板の分解斜視図、第６図は端子部の正面図、
第７図は第６図の底面図、第８図は端子部に端子
板を固着する状態を説明するための図である。 ２３は端子部、２４は端子板、２５は折曲部、
２６は水平部、２７は端子固定部、２９は横溝、
３０は壁、３１は挟持部、３２は縦溝、３６，３
７は凹所、３８は切欠部である。
示すもので、第１図〜第３図は従来例を示し第１
図はコイルボビンの斜視図、第２図は端子部に端
子板を固着する方法を説明するための図、第３図
は端子螺子の締付による端子板の動きを説明する
ための図、第４図〜第８図は本考案を示す図で第
４図はコイルボビンの斜視図、第５図は端子部と
端子板の分解斜視図、第６図は端子部の正面図、
第７図は第６図の底面図、第８図は端子部に端子
板を固着する状態を説明するための図である。 ２３は端子部、２４は端子板、２５は折曲部、
２６は水平部、２７は端子固定部、２９は横溝、
３０は壁、３１は挟持部、３２は縦溝、３６，３
７は凹所、３８は切欠部である。
Claims (1)
- 端子部の一方に形成した横溝と直交して形成し
た縦溝と、該縦溝を介して対向して形成した壁及
び挟持部と、該挟持部と横溝を介して対向した端
子部の一方と、前記横溝に圧入する折曲部と縦溝
に挿入する水平部を有する端子板と、該端子板は
一方を下方に折曲した折曲部を有し、該折曲部の
端部にハンダ端子を一体形成し、前記折曲部から
水平部を介して他方に端子固定部を有し、該端子
固定部と水平部及び折曲部で形成する形の切欠
部と、該切欠部の３方で挟持部を係止し、折曲部
が横溝に圧入すると共に水平部が縦溝に挿入され
て端子板が端子部に保持し、前記端子固定部の
形の内端部が摺動する斜面を挟持部の側部に形成
し、前記端子固定部の形の内端部が係止する凹
所を挟持部下部に有し、前記折曲部を係止する横
溝下部に形成した凹所とよりなる端子の固着構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3571786U JPH0410648Y2 (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3571786U JPH0410648Y2 (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62147309U JPS62147309U (ja) | 1987-09-17 |
| JPH0410648Y2 true JPH0410648Y2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=30845452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3571786U Expired JPH0410648Y2 (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0410648Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-12 JP JP3571786U patent/JPH0410648Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62147309U (ja) | 1987-09-17 |
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