JP2605055Y2 - 絶縁端子部材 - Google Patents

絶縁端子部材

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JP2605055Y2
JP2605055Y2 JP1993045074U JP4507493U JP2605055Y2 JP 2605055 Y2 JP2605055 Y2 JP 2605055Y2 JP 1993045074 U JP1993045074 U JP 1993045074U JP 4507493 U JP4507493 U JP 4507493U JP 2605055 Y2 JP2605055 Y2 JP 2605055Y2
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JP
Japan
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terminal
terminal plate
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insulated
hole
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JP1993045074U
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JPH0711764U (ja
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三善 古内
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ノイズフィルタの箱形
容器の切欠きに嵌め込まれる、フランジ部を有する貫通
端子と、これを一体に貫設した絶縁端子板からなる絶縁
端子部材に関し、特に、絶縁端子板の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】箱形ノイズフィルタは、箱形金属容器の
対向側壁に外部接続端子となる貫通端子を設け、容器内
にフィルタ素子を結線して収納した構造である。貫通端
子は、図2に示すように、絶縁ブッシュ10を用いて箱
形金属容器11に直に貫設する場合と、図3に示すよう
に、箱形金属容器1の開口に方形の切欠き2を設け、切
欠き2に嵌め込まれる絶縁端子板13に一体に複数個を
貫設する場合とがある。また、後者の貫通端子4を有す
る絶縁端子板13は、均等な厚さで、側面に切欠き2に
嵌合する細溝5を周設したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、貫通端子が中
間に端子板よりも分厚いフランジ部をもつ場合、この端
子をフランジ部の片面が端子板の片面と同一面内にあ
り、端子板の他面にフランジ部が突出するようにして、
従来の均等な厚さの端子板に一体に貫設すると、端子板
が片面側に主に貫通端子の配列方向に沿ってそり返ると
いう問題があった。
【0004】反りの生じた端子板を、容器の方形の切欠
きに嵌め込むには、反りが小さくなるように端子板に外
力を加えながら行う必要がある。
【0005】本考案の目的は、端子板の反りが小さく、
所要の切欠きに余分な外力を加えず容易に嵌め込むこと
ができる絶縁端子部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の絶縁端子部材
は、フランジ部を有する貫通端子と、これを貫設するた
めの孔を有する絶縁端子板で構成され、端子板の片面に
辺縁近傍および孔近傍を除いて連続する凹部を設け、凹
部のある片面にフランジ部が同一面となるようにに露出
し、他面にフランジ部が突出するように貫通端子を絶縁
板に貫通したことを特徴とする。
【0007】即ち、箱形容器の切欠きに嵌着される、中
間にフランジ部を有する複数個の棒状の貫通端子と、該
貫通端子を貫通させる孔を有し、側面に前記切欠きと嵌
着する細溝が設けられた方形の絶縁端子板からなる絶縁
端子部材において、前記端子板は、片面に辺縁の近傍お
よび前記孔の近傍を除いて連続する凹部が形成され、前
記孔の辺縁の端面とフランジ部との端面とが同一面内に
あり、他面にフランジ部が突出するように、前記端子板
に前記貫通端子を貫通したことを特徴とする絶縁端子部
材である。
【0008】
【作用】端子板の片面に辺縁近傍および孔近傍を除いて
連続する凹部は、端子板の片面側の収縮残留応力を減ら
す。
【0009】
【実施例】図1は、本考案の一実施例を、箱形金属容器
ととも示している。
【0010】図1(a)において、箱形金属容器1(以
下容器と記す)は、3相チョークコイル、コンデンサな
どのフィルタ素子を収納して図示しない蓋体と組み合わ
せる箱形ノイズフィルタ用容器であり、上面が開口し短
辺両側壁に方形の切欠き2が設けられている。
【0011】外部接続端子として3個の貫通端子4を有
する絶縁端子板3は、図1(a)の左側の絶縁端子板3
のように、平らな面を外側にして側面に周設した細溝5
に切欠き2を嵌合して切欠き2に嵌着される。
【0012】図1(d)に示すように、貫通端子4は、
頭のない長いねじ棒の中間に分厚いフランジ部6を有す
る。
【0013】また、図1(c)に示すように、絶縁端子
板3は、貫通端子を貫通させる孔8が形成され、片面に
凹部7が形成されている。凹部7は孔8の周りを同心に
残し四方の辺縁近傍を枠形に残して繋がる形であり、同
じ深さである。
【0014】図1(a)の右側の絶縁端子板3および図
1(b)に示すように、フランジ部6の片面が、絶縁端
子板3の片面と同一面であるようにして、貫通端子4
は、等間隔を置いて絶縁端子板3に一体に設けられてい
る。フランジ部6の他面側は、図1(a)の左側の絶縁
端子板3に示したように、平らな面から突出する。
【0015】貫通端子4のフランジ部6を片寄せて貫設
することに基づく絶縁端子板3の片面側に反る現象を、
凹部7により抑制できる。
【0016】なお、容器1の外側で貫通端子4のフラン
ジ部6を突出させるのは、配線電線の端部に圧着した丸
形接続金具などを、容器1の外面から離して貫通端子4
に取り付けるために必要である。
【0017】
【考案の効果】本考案に係る絶縁端子板は、反りが少な
いので、所要の切欠きに、余分な外力を加えずに容易に
嵌め込むことができる効果、絶縁樹脂の使用量を削減で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の絶縁端子部材を示す外観斜
視図である。図1(a)は、本考案の一実施例を箱形金
属容器とともに示す外観斜視図である。図1(b)は、
絶縁端子部材を示す外観斜視図である。図1(c)は、
絶縁端子板を示す外観斜視図である。図1(d)は、貫
通端子を示す外観斜視図である。
【図2】従来例を箱形金属容器とともに示す外観斜視図
である。
【図3】従来の他の例を箱形金属容器とともに示す外観
斜視図である。
【符号の説明】
1、11 (箱形金属)容器 2 切欠き 3、13 絶縁端子板 4 貫通端子 5 細溝 6 フランジ部 7 凹部 8 孔 10 絶縁ブッシュ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱形容器の切欠きに嵌着される、中間に
    フランジ部を有する複数個の棒状の貫通端子と、該貫通
    端子を貫通させる孔を有し、側面に前記切欠きと嵌着す
    る細溝が設けられた方形の絶縁端子板からなる絶縁端子
    部材において、前記端子板は、片面に辺縁の近傍および
    前記孔の近傍を除いて連続する凹部が形成され、前記孔
    の辺縁の端面とフランジ部との端面とが同一面内にあ
    り、他面にフランジ部が突出するように、前記端子板に
    前記貫通端子を貫通したことを特徴とする絶縁端子部
    材。
JP1993045074U 1993-07-26 1993-07-26 絶縁端子部材 Expired - Lifetime JP2605055Y2 (ja)

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