JPH04106441U - 換気扇カバーの取付具 - Google Patents

換気扇カバーの取付具

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JPH04106441U
JPH04106441U JP1602591U JP1602591U JPH04106441U JP H04106441 U JPH04106441 U JP H04106441U JP 1602591 U JP1602591 U JP 1602591U JP 1602591 U JP1602591 U JP 1602591U JP H04106441 U JPH04106441 U JP H04106441U
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JP
Japan
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ventilation fan
frame
cover
attached
fan cover
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Application number
JP1602591U
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English (en)
Inventor
鉄郎 高谷
淳 小笠原
Original Assignee
住軽アルミ箔株式会社
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付金具を用いて換気扇カバーを換気扇に取
付ける場合、換気扇側のフレームと壁との間に形成され
ている垂直な間隔を利用してここに取付金具の一端を差
込むようにしても、取付金具がこの隙間内に確実に係止
され外れるおそれがないようにする。 【構成】 周縁に係止突条を形成した換気扇カバーのフ
レームに着脱自在に取付けられる換気扇への取付具にお
いて、前記フレームに着脱自在に取付く挟着部材1に伸
縮部材3の一端を取付け、先端をくの字形に屈曲させて
差込部2aとした換気扇フレームと壁面との間の隙間に
差し込まれる係止片2を該伸縮部材3の他端に取付け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、換気扇の前面に取付ける換気扇カバーの取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭のキッチンや飲食店の調理室、食堂などに配設されている換気扇は、 主として油分を含んだ空気を吸込むために油分などによる汚れが付着する。そこ で、この汚れを除くための掃除が必要となるが、かかる掃除はファンにこびり付 いた油を除去する作業となるため、非常に煩しいものである。
【0003】 かかる事情に鑑みて、換気扇の前面すなわち吸気側をフィルターで覆うべく、 ここにカバーを取付けることが行われており、この換気扇カバーとしては例えば アルミニウム箔をプレス成形した枠体内に不織布よりなるフィルターを取付けた ものが一般に使用されている。
【0004】 ところで、この換気扇カバーを換気扇に取付ける手段として、従来は主として 接着テープを用いていたが、この接着テープによる方法では油煙による影響をう けて経時的に剥れ、カバーが落下したり、また、カバーを外した時に接着痕跡が 残って体裁がわるいなどの不都合があった。
【0005】 そこで、接着テープに代るものとして、例えば実開昭58-174627 号公報、実開 昭59-4936 号公報などにみられるように、カバーが簡単に落下しないよう、取付 金具により換気扇の本体フレームとカバーフレームとを連結する方法が考えられ た。この取付金具11は一例として図7に示すように、先端にフック12が形成され たコイルバネ13の他端に換気扇のフレームへの係合用フック部14を備えたプレー トピース15を結合したもので、前記係合用フック部14はコ字形に形成し、図8に 示すように、フック12をカバーフレーム10に掛止し、係合用フック部14の先端を 換気扇のフレーム9とグリル8との間の水平間隔16に差込んでカバーフレーム10 を換気扇フレーム9に固定している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このように取付金具の係合用フック部を換気扇フレームとグリルとの間の水平 間隔に差込むことでカバーフレームを換気扇フレームに取付ける方法は、係合用 フックをグリルの裏側から隙間に水平に挿入する作業となり、差込みにくい。そ こで、壁19と換気扇フレームとの間の垂直な間隔を利用し、この垂直間隔に取付 金具の一端を差込んで、カバーフレームを換気扇フレームに取付ける方法も考え られるが、この場合、従来の取付金具のコ字形の係合用フック部をそのまま用い てこの係合用フック部を垂直隙間に差込む方法では、該フック部の先端の片だけ が垂直隙間に斜めに挿入され、この片の先端だけが壁側に接することとなるため 、支承個所がこの1点に限定され、フック部が外れやすく確実に係止しにくいも のである。
【0007】 本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、壁と換気扇フレームとの垂直間 隔に取付金具の一端を差込んでカバーフレームを換気扇フレームに固定する場合 に簡単かつ迅速に行えるとともに、この垂直隙間に挿入した取付金具の端部が外 れにくく、その結果、カバーフレームを換気扇フレームに確実に係止できる換気 扇カバーの取付具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、周縁に係止突条を形成した換気扇カバーの フレームに着脱自在に取付けられる換気扇への取付具において、前記フレームに 着脱自在に取付く挟着部材に伸縮部材の一端を取付け、先端をくの字形に屈曲さ せ、換気扇フレームと壁面との間の隙間に差し込まれる係止片を該伸縮部材の他 端に取付けたことを要旨とするものである。
【0009】
【作用】
本考案によれば、換気扇カバーのフレームの係止突条に挟着部材を引掛けて挟 着部材をカバーフレームに取付け、係止片を伸縮部材の弾力に抗して引張り、換 気扇フレームと壁面との間の垂直隙間に差し込めば、係止片先端のくの字形に屈 曲させた部分が垂直隙間内に入り、該くの字形部分の先端が壁面に接し、途中の 屈曲部が換気扇フレームに接する。このように係止片は対向面の2個所で支持さ れることでスプリング作用が生じ、垂直間隙内に確実に係止される。
【0010】
【実施例】
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。図1は本考案の換気扇 カバーの取付具の1実施例を示す斜視図、図2は本考案の換気扇カバーの取付具 の係止片部分の側面図で、本考案の換気扇カバーの取付具は、換気扇カバーフレ ームに取付く挟着部材1と、換気扇フレームと壁面との垂直間隙に差込む係止片 2と、前記挟着部材1と係止片2とを結合する伸縮部材3とよりなる。
【0011】 挟着部材1は、図1に示すようにステンレスや合成樹脂などの弾性力を有する 材質のものを用いて全体を平面E字形に形成したもので、両側の片は係止突片4 ,4とし、それぞれの先端を弯曲させて係止爪4a,4aを形成し、両係止突片 4、4間の真中の片は挟着片5として細長片状のままとし、前記係止突片4,4 は係止爪4a,4aの先端が挟着片5の上面とほぼ同一平面上に位置するよう、 根本部を少し折曲げて挟着片5に対して斜設する。
【0012】 かかる挟着部材1の根本部に孔を穿設し、この孔に伸縮部材3として例えば引 張コイルバネの一端を取付け、該引張コイルバネの他端に係止片2を取付けた。 この係止片2は、本体である差込部2aに対して鋭角の折曲げ部6aを介して伸 縮部材3への取付部2bを形成したもので、差込部2aは図2〜図4にも示すよ うに全体を側面から見てくの字形の山型に折曲げ、この折曲げ部6bより先端部 分は、先端を先細の鋭角にした三角形状とした。
【0013】 図6はこのような取付具により取付けられる換気扇カバーと換気扇とを示し、 換気扇カバー7は従来周知のごとく、アルミ箔を押出成形加工して前面中央に大 きな通風開口部を有するカバーフレーム10を形成し、このカバーフレーム10の前 記開口部に不織布などによるフィルター17を装着したもので、カバーフレーム10 の周縁には係止突条18となるリブが巻返しにより形成されている。また、換気扇 21も従来周知のごとく壁への装着部となる換気扇フレーム9にグリル8が取付け られ、このグリル8内側にファン20が設けてある。
【0014】 次に、換気扇カバー7を換気扇21に取付ける方法を図5について説明する。ま ず、換気扇21から説明すると、これは壁19に形成した取付孔内に換気扇フレーム 9が装着されて、壁19に固定されており、壁19と換気扇フレーム9との間には垂 直方向に垂直間隙22が存する。このような換気扇21に換気扇カバー7を取付ける には、まず、取付具を換気扇カバー7の換気扇フレーム10に取付ける。この場合 、挟着部材1の挟着片5の表面をカバーフレーム10の裏側に当てがい、係止突片 4の先端の係止爪4aを引上げるようにして係止突片4と挟着片5との間にカバ ーフレーム10を差込めば、カバーフレーム10の周縁9に形成されている係止突条 18が係止爪4aの内側に入り込む。この状態で係止爪4aが係止突条18と係合し 、かつ、挟着片5の先端部分がカバーフレーム10の裏面に圧接する。
【0015】 次にこのようにして取付具を取付けた換気扇カバー7を換気扇21に取付けるに は、まず、換気扇取付場所の現場状況に応じてカバーフレーム10への取付具の取 付位置の調整を行う。この際、カバーフレーム10を挟着片5と係止突片4とで挟 み込んだままの状態で挟着部材1をカバーフレーム10の係止突条18に沿ってスラ イドさせてもよいし、あるいは係止爪4aを上方に引上げて係止突条18との係合 を解除して挟着部材1をカバーフレーム10から一旦取外した後、新たに別の位置 にセットしてもよい。かかる挟着部材1の着脱は、係止突片4及び挟着片5自体 が弾性力を有するのでスムーズに行なえる。
【0016】 カバーフレーム10の希望する位置に取付具をセットできたならば、次に、カバ ーフレーム10を換気扇21側のグリル8の前面に当てがい、係止片2をグリル8の 側面に沿って伸縮部材3の弾力に抗して後方へ引張り、グリル8後方の換気扇フ レーム9と壁19との間の垂直間隙22に係止片2の先端の差込部2aを差込む。こ の際、差込部2aの先端は先細の鋭角に形成してあるので、差込みはスムーズに 行える。
【0017】 この状態で、係止片2の差込部2aの先端が壁19に当たり、折曲げ部6bが換 気扇フレーム9またはグリル8(図示の例ではグリル8)に当たり、また、折曲 げ部6aが壁19に当たり、ここに伸縮部材3による換気扇カバー9方向への引張 力が働くから、くの字形に折曲げた差込部2aには差込部2aの先端と折曲げ部 6bとにそれぞれ壁19方向への力とカバーフレーム10側への力とが働き、この相 反する2方向への引張力によりスプリング効果が生じ、係止片2は垂直間隙22内 に確実に係止され、ここから外れることはない。また垂直間隔22の巾に多少のバ ラツキがあっても、差込部2aはくの字形に折曲げてあり、また、折曲げ角度も 自由に調整できるので、現場で柔軟に対処できる。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の換気扇カバーの取付具は、換気扇フレームと壁との 間に形成されている垂直間隔を利用して取付具を取付けられるので取付作業が行 いやすく、しかもこの垂直間隔に差込んだ取付具はここに確実に係止されて外れ るおそれがないから、換気扇カバーを安定した状態で取付けられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の換気扇カバーの取付具の実施例を示す
斜視図である。
【図2】本考案の換気扇カバーの取付具の係止片部分の
側面図である。
【図3】本考案の換気扇カバーの取付具の係止片部分の
正面図である。
【図4】本考案の換気扇カバーの取付具の係止片部分の
平面図である。
【図5】本考案の換気扇カバーの取付具を用いて換気扇
カバーを換気扇に取付けた状態の要部の縦断側面図であ
る。
【図6】本考案の取付具が実地される換気扇カバー及び
換気扇の斜視図である。
【図7】換気扇カバーの取付具の従来例を示す斜視図で
ある。
【図8】従来の取付具を用いて換気扇カバーを換気扇に
取付けた状態の縦断側面図である。
【符号の説明】
1…挟着部材 2…係止片 2a…差込部 2b…取付部 3…伸縮部材 4…係止突片 4a…係止爪 5…挟着片 6a,6b…折曲げ部 7…換気扇カバー 8…グリル 9…換気扇フレーム 10…カバーフレーム 11…取付金具 12…フック 13…コイルバネ 14…係合用フック部 15…プレートピース 16…水平間隔 17…フィルター 18…係止突条 19…壁 20…ファン 21…換気扇 22…垂直間隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁に係止突条を形成した換気扇カバー
    のフレームに着脱自在に取付けられる換気扇への取付具
    において、前記フレームに着脱自在に取付く挟着部材に
    伸縮部材の一端を取付け、先端をくの字形に屈曲させ、
    換気扇フレームと壁面との間の隙間に差し込まれる係止
    片を該伸縮部材の他端に取付けたことを特徴とする換気
    扇カバーの取付具。
JP1602591U 1991-02-25 1991-02-25 換気扇カバーの取付具 Pending JPH04106441U (ja)

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ID=31903125

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JP1602591U Pending JPH04106441U (ja) 1991-02-25 1991-02-25 換気扇カバーの取付具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0979626A (ja) * 1995-09-19 1997-03-28 Toyo Alumifoil Prod Kk 換気扇カバーの取付具及び取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0979626A (ja) * 1995-09-19 1997-03-28 Toyo Alumifoil Prod Kk 換気扇カバーの取付具及び取付構造

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