JPH04106256U - 荷崩れ防止用カバー - Google Patents

荷崩れ防止用カバー

Info

Publication number
JPH04106256U
JPH04106256U JP909091U JP909091U JPH04106256U JP H04106256 U JPH04106256 U JP H04106256U JP 909091 U JP909091 U JP 909091U JP 909091 U JP909091 U JP 909091U JP H04106256 U JPH04106256 U JP H04106256U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
isosceles triangle
corner
flexible fabric
collapsing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP909091U
Other languages
English (en)
Inventor
譲 小池
Original Assignee
セントラル硝子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セントラル硝子株式会社 filed Critical セントラル硝子株式会社
Priority to JP909091U priority Critical patent/JPH04106256U/ja
Publication of JPH04106256U publication Critical patent/JPH04106256U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕パレットシステムによる各種包装袋の一括荷
役、輸送および保管等に使用する構造簡単、取扱容易な
荷崩れ防止用カバー。 〔構成〕方形状の可撓性生地の各隅部を内側に折り返し
二等辺三角形を形成させ八角形基材となし、該二等辺三
角形の斜辺の一辺に切り込みを入れ、この切り込み部を
折り返し各隅部に三角形を形成させ六角形状体を左右に
形成する。あるいは長方形基材の両側に六角形の基材を
縫合する。該ガバーには補強材および締結用具を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トラック、船舶などによる貨物、特に充填包装袋などに収容し、例 えばパレット上等に集合して取り扱われる集合包装袋の荷役、輸送あるいは保管 などに使用される集合包装袋の荷崩れ防止用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、集合包装袋などの荷役、輸送あるいは保管等にはコンテナー、パレット 等が多く使用され、なかんずく紙、合成樹脂等の包装袋に充填包装して取り扱は れる化成品、肥料などの各種製品および原材料、あるいは種々の貨物の包装体に はパレット取りによるものが多く採用されている。
【0003】 かかる包装体のパレットシステムには、その取扱時に起こる荷崩れ防止として 種々の方法が提案され、例えば包装袋相互の糊づけ、接着テープによる接着、バ ンド締めによるバンドリング、テープを使うテーピングまたはバンドや紐の代わ りにシート掛け、網掛けの方法、仕切り板、止め金具の使用、あるいは熱収縮性 プラスチックフイルムを使いその収縮力により、パレット積みのまま一体化結束 させるシュリンク包装などが採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、これらの方法には一長一短があり手間、時間および経費のかか る割りには効果が期待できない場合、あるいは設備費のコスト高で流通費の高揚 につながるなど、より効果的な方法が望まれている。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、上記従来の持つ欠点を改善し、より簡単な構造からなる荷崩れ防止 用カバーの提供にある。
【0006】 即ち、本考案は、略方形状をなす可撓性生地の各隅部を三角形形状が形成する よう内側に折り返し八角形状基材となし、生成した各二等辺三角形の斜辺の一辺 に切り込みを入れ、該切り込み部を折り返して各隅部に二等辺三角形を形成させ る。
【0007】 この三角形の頂点近くには締結用の円形、楕円形、あるいは三角形状からなる 乳または、これに準じたものを設けたシート状カバーでパレット上の包装袋を覆 つたのち、各々の乳同志を締結することで荷崩れを防止するものである。
【0008】 また、別の方法として各隅部に形成した二等辺三角形の底辺部分に、プラスチ ックダンボール、ラミネートダンボール、あるいはカートン紙、厚紙等からなる 短冊形状のL字型補強材を当板として、包装袋体の積荷の高さに対応した長さの ものを取りつけより効果的な荷崩れ防止を計るものである。
【0009】 また、経済性を考慮して厚手と薄手の異なる可撓性生地を使い分けることがで きる、例えば長方形をなす薄手の生地の長手方向の両側に、該長さの略4/6に 相当する長さの厚手の生地からなる六角形状の可撓性生地を均等な位置に縫合ま たは接合し上記方法でカバーを構成することもできる。
【0010】 ここで可撓性生地は、麻、あるいはポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピ レン等の合成樹脂等からなる織布または不織布、その他の合成樹脂製フイルム、 ラミネート、繊維入り合成樹脂シート等を材料とし、強靱でかつ適宜の柔軟性を 備えた可撓性のある生地よりなるものが使用される。
【0011】 また、締結具等は一般に使用される木綿、麻、ナイロン等の繊維ロープからな る紐またはベルト状のもので、締結に際しては締結用金具等を用いることもでき る。
【0012】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を図面に基ずき詳細に説明する。 図1は本考案のカバーを展開した平面図であり、該カバーは略方形状の可 撓性生地を、該可撓性生地の各隅部(四隅)が略二等辺三角形を形成するように 内側に折り返し、端部を縫合あるいは他の方法で接合して八角形状基材を形成さ せたものである。
【0013】 ついで生成した二等辺三角形の各斜辺の長さに相当する垂直方向の長さAB、 DE、HIおよびKLに切り込みを入れ、切り込んだ線が底辺となるよう折り返 し二等辺三角形を各隅部に形成させ(図2参照)、その端部は縫合あるいは他の 方法で接合しカバーを作成する。
【0014】 また別の方法として、水平方向の長さBC、EF、GHおよびJKに切り込み を入れ同様に切り線が底辺となるように折り込み、各隅部に二等辺三角形を形成 させる。生成した二等辺三角形の端部は同様に縫合あるいは他の方法で接合しカ バーを作成してもよい。
【0015】 このようにして形成された本考案のカバーは、カバー時箱体を形成する三角形 が四重となるため、締め付け強度あるいはカバー強度が強くなり安定性を増す。 なお、縫合した三角形の頂点4、5、6および7近くには締結用の乳3を各々 設け荷崩れ防止用カバーを完成させるものである。
【0016】 また、別の方法として図3に示すように図2の各隅部の二等辺三角形の底辺部 分に、コーナー補強材11としてプラスチックダンボールの当板を用いる。該当 板は基材の三角形の斜辺に沿って一辺をカットした短冊状のもので、長手方向の 中央部分を折り曲げL字状となし、上下に取り付け用の係止用穴12を任意の位 置に設けカバー本体に取り付けて使用すれれば、より安定性の高い荷崩れ防止効 果を発揮させることができる。
【0017】 なお、経済性を考慮した方法として、図1に示す八角形状基材から切り出した 台形ACGIおよびDFJLからなる可撓性生地のAC、IG およびDF、L Jの部分を重ね合わせて縫合もしくは接合して上下に三角形を作り、六角形状体 を作成する。この六角形状体を図1に示す形状の長方形AILDの両側に該長さ の略4/6に縫合もしくは接合して図2に示す形状のもの、あるいはまた図3に 示すような補強材を取り付けた形状のものを作成するか、または長さ略4/6に 相当する長方形の可撓性生地を用い、この上下先端を中央に向かって両側から内 側に折り曲げ先端に三角形を作り全体を六角形状体となし、これを同様に両側に 縫合しとりつけてもよい。
【0018】 この場合の長方形状の生地AILDは、カバーの上面を主として構成するため ポリプロピレンのビニールラミネートあるいはサランラミネートなど各種の薄手 の可撓性生地を使用すればよく、締め付けを必要とする側部の六角形状に比べさ ほどの強度は必要としないため安価なものが使用できる。かかる構成にすること でカバー内の内容物はよく見え取り出し仕分け作業に便利でかつ経済的である。
【0019】 本カバーの使用形態は、パレット上に段積みされた包装袋体に覆い被せたのち 隣同志の乳3を紐8等の結絡具で結絡すれば、略立方体形状の箱体が形成し包装 袋全体を1ブロックとして締め付け固定化することができるためフオークリフト 、クレーン等による荷揚げ、荷下ろし、または移動時における荷崩れを防止する ことができる。
【0020】 図4は、図3で示したカバーの使用形態を示した斜視図であり、包装袋10 をパレット9上に段積した後、カバーを被せ図3の三角形の頂点6と7および 4と5を合わせ乳3を紐8で結絡した状態を示したものである。
【0021】 なお、本考案は略方形状をなす可撓性生地の使用で説明したが、方形状に限ら ず長方形の可撓性生地を用い同様の趣旨でカバーを形成すれば同一の効果を奏す ることは勿論である。また、本考案のカバーは平たいシート状であるため、相当 の高さまで積み上げた包装体のカバー掛けでも容易に被せることができ、更に積 み荷形態とカバー大きさとの間にギャツプがあつても締め付けができるため調整 は容易である。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、前述の構成によるカバーで物品を包被した場合、その荷姿形状は乳 を介しての締め付けによりがっちりとした略方形状を形成するため荷役、輸送お よび保管などの操作による荷崩れ防止ができる。また、コーナー補強材のとりつ けで安定、安全性が更に高く、折り畳み易く迅速な収納ができる。加えてカバー を掛けることで荷崩れはもちろん包装袋の破損、汚損、紛失の防止、更には物品 の高積みによる保管スペースの有効利用につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷崩れ防止用カバーを展開した平面図
【図2】切り込みを入れ折り曲げたカバーの平面図
【図3】補強材(当板)を取り付けたカバーの平面図
【図4】カバー掛けをした状態を示す斜視図である
【符号の説明】・・・・カバー 3・・・・乳 4、5、
6、7・・・三角形頂点 8・・・・ロープ紐 9・・・・パレット 1
0・・・・包装袋 11・・・コーナー補強材(当板) 1
2・・・・係止用穴 A〜L・・三角形の角部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略方形状をなす可撓性生地の各隅部を三角
    形状が形成するよう、内側に折り返し八角形状基材とな
    し、生成した各二等辺三角形の斜辺の一辺に切り込みを
    入れ、該切れ込み部を折り返し各隅部に二等辺三角形を
    形成、該二等辺三角形の頂点近くに締結用の乳を設けこ
    れらを結絡して立方体形状の箱体を形成したことを特徴
    とする荷崩れ防止用カバー。
  2. 【請求項2】前記各隅部に形成した二等辺三角形の各底
    辺部分に、コーナー補強材を具備することを特徴とする
    請求項1記載の荷崩れ防止用カバー。
  3. 【請求項3】長方形状をなす可撓性生地の長手方向両側
    に、該長さの略4/6に相当する長さの六角形状の可撓
    性生地を均等な位置に縫合または接合したことを特徴と
    する請求項1および請求項2記載の荷崩れ防止用カバ
    ー。
JP909091U 1991-02-27 1991-02-27 荷崩れ防止用カバー Pending JPH04106256U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP909091U JPH04106256U (ja) 1991-02-27 1991-02-27 荷崩れ防止用カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP909091U JPH04106256U (ja) 1991-02-27 1991-02-27 荷崩れ防止用カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04106256U true JPH04106256U (ja) 1992-09-14

Family

ID=31899805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP909091U Pending JPH04106256U (ja) 1991-02-27 1991-02-27 荷崩れ防止用カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04106256U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1021351B1 (en) Reusable packaging
US4521911A (en) Bulk container
US3650459A (en) Pallet type shipping container
US6012266A (en) Method for packing bulk goods and a container for bulk goods
JP2000335636A (ja) 大量のワイヤを出し入れできる厚紙からなる箱
US20230150728A1 (en) Firewood transport & storage assembly
US20120273485A1 (en) Collapsible container with integrated wrap tray closure system
EP0050845A1 (en) Flexible container having four lifting loops
JPH04106256U (ja) 荷崩れ防止用カバー
JPS6223741Y2 (ja)
JPH0531100Y2 (ja)
JPH0239996Y2 (ja)
JPH0221425Y2 (ja)
JPS5841144Y2 (ja) 簡易パレツト
JPH0542050Y2 (ja)
JPH0718616Y2 (ja) 4分割開閉のボックス形通いユニット
JPH0348055Y2 (ja)
JP6312750B2 (ja) ドラム容器
JPH041101Y2 (ja)
JPS6242942Y2 (ja)
JPH06368Y2 (ja) 4分割開閉運搬ユニット
JPS6128773Y2 (ja)
JP2550547Y2 (ja) 引抜きバンドコンテナ
JPH0430224Y2 (ja)
JPS6239022Y2 (ja)