JPH04105274U - 遮断弁駆動システム - Google Patents

遮断弁駆動システム

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JPH04105274U
JPH04105274U JP636391U JP636391U JPH04105274U JP H04105274 U JPH04105274 U JP H04105274U JP 636391 U JP636391 U JP 636391U JP 636391 U JP636391 U JP 636391U JP H04105274 U JPH04105274 U JP H04105274U
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JP
Japan
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valve
shutoff valve
return
cutoff
shutoff
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Pending
Application number
JP636391U
Other languages
English (en)
Inventor
功 増田
哲彦 松島
博美 鈴木
敏正 鳥山
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮断弁を駆動する電源電圧の低下や制御手段
の故障などが発生しても、確実に弁復帰ができ、ガス供
給が確保できるようにする。 【構成】 遮断弁11に直接弁開信号を出力して開状態
に復帰する直結復帰手段21と、直結復帰手段21を介
して遮断弁11を駆動する予備電源31を設けて、上記
目的を達成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ガスメータに設けられ、異常使用状態時にガス流路を遮断する遮 断弁の駆動システムに係り、特に遮断弁による遮断を解除する復帰システムに関 する。
【0002】
【従来の技術】
図7に双方向遮断弁を内蔵した膜式ガスメータの一例の外観を示す。ガスメー タ1はガス流入口2及びガス流出口3を有する上ケース4と端子収納部5とから 構成されている。また上ケース4には後述する遮断弁を復帰するための復帰スイ ッチ6が設けられている。
【0003】 上ケース4内には、図8に示すように、図示しないガス計量部を収納する内機 ケース7が設けられており、内機ケース7の入口部は上ケース4に形成されたガ ス入口部2とOリング8を介して気密に接続されている。また内機ケース7内の 入口側のガス流路9には弁座となるノズル10が形成されており、内機ケース7 のノズル10に対向する部位には双方向遮断弁11が取り付けられている。そし て遮断弁11の作動によって弁体12がノズル10に当接し、ガス流路9を閉じ るようになっている。
【0004】 遮断弁11の従来の駆動システムとしては、実開平1−163619号公報に 記載されたものが知られている。このシステムは図9に示すように、計量室17 の出力軸13の回転をセンサ14で検出し、この検出した信号をインタフェース 15を介してCPU16に入力する。CPU16はこの信号を判断し、異常使用 状態であると判断したときにはインタフェース15を介して遮断信号が遮断弁1 1に送信される。この結果遮断弁11が作動して弁体12がノズル10に当接し 、ガス流路9を遮断する。
【0005】 異常状態が取り除かれた後には、復帰スイッチ6を押すことによりインタフェ ース15を介して弁復帰信号がCPU16に入力され、CPU16からの出力信 号により遮断弁11を開状態に復帰する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の遮断弁作動システムにあっては、内蔵電池により遮 断弁11を駆動しているため、ガス流路9が遮断された後に被雷などで電池電圧 が低下したときには遮断弁11を復帰することができず、一時的にガス供給が停 止されるという問題があった。
【0007】 また、CPU16及びそれに関連する弁復帰回路が故障したときにも遮断弁1 1を復帰することができず、同様に故障を修復するまでガス供給が停止されると いう問題もあった。
【0008】 この考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、電源電圧の低下や制御手段 の故障などが発生した場合にも、確実に弁復帰できてガス供給が確保できる遮断 弁駆動システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、ガスメータを流れるガス流量の異常 を検出して遮断信号を出力する制御手段と、前記遮断信号を受信して前記ガスメ ータ内のガス流路を遮断する遮断弁と、前記制御手段に弁復帰信号を出力して前 記遮断弁を開状態に復帰する復帰手段とを具備した遮断弁駆動システムにおいて 、前記遮断弁に直接弁開信号を出力して開状態に復帰する直結復帰手段を設けた ことを特徴としている。
【0010】 また、制御手段を介して遮断弁を駆動する電源とは別に、直結復帰手段を介し て遮断弁を駆動する予備電源を設けたことを特徴としている。
【0011】 また、予備電源はガスメータの任意の位置に設けられ、遮断弁の両極にそれぞ れ電気的に接続された1対の接点間に着脱可能に装着されることを特徴としてい る。
【0012】
【作用】
上記の構成によると、制御手段に故障が発生した場合には、直結復帰手段を使 用して遮断弁を復帰することができる。
【0013】 また、制御手段を介して遮断弁を駆動する電源の電圧が低下した場合には、予 備電源を用いて直結復帰手段により遮断弁を復帰することができる。
【0014】 また、遮断弁の両極にそれぞれ電気的に接続された1対の接点間に予備電源を 着脱可能に装着することにより、遮断弁を駆動する電源や制御手段に異常が発生 した場合に、身近にある乾電池などの電源を前記接点間に装着することにより、 容易に遮断弁を復帰することができる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0016】 図1及び図2にこの考案の第1の実施例を示す。これらの図において、図9に 示す従来例の部分と対応する部分には同一符号を付して示し、その説明を適宜省 略する。
【0017】 この実施例の特徴はCPU16を介さずに遮断弁11を開状態に復帰する直結 復帰手段として第2の復帰スイッチ21を設けた点にある。図2にこの駆動シス テムの構成を示す。図2において、CPU16及び遮断弁11は電源である電池 22によって駆動される。すなわち、CPU16は電池22の両極に接続されて おり、CPU16から発する遮断信号及び弁復帰信号は、インタフェース15を 介して信号線23により遮断弁11に送られる。また電池22の両極はそれぞれ 配線24,25を介して遮断弁11に接続されており、配線25に第2の復帰ス イッチ21が設けられている。
【0018】 上記の構成によると、CPU16及びこれに関連する回路に故障が発生した場 合には、第2の復帰スイッチ21を閉じることにより遮断弁11を復帰すること ができ、弁開としてガス供給を確保することができる。
【0019】 図3にこの考案の第2の実施例を示す。この実施例はCPU16を駆動する電 池22とは別に、予備電源である予備電池31を設け、予備電池31の両極をそ れぞれ配線32,33を介して遮断弁11に接続したものである。そして配線3 3に第2の復帰スイッチ21を設けてある。
【0020】 この実施例の構成によると、被雷などにより電池22の電圧が低下した場合に も、第2の復帰スイッチ21を閉じることにより予備電池21により遮断弁11 を復帰することができる。予備電池21は事故が発生したときにのみ使用するも のであるので、電池容量としては内蔵された電池22に比べて非常に小さいもの でよい。この実施例によれば、遮断弁11の故障時以外は容易に弁復帰が可能で あり、ガス供給を確保することができる。
【0021】 図4にこの考案の第3の実施例を示す。この実施例は図2と図3とに示す回路 を一体にしたものであり、配線24,25間に第3の復帰スイッチ41と予備電 池31とを直列に接続したものである。
【0022】 この実施例によれば、CPU16及びこれに関連する回路に故障が発生した場 合には、第2の復帰スイッチ21を閉じ第3の復帰スイッチ41を開く。また電 池22の電圧が低下した場合には、第2、第3の復帰スイッチ21,41を閉じ る。このようにして遮断弁11を容易に弁復帰することができ、ガス供給を確保 することができる。
【0023】 図5及び図6にこの考案の第4の実施例を示す。この実施例は図7に示す端子 収納部5内に予備電源として単三乾電池51を着脱可能に装着した例である。図 において端子収納部5の下ケース52内の端子台53の上部に1対の接点である ブスバー54を設け、これらのブスバー54をそれぞれ図示しないリード線で遮 断弁11の両極に接続する。そしてブスバー54間に単三乾電池51を着脱可能 に装着したものである。なお、単三乾電池51が一本の場合は、通常時の一般的 な復帰電圧3Vにするため、DC/DCコンバータを用いた昇圧回路を付加する 必要がある。単三乾電池を2本直列に使用する場合はこの必要はない。
【0024】 この実施例によれば、CPU16や電池22に異常が発生して弁復帰が困難と なった場合でも、端子収納部5の外カバーを外して、身近かにある乾電池51を ブスバー54間に装着することにより、容易に遮断弁11を復帰することができ る。
【0025】 なお、ブスバー54などの接点を設ける位置は上記実施例に示した位置に限定 されず、例えば端子収納部5の外側に設けてもよい。この場合は外カバーを外す 手間が省け、さらに容易に弁復帰をすることができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、遮断弁に直接弁開信号を出力して開 状態に復帰する直結復帰手段を設けたので、制御手段に故障が発生しても容易に 弁復帰することができ、ガス供給が確保できる。
【0027】 また、直接復帰手段を介して遮断弁を駆動する予備電源を設けることにより、 内蔵電源の電圧低下時にも同様に容易に弁復帰することができ、ガス供給が確保 できる。
【0028】 さらにガスメータの任意の位置に遮断弁の両極に接続された1対の接点を設け て、これらの接点間に予備電源を着脱可能に装着することにより、異常発生時に もガス消費者が容易に遮断弁の復帰を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の構成を示すブロック
図。
【図2】同じく配線を示す説明図。
【図3】この考案の第2の実施例による配線を示す説明
図。
【図4】この考案の第3の実施例による配線を示す説明
図。
【図5】この考案の第4の実施例の要部の構成を示す説
明図。
【図6】図5のB−B線断面図。
【図7】この考案に係る遮断弁駆動システムが適用され
るガスメータの一例を示す正面図。
【図8】図5のA−A線断面図。
【図9】従来の遮断弁駆動システムの構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 ガスメータ 6 復帰手段(復帰スイッチ) 9 ガス流路 11 遮断弁 16 制御手段(CPU) 21 直結復帰手段(第2の復帰スイッチ) 22 電源(電池) 31 予備電源(予備電池) 41 直結復帰手段(第3の復帰スイッチ) 51 予備電源(単三乾電池) 54 接点(ブスバー)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】図7のA−A線断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鳥山 敏正 静岡県浜松市子安町1370 矢崎総業株式会 社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータを流れるガス流量の異常を検
    出して遮断信号を出力する制御手段と、前記遮断信号を
    受信して前記ガスメータ内のガス流路を遮断する遮断弁
    と、前記制御手段に弁復帰信号を出力して前記遮断弁を
    開状態に復帰する復帰手段とを具備した遮断弁駆動シス
    テムにおいて、前記遮断弁に直接弁開信号を出力して開
    状態に復帰する直結復帰手段を設けたことを特徴とする
    遮断弁駆動システム。
  2. 【請求項2】 制御手段を介して遮断弁を駆動する電源
    とは別に、直結復帰手段を介して遮断弁を駆動する予備
    電源を設けたことを特徴とする請求項1記載の遮断弁駆
    動システム。
  3. 【請求項3】 予備電源はガスメータの任意の位置に設
    けられ、遮断弁の両極にそれぞれ電気的に接続された1
    対の接点間に着脱可能に装着されることを特徴とする請
    求項1または2記載の遮断弁駆動システム。
JP636391U 1991-02-15 1991-02-15 遮断弁駆動システム Pending JPH04105274U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124886A (ja) * 1984-07-14 1986-02-03 Hitachi Constr Mach Co Ltd パイロツト操作回路の暖気装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124886A (ja) * 1984-07-14 1986-02-03 Hitachi Constr Mach Co Ltd パイロツト操作回路の暖気装置

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