JPH04104959A - 連続鋳造設備用耐火物の製造方法 - Google Patents

連続鋳造設備用耐火物の製造方法

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JPH04104959A
JPH04104959A JP2217363A JP21736390A JPH04104959A JP H04104959 A JPH04104959 A JP H04104959A JP 2217363 A JP2217363 A JP 2217363A JP 21736390 A JP21736390 A JP 21736390A JP H04104959 A JPH04104959 A JP H04104959A
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continuous casting
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Atsushi Yano
淳 矢野
Masayoshi Kondo
雅芳 近藤
Tomio Takagi
高木 十三雄
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、連続S遣設備のたとえばモールド部層やノズ
ルなどの部材として用いる連続i遺設備用耐火材の製造
方法に関するものである。
従来の技術 連続fs造設備におけるモールド部層、ノズルなどの部
材は、苛酷な条件下で使用されるため、従来材料として
窒化珪素(Si3N4 )、窒化硼素(BN)あるいは
両者の混合物が主として用いられてきた。これらの材料
特性は第1表の通りである。
第1表 ◎優  ○良  Δ不良  X劣 しかしながら上記の材料のうち、Si3N4は耐熱衝撃
性が不十分であり、またBNやSi3N4とBHの混合
物は耐摩耗性が劣るなどの欠点があり、この耐摩耗性は
Si3N4においても必ずしも十分とはいえず、これは
いずれも硬度が低いことがあげられる。
そのため本発明者等は、特開平2−111664号公報
において、連続鋳造投錨用の材料として必要な耐熱性、
耐熱衝撃性、耐摩耗性などを満足する連続鋳造設備用の
耐火材を提案した。
発明が解決しようとする課題 通常、連続#i造8鑵用のノズル等に使用しうる条件と
しては、少なくとも■曲げ強さが51tIrf/1m1
12以上である、■耐熱衝撃性が650℃以上である、
■ビッカース強度が600以上である、■複数回のfs
造に耐える、という4条件を満足する必要がある。
ところが、上記成分を満足する耐火物でも溶鋼の付着量
が多かったり、耐摩耗性が低いものが製造されることが
あった。
本発明は上記問題点を解決して、確実に連続鋳造設備に
適した耐火物を製造できる連続m遣設備用耐火物の製造
方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の耐火物の製造方法
は、5〜20重量%の窒化硼素粉末と、3〜30重量%
のジルコニウム、ハフニウム、’j−97、クロムの硼
化物から選択した少なくとも1種の粉末と、5〜20j
l量%の焼結助剤の粉末と、残りが窒化硅素の粉末とを
混練乾燥後、所定形状に成形し、この成形品を、アルゴ
ンガスが5〜30体積%含有されかつ大気圧以上の窒素
ガス雰囲気中で焼成するものである。
作用 上記耐火物の成分中、耐熱衝撃性を付与するBNは、3
重量%未満ではその効果が不十分であり、15重量%よ
り多いと強度が低下する傾向があり、3〜15重量%の
範囲で配合することが必要である。また硬度を付与し耐
溶融性を向上させるTi、Zr、Hfの硼化物は2重量
%以下では満足すべき効果が得られず、20重量%以上
となると耐熱衝撃性が悪化し、いずれの場合も不適当で
ある。さらにSi3N+の焼結助剤としては、MgO,
A I203 、 S i 02  ・MgAρ204
゜Y203 、Zro2などの酸化物から少なくとも1
種を選択して用いればよく、配合割合は5〜20重量%
とすることが必要である。5重量%未満では焼結不十分
となって強度が低くなり、また20j!量%より多い場
合熱膨張率の上昇により耐熱衝撃性が悪化し、いずれの
場合も不適当である。
そして、これらを焼結させる雰囲気ガスをN2ガス中に
Arガスを5〜30体積%含有させたのは、Arガスが
5体積%未満では、添加した硼化物が加熱過程で、窒化
物となり、耐溶融金属性が著しく低下するためであり、
また30体積%を越えると、母材のSi3N4が分解・
昇華して気泡が生じるおそれがあり、さらに雰囲気が大
気圧未満であるとSi3N4が分解・昇華するためであ
る。
実施例 Si3N4粉末く平均粒径0.8μm)、Al2O3粉
末(平均粒径0.5 μm) 、Y203粉末(平均粒
径0.5μm)、BN粉末(平均粒径1μm)、ZnB
2.ZN、TiB2.TiN。
HfB2.HfN粉末(各平均粒径1μm)を下記第1
表に示した組成に配合した後、それぞれエタノール中で
16時間ボールミル混線した。そして生成したスラリー
を120℃で10w11′11乾燥後、直径10G−の
金型中で300 kgf /−の圧力で一軸成形し、さ
らに3ton/−の圧力でCEP成形(冷間静圧圧縮成
形)した、形成した成形体を1800℃。
1.5気圧で所定量のArガスを含有するN2ガス雰囲
気中で2時間焼結した。得られた焼結体について、常温
曲げ強さ、耐熱衝撃性、ビッカース硬度を測定し、その
結果を第2表に示した。
(以下余白) 第2表において、耐熱衝撃性は、(J I 5R160
1の曲げ試験片(3X4X38m+>4個を異なる温度
の電気炉内に15分間保持した後、0℃の水中に投入し
、この試験片についてそれぞれ曲げ試験を行ない、強度
変化のない温度を耐熱衝撃温度差ΔTとしたものである
また第1試験は、第2表に示す成分および条件により焼
成する焼結体を、外径150■、内径100−1高さ1
50〜200mの筒体状で、底部に多数のスリット(幅
100μm)が形成されたノズルを成形し、このノズル
により50kIrのステンレス溶鋼の注湯を5回連続し
て行い、使用後このノズルを目視観察することにより、
耐火物の連続使用耐久性を評価した。
第2表における比較例に示した試料のうち、船1は成分
中の硼化物の添加量が少ないもの、Ik14は成分中の
BHの少ないもの、馳5は成分中のBNの多いものを示
し、またNG2は焼成雰囲気がN2だけのもの、NG3
は焼成雰囲気中にArが多く含まれるものを示している
第2表から明らかなように、第1実験でノズルとして使
用された比較例の各試料1〜5は使用に適さないことが
判明した。
また、特許請求の範囲に記載された材料および方法によ
り製造した試料N0.6〜NQ15では、第1実験の結
果、連続m遺投錨にきわめて適したものが得られたこと
がわかった。なお、試料NO2および3では、材料成分
が特許請求の範囲を満足する焼結体であるにもかかわら
ず、焼成雰囲気の成分に大きく左右されて連続S造設備
に適さないものとなっており、焼成雰囲気が焼結体に及
ぼす影響を端的に示した実験結果となった。
この第1実験とは別に、各試料の焼結体を25×sox
 10’ tmに切断し、ツインロール型モールドの端
面に摺接して溶鋼受を構成する短辺堰の摺接部分に嵌め
込み、350眩のステンレス溶鋼を!iI造速度30m
/ninで5回連続してfa造する第2実験を行った。
この第2実験後の焼結体を目視観察した結果、第1実験
とほぼ同じ結果を得たが、試料騎30だけは摩耗量が大
きかった。したがって、この試料11Q30のようにB
Hの量が30重量%近くに増加するにしたがって摺接面
の摩耗量が大きくなり、連続#l造設鑵におけるノズル
等の溶鋼以外の直接的な摺接のない部分の使用には耐え
うるが、直接的な摺接部分には使用に適さないことがわ
かった。
発明の効果 以上に述べたごとく本発明によれば、耐熱衝撃性を付与
するBN粉末と、硬度を付与し耐溶融性を向上させるZ
r、Hf、Ti、Crの硼化物粉末と、焼結助剤と、S
i3N4粉末とを適正量混練乾燥した後成形し、これを
、加熱過程で窒化物を生成するのを防止できるとともに
Si3Ngの分解を防止できる範囲のArガスを含有す
る大気圧以上の窒素ガス雰囲気中で焼成したので、連続
鋳造設備用として要求される曲げ強さ、耐熱衝撃性、硬
さ、耐摩耗性、耐食性などをすべて満足するすぐれた特
性をバランスよく兼備し、連続!13!!設備用として
長期にわたって安定に使用することができる耐火物を確
実に製造することができる。
代理人   森  本  義  弘 手続補正書(自発) 平成2年10月23日 平成2年特許願第217363号 2、発明の名称 連続鋳造設備用耐火物の製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称(511)日立造船株式会社 4、代理人 住所 ・550大阪府大阪市西区西本町1丁目6、補正
の内容 〔1〕明細書の発明の詳細な説明の欄 (1)第4頁第11行目 「耐溶融性」とあるをr耐溶融金属性」訂正する。
(2)第10頁第8行目 「耐溶融性」とあるを「耐溶融金属性j訂正する。
明細書の発明の詳細な説明の欄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.5〜20重量%の窒化硼素粉末と、3〜30重量%
    のジルコニウム、ハフニウム、チタン、クロムの硼化物
    から選択した少なくとも1種の粉末と、5〜20重量%
    の焼結助剤の粉末と、残りが窒化硅素の粉末とを混練乾
    燥後、所定形状に成形し、この成形品を、アルゴンガス
    が5〜30体積%含有されかつ大気圧以上の窒素ガス雰
    囲気中で焼成することを特徴とする連続鋳造設備用耐火
    物の製造方法。
JP2217363A 1990-08-17 1990-08-17 連続鋳造設備用耐火物の製造方法 Expired - Lifetime JP2520190B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020158882A1 (ja) * 2019-01-31 2020-08-06 デンカ株式会社 セラミックス焼結体及びその製造方法、並びにノズル部材

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WO2020158882A1 (ja) * 2019-01-31 2020-08-06 デンカ株式会社 セラミックス焼結体及びその製造方法、並びにノズル部材
CN113226593A (zh) * 2019-01-31 2021-08-06 电化株式会社 陶瓷烧结体和其制造方法、以及喷嘴部件
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