JPH04104947A - 誘電体磁器組成物 - Google Patents

誘電体磁器組成物

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JPH04104947A
JPH04104947A JP2219717A JP21971790A JPH04104947A JP H04104947 A JPH04104947 A JP H04104947A JP 2219717 A JP2219717 A JP 2219717A JP 21971790 A JP21971790 A JP 21971790A JP H04104947 A JPH04104947 A JP H04104947A
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JP
Japan
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dielectric
oxide
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temperature coefficient
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JP2219717A
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Takami Hirai
隆己 平井
Shinsuke Yano
信介 矢野
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/02Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of inorganic substances
    • H01B3/12Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of inorganic substances ceramics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/01Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、誘電体磁器組成物、特に誘電体共振器等に適
する高周波用誘電体磁器組成物に関するものである。
(背景技術) 近年における携帯電話等の高周波機器の発展に伴い、そ
れらに使用される誘電体共振器にも、小型で、高性能な
ものが要求されるようになってきている。そして、その
ような誘電体共振器に用いられる誘電体磁器には、以下
のような特性が要求されているのである。即ち、先ず、
(1)比誘電率(εr)が高いこと。この比誘電率が高
いと、成る決まった周波数で使用する場合において、共
振器の小型化が可能となるからである。また、(2)Q
値が高いこと。磁器のQ値が高いと、これを使用した共
振器を低損失にすることが出来るのである。
更に、(3)共振器にしたとき、共振周波数の温度係数
(τf)が小さいこと。温度変化に対して特性の変動を
極力少なくするためである。
ところで、従来から、この種の誘電体磁器組成物として
は、特公昭58−20905号公報には、Bad−Ti
e2系若しくはその一部を他の元素で置換したものが明
らかにされているが、そのような誘電体磁器は、比誘電
率が30〜40程度と低く、且つQも小さいものであっ
た。また特公昭59−23048号公報に示されたB 
a (M g l/3T a 2/3 ) ・)s等の
複合ペロブスカイト構造を持った組成のものにおいては
、Qは大きいものの、比誘電率が30〜40と小さい問
題を内在している。
また、特開昭56−102003号公報には、B a 
O−T i O,−N dzos −B izo:+系
の磁器組成物が明らかにされているが、これとても、比
誘電率は高いものの、共振周波数の温度係数が大きく、
充分な特性とは言い難いものであったのであり、更に特
開昭57−21010号公報に提案のBa0−T’rO
t−NdzO3−3mzO:+系の磁器組成物にあって
は、共振周波数の温度係数が大きく、実用上の問題を内
在するものであり、更にまた、特開平1−227303
号公報に明らかにされているB a O−T i 02
−N d2Q。
A l z O3系の磁器組成物にあっては、アルミナ
が添加されることにより、Qが劣化し、低損失な特性が
得られにくいという問題のあるものであった。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為さ
れたものであって、その課題とするところは、高い比誘
電率を有すると共に、Qが大きく、しかも共振周波数の
温度係数を小さくすることが可能な誘電体磁器組成物を
揚供することにある。
(解決手段) すなわち、本発明は、かかる課題を解決するために、多
くの誘電体磁器の組成について種々検討した結果見い出
された事実に基づいて完成されたものであり、その要旨
とするところは、組成式:%式% −asmzos)にて表わされ、且つ該組成式中のχ、
y、z及びaが、それぞれ、下式:%式% を満足するように構成された、酸化バリウム、酸化チタ
ン、酸化ネオジム、及び酸化サマリウムからなる組成物
を主成分とし、該組成物の100重量部に対して、酸化
アルミニウムが、更に2.5重量部以下の割合にて含有
せしめられていることを特徴とする誘電体磁器組成物に
ある。
このように、本発明に従う誘電体磁器組成物は、酸化バ
リウム(Bad)、酸化チタン(T iOz)、酸化ネ
オジム(Nd2O2)、及び酸化サマリウム(SmzO
*)を主成分とし、そしてそれら各成分は、上記の組成
式にて表わされ得るように、それぞれ、特定量において
含有せしめられ、以て優れた誘電体磁器特性を発揮する
ようにされると共に、更に、酸化アルミニウム(A j
! ! Os )が、所定割合において含有せしめられ
ることにより、得られる誘電体磁器のQがより一層向上
され、温度係数を小さくすることが出来ることとなった
のである。
(具体的構成) ところで、かかる誘電体磁器組成物において、主成分の
一つたるBaOの含有量がl Q mo1%よりも少な
くなると(χ<0.1OL得られる誘電体磁器組成物の
比誘電率が低くなってしまう問題があり、一方201I
lo1%を越えるようになると(χ>0.20)、共振
周波数の温度係数が大きくなり過ぎてしまうという問題
を惹起する。また、TiO□については、その含有量が
601101%未満となると(y<0.60)、Q値が
大きく、劣化するようになり、一方75mo1%を越え
るようになると(y>0.75)、共振周波数の温度係
数が大きくなり過ぎてしまうという問題を惹起する。
また、Nd、0.とSm、0.との合計量に関して、換
言すれば、((1−a)Nd、O,−aSmtOs)の
値については、その合計の含有量が10so1%よりも
少なくなると(z<0.10)、共振周波数の温度係数
が大きくなり、一方251101%を越えるようになる
と(z>0.25)、焼結性が悪くなる問題を惹起する
なお、本発明において、Nd2O3と共に、Sm2O3
の使用は、N d 20 ’sの一部をSmzChにて
置換しようとするものであり、それによって、Q値が向
上し、温度係数を小さくすることが出来る。
特に、サマリウム置換の充分な効果を得るには、3 m
o1%以上(a≧0.03 )の置換を行なうことが望
ましい。しかし、サマリウム置換量が50111o1%
を越えるようになると(a>0.50)、比誘電率が低
下する問題を発生し、また酸化サマリウムは原料単価が
高く、コスト面から考慮しても、501Ilo1%まで
の置換が実用上の限界となる。
また、本発明においては、A/l!、0.の添加により
、Q値が向上し、温度係数を小さくすることが出来るが
、その添加量が、上記主成分からなる組成物の100重
量部に対して2.5重量部を越えるようになると、Q値
の向上が見られな(なり、反って劣化し、また比誘電率
が低くなり過ぎ、実用に供さなくなる。
(実施例) 以下に、本発明の実施例を示し、本発明を更に具体的に
明らかにすることとするが、本発明が、そのような実施
例の記載によって何等の制約をも受けるものでないこと
は、言うまでもないところである。
また、本発明には、以下に示される実施例の他にも、本
発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に
基づいて種々なる変更、修正、改良等を加え得るもので
あることが、理解されるべきである。
先ず、高純度炭酸バリウム、酸化チタン、酸化ネオジム
及び酸化サマリウムを用い、それら成分を、下記第1表
及び第2表において、χ、  y、  z及びaとして
示される各種のモル比となるように秤量し、ポリエチレ
ン製ポットの中に、アルミナ玉石と共に投入して、純水
を加え、湿式混合せしめた。そして、得られた混合物を
ポットから取り出して乾燥し、1000°Cで2時間、
空気雰囲気下に仮焼を行なった。次いで、その仮焼物を
、再び、アルミナ玉石と共に、ポリエチレン製ポットに
投入し、更に純水を加えて、湿式粉砕した。この際、こ
の仮焼物の重量を測定し、その100重量部に対して所
定重量部の酸化アルミニウムを一緒にポットの中に入れ
ると共に、バインダとしてPVAを1重量%加え、バイ
ンダが仮焼粉に一様に混ざるようにした。その後、この
得られた粉砕物を乾燥し、40メツシユの篩いを通すこ
とにより、造粒した。
このようにして調製された粉体を用い、プレス成形機に
て、面圧: 1 ton 7cm”にて、20mmφX
15am+tのサイズの円板状のサンプルを成形した。
次いで、このようにして成形した各サンプルを、空気中
において、1300〜1400 ”Cの温度で、2時間
焼成した。更に、この焼成して得られた各サンプルを、
研磨によって、14閣φ×7閣1の大きさに整えた。
かくして得られた各種のサンプルについて、その比誘電
率と無負荷Qを、公知の平行導体板型誘電体共振器法に
よって、それぞれ測定し、またその共振周波数の温度係
数(τf)を−25℃〜75°Cの範囲で測定し、その
結果を、下記第1表及び第2表に併わせ示した。なお、
測定周波数は2〜5GHzであった。また、第1表及び
第2表中において、Qは、3GHzでの値に換夏しであ
る。
なお、本実施例においては、アルミナは仮焼後に添加し
たが、他の原料と共に、混合の最初から配合することも
可能である。
かかる第1表及び第2表の結果から明らかなように、本
発明に従う陥、1〜23及び陥、27〜34の誘電体磁
器組成物にあっては、何れも、大きな比誘電率及びQ値
を有すると共に、共振周波数の温度係数(τf)の小さ
なものであった。これに対して、比較例であるNα24
〜26及びNα35〜38の誘電体磁器組成物にあって
は、少なくとも比誘電率、Q値及び温度係数(τf)の
何れかにおいて、性能の劣化したものとなり、またNo
、39へ\〜 第 表 (発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、高い
比誘電率を備えていながら、Q41iが大きく、しかも
共振周波数の温度係数の小さな誘電体磁器組成物を得る
こと出来るのであり、またそのような誘電体磁器組成物
は、酸化アルミニウムの所定割合における含有により、
効果的に、Q(IIが向上し、温度係数を小さくするこ
とが出来たのである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  組成式:χBaO−yTiO_2−z〔(1−a)N
    d_2O_3−aSm_2O_3〕にて表わされ、且つ
    該組成式中のχ,y,z及びaが、それぞれ、下式0.
    10≦χ≦0.20 0.60≦y≦0.75 0.10≦z≦0.25 χ+y+z=1 0<a≦0.50 を満足するように構成された、酸化バリウム、酸化チタ
    ン、酸化ネオジム、及び酸化サマリウムからなる組成物
    を主成分とし、該組成物の100重量部に対して、酸化
    アルミニウムが、更に2.5重量部以下の割合にて含有
    せしめられていることを特徴とする誘電体磁器組成物。
JP2219717A 1990-08-20 1990-08-20 誘電体磁器組成物 Pending JPH04104947A (ja)

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US07/745,186 US5182240A (en) 1990-08-20 1991-08-15 Dielectric ceramic composition of BaO, TiO2,Nd2 O3, Sm2 3 and Al2 O3
EP91307626A EP0476838B1 (en) 1990-08-20 1991-08-19 Dielectric ceramic composition of BaO, TiO2, Nd2O3,Sm2O3 and Al2O3
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