JPS618804A - 高周波用誘電体磁器組成物 - Google Patents
高周波用誘電体磁器組成物Info
- Publication number
- JPS618804A JPS618804A JP12975284A JP12975284A JPS618804A JP S618804 A JPS618804 A JP S618804A JP 12975284 A JP12975284 A JP 12975284A JP 12975284 A JP12975284 A JP 12975284A JP S618804 A JPS618804 A JP S618804A
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- Japan
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- high frequency
- expressed
- dielectric
- frequency dielectric
- porcelain composition
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- Pending
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（１）産業上の利用分野
この発明はマイクロ波、ミリ波などの高周波領域におい
て、高いＱ値を有する誘電体磁器組成物に関するもので
ある。
て、高いＱ値を有する誘電体磁器組成物に関するもので
ある。
（２）従来の技術
マイクロ波やミリ波などの高周波領域において、誘電体
磁器は誘電体共振器やＭＩＣ用誘電体基板などに広く利
用されている。
磁器は誘電体共振器やＭＩＣ用誘電体基板などに広く利
用されている。
従来、この種の誘電体磁器としては、例えばＺｒ ０ｔ
Ｓｎ Ｏｔ Ｔｉ Ｏｓ系材料、Ｂｉ ＯＴｉ Ｏｓ
系材料、（Ｂｉ、 Ｓｒ） （Ｚｒ、 Ｔｈ） Ｏｓ
系材料、Ｂ＠（Ｚｎ、１）０３系材料などが知られてい
る。
Ｓｎ Ｏｔ Ｔｉ Ｏｓ系材料、Ｂｉ ＯＴｉ Ｏｓ
系材料、（Ｂｉ、 Ｓｒ） （Ｚｒ、 Ｔｈ） Ｏｓ
系材料、Ｂ＠（Ｚｎ、１）０３系材料などが知られてい
る。
しかしてこれらの各種材料は、何れも周波数１０ＧＨ１
１１：＋１５イて誘電率（ε）が２０〜４０、Ｑが３０
００〜６０００、共振周波数の温度係数（τｆ）がｏ
ｐｐｍ７℃付近の特性を有するすぐれた材料であること
も知られている。
１１：＋１５イて誘電率（ε）が２０〜４０、Ｑが３０
００〜６０００、共振周波数の温度係数（τｆ）がｏ
ｐｐｍ７℃付近の特性を有するすぐれた材料であること
も知られている。
（３）発明が解決しようとする問題点
ところが最近では使用する周波数領域がさらに高くなっ
てきており、これに対応してさらに高いＱ値を有する材
料が要求されている。
てきており、これに対応してさらに高いＱ値を有する材
料が要求されている。
（４） 問題点を解決するための手段本発明者らは上
記の点に鑑みて鋭意研究の結果、高周波領域において高
い誘電率を有するとともにＱ値が高く、共振周波数の温
度係数もＯｐｐｍ／℃を中心に任意の値を得ることので
きる高周波用誘電体磁器組成物を見出したのである。
記の点に鑑みて鋭意研究の結果、高周波領域において高
い誘電率を有するとともにＱ値が高く、共振周波数の温
度係数もＯｐｐｍ／℃を中心に任意の値を得ることので
きる高周波用誘電体磁器組成物を見出したのである。
即ち、この発明の要旨とするところはＢａＯ１Ｃｏ ２
０３ 、ｈｏ 、Ｔａ ２０．Ｉ−からなり、これを一
般式８式％ の範囲にあるものを主成分とする、あるいはこれにラン
タニド系希土類元素Ｒの少なくとも１種をＩ
酸化物Ｒ２Ｏ３に換算して１０モル％以下添加含有
してなる高周波用誘電体磁器組成物である。
０３ 、ｈｏ 、Ｔａ ２０．Ｉ−からなり、これを一
般式８式％ の範囲にあるものを主成分とする、あるいはこれにラン
タニド系希土類元素Ｒの少なくとも１種をＩ
酸化物Ｒ２Ｏ３に換算して１０モル％以下添加含有
してなる高周波用誘電体磁器組成物である。
（５） 作 用
ここでＢａ （ＣｏｙＫｙＴａｊ Ｏｙ、 Ｘ ３Ｖ
において、ｘ、ｙ。
において、ｘ、ｙ。
２をそれぞれ上述した範囲に限定したのは次にのへる理
由のためである。
由のためである。
即ち、Ｘを０．０３〜０．１６としたのは、Ｘが０．０
３未満ではＱが低く、かつｆｆが正の方向に大きくなり
すぎ、また０、１６をこえると、焼結が困難となるため
である。
３未満ではＱが低く、かつｆｆが正の方向に大きくなり
すぎ、また０、１６をこえると、焼結が困難となるため
である。
ｙを０．１７〜０．３１としたのは０．１７未満ではＱ
が低く、またｆｆが正の方向に大きくなりすぎ０．３１
をこえると焼結が困難となるからである。
が低く、またｆｆが正の方向に大きくなりすぎ０．３１
をこえると焼結が困難となるからである。
さらにｌを０．６１〜０．７２としたのは、０．６１未
満では焼結が困難で、また０、７２をこえるとＱが低下
し、τｒが正の方向に太き（なりすぎるためである。
満では焼結が困難で、また０、７２をこえるとＱが低下
し、τｒが正の方向に太き（なりすぎるためである。
また、この発明でランタニド系酸化物を併用する場合に
おいて、その添加量を１０モル％以下と限定したのは、
１０モル％をこえるとＱが低下するためである。
）（６）実施
例 以下この発明を実施例にて詳細に説明する。
おいて、その添加量を１０モル％以下と限定したのは、
１０モル％をこえるとＱが低下するためである。
）（６）実施
例 以下この発明を実施例にて詳細に説明する。
実施例１
原料として高純度のＢａＣＯ３、ＣＯ２Ｏ３、ｆｆ１ｃ
Ｏ３、Ｔａ ２０ｒ’に用い、第１表に示す組成比率の
磁器が得られるように秤量し、秤量原料をゴム内張りし
たボールミルに水とともに入れ、２時間湿式混合した。
Ｏ３、Ｔａ ２０ｒ’に用い、第１表に示す組成比率の
磁器が得られるように秤量し、秤量原料をゴム内張りし
たボールミルに水とともに入れ、２時間湿式混合した。
次いでこの混合物を脱水、乾燥したのち、１２００℃で
２時間仮焼し、この仮焼物をボールミルに水、有機バイ
ンダーとともに入れて２時間湿式粉砕した。
２時間仮焼し、この仮焼物をボールミルに水、有機バイ
ンダーとともに入れて２時間湿式粉砕した。
次いでこの粉砕物を乾燥したのち造粒し、得られた粉末
を２０００ｋｖ Ｊの圧力で１０ｍｍφＸ５ｍｍｊの円
板に成形した。更にこの円板を１５００℃、４時間の条
件で焼成して磁器試料を得た。
を２０００ｋｖ Ｊの圧力で１０ｍｍφＸ５ｍｍｊの円
板に成形した。更にこの円板を１５００℃、４時間の条
件で焼成して磁器試料を得た。
かくして得られた磁器試料について、周波数１０ＧＨｚ
における誘電率（ε）、Ｑを誘電体共振器法にて測定し
、また２５℃から８５℃の温度範囲における共振周波数
の温度変化率から温度係数（ｆｆ）を計算した。それら
の結果は第１表に示した。なお第１表中＊印はこの発明
の特許請求の範囲外のものである。
における誘電率（ε）、Ｑを誘電体共振器法にて測定し
、また２５℃から８５℃の温度範囲における共振周波数
の温度変化率から温度係数（ｆｆ）を計算した。それら
の結果は第１表に示した。なお第１表中＊印はこの発明
の特許請求の範囲外のものである。
第 １ 表
上表において、試料番号１０〜１５は、ｘ、ｙ、ｚの何
れかの値がこの発明の範囲から外れており、焼結が困難
かあるいはε、ｆｆの特性が低下していることが認めら
れた。
れかの値がこの発明の範囲から外れており、焼結が困難
かあるいはε、ｆｆの特性が低下していることが認めら
れた。
実施例２
原料として高純度＋７） Ｂａ ＣＯ３、Ｃｏ ２０３
、ＭｋＩＣＯ３、Ｔａ２０ｒｑ Ｌｉ２Ｏ２、Ｃｅｄ
ｅ Ｎ Ｐｙ２０３Ｎ ＮＪ２０３ 、 Ｓｍ２０ａ
％Ｄｙ２Ｏ３、ＨＯ２０ｓ 、Ｅｒ２０ ｓを用い、第
“２表に示す組成比率の磁器が得られるように秤量し、
実施例１と同様の処理を行なって試料を作成し、次いで
実施例１におけると同様の測定を行なった。
、ＭｋＩＣＯ３、Ｔａ２０ｒｑ Ｌｉ２Ｏ２、Ｃｅｄ
ｅ Ｎ Ｐｙ２０３Ｎ ＮＪ２０３ 、 Ｓｍ２０ａ
％Ｄｙ２Ｏ３、ＨＯ２０ｓ 、Ｅｒ２０ ｓを用い、第
“２表に示す組成比率の磁器が得られるように秤量し、
実施例１と同様の処理を行なって試料を作成し、次いで
実施例１におけると同様の測定を行なった。
その結果は第２表に示した。
第 ２ 表
上表において試料番号１９，２３２７，３１，３５，３
９，４３゜４７．５１はＲ２Ｏ３をこの発明で請求する
１０モル％を超えて添加した例であり、Ｑ値が低下して
いることがわかる。
９，４３゜４７．５１はＲ２Ｏ３をこの発明で請求する
１０モル％を超えて添加した例であり、Ｑ値が低下して
いることがわかる。
また５２〜５７はｘ、ｙ、ｚの値がこの発明の請求範囲
外で、焼結が困、難か、あるいは特性が低下しているも
のである。
外で、焼結が困、難か、あるいは特性が低下しているも
のである。
（刀 効 果
以上詳述したように、この発明によれば高誘電率を有す
るとともに、従来得られなかった高いＱ値を示す高周波
用誘電体磁器組成物を得ることができる。またランタニ
ド系酸化物の添加により、さらに高いＱ値を実現さすこ
とが可能になるのである。
るとともに、従来得られなかった高いＱ値を示す高周波
用誘電体磁器組成物を得ることができる。またランタニ
ド系酸化物の添加により、さらに高いＱ値を実現さすこ
とが可能になるのである。
さらに組成を適当に選ぶことにより、共振周波数の温度
係数（τｒ）をＯＤＩ）ｍ／℃とすることができるので
ある。
係数（τｒ）をＯＤＩ）ｍ／℃とすることができるので
ある。
従って、この発明によれば誘電体共振器、誘電体調整棒
、誘電体基板などの用途に有用な高周波用誘電体磁器組
成物を提供することができるのである。
、誘電体基板などの用途に有用な高周波用誘電体磁器組
成物を提供することができるのである。
Claims (2)
- （１）ＢａＯ、Ｃｏ＿２Ｏ＿３、ＭｇＯ、Ｔａ＿２Ｏ＿
５からなり、これを一般式 Ｂａ（Ｃｏ＿ｘＭｇ＿ｙＴａ＿ｚ）Ｏ＿■＿／＿２−ｘ
−２／２ｙと表わしたとき、ｘ、ｙ、ｚが夫々０．０３
≦ｘ≦０．１６、０．１７≦ｙ≦０．３１、０．６１≦
ｚ≦０．７２（ただし、ｘ＋ｙ＋ｚ＝１）の範囲にある
ものを主成分とする高周波用誘電体磁器組成物。 - （２）ＢａＯ、Ｃｏ＿２Ｏ＿３、ＭｇＯ、Ｔａ＿２Ｏ＿
５からなり、これを一般式 Ｂａ（Ｃｏ＿ｘＭｇ＿ｙＴａ＿ｚ）Ｏ＿■＿／＿２−ｘ
−２／２ｙと表わしたとき、ｘ、ｙ、ｚが０．０３≦ｘ
≦０．１６、０．１７≦ｙ≦０．３１、０．６１≦ｚ≦
０．７２（但し、ｘ＋ｙ＋ｚ＝１）の範囲にあるものを
主成分とし、これにランタニド系希土類元素Ｒの少なく
とも１種を酸化物Ｒ＿２Ｏ＿３に換算して１０モル％以
下添加含有してなる高周波用誘電体磁器組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12975284A JPS618804A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12975284A JPS618804A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS618804A true JPS618804A (ja) | 1986-01-16 |
Family
ID=15017318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12975284A Pending JPS618804A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS618804A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63152815A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-06-25 | 住友金属鉱山株式会社 | 誘電体磁器 |
| US4973567A (en) * | 1988-12-22 | 1990-11-27 | Sumitomo Metal Mining Company Limited | Electric ceramic composition |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP12975284A patent/JPS618804A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63152815A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-06-25 | 住友金属鉱山株式会社 | 誘電体磁器 |
| JPH0580764B2 (ja) * | 1986-07-09 | 1993-11-10 | Sumitomo Metal Mining Co | |
| US4973567A (en) * | 1988-12-22 | 1990-11-27 | Sumitomo Metal Mining Company Limited | Electric ceramic composition |
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