JPH04104728U - 自走リフトトラツクの走行安全装置 - Google Patents

自走リフトトラツクの走行安全装置

Info

Publication number
JPH04104728U
JPH04104728U JP753991U JP753991U JPH04104728U JP H04104728 U JPH04104728 U JP H04104728U JP 753991 U JP753991 U JP 753991U JP 753991 U JP753991 U JP 753991U JP H04104728 U JPH04104728 U JP H04104728U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
lever
motor
wire
brake wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP753991U
Other languages
English (en)
Inventor
与志彦 塚本
輝久 小島
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP753991U priority Critical patent/JPH04104728U/ja
Publication of JPH04104728U publication Critical patent/JPH04104728U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は操作レバーを軽く掴んでいる時にの
み、ブレーキが解放され駆動モータがオンになり、操作
レバーを放した時、及び操作レバーを強く掴んだ時は、
ブレーキが作用して駆動モータがオフになる自走リフト
トラックの走行安全装置を提供するものである。 【構成】 操作ハンドルの上部に取付けた操作レバー8
0と、走行操作レバーから下方に延びるブレーキワイヤ
37と、ブレーキワイヤに連結され同ブレーキワイヤを
引上げることによりブレーキが解放される走行車輪用ブ
レーキとを具えた自走リフトトラックにおいて、走行操
作レバーの通常の上昇位置でモータスイッチオン、ブレ
ーキ解放の走行状態、走行操作レバーの下降位置でモー
タスイッチオフ,ブレーキ作動の停止状態となり、更に
走行操作レバーの異常上昇位置でブレーキワイヤ制御機
構の作動によりブレーキ作動、モータスイッチオフの停
止状態となるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、荷台を支える3輪の内、1輪が電動モータによって駆動される自走 リフトトラックの走行安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自走リフトトラックを図8乃至図11について説明する。 図8は全体の側面図、図9は同背面図であり、1はフォーク形の荷台、2は前 記荷台1の前端に枢支アーム3を介して下方に突出して回転自在に設けた走行用 前輪、4は前記荷台1の基端部を支えてこれを昇降させるジャッキ装置である。 そして、前記荷台1の基端支え部1a下面にピストンロッド5を当接させた昇降 シリンダ6と、該シリンダ6外周に設けた油タンク7と、前記シリンダ6を駆動 するプランジャポンプ8と、これらを取付けて油圧接続する油路ベース9と、前 記油タンク7に起伏自在に支持させてプランジャポンプ8に加圧ローラ10を介 して連結させた操向ハンドルであるポンピングハンドル11とにより、前記ジャ ッキ装置4を構成している。
【0003】 また、前記油路ベース9下方に、水平回転自在に軸受プレート12を設け、前 記枢支アーム3に一端を連結する昇降アーム13の他端を軸受プレート12に連 結させ、荷台1を略垂直に昇降させると共に、前記油路ベース9と一体的に水平 回転させる車軸フレーム14を前記軸受プレート12下方に設け、走行用後輪1 5を前記車軸フレーム14に取付ける。さらに前記軸受プレート12に後面カバ ー16を固定させ、アウトリガー車輪17,17を前記カバー16両側に取付け ると共に、走行電源であるバッテリー18を前記荷台1の支え部1aに内蔵する 。
【0004】 次いで、図10及び図11に示す如く、前記ポンピングハンドル11の上端両 側に握部55,55を固設させると共に、前記ハンドル11上端部の左右に油圧 切換レバー56及びブレーキレバー57を夫々取付ける。前記ハンドル11内部 のブラケット58にピン59を介して前記ブレーキレバー57基端を支持させ、 アウタチューブをアウタ受け60に固定した内側のブレーキワイヤ61をブレー キレバー57に連結すると共に、前記レバー57中間をレバーガイド孔62に嵌 挿させ、前記レバーガイド孔62の駐車制動ノッチ63に前記レバー57を係止 させたとき、ブレーキワイヤ61の作用後輪15制動状態を維持するように構成 している。
【0005】 また、前記ハンドル11上端面に走行スイッチである前後進スイッチ64,6 5並びにホーンスイッチ66を液体前後に略直線上に配置させると共に、前記ス イッチ64,65下面からオン状態で突出してオフ状態で退入するスイッチ操作 片67,68をスイッチ押釦69,70に一体連設させる。そして前記スイッチ 64,65下方に支軸71を介して走行規制板72を上下動自在に取付け、前記 ブレーキレバー57を上動させて制動ノッチ63に係合させたとき、該レバー5 7によって前記規制板72を押上げ、スイッチ64,65の押釦69,70を押 動時に操作片67,68を規制板72上面に当接させ、押釦69,70のオン操 作を阻止するように構成するものである。
【0006】 上記ポンピングハンドル11及び油圧切換レバー56操作によって、荷台1を 昇降させて荷物の積降し作業を行うと共に、上記前後進スイッチ64,65の押 釦69,70操作によって、図示せぬ走行モータを正逆転させて任意の場所に移 動するもので、上記ブレーキレバー57を持上げて制動ノッチ63に係合させる ことにより、ブレーキワイヤ61を介して後輪15を駐車状態に連結して制動支 持する。このとき、ブレーキレバー57によって走行規制板72を上方に動かし 、押釦69,70の押動を阻止しているので、前後進スイッチ64,65操作を 中断させて、図示せぬ走行モータの焼付損傷等の事故を未然に防止している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前述の従来技術には次のような問題点がある。 リフトトラックの走行操作において、ブレーキがかゝっている時に、走行スイ ッチが入らぬように設定されているのは、リフトトラックの駆動モータの焼損を 防止するためのいわば機械それ自身の故障に対する安全装置であるが、このよう なかなりの重量物の運搬機は不特定の場所において、種々の形状、重さの荷の上 げ下しをするため、作業者、荷、近傍の設備に対して危害を与えないための安全 の顧慮も重要な題目である。前述の自走リフトトラックにおいては、走行中はブ レーキレバーを開放し、駆動モーターのスイッチは入ったまゝであるので、いわ ば手放しでもこの走行リフトトラックは走行を続ける。作業者は必ず操作ハンド ルを手放さぬよう規定されていても、作業の慣れによる短時間の手放し運転をや り勝ちであり、一寸手を放して、他の作業、例えばリフトトラック上の荷崩れを 直す、リフトトラックを走らせたまゝ次の荷を積んで能率を上げようとするなど の行為を行い勝ちである。このような時に不意の事象が生じた時、慌ててブレー キを把もうとして間に合わず、衝突事故、作業者自身又は他の作業者との接触に よる傷害事故を起し兼ねない。
【0008】 このように自走リフトトラックが事故を起さないようにするための手段として 、作業者が走行操作レバーを把んでいる時しか走行リフトトラックは動かないよ うな、操作方式も一般に使われている。 即ち操作レバーを放せば自走リフトトラックの駆動部にブレーキがかゝり、同 時に電気モーターの電源が切れ、操作レバーを把めばモーターに電流が流れ、ブ レーキが外れて、リフトトラックが走行する型式の操作装置を有するリフトトラ ックは市販されている。
【0009】 この操作方式のリフトトラックは、従来技術の項で説明したリフトトラックよ りは安全走行が可能であるが、この後者のリフトトラックにおいても、作業場が 混雑し、不意の事象に出合った時は操作レバーを放すのが正しい操作なのに、慌 てて逆にレバーを握り締める場合も有り得る。この際には、リフトトラック暴走 して事故を増巾することにもなり兼ねない。
【0010】 本考案は操作レバーを軽く掴んでいる時にのみ、ブレーキが解放され駆動モー ターがオンになり、操作レバーを放した時及び操作レバーを強く掴んだ時は、ブ レーキが作用して駆動モータがオフになる自走リフトトラックの走行安全装置を 提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
自走リフトトラックが作業者に操作されて運搬作業中に、突発的な事象が起っ て咄嗟に対処しなければならぬ時、作業者が操作レバーを放した時も、握り締め た場合も同じように走行駆動部にブレーキがかゝる方式の装置とする。即ち、走 行駆動車輪を有する荷台の操作ハンドルに走行操作レバーを取付け、該操作レバ ーによりブレーキワイヤを引張する。該ブレーキワイヤによって引かれるとブレ ーキが解放される走行車輪駆動部と、ブレーキワイヤをガイドする2個の固定ガ イドローラの中間にブレーキワイヤを押し込み、引き戻してブレーキワイヤの実 効長さを変えることができる水平移動の可動ガイドローラとを設け、該可動ガイ ドローラを上述の走行操作レバーに上り制御し、上述の走行操作レバーに取付け た接点カムによって、走行駆動モータを作動する電流のオン・オフを行ない、走 行操作レバーの角度によって3段階にブレーキ停止、走行、ブレーキ停止を行う 。
【0012】
【作用】
走行リフトトラックの走行操作レバーを放した時には、走行駆動部にブレーキ がかゝり、駆動モータの電流が切れ、リフトトラックは停止する。走行操作レバ ーを把んだ時には、走行駆動部のブレーキは解放され同時に駆動モータに電流が 入りリフトトラックは動き始める。走行操作レバーを更に強く握った時は、走行 駆動部にブレーキがかゝり駆動モータの電流が切れリフトトラックは停止する。 この操作状態はリフトトラックの前進・後進(モータ逆転)どちらの場合でも同 じ操作で行われる。
【0013】
【実施例】 本考案の実施例を図1乃至図7について説明する。本考案による自走リフト トラックの全体構造は図8,図9に示した従来技術と同様なので、全体構造に関 しては図8,図9を参照することとし、本項においては主として従来技術と異な る駆動部の操作装置について説明する。11は荷台1の後部に枢着されたポンピ ングハンドル、15は車軸フレーム14に軸支された走行用後輪、20は車軸フ レーム14に取付けられた直流モータであり、図8に示されたバッテリ18を電 源する。図7に示す如く、直流モータ20の出力軸20aは、車軸フレーム14 に取付けられた歯車装置フレーム21に支えられた中心軸22と、軸径方向に設 けられているキーとキー溝で噛合って、回転力を中心軸22に伝える。中心軸2 2上にピニオン22aが加工されている。歯車装置フレーム21に、中心軸22 と平行に歯車軸23が回転し得るように支えられており、之に前述ピニオン22 aと噛合う大歯車24がキーで相対回転を拘束されるごとくに取付けられる。歯 車軸23の大歯車24と反対側の端部にピニオン23aが加工されており、この ピニオン23aは、内ホイール28に取付けられた内歯々車25と噛合っている 。内ホイール28は歯車装置フレーム21にベアリングを介して支えられる。内 ホイール28には、外ホイール26が取付けられ外ホイール26の外周に走行用 後輪15が取付けられる。直流モータ20の動力は、2組の歯車組合せ(22a と24、23aと25)により減速して、内ホイール28、外ホイール26を経 て走行用後輪15に伝えられる。29は歯車装置のカバーであり、中心軸22の 端部がこのカバー29の外に突出し、ブレーキドラム30結合している。31a 、31bはブレーキシューで、外周に摩擦板51が取付けられる。図5に示す如 く、ブレーキシュー31a,31bは、カバー29に突設されたブレーキピン3 2により一端をそれぞれ枢支される。ブレーキシュー31a,31bのそれぞれ の他端は、カバー29に取付けたピン上を自由に回転し得るブレーキレバー35 に固定された楕円カム33を挟持する。またブレーキシュー31a,31bは、 引張ばね34によって摩擦板51がブレーキドラム30の内周壁から離れる方向 に引かれる。ブレーキレバー35が回転し楕円カム33が回転すれば、ブレーキ シュー31a,31bは拡張して摩擦板51がブレーキドラム30を圧し、中心 軸22にブレーキをかける。ブレーキレバー35には圧縮ばね36が取付けられ 、ブレーキレバー35の端部が上方に引かれていない時には、ブレーキレバー3 5は、図5の矢印E方向に回動し、圧縮ばね36の力によりブレーキドラム30 にブレーキがかゝる状態となる。ブレーキレバー35が上方に引かれている時は 、楕円カム33は短径でブレーキシュー31a,31bに接し、摩擦板51はブ レーキドラム30から離れてブレーキはかゝらない。ブレーキワイヤ37は、後 述するポンピングハンドル11の操作レバー80により引かれて、ブレーキレバ ー35を上方に引く役目を持つ。ブレーキワイヤ37の下端はブレーキレバー3 5の先端においてピン孔に支えられたピンスクリュー38の中空孔の中に挿入さ れ、ピンスクリュー38の縦方向の切り割りのあるねじ部と締付ナット39の働 きにより止められている。ブレーキワイヤ37は、ブレーキレバー35に到る途 中において、車軸フレーム14に取付けられた台板40上にピンで回転し得る如 く止められた2個の固定ガイドローラ41によってガイドされる。この2個のガ イドローラ41の中間に、左右に移動する可動ガイドローラ42を設置する。こ の可動ガイドローラ42はブレーキワイヤ37をローラの溝でガイドしたまゝ、 図4の2点鎖線に示した位置と実線の位置に移動することによって、ブレーキワ イヤ37を蛇行させたり、真直ぐにしたりして作動距離を変化させ、ブレーキレ バー35の位置を変えることができる。
【0014】 可動ガイドローラ42を支えている。ガイド軸43には、軸に垂直にピン44 がねじ止めされており、台板40に取付けられたガイドブロック45を貫通しガ イドブロック45の長孔45aよりピン44を突出して廻り止めとしている。又 ガイド軸43が図4の実線の位置を保持するため、板カム46がガイド軸43の 軸端を押えている。板カム46は台板40に固定されたピンに支えられて、この ピンを中心に廻り得るように設置される。板カム46はガイドブロック45の取 付部の延長部分に設けられたストッパ45bにより位置決めされる。板カム46 の上部には、ワイヤ止めピン47によりピン止めされた制御ワイヤ48が取付け られている。制御ワイヤ48の周囲で、板カム46と制御ワイヤ48用のフレキ シブルチューブ49の取付部との間に、圧縮ばね50を設け、板カム46を常時 、ストッパ45bに圧しつけるようにしている。ガイドローラ42、ガイド軸4 3、ピン44、板カム46及びガイドブロック45の相対位置を図6の斜視図に 示し、図1にハンドル付近の操作レバー80部分の構造を示す。
【0015】 ポンピングハンドル11とハンドル握り部55は図10にも示されている。操 作レバー80は、ポンピングハンドル11にピン81によって止められピン81 を中心に回転し得る。操作レバー80上のワイヤ止めピンによって端部を止めら れたブレーキワイヤ37はポンピングハンドル11の中を下方に向かい、図4, 図5に示したイの位置に到り、ブレーキレバー35上のピンスリュー38に止め られる。制御ワイヤ48は、操作レバー80に明けられた孔80aを貫通し、上 端にストッパピン83を装着する。操作レバー80が下った図1の実線に示され た位置においては、ワイヤ48は孔80aより上に突出した状態となる。操作レ バー80のピン孔ボスに接点カム80bを設ける。ポンピングハンドル11の内 壁に近接スイッチ84が取付けられており、前述接点カム80bが操作レバー8 0の動きにより回転すると、近接スイッチ84が之を感知し直流モータ20への 電流の入・切の信号を出す。この近接スイッチ84と接点カム80bは、機械式 の凸カムとリミットスイッチとの組合せでも置替えること可能である。図2,図 3に示されている85は直流モータ切替スイッチ、86はホーンスイッチである 。
【0016】 次に、本考案による自走リフトトラックの走行制御の作動について説明する。 ポンピングハンドル11の上部の切換スイッチ85を正転又は逆転に置く。作業 者が操作レバー80を握ると、ブレーキワイヤ37が引かれ、ブレーキワイヤ3 7の、下端金具37aがブレーキレバー35に当接してブレーキレバー35が引 かれて楕円カム33が回り、図5の位置になると、ブレーキシュー31a,31 bに取付けられた摩擦板51がブレーキドラム30から離れて、中心軸22、モ ータ軸20aが解放される。同時に接点カム80bが近接スイッチ84を作動さ せ、直流モータ20が動き、この直流モータ20の動力が減速歯車機構を介して 走行用後輪15に伝わりリフトトラックが動き始める。
【0017】 操作レバー80から手を離すと、近接スイッチ84の信号により直流モータ2 0への供給電流を切り、ブレーキワイヤ37が戻り、ブレーキレバー35は圧縮 ばね36の作用により下に回転し、楕円カム33が回され、ブレーキシュー31 a,31bを拡げ摩擦板51がブレーキドラム30に圧接し、直流モータ20を 停めリフトトラックを停止させる。通常の作業では作業者により以上の操作を交 互に繰返し、リフトトラックを操縦する。
【0018】 不意の予測しない事態が生じて作業者が慌てて操作レバー80を握り締めた時 、従来の技術の操作手順であれば暴走の恐れがあるところであるが、本考案の機 構においては、操作レバー80が通常の握り範囲を超えて更にハンドル握り部5 5に近づくと、(図1の2点鎖線で示した位置、右に角度で操作のゾーンを示し ている)、接点カム80bが回り近接スイッチ84が直流モータ20の電流を切 り、制御ワイヤ48の操作レバー80取付孔80a部の遊びが無くなり、ストッ パピン83が操作レバー80の上面に係合して制御ワイヤ48が引かれる。制御 ワイヤ48の下端部は図4の口につながっており、制御ワイヤ48が板カム46 を矢印の方向に引き、ガイド軸43の端面が板カム46から外れて、ガイドロー ラ42はブレーキワイヤ37に押されて図4の2点鎖線に示した位置に移動する 。ブレーキワイヤ37は伸びて、ブレーキレバー35は下方に回転し、ブレーキ がかゝり直流モータ20を止めリフトトラックは停止して暴走しないで済む。 直流モーター20の正転、逆転いづれの場合も同じ作動をする。ガイドローラ 42を元の位置に戻すためには、図4のピン44を手で左方に押せば、板カム4 6は圧縮ばね50に押されて自然に元の位置に戻り、ガイドローラ42も元の位 置を回復する。
【0019】
【考案の効果】
本考案による自走リフトトラックの走行安全装置は、走行車輪を有する荷台に 立設した操作ハンドルと、前記操作ハンドルの上部に取付けた走行操作レバーと 、前記走行操作レバーから下方に延びるブレーキワイヤと、前記ブレーキワイヤ に連結され同ブレーキワイヤを引上げることによりブレーキが解放される走行車 輪用ブレーキと、前記ブレーキワイヤの途中に配置されて同ブレーキワイヤの実 効長さを変える制御機構と、前記走行操作レバーの位置により走行車輪用モータ の電流をオン・オフするスイッチとを具え、前記走行操作レバーの通常の上昇位 置でモータスイッチオン,ブレーキ解放の走行状態、前記走行操作レバーの下降 位置でモータスイッチオフ,ブレーキ作動の停止状態となり、更に前記走行操作 レバーの異常上昇位置で前記ブレーキワイヤ制御機構の作動によりブレーキ作動 、モータスイッチオフの停止状態となるように構成したことにより、次の効果を 有する。走行リフトトラックを取扱っている作業者の不注意、不慣れ、突発的な 事象等に対して、リフトトラックをフールセーフに停止することができるので、 リフトトラックの暴走を防止し大きな事故や傷害を防ぐことができる。又操作レ バーを握る力でブレーキをかけるのでなくブレーキは圧縮ばねにより作動するた め、ブレーキやブレーキワイヤに無理な力のかゝる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の操作ハンドル部分の構成図で
ある。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図1のB矢視図である。
【図4】ブレーキワイヤの制御機構部分の詳細図であ
る。
【図5】図4のC−C矢視断面図である。
【図6】図4の可動ローラ及び板カム部分の斜視図であ
る。
【図7】走行車輪及び駆動機構部分の構成図である。
【図8】従来の自走リフトトラックの側面図である。
【図9】図8の後面図である。
【図10】図9の走査ハンドル部分の構成図である。
【図11】図10の側面断面図である。
【符号の説明】
11 ポンピングハンドル 15 走行用後輪 20 モータ 30 ブレーキドラム 37 ブレーキワイヤ 48 制御ワイヤ 80 操作レバー 80b 接点カム 84 近接スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車輪を有する荷台に立設した操作ハ
    ンドルと、前記操作ハンドルの上部に取付けた走行操作
    レバーと、前記走行操作レバーから下方に延びるブレー
    キワイヤと、前記ブレーキワイヤに連結され同ブレーキ
    ワイヤを引上げることによりブレーキが解放される走行
    車輪用ブレーキと、前記ブレーキワイヤの途中に配置さ
    れて同ブレーキワイヤの実効長さを変える制御機構と、
    前記走行操作レバーの位置により走行車輪用モータの電
    流をオン・オフするスイッチとを具え、前記走行操作レ
    バーの通常の上昇位置でモータスイッチオン,ブレーキ
    解放の走行状態、前記走行操作レバーの下降位置でモー
    タスイッチオフ,ブレーキ作動の停止状態となり、更に
    前記走行操作レバーの異常上昇位置で前記ブレーキワイ
    ヤ制御機構の作動によりブレーキ作動、モータスイッチ
    オフの停止状態となるように構成したことを特徴とする
    自走リフトトラックの走行安全装置。
JP753991U 1991-02-20 1991-02-20 自走リフトトラツクの走行安全装置 Withdrawn JPH04104728U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP753991U JPH04104728U (ja) 1991-02-20 1991-02-20 自走リフトトラツクの走行安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP753991U JPH04104728U (ja) 1991-02-20 1991-02-20 自走リフトトラツクの走行安全装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04104728U true JPH04104728U (ja) 1992-09-09

Family

ID=31739444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP753991U Withdrawn JPH04104728U (ja) 1991-02-20 1991-02-20 自走リフトトラツクの走行安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04104728U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950011791A (ko) 이동식 작업대
JPH0633155B2 (ja) レバー式捲上機
EP0329946B1 (en) Truck
JPH04104728U (ja) 自走リフトトラツクの走行安全装置
US4258831A (en) Brake mechanism for a hand operated lift truck
JP2020104744A (ja) タイヤリフター
JPS5974875A (ja) トラクシヨン式エレベ−タ
JP2532210Y2 (ja) フォークリフトのフォーク移動装置
CN109850715B (zh) 用于电梯的棘轮棘爪手动盘车工具
JPH08268239A (ja) 昇降脚における上下位置決め装置
JPH048022Y2 (ja)
JP2002059838A (ja) リフトトラック
JPS6334985Y2 (ja)
CN210258726U (zh) 一种防急刹抱死的摩托车刹车手柄
JP2000129946A (ja) 二段式立体駐車装置
JP2557659Y2 (ja) 高所作業車におけるリフター
JPH0532220U (ja) 四輪手押し台車
JP3511579B2 (ja) 立乗型フォークリフト
JP3099829U (ja) 車椅子搭載用自転車
JPS6313060Y2 (ja)
JP3657522B2 (ja) 荷役車両
JPH0244605Y2 (ja)
JPH0736023Y2 (ja) 家庭用駐車機
JPH0483840U (ja)
JPS6225774Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950518