JPH0410439A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0410439A
JPH0410439A JP11000090A JP11000090A JPH0410439A JP H0410439 A JPH0410439 A JP H0410439A JP 11000090 A JP11000090 A JP 11000090A JP 11000090 A JP11000090 A JP 11000090A JP H0410439 A JPH0410439 A JP H0410439A
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JP
Japan
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layer
etching
crystal layer
groove
semiconductor device
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JP11000090A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Mori
森 光廣
Masao Yamane
正雄 山根
Shigeo Goshima
五島 滋雄
Susumu Takahashi
進 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は化合物半導体MESFET及び2次元電子ガス
FET (以後2DEGFETと略称する)などの半導
体装置及びその製造方法に係り、特に0.1μm以下の
ゲート長を有するFET、2DEGFETなどの半導体
装置及びその製造方法に関する。
【従来の技術] 化合物半導体は、電子の移動度および飽和速度の大きい
ことにより、高周波で動作する素子としてその重要性を
増している。ゲート電極によって。 そのキャリアを変調するFET、2DEGFETにおい
ては、そのゲート長を短縮することにより。 高性能化を図っている。これに関しては2例えばアイ 
イー イー イー、エレクトロン デバイス レターズ
、ED−8巻、489頁(IEEE Electron
 Device Letters、  vol、EDL
−8,p、489(1987))等の文献において論じ
られている。 従来は、電子線直接描画法を用い、短ゲート長を実現し
ていた。第2図は、従来から用いられている0、1μm
前後の短ゲート長のゲート形成方法を示す。 (a)ソース電極22・ドレイン電極23を有する化合
物半導体ウェハ21を用意する。 (b)電子線レジスト24を直接描画して0.1μmの
レジストパターン25を形成する。 (c)化合物半導体ウェハ21をリセスエッチングした
後、ゲート金属26′を被着する。 (d)リフトオフにより、不要な部分の金属膜を除去し
、ゲート電極26のパターンを完成させる。 しかしながら、従来用いられていた電子線直接描画法で
は、0.1μmのゲート長を再現性良く作製することは
次の理由から困難であった。 (1)0.1μmという寸法は、現在電子線描画装置で
描画できる最小寸法であり、ウェハ面内均一性及び再現
性に問題がある。 (2)ゲート電極をリフトオフで作製する際、ウェハと
ゲート電極の密着性が悪く、電極の剥がれに因るゲート
断線が起こりやすい。 以上述べたごとく、電子線直接描画法を用いて0.1μ
m以下のゲート長を再現性良く形成するのは困難であっ
た。 【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、0.1μm前後の微細なゲート電極を
有する半導体装置及びその再現性の良い製造方法を提供
することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的は、第1図に示す方法により達成できる。以下
に図面を用いて、その方法を説明する。 (a)(100)面を主表面とする基板10の上に、第
3の結晶層13.第2の結晶層12.第1の結晶層11
が少なくともエピタキシャル成長されたウェハを用意し
、このウェハ上にエツチングマスク14を形成する。こ
のエツチングマスク14にはSiO2等の絶縁膜を用い
、その寸法は0゜2μm以下が望ましい。この加工には
通常、電子線描画技術を用いる。 (b)例えば、NH4OH: H2O2: H2O系等
のエツチング液を用い、第1の結晶層11の全部と第2
の結晶層12の一部の深さまで化学エツチング法により
7字型の溝15を形成する。化学エツチングによれば、
決まった面指数のエツチング面が安定して得られること
が知られている。この形状と結晶面方位の関係について
は、後に第3図を用いて詳しく説明する。 該ウェハにおいては、[011]方向へ線状に伸びるエ
ツチングマスク14のパターンの(011)臂開面にお
けるエツチング面の断面形状は7字型になっている。即
ち、該ウェハの7字型を構成する表面は(111)A面
及び(111)A面であり、その角度は約54度である
。 (c)続いて9反応性イオンエツチング(RIE:Re
active Ion Etching)法あるいはウ
ェットエツチング法を用いて、該開口部16に露出して
いる第2の結晶層12をエツチングする。この時第3の
結晶層13および第1の結晶層11は第2の結晶層12
に対して充分高いエツチング選択比を持っている。 この結果、第1の結晶層11の底面に作られた開口寸法
Qのパターンをもちいて、ゲート電極を形成できる。 この時第1の結晶層11がアンドープ高抵抗半導体層、
第2の結晶層12が高不純物濃度半導体層、第3の結晶
層13が適当な不純物濃度を有する半導体能動層であれ
ば、ゲート長figの化合物半導体MESFETが作製
される。 [作用] 第1図に示すような、エツチング断面形状が7字型にな
る結晶構造について、その組み合わせの一例を以下にあ
げる。基板10及び第2の結晶層12はG a A s
を用い、第1の結晶層11及び第3の結晶層13として
AlGaAsを用いる。 この後に、GaAsとA I G a A sのエツチ
ング選択比が充分大きな別のエツチング法でさらに第2
の結晶層12をエツチングすると、第1の結晶層11で
あるA I G a A sのひさしが第2の結晶層1
2であるGaAs上に作製できる。このひさしを用いて
、ゲート長Qgのゲート電極を形成する。 なお所望のゲート長Qgを得るための各層の厚さは、簡
単な幾何形状の計算によって求めることが可能である。 [実施例1 以下に2本発明を実施例により説明する。 〔実施例1〕 第4図はAlGaAs/GaAs 2DEGFETの作
製に本発明を適用したときの断面工程図を表わしている
。 (a)ソース電極31およびドレイン電極32を有する
A I G a A s / G a A s 2 D
 E G F E Tウェハ30を用意する。絶縁膜3
3はゲート電極形成部が開口されており開口寸法Q1は
0.5μmである。絶縁膜33には9例えばSin、C
VD膜5000人を用い、開口部の形成にはRIE(R
eactive工on Etching)を用いる。 AlGaAs/GaAs2DEGFETウエハ30の結
晶構造は、半絶縁性GaAs基板300゜un−GaA
sチャネル層301 、 n+A I G a As1
!子供給層302.n+GaAsキャップ層303、u
n−AlGaAsマスク層304からなっている。簡単
のために2本発明と直接関係ないun−AIGaAsバ
ッファ層、un−AIGaAsスペーサ層等は図中では
省略している。un−AlGaAsマスク層304の厚
さは300nm、n+GaAsキャップ層303の厚さ
は160nmを用いた。 尚、ソース電極31及びドレイン電極32はオーミック
接触を得るため、n+GaAsキャップ層303上層形
03上ている。 (b)SiO□プラズマCVD膜の被着と該膜のRIE
異方性エツチングにより、5in2プラズマCVD膜の
側壁34を形成する。異方性のエツチングにはエツチン
グガスとしてCH’F3を用いる。該側壁34によって
、さらに狭められた開口寸法Q2は0.2μmである。 (c)NH40H:H2O2:H20=20:1:80
0(容積比)のエツチング液を用い、un−AIG a
 ’A sマスク層304の全部と、n+GaAsキャ
ップ層303の上から40nmまでの深さまでエツチン
グする。エツチング速度は、25℃において40 n 
m/winと非常に遅いため、そのエツチング深さはエ
ツチング時間によって精密に制御できる。 この時、un−AlGaAsマスク層304によってで
きる開口部の寸法Qは0.1μmである。 (d)n+GaAsキャップ層303をRIEでエツチ
ングする。エツチングガスにはCCl2F2とHeの混
合ガスをもちいる。 本反応系においては、AlGaAsとGaAsとのエツ
チング選択比は20’O0以上あるため。 A I G a A s層304はGaAS層303に
対する良好な選択エツチングマスクとなる。さらに下層
のn ” A I G a A s電子供給層302の
存在のために、n+GaAsキャップ層303の深さ方
向のエツチングが完了すると、サイドエツチングが進む
。こうしてun−AlGaAsマスク層304のひさし
が形成される。 (e)アルミニウム(Al)35’を300nm真空蒸
着する。この時のゲート長ugは0.1μmであった。 (f)Alゲート電極35を、SOGあるいはレジスト
等の絶縁物36で埋込んだ後、平坦化エツチング技術を
用いて不要な部分のA1膜を除去する。 以上の如く形成されたQgo、1μmの2DEGFET
について、従来のQgo、3μm素子と性能を比較した
。その結果、最大発振周波数f maxは140GHz
から260GHzに改善された。また40GHzにおけ
る利得はGa=1’5dB、雑音指数はNF=1.8d
Bが得られた。 〔実施例2〕 第5図はAlGaAs/InGaAs2DEGFETの
作製に本発明を適用したときの構造図であるる。 半絶縁性G a A s基板400上に、高抵抗バッフ
ァ層401.un−InGaAsチャネル層402、u
n−AIGaAsスペーサ層4Q3.n+AlGaAs
電子供給層404.un−AIGaAsバリア層405
 、 n+G a A sキャップ層406゜un−A
lGaAs407を順次成長したウェハに。 ソース電極41.ドレイン電極42.ゲート電極43を
配置したシュウドモルフィク2DEGFETが図に示さ
れている。408は2次元電子ガス即ち2DECを表わ
している。 ゲート長Qgを0.1μmとした結果、従来の0゜2μ
mの素子に較べft(遮断周波数)は約2倍の140G
Hzに改善でき、fmaxも380GH2を得ることが
できた。 〔実施例3〕 第6図はI n A I A s / I n G a
 A s 2 D E GFETの作製に本発明を適用
したときの構造図である。 半絶縁性InP基板500上に、高抵抗バッファ層 5
01.un−InGaAsチャネル層502、un−I
nAIAsスペーサ層5Q3.n+In A I A 
s電子供給層504.un−I nAlAsバリア層5
05.n+InGaAsキャップ層506、un−I 
nGaAs層507を順次成長したウェハに、ソース電
極51.ドレイン電極52゜ゲート電極53を配置した
2DEGFETが図に示されている。 この素子の性能を40GHzで評価し、fmax=42
0GHz、NF=0.5t3Bの良好な性能を得た。 これまでは9本構造を単体素子に適用した時の効果につ
いて述べてきた。これらの素子を集積化したモノリシッ
クマイクロ波集積回路素子、メモリ素子、論理回路素子
なども性能の向上が図れることは言うまでもない。 【発明の効果] 本発明によれば9通常のりソグラフィ技術では不可能な
0.1μm以下ゲート長を再現性よく実現できる。この
ため本発明による素子は、従来の0.1μm以上のゲー
ト長を有する2DEGFETあるいはMESFETと比
較して、出力、利得。 最大発振周波数fmax、最小雑音指数N F o+i
r+等の素子特性を改善できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるゲート形成工程の断面工程図、第
2図は従来のゲート形成工程の断面工程図、第3図は結
晶のエツチング断面形状と結晶面方位の関係を示す説明
図、第4図はAlGaAs/GaAs2DEGFETの
作製に本発明を適用したときの断面工程図、第5図は本
発明の1実施例のAlGaAs/InGaAs2DEG
FETの断面構造図、第6図は本発明の一実施例のIn
AlAs/InGaAs2DEGFETの断面構造図で
ある。 符号の説明 1o・・・半導体基板、11・・・・第1の結晶層、1
2・・・第2の結晶層、13・・・第3の結晶層、14
・・・エツチングマスク、15・・・溝、16・・・開
口部、Q、・Ql、β2・・・開口寸法、21・・・化
合物半導体ウェハ。 22.31,41.51・・・ソース電極、23,32
.42.52・・・ドレイン電極、24・・・電子線レ
ジスト、25・・・0.1μmのレジストパターン。 26.43.53−・・ゲート電極、 30 ・−Ga
As/AlGaAs2DEGFETウエハ、300,4
00−・・半絶縁性Ga A s基板、301−un−
GaAsチャネル層。 302−n+AlGaAs電子供給層、303−・・n
+G a A sキャップ層+ 304 ・=un  
A I G aAsマスク層、33・・・絶縁膜、34
・・・側壁、Qg・・・ゲート長、35・・・アルミニ
ウム(Al)、35’・・・AIゲート電極、36・・
・絶縁物、40・・・InGaAs/ AlGaAs 
 2DEGFETウエハ、401,501−・・高抵抗
バッファ層、402,502・=un−InGaAsチ
ャネルJ!L 403−un−A I G a A s
スペーサ層、404−n+AlGaAs電子供給層。 405・・・un−A I G a A sバリア層、
406−n” G a A sキ’rツブ層、407−
un−AlGaAs層、408−2次元電子ガス、 5
0 ・−InAIAs/TnGaAs2DEGFETウ
ェハ、500・・・半絶縁性1nP基板、 503−u
n −I nA I A sスペーサ層、504 ・・
・n + I n A I A s電子供給層、 50
5−un −I n A I A sバリア層、506
−n+I nGaASキャップ層+ 507−un−I
nAIAs層■ 図 〔ott) 冨 図 篤 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも、V字型の側面と平坦な底面とからなる
    断面構造の溝を有する第1の結晶層と、該第1の結晶層
    の溝の底面とつながり且つサイドエッチングの大きな溝
    を有する第2の結晶層と、該第2の結晶層の下に位置す
    る能動層と、該能動層上にゲート電極を有することを特
    徴とする半導体装置。 2、少なくとも、半導体基板上に能動層と第2の結晶層
    と第1の結晶層とをエピタキシャル成長する工程と、該
    第1の結晶層を貫通し且つ該第2の結晶層の一部の深さ
    までV溝を形成する工程と、該第1の結晶層をエッチン
    グマスクに用い該第2の結晶層にサイドエッチングがは
    いるようにエッチングする工程と、該エッチングにより
    形成された溝にゲート電極を形成する工程よりなること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。 3、上記のV溝を形成する工程において、化学エッチン
    グ法を用いることを特徴とする請求項2記載の半導体装
    置の製造方法。 4、請求項1記載の半導体装置を能動素子として用いた
    ことを特徴とする半導体装置。
JP11000090A 1990-04-27 1990-04-27 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH0410439A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0855863A (ja) * 1994-08-15 1996-02-27 Nec Corp 電界効果型半導体装置の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0855863A (ja) * 1994-08-15 1996-02-27 Nec Corp 電界効果型半導体装置の製造方法

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