JPH04104303A - 自動化ラインにおける画面表示システム - Google Patents

自動化ラインにおける画面表示システム

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JPH04104303A
JPH04104303A JP2222276A JP22227690A JPH04104303A JP H04104303 A JPH04104303 A JP H04104303A JP 2222276 A JP2222276 A JP 2222276A JP 22227690 A JP22227690 A JP 22227690A JP H04104303 A JPH04104303 A JP H04104303A
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display screen
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飯田 孝二
Masanori Tsuruta
鶴田 万作典
Koji Tanaka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は自動生産ラインに適用されて生産ラインを構成
する自動機の運転条件や運転状態などを適切に表示する
ことにより、生産ラインの一般作業者に対して多くの情
報を明確に表示させることのできるモニタリング装置に
関するものである。
「従来の技術」 自動車生産ラインのような多くの工程から構成された自
動化ラインにあっては、実行すべき処理の内容、あるい
は、生産すべきワークの仕様に応じて、各工程の、ある
いは、個々の工程を構成する自動機の動作モード等を適
切に設定することが必要とされている。
また、制御用コンピュータの処理能力の拡大に伴い、自
動化ラインを構成する工程数が増加する傾向があり、こ
のような工程数の増加により、前記動作モードの設定に
必要な操作も複雑化するから、このような操作を習熟度
のいがんを問わず適確にオペレータへ指示するシステム
の開発が望まれている。
このような目的を達成すべく、例えば、特公昭56−2
9282号において、自動制御系の被制御機器に必要な
スイッチ等の操作順序を該スイッチ等に対応する表示ラ
ンプによって表示する技術が提示され、また、特開昭6
3−282504号において、自動制御に用いられてい
るコンピュータのCRTデイスプレィ上に必要な操作内
容を任意に表示させる技術が開示されている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、工程数が増加し、しがも動作モードの設
定に必要な操作が複雑化する現在の自動化ラインにおい
ては、自動化ラインを運転するための情報量が多くなる
反面、これらの情報量をすばやく自動化ラインの一般作
業者に対して表示させる必要性があるが、情報量が多く
なると、その情報を適切かつ容易にオペレータなどに認
識させることが難しくなったり、あるいは自動化ライン
の動作モードの設定などの操作性が悪くなったりすると
いった解決すべき課題が残されている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、複雑な制約
条件のもとで運転され、かつ多種多様の動作モードを持
つ自動化ラインの情報をオペレータに容易に認識させる
ことができ、また、前記自動化ラインの設定操作を容易
にし得てその操作性を向上させることのできる自動化ラ
インにおける画面表示システムを提供することを目的と
するものである。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するために本発明は、被加工物の移動
方向に沿って配置された複数の自動機を順次動作させる
ことによって前記被加工物に所定の加工を施すようにし
た自動化ラインにおいて、キースイッチの投入後、電源
状態、ライン運転開始に先立つ運転準備に必要な条件表
示、運転を開始するのに必要な条件表示、自動可否をそ
れぞれ表示する運転準備表示画面と、複数の自動機の動
作モードに対する操作スイッチを一覧表示する操作モー
ド表示画面と、自動化ラインを構成する各自動機相互間
のインターロック信号を周辺の装置単位で一覧表示する
インターロック表示画面と、機種に応じて自動機で実行
すべき動作モードの選択や動作条件の設定を行なう機種
表示画面と、自動化ラインで発生した異常を自動機の停
止状態に分類して登録された異常項目を一覧表示する異
常リスト表示画面と、を具備した第1表示群と、自動機
を構成するロボットの各構成部の位置とロボットの各構
成部を動作させる複数のアクチュエータの動作状態とを
対応させて表示する状態表示画面を備えた第2表示群と
、前記第1表示群の各表示画面から第2表示群の状態表
示画面に切り替えるための第1の画面切替手段と、自動
機の制御回路のステップ単位とステップ進度を表示する
ーサイクル表示画面を備えた第3表示群と、前記第2表
示群の状態表示画面から第3表示群の−サイクル表示画
面に切り替えるための第2の画面切替手段と、自動機の
制御回路のステップにおいて出力された制御信号及びス
テップを満足する歩進条件をステップ番号に相対する形
で表示するユニット歩進表示画面を具備した第4表示群
と、前記第3表示群の一サイクル表示画面から第4表示
群のユニット歩進表示画面に切り替えるための第3の画
面切替手段と、を具備したことを特徴とするものである
「作用」 本発明によれば、第1表示群を構成する各表示画面によ
って運転準備画面、操作モード画面、インターロック画
面、機種画面、異常リスト画面などが表示されるため、
それぞれの画面において、自動化ライン」二の各自動機
の運転状態や自動化ラインの設定操作を容易に認識し、
操作することができる。
また、前記第1表示群を構成する各表示画面から第1の
画面切替手段を操作することによって、自動機の状態表
示画面に画面を切り替えて、状態表示画面を参照するこ
とができ、この結果、自動機の動作状態などをより深く
知ることができるので、第1表示群の各表示画面により
例えばトラブルなどが表示された場合に、そのトラブル
の状態を状態表示画面に切り替えて、自動機の動作不良
等をより正確に判断することができるようになる。
さらに、前記状態表示画面から第2の画面切替手段を操
作することにより、ステップの進行状況を表示したーサ
イクル生産画面を表示させることができるので、自動機
のステップ単位とステップ進度での判断が可能になり、
異常原因などを状態表示画面よりもさらに深く判断する
ことができるようになる。
また、第3の画面切替手段の操作により、−サイクル生
産画面をステップの具体的内容を順に表示するユニット
歩進画面に切り替えることができるので、ステップの具
体的内容での異常も簡単に認識することが可能になる。
したがって、本発明では、第1表示群から第2表示群、
第2表示群から第3表示群、第3表示群がら第4表示群
へと画面切替手段を操作することにより画面を順々に切
り替えて、トラブル等の原因を順々に深く追っていくこ
とができる作用を発揮する。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
まず、第2図によりシステム全体の概略構成を説明する
符号1は操作表示部であって、この操作表示部1は、モ
ード設定、画面表示切換等の各種命令を出力する操作盤
2と、データを表示するCRT (表示部)3と、該C
RT3を制御するCPU4とから構成されている。
前記操作盤2の出力は、自動ラインのステーション(S
T)毎に設けられた自動機5a・5b・・・・・・51
を制御するマスターコントローラとしてのCPU6へ供
給されており、該CPU6は、供給された命令を各自動
機5a・5b・・・・・・51へ供給し、あるいは、自
動機5a・5b・・・・・・51から供給された種々の
情報に所定の判断を加えた後、前記cPU4へ供給して
CRT3に表示させるようになっている。
前記自動機53〜51は、各種組み立て部品を搬送する
コンベア、前記各種組み立て部品を加工するための工業
用ロボット (例えばハンドリングロボット、シーリン
グロボット、溶接ロボット、塗装ロボットなど)等によ
りそれぞれ構成され、がつ前記CPU6がら供給される
命令に応じてこれに対応するモードで動作を行うもので
、各種の動作を行うための駆動源としての電動モータM
、あるいは、油圧、空圧機器を制御するソレノイドSQ
Lを有するとともに、所定のストロークにわたる動作を
検知するセンサとしてリミットスイッチLS、あるいは
、その他の動作状況を示すデータを採取するセンサS1
を備えている。また、これらの機器は、いずれもリモー
ト■/○ボート7を介して前記CPU6との間で信号を
授受するようになっている。
また、自動機5a〜51の電源、圧力源には、それぞれ
センサS2が設けられて電圧、圧力のデータがCPU6
へ供給されるようになっており、該CPU6において、
その値が正常が否か判断されるようになっている。更に
、自動ライン中に設けられた非常停止スイッチ(図示路
)や各種センサS2から供給される情報(運転条件につ
いての情報、異常が発生したことについての情報等)も
前記CPU6へ供給されるようになっている。
なお、前記CPU4はCRT6を駆動させる駆動手段と
して設けられたものであるが、その駆動はCPU6の制
御内容に基づいて行われるものであり、前記CPU6に
よる制御機能の一部を代行するものである。
ちなみに、前記CPU6には、前述したように異常か否
かの判断を行う入力データとして、非常停止スイッチ、
リミットスイッチLS及びセンサS1・S2から出力さ
れた検出信号が取り込まれるようになっており、この検
出信号に基づいて前記CPU6は、例えば装置の異常を
表示する場合であると、「非常停止」、「サーボオーバ
ーラン」、「シーケンサ異常」、「溶接電源異常」等の
異常の種類を判断した後(符号6Aで示す判断手段によ
る)、この判断結果を分類して(符号6Bで示す分類手
段による)、CRT3上の所定表示欄に表示させるよう
にしている。
次いで、第2図の制御系によって制御される自動化ライ
ンの画面表示システムの基本的な構成を第1図を参照し
て説明すると、これは、第1表示群イと、この第1表示
群より画面切替手段を介して切り替えられる第2表示群
口と、この第2表示群口より画面切替手段を介して切り
替えられる第3表示群ハと、この第3表示群ハより画面
切替手段を介して切り替えられる第4表示1rr′、こ
とを主体として構成されている。
前記第1表示群イは、キースイッチの投入後、電源状態
、ライン運転開始に先立つ運転準備に必要な条件表示、
運転を開始するのに必要な条件表示、自動可否をそれぞ
れ表示する運転準備表示画面A。
A′と、複数の自動機の動作モードに対する操作スイッ
チを一覧表示する操作モード表示画面B。
B′ と、自動化ラインを構成する各自動機相互間のイ
ンターロック信号を周辺の装置単位で一覧表示するイン
ターロック表示画面Cと、機種に応じて自動機で実行す
べき動作モードの選択や動作条件の設定を行なう機種表
示画面りと、自動化ラインで発生した異常を自動機の停
止状態に分類して登録された異常項目を一覧表示する異
常リスト表示画面Eとを具備した構成とされている。
第2表示群口は、自動機を構成するロボットの各構成部
の位置とロボットの各構成部を動作させる複数のアクチ
ュエータの動作状態とを対応させて表示する状態表示画
面Fを備えてなり、また、第3表示群ハは、自動機の制
御回路のステップ単位とステップ進度を表示するーサイ
クル表示画面を備えるとともに、第4表示群二は、自動
機の制御回路のステップにおいて出力された制御信号及
びステップを満足する歩進条件をステップ番号に相対す
る形で表示するユニット歩進表示画面を具備した構成と
されている。
次に、前記表示群を構成する画面の詳細を図面に沿って
説明する。
なお、図中の文字は画面に表示される文字そのものを表
わし、以下の説明における点灯なる動作は、表示の明暗
差(例えば表示状態を暗から門にする)、明暗の反転(
例えば白地の表示を黒地の表示にする)、色彩変化(例
えば赤を緑にする)などの動作を含むものとする。
第3図は運転準備画面Aを示す。符号10は電源が投入
されることにより点灯される電源表示部である。この電
源表示部10は、電源が投入されるとともに、運転準備
を行う旨を指示する操作盤2内の運転準備キースイッチ
(図示路)が操作されることにより点灯するようになっ
ている。
さらに、運転準備が指示されることにより、矢印状の指
示部11が点灯され、この指示部11によって指向され
る位置には、ライン運転開始に先立つ運転準備開始に必
要な条件を示す運転準備性表示欄12が設けられている
。この運転準備条件表示欄12は、「非常停止」、「エ
ア圧正常」など、ライン運転開始の必要条件の条件名1
3〜17が文字で表現されており、条件名13〜17の
端部には、それぞれの条件が成立することにより点灯さ
れる表示部18〜22がそれぞれ設けられている。
また、前記画面上には、運転準備条件表示欄112と並
んで運転開始条件表示欄23が設けられており、これら
の間には、前記運転準備条件表示欄12から運転開始条
件表示欄23へのオペレータの視線の移動を促すための
表示部24と、該表示部24と前記表示欄12および2
3とを結ぶ矢印状の指示部25および26とが設けられ
ている。そして前記表示部、指示部24〜26は、前記
運転準備条件表示欄12に表示された条件のすべてが満
たされることにより点灯されて、運転準備をすべき旨を
オペレータに指示するようになっている。
そして、オペレータが操作盤2中の運転準備押釦(図示
路)を操作して準備開始の命令が供給されると、運転準
備が実行されていることを示すべく表示部24が点滅の
後、点灯される。
前記運転準備条件表示欄23には、ライン中の各自動機
に設けられた治具等の名称27〜31が表示されるとと
もに、これらのデータ毎に、その準備が完了していわゆ
る原位置にある旨を示す表示部32〜36が設けられて
いる。すなわち前記各治具は、被加工物を受は入れるた
めの原位置で待機し、被加工物を受は入れた後、ソレノ
イド等の動作に基づいて所定の使用状態となるものであ
るから、原位置に復帰するためにある程度の時間を要す
る。
したがって、上記表示欄にあっては、単に前記表示部3
2〜36によって原位置にあるか否かを表示するのみな
らず、原位置に復帰すべく動作中の場合に、その旨を示
す動作中表示部37〜41が点滅するようになっている
。加えて、実施例の場合、全部の治具が原位置に復帰し
た旨のメツセージ42と、これに対応する表示部43と
が設けられている。
そして、すべてのデータについて原位置に復帰したこと
が各ユニットのリミットスイッチ、センサ等からの信号
により確認されると、前記表示部43が点灯さるととも
に、矢印状の指示部44と、「全原位置」と表示された
表示部45とが点灯され、所定の条件が満たされて各ス
イッチによるモード設定が可能となった旨がオペレータ
に示される。
このように、「全原位置」なる表示が点灯されたことを
条件として、各自動機の動作モードを設定するための操
作盤2内の操作スイッチ(図示路)の操作が可能となり
、画面の表示が第3図の操作モード画面から、自動的に
、あるいは操作盤2に設けられた画面切換スイッチ(図
示路)の操作により、第4図に示すように、操作スイッ
チの名称を示す操作モード画面Bに切換られる。
この操作モード画面には、操作スイッチの操作を促すべ
く「操作スイッチ選択」と表示された表示41i115
0と、自動ラインの動作モード名とこれに対応するスイ
ッチの操作状態とを表示するスイッチ操作表示欄51と
が設けられている。
前記スイッチ操作表示欄51には、スイッチの操作によ
って択一的に選択される動作モード名である「1サイク
ル自動」 「払出1サイクル自動」という名称が表示さ
れるモード名52・53と、各モード名に対応して設定
すべきスイッチ名およびそのON〜OFF状態を示すス
イッチ名54〜59と、各スイッチ名54〜59の表示
部りに操作盤2内のセレクタスイッチ(図示路)が操作
されることにより点灯する操作状態表示部60〜65と
が設けられている。
なお、実施例における「1サイクル自動」と「払出1サ
イクル自動jとの相異点は、払出し装置の運転が「入」
か「切」にある。すなわち、払出し装置が各自動機が1
サイクルの動作を行うのみの動作モード、1サイクルの
動作の後、被加工物を次工程へ払出す動作モードのいず
れかに切換られるようになっている。
そして、いずれかのモード名52・53の欄について、
すべてのスイッチ名54〜59の指示部りにセレクタス
イッチ(図示路)が設定されて各表示欄60〜65が点
灯することにより、自動的に、あるいは任意に、画面が
運転準備画面へ切換られ、運転準備画面における「自動
可」と表示された起動指示部66が切換られてオペレー
タにラインの起動が促されるとともに、操作盤2内の自
動起動釦(図示路)の操作によるラインの起動が可能と
なる。
なお、以上のような表示を行うために前記CPU4・6
で行われる処理の内容は、次の通りである。
自動運転準備処理開始 ステップ1 装置に電源が投入されるとともに運転準備キースイッチ
(図示路)が操作されると、第3図の運転表示画面がC
RT3に表示される。また、この画面で「電源」の表示
部10および「矢印」の指示部11が点灯し、オペレー
タに運転準備条件表示欄12への注意を促す。
ステップ2 運転条件表示欄12へ条件色13〜17がそれぞれ表示
されるとともに、これに示された事項について、自動ラ
イン中の各センサから供給される情報に基づいて、正常
か否かが判断される。
ステップ3 各条件色13に該当する事項について、条件を満足する
か否かを判断し、満足する場合には次のステップへ進み
、満足しない場合にはエラー処理へ進む。なおエラー処
理にあっては、アラーム等を動作させるとともに、該当
する事項について、保守点検作業が行われる。
ステップ4 条件色13〜17に対応する条件が満足される毎に対応
する表示欄18〜22が点灯し、その旨がオペレータに
知らされる。
ステップ5 すべての条件を満足する迄、前記ステップを繰り返す。
ステップ6 オペレータに運転準備の操作を促すべく、「運転準備」
の表示部24と指示部25および26とが点灯する。
ステップ7 運転準備釦(図示路)が操作されると、各リミットスイ
ッチLS、あるいはセンサSから得られる信号に基づい
て、各名称27〜31に対応する装置が原位置にあるか
否かが判断されるとともに、これらの名称27〜31が
表示される。
ステップ8 各名称27〜31に対応する治具等について、準備が完
了したか否か(原位置にあるか)を判断し、完了した場
合にはステップ9へ進む。また完了しない場合には、各
治具等が原位置に復帰すべく歩進動作を実行しているか
否かを判断し、歩進中の場合にはステップ12によって
表示部37〜38の点滅によりその旨を表示させ、歩進
中でない場合にはエラー処理とする。
ステップ9 原位置への復帰が確認される毎に、各名称27〜31に
対応する表示部32〜36をそれぞれ点灯させる。
ステップ10 すべての治具について原位置への復帰が確認されて、そ
の旨が表示される迄、前記ステップ8以下の処理を繰り
返す。
ステップ13 」1記処理によってモード設定の準備が完了すると、オ
ペレータにモード設定を促すべく、指示部44および表
示部45が点灯する。
ステップ14 オペレータの操作により、あるいは、運転条件の成立に
より、CRT3の画面が第4図の操作モード画面に切り
換えられるのを待つ。
ステップ15 各モード設定スイッチ(図示路)に設定すべき状態を示
すスイッチ名54〜59を表示する。
ステップ16 各スイッチ名54〜59に対応するモード設定スイッチ
が表示通り操作されたか否かを個々に判断する。
ステップ17 表示通り操作されたモード設定スイッチについて、該当
するモード名54〜59に対応する表示部60〜65を
点灯させる。
ステップ18 すべてのモード設定スイッチが表示通り設定されるのを
待つ。
ステップ19 設定完了により、任意に、あるいは自動的に第3図の運
転準備画面に切換られるのを待つ。
ステップ20 運転準備画面の「自動可」の表示部66を点灯させ、自
動ラインが起動可能である旨をオペレータに知らせる。
ステップ21 オペレータが起動スイッチ(図示略)を操作するのを待
つ。
ステップ22 自動ラインが所定の設定モードで自動運転を行う。
しかして、このように構成された自動ラインの動作モー
ド設定システムは、その機能を第6図に示すように分析
することができる。
すなわち、運転準備条件表示欄12に表示された条件、
および運転開始条件表示欄23に表示された項目は、い
ずれもモード設定に必要な条件であるから、それぞれ、
第1群の検知手段70Aおよび第2群の検知手段70B
としての電圧系、圧力計その他のセンサ、リミットスイ
ッチなどによって検知される項目に該当する。また、第
1の表示手段71Aは運転準備条件表示a12の条件名
13〜17に該当し、第1の表示手段71Bは運転開始
条件表示欄23の名称27〜31に該当する。
前記検知手段70A・70Bの検知結果は、CPU4お
よび6が果す運転条件判断手段72A・72Bとしての
機能により、所定の条件が満たされたか否かの判断を受
けるようになっている。そして、運転条件判断手段72
Aが所定の条件を満足すると判断した場合は、条件名1
3〜17に対応する表示部18〜22に相当する第3の
表示部73Aが点灯され、また、運転条件判断手段72
Bが所定の条件を満足すると判断した場合は、条件名2
7〜31に対応する表示部37〜41に相当する第3の
表示部73Bが点灯される。
一方、後段の運転条件判断手段72Bは、設定手段74
としての操作盤盤2内の各種スイッチの操作によるモー
ド設定が可能となったことを判断する判断手段として機
能し、この判断に基づいて、第1の成立表示手段75と
しての指示部44および表示部45が点灯される。
一方、前記運転条件判断手段72Bによる運転準備完了
の判断により、表示制御手段76が第2の表示手段77
としての表示欄51の表示内容の表示を可能とし、第2
の表示手段77に、設定手段74に設定すべき内容とし
てのスイッチ名54〜59が表示されるようになってい
る。
また前記設定手段74の設定内容は、設定判断手段78
としてのCPU6へ供給され、とのCPU6の判断結果
がCPU4へ供給されるようになっている。そして、各
スイッチが所定の設定状態とされる毎に、第4の表示手
段79としての表示部60〜65が点灯されるようにな
っている。さらに、すべての設定が所定通り行われたこ
とが設定判断手段78に判断されると、第5の表示手段
80としての表示部66が点灯して、ラインの自動運転
が可能な旨をオペレータに表示するようになっている。
さらに、実施例の場合、前記検知手段70Aの検知結果
(党備条件の成立)は、検知手段70Bの検知(設定条
件の成立)が行われる条件とされている。すなわち、検
知手段が2群の分割されて、第1群の条件成立を条件と
して、オペレータにその旨を指示するとともに第2の条
件成立への注意を促すべく、第2の成立指示手段81と
しての表示部24および指示部25・26が点灯するよ
うになっている。
なお、具体的な表示手段は実施例のCRTに限定される
ものではなく、例えば液晶による表示、文字とこれに対
応して配置されたLEDによる表示であってもよいのは
もちろんである。また各表示部、指示部のレイアウトは
第3図および第4図の画面に限定されるものではなく、
他のレイアウトであってもよいのはもちろんである。
次に、インターロンク画面Cの、IT!、体側を説明す
る。
第7図は第2図の制御系によって制御される自動化ライ
ンの各自動機に設定されるインターロックの具体例を示
すもので、この自動化ラインは、図中矢印イで示す方向
へ移動するワークに所定の加工を施すとともに、図中矢
印口で示す方向へ示すワークを一体に組み合わせる処理
を行うものである。この自動化ラインにあっては、自動
機の具体例としての加工機100A・100B、および
、次工程へワークを送り出す払出し装置100Cよって
それぞれ所定の処理を受けるとともに、加工機100D
による加工を経て矢印口方向へ流れるワーク (矢印イ
方向へ流れるワークの一部品)が一体に組み合わせられ
るようになっている。
また前記各加工機100A−100Dは、それぞれマス
ターコントローラl0IA〜101Dによって制御され
るようになっており、これらのマスターコントローラ1
01A〜101Dは、通信ライン102を介して相互に
データ通信し得るようになっている。なお符号103は
自動ラインの制御に必要な種々の情報を表示するための
CRTなどの表示手段である。
上記加工機100A〜100Dは、いずれも、マスター
コントローラ101A〜1oIDにより制御されてワー
クに対する所定の処理を行うもので、具体的には、それ
ぞれに接続されたアクチュエータ(第1図におけるモー
タ、ツレノドなどに該当する)104へそれぞれ制御信
号を供給するとともに、加工機の動作状態を検知するリ
ミットスイッチなどのセンサ105がら動作結果につい
ての検知結果のデータの供給を受けるようになっている
なお図示の場合、加工機100Aのセンサ105は、リ
フタが下降端に達することにより動作するリミットスイ
ッチ、およびトランスファー(T/F)が後退端に達す
ることにより動作するリミットスイッチである。また加
工機100Bのセンサ105は、リフタが下降端に達す
ることにより動作するリミットスイッチおよびトランス
ファー(T/F)が後退端に達することにより動作する
リミットスイッチである。
また払出し装置100Cのセンサ105は、コンベア(
C/V)上にワークが存在することにより動作するリミ
ットスイッチである。さらに、払出し装置100Cにあ
っては、各種のアクチュエータlO4の他、コンベアを
駆動するモータ106、および、コンベア」−でワーク
を支持する受具107が設けられており、これらの動作
についても、マスターコントーラ101Cによって制御
されるようになっている。
次いで、インターロック画面C表示の内容を第8図によ
り説明する。
このインターロック画面は、例えば、ラインの動作モー
ド設定に先立つ運転開始条件の確認の途中で必要に応じ
て表示装置3上に呼び出される。すなわち、ラインの運
転およびこれに先立つ動作モードの設定は、すべての自
動機が動作可能であることを条件として可能となるが、
例えば、ある自動機が動作不可能である旨が表示された
場合、動作不可能である理由の一つとして、何らかのイ
ンターロックがかけられているか否かを確認すべく、こ
のインターロック画面が呼び出される。
符号120は画面名、および、この画面にてインターロ
ック条件が表示されている自動機(加工機B)を示す表
示部であり、インターロック画面が呼び出されることに
より表示される。また符号121は前記表示部120に
表示された自動機についてのインターロックの確認対象
たる自動機の名称(図示の場合は払出し装置100C1
加工機100A、加工機100D)の表示部であって、
同一画面上に複数設けられている。前記自動機の名称の
表示部121の下方には、「インターロック入」なる表
示部122が設けられ、これら表示部J21・122の
両方に該当する位置には、「インターロック人」につい
ての条件名(検知信号が供給されているセンサの名称)
を表示する表示部123が設けられている。
そして、条件名表示部123には、図示のように、加工
機100Bについての「インターロック入」の条件名と
して「コンベア(C/V)上ワーク無」「運転準備」な
どの諸条件を表す文字が表示されるとともに、この条件
が成立している場合には、その旨(インターロックが解
除された旨)が表示部124の点灯により表示され、こ
の表示が点灯されないことによってインターロックされ
ていることをオペレータに認識されるようになっている
すなわち、加工機100Bをインターロックしている条
件は、払出し装置100CのC/V上にワークが存在し
ていないこと、加工機100Aおよび100Dについて
、その運転準備が完了していること、機種コードが一致
していること、および、T/Fが後退端にあることであ
る。
一方、前記インターロック人の条件色表示部122の下
方には、「インターロック出」の条件色表示部125が
設けられ、この条件色表示部125と表示部121とに
該当する位置には、加工機100Bの動作状況によって
インターロックされる対象におけるインターロック条件
、すなわち、加工機100Bにおける検知信号がインタ
ーロック条件に利用されているセンサの名称が表示され
る表示部126と、その条件成立の有無を示す表示部1
27とが設けられている。
すなわち、払出し装置100Cにあっては、加工機10
0Bから送り出されるワークの機種に応じて受具106
をセットしなければならないから、ワークの機種を表す
コードの受は入れがインターロック条件(加工機11B
についてのインターロック人の条件)とされ、図示の場
合、このコードを2進数表示すべく1.2,4,8.1
6の各桁のコードおよび、パリティチエツクコードPに
ついての表示部126に対応する表示部127がそれぞ
れ点灯する。したがって、表示部127の点灯状況によ
り、機種コードに対応する5桁の2進数とパリティチエ
ツクコードとが表示される。例えば機種コード1と2と
が点灯し、かつパリティチエツクコードPが点灯すれば
機種コード3を表し、機種コード4と8とが点灯し、か
つパリティチエツクコードPが消灯すれば機種コード1
2を表すようになっている。
また加工機100Aおよび払出し装置100Dの表示部
121の下方であって「インターロック出」の表示部1
25に対応する部分の表示部126には、これらがイン
ターロックされる条件(加工機100Bの状態について
の条件)である運転準備(加工機100Bの運転可能で
あること)、および、リフト下降端(加工機100Bに
設けられたリフトが下降して下降端のリミットスイッチ
105がその旨を検知したこと)がそれぞれ表示される
とともに、各条件が成立することにより点灯する表示部
127が設けられている。
インターロック画面の呼び出しは、自動化ラインが起動
不可能な場合に、操作盤2に設けられた表示切替スイッ
チ(図示路)を操作するとともに、インターロック条件
を確認すべき自動機(図示の場合100B)を特定する
ことにより第8図のインターロック画面が呼び出される
。このインターロック画面は、ラインの起動が不可能で
あるとマスターコントローラが判断した場合、すなわち
、マスターコントローラがいずれかの自動機に関してこ
れを起動させるに必要な他の自動機についての条件が成
立していないと判断した場合に呼び出されるものである
そして、マスターコントローラ6において動作不能(イ
ンターロック表示が必要な)と識別された自動機の名称
、および、インターロック条件名(インターロック人の
条件)、さらには、この条件名に対応する条件の成立の
有無についてのデータが表示制御部4へ供給され、この
表示制御部4は、インターロック画面を呼び出すべき命
令が供給されたことを条件として、データの供給にかか
る自動機の名称、インターロック条件名によって表示部
3の表示内容を制御してインターロック人の表示部12
3にインターロック条件名を表示させる。
また、当該条件の成立の有無についてのデータに基ツい
て表示部124を点灯させる。
そして、インターロック条件が成立していない場合には
、インターロックを解除すべく、オペレータがコンベア
を動作させ、手作業によりワークを排除するなどの処理
を行うことによりインターロックがかけられた原因を取
り除き、インターロックを解除すればよい。そして、コ
ンベア上のワークが取り除かれると、その旨がセンサに
検知され、表示部124が点灯してインターロックが解
除されたことくコンベア」ユにワークがないこと)がオ
ペレータに表示される。
また表示すべき自動機の数が表示部121の数(図示の
場合5)を」1回る場合、所定の規則、例えばライン1
.流側から表示部121の数に対応する数のみを表示す
るという規則にしたがって所定数のインターロック条件
名が表示され、さらに、操作盤2のスクロールスイッチ
、画面切替スイッチ(ともに図示略)を操作することに
より、表示されていないインターロック条件名が表示さ
れる。
一方、マスターコントローラ6は、該当する自動機につ
いてのインターロック出を呼び出し、このインターロッ
ク出についてのデータを表示制御部4に供給してこれを
表示させる。したがってオペレータは、インターロック
出についての表示を見ることにより、加工機100Bが
所定の状態とならないことによりインターロックがかけ
られる他の自動機の名称を知ることができる。
またインターロック人の項目において、例えば加工機1
00Aにおける特定の項目のインターロック条件が成立
していないと判断された場合、この加工機100Aにつ
いてのインターロック画面を呼び出すべく操作すること
により、この加工機100Aが所定の動作(例えばT/
F加工端へ移動すること)ができない原因となるインタ
ーロック条件を知ることができ、したがって、加工機1
00Bが動作できない原因をさらに詳細に知ることがで
きる。
また、第9図および第10図により機種表示画面りにつ
いて説明すると、符号110はステーション名(自動仮
名)表示欄であって、このステーション名表示欄110
には、」ユ記生産ラインを構成する自動機5a、5b、
・・・・・・51 (実施例ではステーションの数が3
であるから、5a・5b・5c)の名称あるいは略称(
T/R,IST、2ST)を文字により表示する表示部
111が設けられている。
また前記ステーション名表示[110の右側には、機種
に応じて当該ステーションで実行すべき処理のモード(
機種、派生、材質に組み合わせに対応して選択される自
動機の動作パターンの識別名)を表示する設定表示欄1
12が設けられて、前記各表示部111に対応する設定
モード(図示の場合、C3,C4などと表現されている
)がそれぞれ表示部113に表示されるようになってい
る。
さらに、設定表示欄112の右側には、各ステーション
の自動機によって処理されているワークの機種名を表示
する機種名表示欄114が設けられて、前記各表示部1
11に対応する機種名が表示部115にそれぞれ表示さ
れるようになっている。
なお機種名表示欄114の右側には、前記機種名ととも
にワークの仕様を更に詳細に特定する、派生名表示欄1
16の表示部117、拐質名表示欄118の表示部11
9および備考欄120の表示部121がそれぞれ設けら
れている。したがって、−に記表示により、各ステーシ
ョンで実行されている処理モードと、この処理モードに
対応する機種名(車種など)、派生名(国内向け、国外
向けなど)、利質名(ワークの相質を表し、例えば自動
機としての溶接ロボットの溶接電流などを制御する要因
となる)、および、必要な備考事項が一覧表的に表示さ
れることとなる。
次に、機種表示画面を使用する場合の処理の内容を第1
1図を参照して説明する。なお図示例では、それぞれ番
号が伺されかつC3,C4などと識別された動作モード
で処理されるべきワークが第12図に示すように連続的
にライン」二を移動しているものとする。
スタート ステンプ〕 第9図に示すように、各ステーション5a、5b、5c
について、その名称が表示部11に表示される。すなわ
ち、ステーションとしての自動機5aにはC4、自動機
5bにはC3、自動機5CにはC5の動作モードでそれ
ぞれ処理すべきワークが配置されていて、これらに対応
してワークを特定する情報が機種名表示欄114、派生
名表示欄116、および利質名表示[118にそれぞれ
表示される。また設定表示欄112には、前記機種、派
生、旧質に対応して、動作モードを表す番号が表示され
る。
ステップ2 各自動機5a・5b・5Cにおける処理が終了するのを
待つ。この完了は、各自動機5a・5b・5cが1サイ
クルの動作を終了した旨をソフトウェア」二で判別する
こと、あるいは、処理の終了による各自動機の作業領域
へのワークの搬出、搬入などをセンサにより検知するこ
とにより行われる。
ステップ3 最初のステーション5aに対応するワークの番号n(第
12図の状態では15)と、加工計画に基づく番号n(
15)のワークに施すべき処理のコードを照合する。第
1図のCPU4および6は、各自動機5a 5b・5C
に設定すべきモードを制御信号として指示するとともに
、表示部3へ制御信号を供給する表示制御部128(第
12図参照)としての機能を果し、自動機5b・5Cの
それぞれについて、次に実行すべき動作(5bは5aの
動作、5Cは5bの動作を行う)についての情報にデー
タを書き換え、表示を更新する。そして、該自動機5a
〜5cから送られる各自動機5b・5Cについての次に
実行すべき動作についての制御信号と、該制御信号に基
づき動作する機器の状態信号を該表示と照合し、アンマ
ツチであればエラー表示する。さらに詳述すれば、自動
ラインの最も上流に位置する自動機5aについては、周
辺機器129(具体的には本工程の前工程の自動ライン
の最も下流側の自動機)から送り込まれるワーク(第1
2図では15番のワーク)の動作モードの情報を、上位
コンピュータから送られる同番号のワークについての情
報と照合し、一致したことを条件として次のステップへ
進む。又不一致であればエラーである旨を表示する。
すなわち、前記表示制御部128には、最初の自動機の
動作を特定するための情報が前記ワークの流れる順序に
対応して上位コンピュータから供給されており、この」
1位コンピュータから供給される情報に基づく自動機5
a(n@)の動作モードについての情報と、該自動機5
 a(n番)に設定されている動作モードについての情
報とを照合し、該照合した情報を順次下流側の各自動機
5b・5Cに送信し、次の動作モードが確認される。一
方、前記情報が一致しない場合にはエラー処理へ進むが
、エラー処理の内容については後述する。なお、各ステ
ーション5a・5b・5Cに対応するワークの番号n(
第12図の状態では15・14・13)と、それぞれに
続くワークの番号n+ 1(16・15・14)に施t
べき処理のコードとをそれぞれ照合しても良い。また、
次に実行すべき動作についての情報を、」1位コンピュ
ータから送られる各自動機5b・5Cについての情報と
照合しても良い。
ステップ4 各自動機5b・5Cに設定されていたn−2〜n1番(
13〜14番)までのワークについての動作モードの情
報(C5,C3)をn−1−n番(14〜15番)まで
のワークについての動作モードの情報(C3,C4)に
それぞれ書き替える。なお、この書き替えは、具体的に
は、マスターコントローラ6または各自動機5a・5b
・5Cの制御部に設けられた記憶領域において、」−流
側の自動機が持っていた情報を一つずつ下流側ヘシフト
させて書き換える方式、あるいは、前記照合が成立した
ことを条件として、上位コンピュータから対応するワー
クについての情報を供給する方式のいずれの方式で行な
ってもよい。また、表示部3の表示内容を記憶する記憶
部(例えばCPU/lに設けられる)において、機種、
派生、材質のデータに関して、それぞれn番目のワーク
についてのデータがn+1番目のワークについてのデー
タに書き換えられる。
ステップ5 前記ステップ4において411−き換えられた動作モト
、機種、派生、拐質のデータに基づいて、それぞれ表示
欄112・114・116・118の表示を更新すると
、第9図の表示がら第10図の表示へ画面が変えられる
ステップ6 最も下流の自動機5cより一つ」1流側の自動機5bに
ワークが存在していることを条件としてステップ1へ戻
り、存在していない場合にはプログラムを終了する。
したがって、15〜17@のワークに対する処理、16
〜18番のワークに対する処理・・・・・・n −n+
2番のワークに対する処理が順次行われる。
以上のように、各自動機5a・5b・5Cで処理されて
いるワークのデータが」1流側の自動機から下流側の自
動機へ順次シフトされて行くことにより、各自動機の動
作モードが適切であるか否かを容易に視覚的に認識する
ことができる。
なお前記ステップ3においてエラーと判断された場合に
は、画面上に1機種切換えアンマツチ」1機種アンマツ
チ」などと表示することにより、あるいは、別個に設け
られたアラーム装置などによりその旨をオペレータに報
知することにより、操作盤2に設けられたスイッチ(図
示路)等の手動操作による設定の修正を促すといったエ
ラー処理が行われる。なお、機種アンマツチに際してラ
インを停止させるようにしてもよい。
次に、異常リスト表示画面Eの具体的な内容について第
13図及び第14図を参照して説明する。
第13図は全体ラインの表示画面、第14図は個別ステ
ーションの表示画面を示すもので、全体ラインの表示画
面は、異常のあった箇所のステーションを表示するステ
ーション表示部(T/F、IST、2ST、・・・・・
・)と、各ステーションで発生した異常の内容を異常レ
ベルに応じて大まかに三つに区分してそれぞれ点灯表示
する異常内容表示部とからなるものであって、前記異常
内容表示部は「即停止」、「lサイクル停止」、「アラ
ーム」とから構成される(ステーション表示部を符号(
i)で、異常内容表示部のそれぞれを符号(ii)〜(
iv)で示す)。
なお、前記「即停止」とは自動機53〜51の運転を継
続して行わせることができない異常が発生したときの緊
急の停止状態を示すものであり、また、前記「lサイク
ル停止」とは、異常が発生した自動機5a〜51の運転
を所定の処理サイクルが終了したときに停止させる停止
状態を示すものであり、また、前記「アラーム」とは自
動機53〜51の運転を特に停止させることはないが前
記異常の発生を音叉は光等により報知させるものである
そして、前記CPU6が、全体ライン用の表示画面に例
えば「l5TJ ・ 「即停止」の表示をした場合に、
次に、このrlsTJの「即停止」が具体的にどういう
原因で起こったかを、第14図に示される個別ステーシ
ョン用表示画面に表示させるようにしている。なお、前
記個別ステーション用表示画面への切換は例えば操作盤
2に設けられた切換スイッチ(図示路)を押すことによ
り行われるものであるが、これに限定されず一定時間後
に自動的に切り換わるようにしても良い。
以下、前記個別ステーション用表示画面の具体例につい
て第14図を参照して説明する。
前記個別ステーション用表示画面には、第13図の全体
ラインの表示画面に対応する「即停止」、「1サイクル
停止」、「アラーム」の項目が設けられ、かつこれら各
項目にはトラブルの具体例を示す「トラブル名称」がそ
れぞれ設けられている。
そして、異常が発生した場合には、ステーション毎に「
即停止」、「1サイクル停止」、「アラーム」に区分さ
れた「トラブル名称」の一つ(場合によっては複数)が
選択的に点灯されるようになっている(第14図に符号
(vi i)−(ix)で示す)。第14図では、例え
ばrlsTjについての表示が具体的に示されている。
なお、前記「即停止」のトラブル名称としては、符号(
i v)で示されるような「非常停止」、「シーケンサ
異常」、「溶接電源異常」などがあり、また、前記「l
サイクル停止」のトラブル名称としては符号(V)で示
されるような「トランスサーモ異常」、「油圧サーボ異
常」などがあり、また、前記「アラーム」のトラブル名
称としては「シーケンスバッテリー異常」がある。
また、前記「即停止」のときに「LS(リミットスイッ
チ)異常」が表示された場合には、更に操作盤2に設け
られた切換スイッチ(図示路)を押すことにより、後述
する第15図に示すような「状態表示画面」を表示させ
て、リミットスイッチの種類を具体的に画面表示させ、
更にリミットスイッチにより異常箇所を選択的に点灯さ
せるようにしている。なお、前記「状態表示画面」に表
示されるリミットスイッチは、例えばカムプレート、エ
ジェクターなどにそれぞれ設けられるものである。
なお、」二連した第13図〜第15図に示す画面の表示
、画面上での異常箇所の選択的な点灯表示、及び切換ス
イッチのON動作に基づく、第13図から第14図への
画面の切換、第14図から第15図への画面の切換は、
CPU6のメモリ(図示略)に記憶された制御プログラ
ムにより行わせるようにしている。また、前述した第1
4図に示す画面から第15図に示す画面への切換は、切
換スイッチ(図示略)を押すことにより行われるもので
あるが、これに限定されず一定時間後に自動的に切り換
わるようにしても良い。
以」二説明した画面表示パターンによれば、CPU6に
より、 (−)リミットスイッチLS又はセンサS1・S2から
の検出信号に基づき異常が発生したか否かを判断し、異
常が発生した場合に、CRTa上に第13図に示す全体
ライン用表示画面に表示を行わせる、つまり、全体ライ
ン用画面に、異常が発生した箇所のステーションと、レ
ベルに応じた異常内容([即停止」、「1サイクル停止
」、「アラーム」)を分類して表示させ、 (ニ)その後、操作盤2に設けられた切換スイッチが押
されたことを条件として、第14図に示すように、ステ
ーション毎の異常内容(「即停止」、「1サイクル停止
」、「アラーム」)のトラブル名称を具体的に示す表示
をさせ、 (三)その後、操作盤2に設けられた切換スイッチが再
度押されたことを条件として、第15図に示すように、
異常があったトラブル名称(例えばリミットスイッチの
異常箇所)を更に具体的に表示させるようにした。
つまり、本実施例に示す自動化ラインにおける異常リス
ト画面表示システムによれば、各ステーションにおいて
種々の異常が発生した場合に、異常を示す画面を、第1
3図から第14図へ、また、第14図から第15図へと
順次切換えてゆくことによって、異常発生の原因を作業
者に視覚的に認識させることができ、また、画面上では
異常があった箇所、その異常原因を第13図〜第14図
に示すように異常レベルに応じて分類して表示させるよ
うにしたので、この分類された異常内容を作業者が参照
することによって、前記異常がどの程度のものであるか
を直に認識することができ、異常原因に対して迅速に対
応できる効果が得られる。
また、前記異常に関する情報は、特に異常が発生した現
場に行く事なく、画面を通じて連続的に得られるもので
あり、この点においても、前記異常に対する対処を速や
かに行うことができる効果が得られる。
なお、本実施例では、一つのCRT3により画面表示を
順次切り換えていくことで異常原因を細かく知ることが
できるものであるが、これに限定されず、複数のCRT
により第13図〜第15図に示す表示を行っても良い。
また、第13図〜第15図等の全ての画面に予め登録し
ておいた文字(例えば「全体ライン用」、「個別ステー
ション用」、「状態表示用」)をCPU6により選択さ
せ、異常項目のみを定められた一部のスペースに表示さ
せるようにしても良い(また、前記スペースの残りの部
分には任意の画面表示をさせると良い)。
また、表示部はCRTに限定されず、予め文字により記
載しておいた複数の異常内容(例えば、「ステーション
」、「即停止」、「1サイクル停止」、「アラーム」な
どのレベルに応じた異常内容の項目、これら各項目に対
応した「トラブル名称」)と、前記記載した文字を選択
的に指すランプとにより構成しても良い。
次に、第15図及び第16図を参照して、アクチュエー
タを駆動させる駆動信号の出力の有無と、センサにより
検出されたロボットの動作状態との関係を示す状態表示
画面について説明する。
まず、第15図を参照して状態表示画面の概略について
説明すると、 自動機5a〜5Iに対して操作盤2からの命令に基づき
、アクチュエータ(後述する)の電動モータM1ソレノ
イドSQLを動作させる駆動信号を出力した場合に、い
ずれの電動モータM1ソレノイドSOLを動作させたか
を示す表示信号をCRT表示用CPU4に対して出力し
、これによって、符号200で示すrSOLJ群の内の
該当するrs。
L」を点灯表示させる。
また、自動機5a〜51に設けられたセンサS、リミッ
トスイッチLSから、該自動機52〜51の各構成部の
位置を示す検出信号が入力された場合に、該検出信号に
基づき、いずれのセンサS、リミットスイッチLSがO
Nとなったかを示す表示信号をCRT表示用CPU4に
対して出力し、これによって、符号201で示すrLs
J群の内の該当するrLSJを点灯表示させる。
なお、第15図では、ソレノイドrsOLJ とリミッ
トスイッチrLsJ との関係についてのみ記載したが
、これに限定されず、ソレノイドがモータの換わった場
合、リミットスイッチがセンサに換わった場合であって
もその点灯、消灯は同様に行われる。
ここで、自動機5a〜51の構成部を動作させる前記ア
クチュエータとしてシリンダ機構を想定する。このシリ
ンダ機措け、第16図に示すように、シリンダ210内
に移動自在に設けられたピストン11に、自動機53〜
5Iの構成部に先端部が連結されたロッド12を固定し
てなるものであって、前記ピストン211は、ポンプP
がら供給される作動流体を、該ピストン211により仕
切られた二つの室213・214に選択的に供給するこ
とにより矢印(イ)−(ロ)方向に移動させられるもの
である。
つまり、前記ピストン211により仕切られた二つの室
213・214と、作動流体を供給するポンプP、作動
流体を排出する排出部EXとの間には、前記室213・
214に対して選択的に作動流体を供給させ、また、前
記室213・214から選択的に作動流体を排出させる
切換弁215が設けられている。
また、前記切換弁215には、前記作動流体の流路を切
り換える駆動手段としてソレノイド5QL(A−B)が
それぞれ設けられ、また、前記前記ソレノイド5QL(
A−B)により動作させられるロッド212に移動経路
近傍には、該ロッド12の位置を検知するリミットスイ
ッチLS(A−B)がそれぞれ設けられている。
そして、このようなシリンダ機構の措成によって、ソレ
ノイド5QL(A)がONの状態にあるときくこのとき
ソレノイドS Q L(B)はOFFの状態にある)に
は、図に示すようにロッド212はリミットスイッチB
をONさせる位置(作動端)にあり、また逆に、ソレノ
イドBがONの状態にあるとき(このときソレノイドA
はOFFの状態にある)には、ロッド212はリミット
スイッチAをONさせる位置(原位置)にあると想定さ
れる。
このことを第15図の状態表示画面と第16図のアクチ
ュエータの構成図とを対応させて説明すると、前記アク
チュエータとしてのシリンダ機構が、例えば第15図に
示す「ガンシフト」に相当するものであるとすれば、ソ
レノイド5QL(A)をONさせる駆動信号を出力し、
この駆動信号の出力を示すrsOLJを点灯させた場合
には、ロッドが矢印(ロ)方向に移動し、これによって
、リミットスイッチLS(A)がOFFとなり、かつ第
2図の状態表示画面として示される原位置のrLS(A
)JがOFFとなって消灯し、更に、リミットスイッチ
LS(B)がONとなり、かつ第2図の状態表示画面と
して示される作動端のrLs(B)JがONとなって点
灯表示されることになる。
しかしながら、このときこのような組み合わせの「LS
(A)」及びrLS(B)Jの消灯、点灯がなされない
場合には何らかの異常が生じていることになる。
つまり、本実施例に示す自動ラインにおける状態表示シ
ステムによれば、アクチュエータに設けられたソレノイ
ド5QL(A)又はソレノイド5QL(B)を駆動させ
たことと、リミットスイッチLS(A)又はリミットス
イッチLS(B)がON状態にあるかとを対応させて、
第15図に示す状態表示画面に表示させることができ、
これにより、例えばガンシフトを駆動させる駆動信号が
出力された表示がなされているにも拘わらず、該当する
リミットスイッチLSがON状態となる表示がなされて
いない場合には、異常な状態となっている(アクチュエ
ータの動作不良、ロボットの動作不良)と判断すること
ができる。
従って、実施例に示す自動ラインにおける状態表示シス
テムによれば、アクチュエータが正常に動作しているか
、ロボットの各構成部が正常に動作しているか否かを第
15図の状態表示画面により常117監視することがで
き、これによって自動ラインにおいて異常が発生した場
合に、該異常の発生箇所を作業者が直に認識することが
でき、該異常に対して迅速に対応できる効果が得られる
なお、前記CRT表示用CPU4はCRT6を駆動させ
る駆動手段として設けられたものであるが、その駆動は
CPU6の制御内容に基づいて行われるものであり、前
記CPU6による制御機能の一部を代行するものである
。また、本実施例では、一つのCRT3により画面表示
を行ったが、表示部はCRTに限定されず、予め文字に
より記載しておいた複数のロボット構成部の箇所、例え
ば「ガンシフト」、「ガンスイング」、「ワーク」など
の項目と、これら項目のソレノイドとリミットスイッチ
との0N10FF状態を選択的に指すランプとにより(
開成しても良い。
次に、第3表示群を構成するーサイクル画面について説
明する。
この−サイクル画面は、第17図に示すように、ユニッ
ト名称(請求の範囲に示す作業工程ユニット)として挙
げたrsET治具」、rT/F(移載装置)」、「払出
装置」のそれぞれを構成するステップの番号をIO,1
,2,3,・・・・・何と順番に示すものであって、例
えばrSET治共」治具テップ「1」の処理を行ってい
る場合に、rSET治具」の「1」の番号が点灯し、ま
た、「T/F」のステップ「3」の処理を行っている場
合に、IT/FJの「3」の番号が点灯するものである
これによって、前記異常が発生して処理が中断した場合
に、点灯しているステップの番号を参照することにより
、該処理がどのステップで停止しているかを知ることが
できるものである。
なお、この−サイクル画面には、符号300・301で
それぞれ示すように矢印が記されているが、これら矢印
は、rT/F(移載装置)」 と「払出装置」とが連携
して動作し、また、連携して動作が停止するインターロ
ック表示を示すものである。つまり、これら矢印300
・301は、指す側のステップが処理を行うことを条件
に、指された側のステップの処理を行えるものである、
具体的には、矢印300の場合、FT/FJのステップ
が「2」から13」に進んだことを条件として、[払出
装置i!) Jのステップ「1」の処理が実行できるこ
とを示すものであり、また、矢印301 の場合、「払
出装置」のステップが「0」からrlJに進んだことを
条件として、FT/FJのステップ「4」の処理が実行
できることを示すものであって、ステップの進行が停止
した場合に、この停止がいずれのユニット名称が原因で
起こったかを、停止したステップの番号を参照すること
で知ることができるものである。
次に、第18図を参照してユニット歩進画面の構成を説
明すると、このユニット歩進画面Hは、特定の作業工程
ユニットにおけるステップの具体的内容を該ステップの
番号順に示すとともに(符号310を参照)とともに、
各ステップにおいて、作業装置(ソレノイドSOL、電
動モータM)に対して動作をさせる駆動信号の出力状況
(符号311を参照)と、該作業装置が動作したことを
検出する検出装置(センサS、リミットスイッチLS)
の人力状況(符号312を参照)とを対応させて表示す
るものである。
具体的には、 [キャリーを前進させる、ISTローダ
を旋回させる」旨の駆動信号が出力された場合に、ステ
ップ1において、この駆動信号の出力状況を示すランプ
311Aが点灯し、また、「前記キ・Vリーが前進した
こと、ISTローダが旋回したこと」を示す検出信号が
入力された場合に、ステップ2において、当該検出信号
の入力状況を示すランプ312Aが点灯するものである
次に、前記CRT3を制御するCPU6の制御内容につ
いて説明する。
前記CPU6には、操作盤2からの操作信号、センサS
及びリミットスイッチLS等の検出手段からの検出信号
が入力され、これら操作信号、検出信号に基づき、以下
(1)(2)の処理を行う。
(1)前記操作盤2からの操作信号に基づき、第17図
の「−サイクル画面」あるいは第18図の「ユニット歩
進画面」を選択的にあるいは一括してCRT3J二に表
示させる、 (2)センサS及びリミットスイッチLS等の検出手段
からの検出゛信号にノ、(づき、第18図の1出力」に
示すステップの動作を順番に行わせる駆動信号を自動W
5a〜51に対して出力するとともに、ステップrNJ
からステップIN+IJへの歩進を、ステップrNJに
示される自動機5a〜51の動作が完了した後に行わせ
る制御を行う。
このことを第19図のフローチャートを参照して説明す
る。以下の説明において示す「ステップ」は第17図〜
第18図のステップに対応する。
まず、作業の開始を示す操作信号が入力された場合(S
PI)に、ステップの番号(N)を1に設定した後(S
F3) 、5P3(後述する)を経て、ステップの番号
(N)に応じた駆動信号の出力を行うとともに、該駆動
信号を出力したことを示すランプ(たとえば第18図に
符号311Aで示すランプ、第19図に符号350で示
すランプ)を点灯させる(SP/1次に、ステップの番
号(N)を1アツプさせた後(SF3) 、SF3にお
いて出力した駆動信号に基づき自動機5a〜51が所定
の動作を行ったか否かを、検出信号の入力に基づき判断
しく5P6)、YESの場合にSF3に進んで、ランプ
(例えば第18図に符号312Aで示す)を点灯させた
後、前記SP3に戻る。
また、前記SP6において、自動機5a〜51が所定の
動作を未だ行わない場合、つまり、駆動信号を出力した
後、一定時間を経過しても、自動機5a〜51が所定の
動作を行ったことを示す検出信号が入力されない場合(
SF3のNOの場合)に、処理停止の異常が起こったと
して該異常の発生を操作者に知らせる(SF3)。
また、SF3とSF3との間には、所定のステップが完
了したか否かを判断するSF3が設けられており、完了
した場合(YESの場合)に本フローを終了する。
以」二説明したように、本実施例に示す自動化ラインに
おける画面表示システムによれば、第17図に示すよう
に、ユニット名称として挙げたrSET治兵」、「TI
F(移載装置)」、「払出装置」のステップの番号を全
て表示するーサイクル画面において、ステップの進行状
況を適宜表示させるようにしたので、進行が停止した場
合に当該−サイクル画面を参照することにより、異常が
発生した作業工程ユニットのどのステップが停止してい
るかを即座に知ることができる。
また、第18図に示すように、各ユニット名称における
ステップの具体的内容を順に示すステップ歩進条件画面
に対して、作業装置に対する駆動信号の出力状況と、該
作業装置からの検出信号の入力状況とをステップ毎に表
示させるようにしたので、前記第17図の一サイクル画
面に続いて、このステップ歩進条件画面を参照すること
によって、前記異常が発生した作業工程ユニットのどの
ステップがどのような原因で停止したかを知ることがで
きる。
例えば、第18図のステップ1において、ランプ311
Aが点灯して[キャリーを前進させ、ISTローダを旋
回させる]旨の駆動信号が出力されているにも拘わらず
、ステップ2において、前記キャリーの前進を検出し、
ISTローダの旋回を検出する検出信号が入力されない
(つまり、ランプ312Aが点灯していない)場合に、
前記作業装置に異常が発生したと判断することができ、
前記異常に対して迅速に対応できる効果が得られる。
なお、本実施例では、前記CRT表示用CPU4はCR
T6を駆動させる駆動手段としで設けられたものである
が、その駆動はCPU6の制御内容に基づいて行われる
ものであり、前記CPU6による制御機能の一部を代行
するものである。
また、第19図で示したSF3において、作業装置が所
定の動作を行った場合にランプ(例えば第17図に符号
350で示す、第18図に符号312Aで示すもの)を
点灯させるようにしたが、該ランプの点灯は、異常が発
生して自動機5a〜51が所定の動作を行わない場合に
行っても良い。
そして、この場合には前記ランプは点灯させるのではな
く点滅させても良い。
「発明の効果」 以]二説明したように本発明では、このようなステップ
段階での異常が発生した場合においても、第1表示群か
ら第2表示群、第3表示群、第4表示群へと画面切替手
段を操作することにより画面を順々に切り替えて、その
原因を順々に深く追っていくことができるので、自動化
ラインの情報をオペレータに容易に認識させることがで
き、また、前記自動化ラインの設定操作を容易にし得て
その操作性を向上させることができる。
したがって、本発明によれば、複雑゛な制約条件のもと
で運転され、かつ多種多様の動作モードを持つ自動化ラ
インの情報をオペレータに容易に認識させることができ
、また、前記自動化ラインの設定操作を容易にし得てそ
の操作性を向上させることができるといった優れた効果
を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は画面表
示システムの構成を示すブロック図、第2図は自動化シ
ステムのブロック図、第3図は運転準備画面の正面図、
第4図は操作モード画面の正面図、第5図(A)および
(B)はモード設定処理のフローチャート、第6図は機
能ブロック図、第7図はシステムの具体的構成を示すブ
ロック図、第8図はインターロック画面の正面図、第9
図は機種表示画面の正面図、第10図は第9図に示す画
面から更新された画面の正面図、第11図は照合および
表示制御のフローチャート、第12図は情報の移動の説
明図、第13図は全体ラインの異常表示画面を示す正面
図、第14図は個別ラインの異常表示画面を示す正面図
、第15図は状態表示画面を示す正面図、第16図はア
クチュエータの具体的構成を示す回路図、第17図は−
サイクル生産画面を示す正面図、第18図はユニット歩
進画面を示す正面図、第19図はCPUの制御内容を示
すフローチャートである。 イ・・・・・・第1表示群、口・・・・・・第2表示群
、ハ・・・・・・第3表示群、二・・・・・・第4表示
群、A、A’・・・・・・運転準備表示画面、B、B’
 ・・・・・・操作モード表示画面、C・・・・・・イ
ンターロック表示画面、D・・・・・・機種表示画面、
E・・・・・・異常リスト表示画面、F・・・・・・状
態表示画面、G・・・・・・−サイクル表示画面、H・
・・・・・ユニット歩進表示画面、3・・・・・・CR
T、4・・・・・・CPU(駆動手段)、6・・・・・
・CPU(制御手段)、7・・・・・・I10ボート、
70A・70B・・・・・・検知手段、71A・71B
・・・・・・第1の表示手段、72A・72B・・・・
・・運転条件判断手段、73A・73B・・・・・・第
3の表示手段、74・・・・・・設定手段、75・・・
・・・第1の成立指示手段、76・・・・・・表示制御
手段、77・・・・・・第2の表示手段、78・・・・
・・設定判断手段、79・・・・・・第4の表示手段、
80・・・・・・第5の表示手段、81・・・・・・第
2の成立指示手段、100A−1000・・・・・・加
工機、100D・・・・・・払出し装置、101A〜1
01D・・・・・・マスターコントローラ、104・・
・・・・センサ、105・・・・・・アクチュエータ、
LS・・・・・・リミットスイッチ(検出手段)、S・
・・・・・センサ(検出手段)、SQL・・・・・・ソ
レノイド(作業装置)、M・・・・・・モータ(作業装
置)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被加工物の移動方向に沿って配置された複数の自動機を
    順次動作させることによって前記被加工物に所定の加工
    を施すようにした自動化ラインにおいて、 キースイッチの投入後、電源状態、ライン運転開始に先
    立つ運転準備に必要な条件表示、運転を開始するのに必
    要な条件表示、自動可否をそれぞれ表示する運転準備表
    示画面と、 複数の自動機の動作モードに対する操作スイッチを一覧
    表示する操作モード表示画面と、 自動化ラインを構成する各自動機相互間のインターロッ
    ク信号を周辺の装置単位で一覧表示するインターロック
    表示画面と、 機種に応じて自動機で実行すべき動作モードの選択や動
    作条件の設定を行なう機種表示画面と、自動化ラインで
    発生した異常を自動機の停止状態に分類して登録された
    異常項目を一覧表示する異常リスト表示画面と、を具備
    した第1表示群と、自動機を構成するロボットの各構成
    部の位置とロボットの各構成部を動作させる複数のアク
    チュエータの動作状態とを対応させて表示する状態表示
    画面を備えた第2表示群と、 前記第1表示群の各表示画面から第2表示群の状態表示
    画面に切り替えるための第1の画面切替手段と、 自動機の制御回路のステップ単位とステップ進度を表示
    する一サイクル表示画面を備えた第3表示群と、 前記第2表示群の状態表示画面から第3表示群の一サイ
    クル表示画面に切り替えるための第2の画面切替手段と
    、 自動機の制御回路のステップにおいて出力された制御信
    号及びステップを満足する歩進条件をステップ番号に相
    対する形で表示するユニット歩進表示画面を具備した第
    4表示群と、 前記第3表示群の一サイクル表示画面から第4表示群の
    ユニット歩進表示画面に切り替えるための第3の画面切
    替手段と、 を具備した自動化ラインにおける画面表示システム。
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