JPH04103470A - 農用作業車 - Google Patents

農用作業車

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JPH04103470A
JPH04103470A JP22343790A JP22343790A JPH04103470A JP H04103470 A JPH04103470 A JP H04103470A JP 22343790 A JP22343790 A JP 22343790A JP 22343790 A JP22343790 A JP 22343790A JP H04103470 A JPH04103470 A JP H04103470A
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JP
Japan
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front wheel
check
arm
checking
state
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Pending
Application number
JP22343790A
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English (en)
Inventor
Fumio Takada
富美男 高田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、前車輪及び後車輪を等速駆動する標準四輪駆
動状態と、前車輪を設定角以上に操向することに連動し
て前車輪を後車輪よりも高速で駆動する前輪増速四輪駆
動状態と、後車輪のみ駆動する二輪駆動状態との三状態
に切換自在な走行状態切換機構を備えた農用作業車に関
する。
〔従来の技術〕
従来より、この種の農用作業車としては、圃場内の走行
において、例えば畦際等で機体を小回り旋回させる場合
、後車輪で圃場を荒らさないようにするため、前車輪を
設定角度以上操向すると、これに連動して前車輪を後車
輪よりも高速で駆動させる前車輪増速四輪駆動状態にで
きる機能を備えたものが知られている。
そして、近年にあっては、前輪増速四輪駆動による小回
り旋回をより円滑に行うために、前車輪の最大切角を6
5度から68度くらいの大きなものに設定したものも現
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記のように前車輪の最大切角を大きく設定し
た機種では、路上走行において、標準四輪駆動状態や、
或いは後輪のみ駆動の二輪駆動状態に設定しているとき
に操向ハンドルを切り過ぎてしまう虞れが大となって、
高速走行時には危険である等の欠点があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、標
準四輪駆動状態、又は二輪駆動状態のときの前輪切角が
不当に大きくならないように制限できると共に、前輪増
速駆動状態のときには前車輪の切角を大きくとることの
できる農用作業車の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる農用作業車は、上記目的を達成するため
に、冒記の構造のものにおいて、前記前車輪の最大切角
を大小に制限する牽制部材を、牽制作用状態と、牽制解
除状態とに切換可能に備えてあることを特徴構成とする
かかる特徴構成による作用効果は次の通りである。
〔作 用〕
即ち、前車輪の最大切角は、牽制部材の牽制作用状態と
、牽制解除状態との切換えによって、大小に変更可能で
あり、この最大切角の大小の変更を、前輪増速駆動状態
のときと、標準四輪駆動状態又は二輪駆動状態のときに
対応させて設定することて、標準四輪駆動状態又は二輪
駆動状態のときに不当に大きな操向角になることを阻止
できる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、牽制部材の牽制作用状態と牽
制解除状態との切換を行うだけの簡単な操作で、前輪増
速駆動状態で操向角度を大きくとることができると共に
、標準四輪駆動状態と二輪駆動状態とて、前車輪の最大
切角を不当に大きくならないように制限できるので、路
上走行等で操向操作が大きくなって危険性か増大するこ
とを回避でき、車輪の駆動状態に応じて良好に操向操作
できるに至った。
〔実施例〕
以下、本発明を農用作業車の一例である農用トラクタに
適した場合の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に、操向輪である左右前輪(1)及び非操向輪で
ある後輪(2)を共に駆動輪とした四輪駆動型農用トラ
クタの全体側面が示されており、前輪(1)及び後輪(
2)への伝動系の概略か第3図に示されている。
第3図に示すように、車体前部に搭載したエンジン(3
)の出力は主クラッチ(4)を介して、車体後部のミッ
ションケース(5)に入力され、主ギヤ変速機構(6)
及び副ギヤ変速機構(7)で適宜変速されたのち最終変
速軸であるベベルビニオン軸(8)に至り、後部デフ装
置(9)を介して左右の後輪(2)に動力分配される。
又、前記ベベルビニオン軸(8)に固設したギヤ(lO
)から取出した変速出力を中間2段ギヤ(11)を介し
て操向状態切換機構としての前輪(操向輪)変速装置(
12)に伝え、その出力を軸伝動機構(13)を介して
前部デフ装置(14)に伝達して左右の前輪(1)に動
力分配するよう構成されている。
前記前輪変速装置(12)の入力軸(15)には、前記
中間2段ギヤ(11)に咬合及び離脱可能な入力ギヤ(
16)がシフト可能にスプライン連結されると共に、大
径の増速ギヤ(17)か固着され、出力軸(18)には
、前記入力ギヤ(16)に常時咬合する第1変速ギヤ(
19)と前記増速ギヤ(17)に常時咬合する第2変速
ギヤ(20)とか夫々遊嵌支持されると共に、これらギ
ヤ(19)、 (20)の中間に位置してクラッチ部材
(21)かシフト可能にスプライン連結されている。そ
して、クラッチ部材(21)と第1変速ギヤ(19)と
の間に、該クラッチ部材(21)のシフトによって咬合
離脱可能な内歯式の咬合クラッチ(22)が構成される
と共に、前記第2変速ギヤ(20)か出力軸(18)に
外嵌装着した多板式の摩擦クラッチ(23)の駆動側に
一体化されており、前記クラッチ部材(21)かこの摩
擦クラッチ(23)の押圧操作部材となっている。
つまり、クラッチ部材(21)が図中右方にシフトされ
ると咬合クラッチ(22)か入れられて、入力軸(15
)の動力は入力ギヤ(16)と第1変速ギヤ(19)の
ギヤ比で変速されて出力軸(18)から取出され、又、
シフト部材(21)が図中左方にシフトされて摩擦クラ
ッチ(23)か入られることによって、入力軸(15)
の動力は増速ギヤ(17)と第2変速ギヤ(20)のギ
ヤ比で増速されて出力されるのである。
ここにあって、咬合クラッチ(22)が入れられて出力
軸(18)か低速駆動される状態では、左右の前輪(1
)の平均周速度が左右後輪(2)の平均周速度と等しい
か、あるいは僅かに大きく設定されており、この伝動状
態が標準の伝動状態とされる。又、摩擦クラッチ(23
)が入れられて出力軸(18)が高速駆動される状態は
前記標準伝動状態に対して約2倍に増速されるようギヤ
比か設定されており、この増速伝動状態は前輪(1)が
設定角以上大きく操向操作されることによって自動的に
現出されるものであり、以下その操作構造について説明
する。
第3図中に前輪ステアリング部の概略平面か示されてお
り、前記デフ装置(14)を内装した前車輪ケース(2
4)の両端にキングピン軸心(粘)。
(X2)を中心に回動自在に支持された左右前輪(1)
の各ナックルアーム(25)か、車体前部に支軸(26
)を中心に左右揺動自在に枢支されてステアリングハン
ドル(27)に連係されたピットマンアーム(28)の
先端に夫々タイロッド(29)を介して連動連結されて
いる。
そして、ピットマンアーム(28)の前後中間にはカム
溝(30)を備えたカムプレート(31)か固設され、
図示しない車体フレームに支点(X)を中心に前後揺動
自在に枢支された揺動アーム(33)の中間に、前記カ
ム溝(30)に係合するカムフォロアピン(34)か設
けられ、ピットマンアーム(28)の左右揺動に伴って
揺動アーム(33)か前後に揺動されるようになってい
る。
前記カム溝(30)は、ピットマンアーム(28)か中
立直進位置から左又は右に所定角度(約40°)未満で
揺動する間は揺動アーム(33)を揺動操作することか
なく、前記所定角度以上揺動すると揺動アーム(33)
を前方に強制揺動する形状に設定されている。
そして、この揺動アーム(33)の揺動端から延出した
操作ロッド(35)か前輪変速装置(12)の前記クラ
ッチ部材(21)に以下のように連係されている。
第4図に示すように、前記クラッチ部材(21)をシフ
ト操作するシフトフォーク(36)は固定支軸(37)
にスライド自在に支持されており、このシフトフォーク
(36)のボス部(36a)に係合する操作アーム(3
8)が変速操作軸(39)の内端に遊嵌されている。こ
の変速操作軸(39)にスプライン連結したカラー(4
0)のピン(41)が操作アーム(38)に係合されて
変速操作軸(39)と操作アーム(38)が一体化され
ると共に、変速操作軸(39)の外端に固設したアーム
(42)に前記操作ロッド(35)の後端が連結されて
いる。
そして、前輪(1)の操向角が設定角未満の間は咬合ク
ラッチ(22)が入れられて前輪(1)は低速の標準伝
動状態で駆動され、前輪(1)の操向角が設定角以上に
大きくなると摩擦クラッチ(23)か入れられて前輪(
1)は増速伝動状態で駆動される。
尚、外部から操作されるシフトフォーク(43)によっ
て前記カラー(40)をシフトしてピン(41)を図示
のように操作アーム(38)から離脱させておくと、ク
ラッチ部材(21)は咬合クラッチ(22)を入れた状
態に付勢維持されていて、前輪(1)の大きい操向に拘
わらず標準伝動状態を保つ。
又、入力ギヤ(16)をシフトして中間二段ギヤ(11
)との咬合を外しておくことで、前輪変速装置(12)
への入力を断ち、後輪(2)のみの駆動状態を得ること
ができる。
次に、前輪(1)、 (1)最大切角を制限する構造に
ついて説明する。
第1図に示すように、前車軸ケース(24)の左右両端
部の夫々に前後軸芯(P)周りに揺動可能に枢支した状
態で牽制部材としての金属製の牽制アーム(44)を設
けている。この牽制アーム(44)は、第1図及び第2
図に示すように、前輪(1)、 (1)のステアリング
操作に伴う前輪支持ケー ス(45)、 (45) (
7)キングピン軸(XI)、 (X2)周りでの揺動を
、その遊端部(44a)、 (44a)と前輪支持ケー
ス(45)、 (45)との接当て牽制する牽制作用姿
勢と、その牽制を解除した牽制解除姿勢とに揺動切換さ
れるものてあって、牽制作用時の前輪(1)、 (1)
の最大切角を55°に制限するよう、又、牽制解除時に
おいては前車軸ケース(24)端部のベベルギヤケース
(46)、 (46)と前輪支持ケース(45)、 (
45)との接当により制限される前輪(1)、 (1)
の最大切角を68°となるよう設定している。そして、
牽制アーム(44)、 (44)は、第1図に示すよう
に、前記シフトフォーク(43)を手動操作するための
手動レバー(47)と、プッシュプルワイヤ(48)を
介して連係している。その連係は、手動レバー(47)
を前輪増速駆動可能状態に、すなわち前輪増速入かわに
操作したとき、牽制アーム(44)が牽制解除姿勢にな
り、手動レバー(47)を前輪増速駆動状態に、すなわ
ち前輪増速切かわに操作したとき、牽制アーム(44)
か牽制作用姿勢になるように設定している。
〔別実施例〕
本発明は、次のように実施しても良い。
■ 第6図に示すように、牽制部材としての牽制アーム
(44)の一端を、摩擦保持状態て前後軸芯(P)周り
において揺動可能に前車軸ケース(24)の左右両端部
の後面部に枢支することで、牽制アーム(44)を人為
的に揺動操作できるようにする。これにより、牽制アー
ム(44)の遊端部(44a)を機体の横外側方に突出
させた牽制作用姿勢にすることて、牽制アーム(44)
の遊端部(44a)と、前輪支持ケース(45)との接
当て前輪(1)の最大切角を小さく制限すると共に、牽
制アーム(44)の遊端部(44a)を機体の内側方に
揺動引退させて牽制解除姿勢にすることで前車軸ケース
(24)端部のベベルギヤケース(46)と前輪支持ケ
ース(45)との接当位置にまで前輪(1)の最大切角
を大きくてきるようにすること。
■ 牽制部材の牽制作用状態と、牽制解除状態との切換
を伝動アクチュエータ、あるいは油圧アクチュエータを
利用して行うこと。
■ 乗用型田植機等の四輪駆動型の農用作業車に適用す
ること。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る農用作業車の実施例を示し、第1図
は農用トラクタの前車輪における最大切角を牽制する構
造を示す背面図、第2図は要部を示す平面図、第3図は
農用トラクタの走行伝動系を示す概略説明図、第4図は
走行状態切換機構の縦断後面図、第5図は農用トラクタ
を示す全体側面図、第6図は別実施例の牽制構造を示す
背面図である。 (1)・・・・・・前車輪、(2)・・・・・・後車輪
、(12)・・・・・・走行状態切換機構、(44)・
・・・・・牽制部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 前車輪(1)及び後車輪(2)を等速駆動する標準四輪
    駆動状態と、前車輪(1)を設定角以上に操向すること
    に連動して前車輪(1)を後車輪(2)よりも高速で駆
    動する前輪増速四輪駆動状態と、後車輪(2)のみ駆動
    する二輪駆動状態との三状態に切換自在な走行状態切換
    機構(12)を備えた農用作業車であって、前記前車輪
    (1)の最大切角を大小に制限する牽制部材(44)を
    、牽制作用状態と、牽制解除状態とに切換可能に備えて
    あることを特徴とする農用作業車。
JP22343790A 1990-08-24 1990-08-24 農用作業車 Pending JPH04103470A (ja)

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JP22343790A JPH04103470A (ja) 1990-08-24 1990-08-24 農用作業車

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JP22343790A JPH04103470A (ja) 1990-08-24 1990-08-24 農用作業車

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JPH04103470A true JPH04103470A (ja) 1992-04-06

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ID=16798134

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JP22343790A Pending JPH04103470A (ja) 1990-08-24 1990-08-24 農用作業車

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JP (1) JPH04103470A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0903072A1 (en) * 1997-08-27 1999-03-24 HARRY S.p.A. Seated-driver easily handled low-steering angle mowing machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0903072A1 (en) * 1997-08-27 1999-03-24 HARRY S.p.A. Seated-driver easily handled low-steering angle mowing machine

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