JPH04103304U - 回転ヘツド装置 - Google Patents

回転ヘツド装置

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Publication number
JPH04103304U
JPH04103304U JP583491U JP583491U JPH04103304U JP H04103304 U JPH04103304 U JP H04103304U JP 583491 U JP583491 U JP 583491U JP 583491 U JP583491 U JP 583491U JP H04103304 U JPH04103304 U JP H04103304U
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JP
Japan
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drum
rotating
head device
rotation motor
rotary
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Pending
Application number
JP583491U
Other languages
English (en)
Inventor
幹夫 尾鷲
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本ビクター株式会社 filed Critical 日本ビクター株式会社
Priority to JP583491U priority Critical patent/JPH04103304U/ja
Publication of JPH04103304U publication Critical patent/JPH04103304U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTRの回転ヘッド装置の回転ドラムの高速
回転起動を目的とする。 【構成】 磁気ヘッド部16を備えて回転する回転ドラ
ム18と、回転ドラム18の両面側に略同軸に対向する
アッパードラム11とロアードラム12と、回転ドラム
18を回転させるための第1のドラム回転用モータ19
とから構成される回転ヘッド装置50の、第1のドラム
回転用モータ19にて回転する回転ドラム18の回転起
動時に回転力を付勢する第2のドラム回転用モータ51
のロータ側51aを回転ドラム18に、ステータ側51
bをアッパードラム11に設けた回転ヘッド装置50で
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、VTRの回転ヘッド装置に係わり、特にアナログVTR、デジタル VTR、あるいは回転ドラムを有するデータ記録装置等の回転ドラムの高速回転 起動に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来の回転ヘッド装置10の断面図である。
【0003】 同図はインナ−モ−タ型回転ヘッド装置で、近年のVTRでは回転ドラムを回 転せしめるためのドラム回転用モータを、回転ヘッド装置内に内蔵したインナー モータ型が大勢を占めている。
【0004】 以下、同図を用いて従来の回転ヘッド装置10について説明する。
【0005】 11は固定ドラムであるアッパードラム、12は固定ドラムであるロアードラ ムで凹状の底部の中心部にはボールベアリングを嵌挿するように突出する円筒状 のハウジング12aが一体に形成されており、アッパードラム11はコネクティ ングブロック13を介してロアードラム12に固定されている。
【0006】 14は回転軸、15a、15bは回転軸14を回転可能に支持するボールベア リングである。
【0007】 17は両ドラム11、12間に配置されたフライホイールで前記回転軸14に 圧入され、その同軸に磁気ヘッド部16を固定した回転ドラム18が取り付けら れている。磁気ヘッド部16は、記録再生ヘッドがアッパードラム11とロアー ドラム12の外周面よりやや突出するように取り付けられている。
【0008】 19は第1のドラム回転用モータで、ロータ側19a、ステータ側19bから 構成され、ロータ側19aは磁気遮蔽部材を兼ねた取り付け板20を介してフラ イホイール17に固定され、ステータ側19bはロアードラム12のロータ側1 9aに対向する位置に固定されている。
【0009】 21はロータリトランスで、ロータ側コア21a及びステータ側コア21bよ りなり、第1のドラム回転用モータ19の内側に対向配置されている。ロータ側 コア21aは前記フライホイール17より垂下した筒状部17aに嵌合し、ステ ータ側コア21bはロアードラム12のハウジング12aに嵌合し、ロータ側コ ア21aとステータ側コア21bは隙間を介して対向している。
【0010】 22a、22bはドラム回転用モータ19のステータ側19bの磁気遮蔽部材 であり、ドラム回転用モータ19の外側面及び底面を囲繞するごとくロアードラ ム12に固定されている。
【0011】 以上のように構成されたインナ−モ−タ型回転ヘッド装置10は、第1のドラ ム回転用モータ19に電流が供給されるとロータ側19aが回転し、これと一体 に形成されたフライホイール17、ロータリトランス21のロータ側コア21a 、及び磁気ヘッド部16を有する回転ドラム18が回転する。これにより、アッ パードラム11とロアードラム12の外周面より突出した記録再生ヘッドが、ア ッパードラム11とロアードラム12の外周面にヘリカル状に巻回した図示しな い磁気テープと摺動接触することにより、磁気テープと磁気ヘッド部16の間で 記録再生信号の授受が行われる。更に、この記録再生信号はロータリートランス 21を介して回転ヘッド装置10より出力して図示しない周知の記録再生回路に て信号処理される。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
上述した回転ヘッド装置10は、デジタルVTR、ハイビジョンVTRなどの 記録波長の短波長化に伴い回転ドラムの回転数も増加する傾向にあり、例えばH DーVTR(UNIHI)では5400rpm、DXーVTRのPAL仕様では 6000rpmの高回転であり、特に回転ドラムの回転起動時間は短いことが要 求される。
【0013】 従来の回転ヘッド装置は、一個のドラム回転用モータが用いられるのが主流で あり、上述した回転ドラムの回転起動時間の短縮のためにはドラム回転用モータ を大型化せざるを得ない。しかし、ドラム回転用モータを大型化することはイン ナーモータ型回転ヘッド装置においては、回転ヘッド装置が大型化して好ましく なく、特にポータブルVTRなどについては機器の重量増加に結び付き好ましく ないという問題があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、 磁気ヘッド部を備えて回転する回転ドラムと、 前記回転ドラムと略同軸に対向する固定ドラムと、 前記回転ドラムを回転させるための第1のドラム回転用モータとから構成される 回転ヘッド装置において、 前記第1のドラム回転用モータにて回転する前記回転ドラムの回転起動時に回 転力を付勢する第2のドラム回転用モータを設けたことを特徴とする回転ヘッド 装置を提供しようとするものである。
【0015】
【実施例】
図1は、本考案の回転ヘッド装置50の一実施例の断面図である。
【0016】 同図において、先に説明した図2の構成要素と同一構成要素には同一符号を付 し、異なる点についてのみ説明する。
【0017】 51は第2のドラム回転用モータで、ロータ側コア51a及びステータ側コア 51bより構成されている。52は第2のドラム回転用モータ51の電力供給線 である。
【0018】 上記の第2のドラム回転用モータ51のロータ側コア51aは、従来の技術で 説明したように一面に磁気ヘッド部16が取り付けられた回転ドラム18の他面 に取り付けられている。
【0019】 また、第2のドラム回転用モータ51のステータ側コア51bは、回転ドラム 18に取り付けられたロータ側コア51aと隙間を介して対向するようにアッパ ードラム(固定ドラム)11に取り付けられ、その電力供給線52はアッパード ラム11上部より外部に引き出されている。
【0020】 上記のように構成された本考案の回転ヘッド装置50は、第1のドラム回転用 モータ19と第2のドラム回転用モータ51に電力供給されると、第1のドラム 回転用モータ19のみで回転起動した従来の回転ヘッド装置10より遥かに高速 回転起動させることができる回転ヘッド装置を提供することができる。なお、回 転ドラム18が所定の回転数に達した段階で第2のドラム回転用モータ51の電 力供給は停止して、回転ドラム18は第1のドラム回転用モータ19でのみ回転 駆動される。
【0021】 上記した本考案の回転ヘッド装置50は、アッパードラム(固定ドラム)11 と、ロアードラム(固定ドラム)12と、回転ドラム18との3ドラム構成の回 転ヘッド装置で説明したが、回転するアッパードラムと固定のロアードラムの2 ドラム構成の回転ヘッド装置においても同様に可能であり3ドラム構成に限定す るものではない。
【0022】
【考案の効果】
上述したように、第1のドラム回転用モータにて回転する回転ドラムの回転起 動時に回転力を付勢する第2のドラム回転用モータを設けた本考案の回転ヘッド 装置により、ドラム回転用モータを大型化することなく回転ドラムの回転起動時 間の短縮をすることができる回転ヘッド装置の提供を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転ヘッド装置の一実施例の断面図で
ある。
【図2】従来の回転ヘッド装置の断面図である。
【符号の説明】
10 従来の回転ヘッド装置 11 アッパードラム 12 ロアードラム(固定ドラム) 16 磁気ヘッド部 18 回転ドラム 19 第1のドラム回転用モータ 50 本考案の回転ヘッド装置 51 第2のドラム回転用モータ 51a ロータ側 51b ステータ側 52 電力供給線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッド部を備えて回転する回転ドラム
    と、前記回転ドラムと略同軸に対向する固定ドラムと、
    前記回転ドラムを回転させるための第1のドラム回転用
    モータとから構成される回転ヘッド装置において、前記
    第1のドラム回転用モータにて回転する前記回転ドラム
    の回転起動時に回転力を付勢する第2のドラム回転用モ
    ータを設けたことを特徴とする回転ヘッド装置。
JP583491U 1991-01-21 1991-01-21 回転ヘツド装置 Pending JPH04103304U (ja)

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JP583491U JPH04103304U (ja) 1991-01-21 1991-01-21 回転ヘツド装置

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JP583491U JPH04103304U (ja) 1991-01-21 1991-01-21 回転ヘツド装置

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JPH04103304U true JPH04103304U (ja) 1992-09-07

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JP583491U Pending JPH04103304U (ja) 1991-01-21 1991-01-21 回転ヘツド装置

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