JPH04103265U - 低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ - Google Patents

低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ

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JPH04103265U
JPH04103265U JP769991U JP769991U JPH04103265U JP H04103265 U JPH04103265 U JP H04103265U JP 769991 U JP769991 U JP 769991U JP 769991 U JP769991 U JP 769991U JP H04103265 U JPH04103265 U JP H04103265U
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清隆 緒方
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低粘性燃料を円滑に安定して高圧圧送する
ことを可能とするとともに、低粘性燃料自体を潤滑油と
して使用可能な環状室33を形成したものであって、こ
の環状室33内で潤滑作用を確実に行うことができるよ
うにした低粘性燃料用ラジアルピストンポンプを提供す
ること。 【構成】 低粘性燃料による潤滑流路を形成し、この
潤滑流路の途中から吸入吐出のポンプ作用を行う流路を
分岐させるようにすれば、潤滑およびポンプ機能の並存
が可能なことに着目し、環状室33に環状室出口51お
よび環状室入口21を連通し、かつその環状室出口51
側に環状室33内の圧力を調整する圧力調整弁52を設
けることにより、低粘性燃料を環状室33内を通って循
環可能とし、偏心カム16およびピストン24などの可
動部分の潤滑をよりよく行うことができるとともに、環
状室33内の燃料温度の上昇を抑える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は低粘性燃料用ラジアルピストンポンプにかかるもので、とくに低粘 性の燃料を高圧圧送するために好適な低粘性燃料用ラジアルピストンポンプに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両等の内燃機関の排出ガスによる公害問題や資源枯渇問題への 対策として、燃焼効率を改善することが要望されている。ガソリンを使用する場 合には高圧化により噴霧の微粒化を促進することが効果的である。また、ガソリ ンに代わってアルコールないしこれに類するもの(以下単にアルコールと称す) の使用が検討されている。このアルコールは寒冷始動性に劣るため、やはり高圧 化による微粒化が必要である。
【0003】 こうした微粒化を実現するためには、通常の燃料ポンプの吐出圧力3〜4K gf/平方センチメートルに代えて、吐出圧力70〜100Kgf/平方センチ メートルという高圧性能を発揮することができる燃料ポンプが必要である。 この燃料ポンプの一形式として、能力および効率の面からラジアルピストン ポンプが考えられる。たとえば特開昭60−216981号などがある。 しかしながら、従来のラジアルピストンポンプは、特開昭64ー367号に よるもののように、油圧ポンプとしてすなわち高粘性オイル(粘度が30cst 以上)の圧送手段として使用されるが一般的であった。つまり高粘性のオイル用 として用いる場合には性能的に問題はないが、アルコールはその粘度が約0.5 cst程度と非常に低粘性である。
【0004】 かかる特性の低粘性燃料を高圧吐出させようとした場合には、ポンプ構造と して、シリンダブロックが回転する回転式から、シリンダブロックを固定したま まピストンのみが往復動する固定シリンダ式に変更しただけでは、ポンプ性能を 維持することができない。すなわちたとえば、駆動軸の軸受けに封入したグリー スが低粘性の燃料により洗浄、希釈される問題や、ピストンとバレルとの間ない しは偏心カムとピストンの先端部との間で、かじりや焼き付きが生ずる問題を解 消することができない。 つまり、従来のラジアルピストンポンプでは低粘性燃料を円滑に安定して高 圧圧送することができないという問題がある。
【0005】 本出願人はこうした諸問題を解決するために、すなわちガソリンやアルコー ルなどで代表される低粘度の燃料を、軸受け部分を損なわず、またピストン摺動 部にかじりや焼き付きを起こさせることなく、70Kgf/平方センチメートル 以上の高圧においてもポンプ作用を安定的に実行することができる実用的なラジ アルピストンポンプとして、特願平2ー14905号による低粘性燃料油用ラジ アルピストンポンプを開発した。
【0006】 この低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ1について図4ないし図7にもと づき以下説明する。 図4は低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ1の全体断面図、図5は分解斜 視図、図6は図4のVIーVI線断面図であって、低粘性燃料用ラジアルピスト ンポンプ1はハウジング2と、固定シリンダ3と、カバー4と、吸入側のガスケ ット5および吸入側のリーフバルブ6と、吐出側のガスケット7および吐出側の リーフバルブ8と、ポンプシャフト9とを有する。それぞれのハウジング2、固 定シリンダ3、カバー4、吸入側のガスケット5、吸入側のリーフバルブ6、吐 出側のガスケット7、吐出側のリーフバルブ8は位置決めピン10により位置決 めした状態でスタッドボルト11により一体にこれを固定する。
【0007】 ポンプシャフト9は、こうして一体化された内孔部分に回転可能これを挿入 するもので、ハウジング2に設けたラジアル軸受け12、カバー4に設けたスラ スト軸受け13およびラジアル軸受け14によりこれを軸受けして、外部のエン ジン(図示せず)の駆動により駆動プーリ15を介して回転駆動する。このポン プシャフト9の固定シリンダ3内に位置する部位には偏心カム16を形成してあ る。
【0008】 ハウジング2には、ラジアル軸受け12の左右に第1のオイルシール17お よび第2のオイルシール18を設けることによりラジアル軸受け12の封入グリ ースが洗浄性のある低粘性燃料で希釈されることを防止している。ハウジング2 には燃料の吸入ポート部材19を取り付け、この吸入ポート部材19に連通して その内部に、後述のするシリンダ穴23ないしはキャップ状のピストン24の数 (実施例では図6に図示のように5個)と同数の吸入通路20および放射状の環 状室入口21、ならびに中央内空部22を形成する。 なお環状室入口21は、後述する環状室33に低粘性燃料を導入し、上記複 数のシリンダ穴23にこれを供給するとともに潤滑を行わせるための導入通路で ある。
【0009】 固定シリンダ3は、複数本(実施例では5本)のシリンダ穴23を等角度間 隔に放射状に有し、このシリンダ穴23内部に往復動可能にキャップ状のピスト ン24を収容している。ピストン24は、シリンダ穴23にねじ込み固定したプ ラグ25との間に設けたスプリング26によりこれを求心方向に付勢する。ピス トン24の頭部がポンプシャフト9の偏心カム16に当接摺動しその作用を受け て往復運動することにより低粘性燃料の吸入吐出というポンプ作用を行うもので ある。 このピストン24と偏心カム16との摺動部を固定シリンダ3のほぼ中央部 に位置させている。
【0010】 固定シリンダ3内には、シリンダ穴23の左右にこれに連通して吸入側通路 27および吐出側通路28をそれぞれ形成する。吸入側通路27および吐出側通 路28は、ピストン24とプラグ25との間に形成した加圧室29(図6)にこ れらを連通させる。
【0011】 前記吸入側のリーフバルブ6には舌片状スプリングからなる吸入バルブ30 (図5)を形成し、固定シリンダ3内に配置したほぼ矩形状のストッパ31によ りその可動範囲を制御し、ピストン24の往復運動に応じてこの吸入バルブ30 および吸入側通路27から選択的に燃料を吸入可能としている。
【0012】 なお固定シリンダ3の中央内空部32は、ハウジング2の中央内空部22と ともに吸入潤滑用の環状室33を構成する。
【0013】 カバー4は、固定シリンダ3の吐出側通路28に連通する吐出通路34を有 し、この吐出通路34が環状の集合溝35(図5)を介して吐出ポート部材36 に連通している。
【0014】 吐出側のリーフバルブ8には舌片状スプリングからなる吐出バルブ37(図 5)を形成し、カバー4内に配置したほぼ矩形状のストッパ38によりその可動 範囲を制御し、ピストン24の往復運動に応じて吐出側通路28およびこの吐出 バルブ37から選択的に燃料を吐出可能としている。
【0015】 カバー4には第3のオイルシール39を設けることにより、ラジアル軸受け 14の封入グリースが低粘性燃料で希釈されることを防止するとともに、この第 3のオイルシール39と前記第2のオイルシール18とによって、ポンプシャフ ト9の部分において環状室33を外部から遮断可能としている。
【0016】 さらに、図7に示すようにカバー4には、吐出通路34および吐出ポート部 材36に連通してリリーフ弁40を設けるとともに、その開弁位置に環状室33 に連通する戻し孔41を形成することにより、低粘性燃料が異常高圧になったと きには環状室33に低粘性燃料を戻すようになっている。
【0017】 かくして図4に示すように、燃料タンク42の低粘性燃料は、フィードポン プ43により吸入ポート部材19に供給され、ポンプシャフト9の回転駆動によ り偏心カム16に摺動して往復動するピストン24のポンプ作用によって、所定 の燃料噴射ポンプ44に高圧圧送される。
【0018】 すなわち、ピストン24が求心方向に向かう吸入工程において、吸入バルブ 30が開弁するとともに吐出バルブ37は閉弁し、吸入ポート部材19から吸入 通路20を介して吸入バルブ30から吸入側通路27に至り、加圧室29内に吸 入される。またピストン24が遠心方向に向かう吐出工程においては、吸入バル ブ30が閉弁するとともに吐出バルブ37は開弁し、加圧室29から吐出側通路 28を経て吐出バルブ37、吐出通路34、吐出ポート部材36から燃料噴射ポ ンプ44に高圧圧送される。
【0019】 環状室入口21から環状室33内に至った低粘性燃料は、環状室33の内部 が第2のオイルシール18および第3のオイルシール39によりポンプシャフト 9の部分において外部から遮断されているので、その内部に充満することができ る。 したがって、ピストン24と偏心カム16との間、およびシリンダ穴23と ピストン24との間を潤滑することができる。つまり、低粘性燃料自体を固定シ リンダ3内部の環状室33にも導いてピストン24や偏心カム16の潤滑油とし て用いることを可能としている。
【0020】 しかしながら、環状室33の出入口としては、ハウジング2側にある環状室 入口21がこれを兼ねる構成であるので、環状室33にある低粘性燃料全体がそ の内部を均一に循環することが困難である。 とくに固定シリンダ3内の偏心カム16を囲む環状室33部分は潤滑がいち ばん必要であるにもかかわらず、低粘性燃料が循環しにくいので、燃料温度が上 昇してしまう問題がある。 また極端な場合には、シリンダ穴23とピストン24との間など固定シリン ダ3の摺動部に低粘性燃料の劣化物が付着して、ピストン24の動きを鈍くする 原因にもなっていた。
【0021】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、低粘性燃料用ラジ アルピストンポンプにおいて、低粘性燃料自体を潤滑油として使用可能な環状室 を形成したものであって、この環状室内に低粘性燃料を循環可能とすることによ り、さらに潤滑作用を確実に行うことができるようにした低粘性燃料用ラジアル ピストンポンプを提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案は、低粘性燃料による潤滑流路を形成し、この潤滑流路の途 中から吸入吐出のポンプ作用を行う流路を分岐させるようにすれば、潤滑および ポンプ機能を並存させることができることに着目し、低粘性の燃料の吸入側通路 および吐出側通路を形成した固定シリンダと、この固定シリンダ内に放射状に、 かつ往復動可能に配設した複数本のピストンと、これらのピストンを往復動させ るポンプシャフトの偏心カムとを有し、上記ピストンの往復動により上記低粘性 の燃料を上記吸入側通路および吐出側通路からそれぞれ吸入吐出する低粘性燃料 用ラジアルピストンポンプであって、上記固定シリンダ内に形成した環状室内に 上記低粘性の燃料を環状室入口および環状室出口からそれぞれ導入導出するとと もに、この環状室内に上記ピストンと偏心カムとの摺動部を位置させ、この摺動 部に対して、上記環状室入口および環状室出口を互いに対称位置に配置し、かつ 上記環状室出口側には該環状室内の圧力を調節するチェックバルブなどの圧力調 整バルブを配設したことを特徴とする低粘性燃料用ラジアルピストンポンプであ る。
【0023】
【作用】
本考案による低粘性燃料用ラジアルピストンポンプにおいては、環状室の出 口がその入口に対して対称な別位置にあり、かつその出口側には環状室内の圧力 を調整する圧力調整弁を設けることとしたので、低粘性燃料が環状室内を通って 循環可能であり、したがって偏心カムおよびピストンなどの可動部分の潤滑をよ りよく行うことができるとともに、環状室内の低粘性燃料温度の上昇を抑えるこ とができる。
【0024】
【実施例】
つぎに、本考案の第一の実施例による低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ 50を図1および図2にもとづき説明する。ただし、以下の説明においては図4 ないし図7と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。 図1は低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ50の全体断面図であって、低 粘性燃料用ラジアルピストンポンプ50のハウジング2および固定シリンダ3の 構造は事実上低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ1と同様である。つまり、低 粘性燃料用ラジアルピストンポンプ50内に吸入ポート部材19から入ってきた 低粘性燃料は環状室入口21を通って環状室33内に導入されると同時に、各シ リンダ穴23への吸入通路20に導かれてゆく。
【0025】 本実施例では、カバー4の部分に環状室出口51を形成することにより環状 室33内の低粘性燃料が外部に導出されるようにする。この環状室出口51は環 状室入口21とピストン24および偏心カム16の摺動部に対して対称な位置に これを設けることが望ましい。
【0026】 さらに、環状室出口51に連通してチェックバルブなどの圧力調整弁52を 設ける。この圧力調整弁52を介して前記燃料タンク42に低粘性燃料を還流す るようにする。
【0027】 こうした構成の低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ50においては、環状 室33に環状室入口21とともに環状室出口51を設けて低粘性燃料を導入導出 可能としたため、環状室33全体の低粘性燃料が環状室入口21から環状室出口 51にいたる潤滑流路に沿って一方向に循環可能となる。
【0028】 したがって、温度の低い新規の低粘性燃料がその内部に供給されることとな るので、低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ50内の燃料温度の上昇を抑える ことができる。さらに、ピストン24および偏心カム16などの摺動部の潤滑を 十分に行うことができるとともに、当該摺動部への燃料劣化物等付着の問題も発 生しない。
【0029】 また、摺動部の焼き付きが起こりにくくなるとともに、何らかの原因で低粘 性燃料用ラジアルピストンポンプ50内にゴミが発生しても、ポンプ50外に排 出されやすい。 さらに、従来からの低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ1の形状をほとん ど変更することなく、環状室33に環状室出口51を設けるだけでよいので、製 造上も有利である。 なお、低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ50には圧力調整弁52を組み 込むことにより、この圧力調整弁52の制御によって環状室33内の圧力を調整 可能であり、従来のフィードポンプ43に必要とされたプレッシャレギュレータ を省くことができる。
【0030】 図3は、本考案の第二の実施例による低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ 60を示すもので、燃料入口と燃料出口とを第一の実施例の構成とは反対にした ものである。すなわち、カバー4側に燃料入口をハウジング2側に燃料出口を設 けたものである。
【0031】 こうした構造の低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ60によっても低粘性 燃料用ラジアルピストンポンプ50と同様に、潤滑機能および昇温抑制機能を確 保することができる。
【0032】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、環状室に連通する環状室入口および環状室出 口を有する潤滑流路を設け、低粘性燃料が環状室内を潤滑して低粘性燃料用ラジ アルピストンポンプの内部を循環することができるので、燃料温度の上昇を抑制 しつつ適正な潤滑作用を行うことが可能となる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例による低粘性燃料用ラジ
アルピストンポンプ50の全体断面を示すもので、図2
のIーI線断面図である。
【図2】同、低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ50
の側面図である。
【図3】本考案の第二の実施例による低粘性燃料用ラジ
アルピストンポンプ60の全体断面図である。
【図4】従来の低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ1
の全体断面図である。
【図5】同、低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ1の
分解斜視図である。
【図6】同、図4のVIーVI線断面図である。
【図7】同、リリーフ弁40部分の縦断面図である。
【符号の説明】
1 低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ 2 ハウジング 3 固定シリンダ 4 カバー 5 吸入側のガスケット 6 吸入側のリーフバルブ 7 吐出側のガスケット 8 吐出側のリーフバルブ 9 ポンプシャフト 10 位置決めピン 11 スタッドボルト 12 ラジアル軸受け 13 スラスト軸受け 14 スラスト軸受け 15 駆動プーリ 16 偏心カム 17 第1のオイルシール 18 第2のオイルシール 19 吸入ポート部材 20 吸入通路 21 放射状の環状室入口 22 中央内空部 23 シリンダ穴 24 キャップ状のピストン 25 プラグ 26 スプリング 27 吸入側通路 28 吐出側通路 29 加圧室 30 吸入バルブ 31 ほぼ矩形状のストッパ 32 中央内空部 33 吸入潤滑用の環状室 34 吐出通路 35 集合溝 36 吐出ポート部材 37 吐出バルブ 38 ほぼ矩形状のストッパ 39 第3のオイルシール 40 リリーフ弁 41 戻し孔 42 燃料タンク 43 フィードポンプ 44 燃料噴射ポンプ 50 低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ 51 環状室出口 52 圧力調整弁(チェックバルブ) 60 低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低粘性の燃料の吸入側通路および吐出
    側通路を形成した固定シリンダと、この固定シリンダ内
    に放射状に、かつ往復動可能に配設した複数本のピスト
    ンと、これらのピストンを往復動させるポンプシャフト
    の偏心カムとを有し、前記ピストンの往復動により前記
    低粘性の燃料を前記吸入側通路および吐出側通路からそ
    れぞれ吸入吐出する低粘性燃料用ラジアルピストンポン
    プであって、前記固定シリンダ内に形成した環状室内に
    前記低粘性の燃料を環状室入口および環状室出口からそ
    れぞれ導入導出するとともに、この環状室内に前記ピス
    トンと偏心カムとの摺動部を位置させ、この摺動部に対
    して、前記環状室入口および環状室出口を互いに対称位
    置に配置し、かつ前記環状室出口側には該環状室内の圧
    力を調節する圧力調整バルブを配設したことを特徴とす
    る低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ。
JP1991007699U 1991-01-29 1991-01-29 低粘性燃料用ラジアルピストンポンプ Expired - Lifetime JP2521278Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004270647A (ja) * 2003-03-11 2004-09-30 Denso Corp 燃料供給ポンプ

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