JPH04103218A - エミッタフォロア出力回路 - Google Patents

エミッタフォロア出力回路

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JPH04103218A
JPH04103218A JP2220203A JP22020390A JPH04103218A JP H04103218 A JPH04103218 A JP H04103218A JP 2220203 A JP2220203 A JP 2220203A JP 22020390 A JP22020390 A JP 22020390A JP H04103218 A JPH04103218 A JP H04103218A
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JP
Japan
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bipolar transistor
collector
npn bipolar
base
output
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JP2220203A
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Shiyuusei Tago
多胡 州星
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NEC Corp
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • H03K19/013Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits
    • H03K19/0136Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits by means of a pull-up or down element

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、論理回路の出力回路に関し、特に、エミッタ
フォロア出力回路の回路構成に関する。
〔従来の技術〕 一般に、この種のエミッタフォロア出力回路は、差動ト
ランジスタ対からなる差動論理回路の出力側に接続され
て、後段に接続される負荷を駆動するための出力回路と
して用いられることが多い。
以後の説明では、上記の差動論理回路と、エミッタフォ
ロア出力回路とが組み合わされた回路をECL(Emi
tter  CoupledLogic)回路と呼ぶこ
ととする。
第4図は、従来のエミッタフォロア出力回路を用いたE
CL回路の一例としてのインバータ回路の回路構成を示
す。
このインバータ回路は、差動論理回路1とエミッタフォ
ロア出力回路2とからなる。
差動論理回路1は、基本的には、2つのNPNバイポー
ラトランジスタQ、及びQ2の差動対構成からなる。
NPNバイポーラトランジスタQ1は、ベースが入力端
子3に接続され、コレクタが抵抗R1及びR2を介して
高位側電源端子4に接続されている。
このトランジスタは、入力トランジスタとして動作する
NPNバイポーラトランジスタQ2は、ベースが基準電
源端子5に接続され、コレクタが抵抗R2を介して高位
側電源端子4に接続されている。
上記の2つのトランジスタのエミッタは共通に接続され
、更に、定電流源6を介して第1低位側電源端子7に接
続されている。
エミッタフォロア出力回路2は、出力トランジスタとし
てのNPNバイポーラトランジスタQ。
と定電流源8とからなる。
NPNバイポーラトランジスタQ3は、コレクタが高位
側電源端子4に接続され、エミッタが定電流源8を介し
て第2低位側電源端子9に接続されている。
差動論理回路1からの出力信号は、出力のNPNバイポ
ーラトランジスタQ3のベースに入力され、インバータ
回路としての出力信号は、NPNバイポーラトランジス
タQ3のエミッタに接続された出力端子10に出力され
る。
なお、出力のNPNバイポーラトランジスタQ3のエミ
ッタに接続されている容量CLは、配線容量や接合容量
を含めた、負荷としての容量を表したものである。
上述のように構成されたインバータ回路において、今、
入力端子3へ入力される信号の電位がハイレベルの時に
は、NPNバイポーラトランジスタQ1が導通し、NP
NバイポーラトランジスタQ2が非導通となる。
この時、出力端子10に出力される出力信号の!位はロ
ウレベルとなる。
このロウレベルの電位の値は、高位側電源電位から、定
電流源6を流れる電流による抵抗R1及びRQにおける
電圧降下分と、出力のNPNバイポーラトランジスタQ
3のベース・エミッタ間順方向電圧だけ低位側にレベル
シフトした値となる。
次に、逆に、入力端子3への入力信号がロウレベルの時
には、入力のNPNバイポーラトランジスタQ1が非導
通となり、NPNバイポーラトランジスタQ2が導通す
る。
この時、出力端子10に出力される出力信号の電位はハ
イレベルとなる。
このハイレベルの電位の値は、高位側電源電位から、抵
抗R2における電圧降下分と、出力のNPNバイポーラ
トランジスタQ3のベース・エミッタ間順方向電圧だけ
低位側にレベルシフトした値となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、一般に、ECL回路においては、出力
端子10には、配線容量や接合容量による負荷容量が存
在している。
このため、出力信号の立ち上り・立ち下り時には、この
負荷容量CLの充放電が伴なう。
この出力信号の立ち上りφ立ち下り時における負荷容量
CLの充放電に関して、従来のエミッタフォロア出力回
路を用いたECL回路について考えてみる。
この場合、出力信号の立ち上り時には、出力のNPNバ
イポーラトランジスタQ3からの駆動電流によって負荷
容量CLが充電されるのであるが、このトランジスタの
駆動能力が大きく、十分に早い応答速度が得られるので
、定電流源8の電流値は少なくて良い。
ところが、これに対して、出力信号の立ち下り時には、
負荷容量CLの電荷は定電流源8によって放電される。
従って、応答速度を早くするためには、定電流源8の電
流値を大きくしなければならない。
しかし、集積回路の大規模化が進む今日、回路の配線長
が長くなって負荷容量CLが大きくなる一方であるのに
対して、定電流源の電流値については、消費電力を増大
させないために、配線長の増加に見合うだけの大きさに
はできないことから、従来のエミッタフォロア出力回路
では、出力信号の立ち下り時間が著しく長くなるという
問題が起っている。
本発明の目的は、上記の問題点を解決し、消費電力が小
さり、シかも高速で動作するエミッタフォロア出力回路
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のエミッタフォロア出力回路は、エミッタより出
力端子に電位を供給する第1のバイポーラトランジスタ
と、 この第1のバイポーラトランジスタに直列に接続され、
この第1のバイポーラトランジスタに電流を供給する第
2のバイポーラトランジスタと、前記第1のバイポーラ
トランジスタのコレクタと、前記第2のバイポーラトラ
ンジスタのベースとの間に接続して設けられ、前記第1
のバイポーラトランジスタのコレクタ電位の過渡的な変
化を検出して第2のバイポーラトランジスタのベース電
位を制御する手段とを有し、 前記第2のバイポーラトランジスタを流れる電流が、出
力信号が立ち下る時には、過渡的に、定常時の電流より
多ぐ流れ、その出力信号が立ち上る時には、過渡的に、
定常時の電流より少なく流れるように動作することを特
徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明の好適な実施例について、図面を参照して
説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例の回路構成を示す回路
図である。
本実施例は、第4図に示す従来のECL回路と同様にイ
ンバータとしての動作をする。
本実施例は、第1図に示すように、差動論理回路1とエ
ミッタフォロア出力回路11とからなるが、差動論理回
路1は従来のECL回路におけるものと同一である。
エミッタフォロア出力回路11は、エミッタが出力端子
10に接続された出力のNPNバイポーラトランジスタ
Q3と、このトランジスタのエミッタにコレクタが接続
されたNPNバイポーラトランジスタQ4と、このNP
NバイパーラトランジスタQ4のベース電位を制御スル
ヘースハイアス回路12と、同じ<、NPNバイボーラ
トランジスタQ4のベース電位を制御する容量C及び抵
抗R3とからなる。
ベースバイアス回路12は、出力信号がハイレベル又は
ロウレベルの定常状態にある時の、NPNバイポーラト
ランジスタQ4のベース電位を制御する。
一方、容量Cと抵抗R3とは、出力信号の立ち上り・立
ち下りの過渡時に、NPNバイポーラトランジスタQ4
のベース電位を制御する。
本実施例では、出力のNPNバイポーラトランジスタQ
3のコレクタは、抵抗R3を介して高位側電源端子4に
接続されている。
又、NPNバイポーラトランジスタQ4は、ベースが容
量cを介して出力のNPNバイポーラトランジスタQ3
のコレクタに接続され、エミッタが第2低位側電源端子
9に接続されている。
このトランジスタのベースは、又、ベースバイアス回路
12の出力にも接続されている。
ベースバイアス回路12は、3つの抵抗R41R5及び
R8並びにNPN トランジスタQ5からなる。
NPNバイポーラトランジスタQ5は、コレクタが抵抗
R4を介して高位側電源端子4に接続され、エミッタが
第2低位側電源端子9に直接接続され、ベースが直列に
接続された抵抗R5及びR6を介してNPNバイポーラ
トランジスタQ4ノヘースに接続されている。
抵抗R6とR6の接続点は、NPNバイポーラトランジ
スタQI5のコレクタにも接続されている。
以下に、上述のような構成を持つ本実施例の動作につい
て、第1図に示す回路図および第2図(a)及び(b)
に示す信号波形図を用いて説明する。
先ず、出力端子10に出力される信号がハイレベル又は
ロウレベルの定常状態にある時を考える。
この場合、NPNトランジスタQ4のベースは、ベース
バイアス回路12から一定電位を与えられて、コレクタ
に定常電流が流れている。
つまり、NPNバイポーラトランジスタQ4及びQ5の
ベース会エミッタ間順方向電圧をそれぞVF4及びれV
ア。とし、抵抗R5及びR8に流れる電流の大きさをそ
れぞれ■、及び■6とするとVF4は、次式で表される
V p、s= V F5+ R5・l5−Rθ・Ie 
  (t)この電圧Vア。によって、NPNバイポーラ
トランジスタQ4のコレクタには、次式で表されるコレ
クタ電流工。4が定常的に流れる。
ボルツマン定数、Tは絶対温度である。
今、入力端子3への入力信号がロウレベルにあるとすれ
ば、出力端子10にはハイレベルの信号が出力されてい
る。
この時、NPNバイポーラトランジスタQ4のベース会
エミッタ間順方向電圧VF4は(1)式で与えられ、コ
レクタ、つまり、NPNバイポーラトランジスタQ3の
エミッタには0式で与えられる電流Ic4が流れている
ここで、出力のNPNバイポーラトランジスタQ3の電
流増幅率をβとすると、NPNバイポーラトランジスタ
Q3のコレクタには、 の定常電流I。3が流れている。
従って、NPNバイポーラトランジスタQ3のコレクタ
電位は、高位側電源電位からこのコレクタ電流1c3に
よる抵抗R3での電圧降下の分だけレベレシフトした電
位となっている。
ここで、上記のような状態にある時、入力端子3への入
力信号がロウレベルからハイレベルに変化すると、定電
流源6を流れる電流の経路がNPNバイポーラトランジ
スタQ2からNPNバイポーラトランジスタQ1に切り
替る。
これによって、NPNバイポーラトランジスタQ1のコ
レクタ電位、つまりNPNバイポーラトランジスタQ3
のベース電位が急激に立ち下る。
ところが、出力端子10、つまりNPNバイポーラトラ
ンジスタQ3のエミッタ電位は、負荷容量CLに蓄積さ
れた電荷が放電されないと電位が下らないので、初期の
過渡期にはこのNPNバイポーラトランジスタQ3のベ
ース電位に追随して立ち下ることができない。
従って、出力のNPNバイポーラトランジスタQ3のベ
ース・エミッタ間順方向電圧は、入力信号のレベル変化
の初期の過渡期において、定常時の値に対して小さくな
る。
そして、このNPNバイポーラトランジスタQ3におい
ても、ベース・エミッタ間電圧とコレクタ電流との間に
は0式と同様の関係が成立するので、このトランジスタ
のコレクタ電流は前述した定常状態での電流値に比べて
減少する。
その結果、出力のNPNバイポーラトランジスタQ3の
コレクタ電位は、第2図(a)に示すように、上昇する
次いで、上記のNPNバイポーラトランジスタQ3のコ
レクタ電位の上昇に伴って、NPNバイポーラトランジ
スタQ4のベース電位が過渡的に上昇する。
これは、NPNバイポーラトランジスタQ3のコレクタ
とNPNバイポーラトランジスタQ4のベースとが、容
量Cによって容量結合されているからである。
この結果、VF4が増加することにより0式に従ってN
PNバイポーラトランジスタQ4のコレクタ電流が、第
2図(b)に示すように、過渡的に増大する。
このNPNバイポーラトランジスタQ4のコレクタ電流
の過渡的な増大は、負荷容量OLに蓄積されている電荷
が放電されるまで続き、その大きさは、第2図(b)に
示すように、負荷容量CLの大きさに応じて大きくなる
負荷容量CLの電荷は、上記の増大したコレクタ電流に
よって放電されるので、出力端子10の電位は、第2図
(a)に示すように、急激に立ち下る。
出力端子10への出力信号のレベルがロウレベルに立ち
下った後は、NPNバイポーラトランジスタQ4のコレ
クタ電流は、出力のNPNバイポーラトランジスタQ3
を流れ、NPNバイポーラトランジスタQ4のベース電
位は、ベースバイアス回路12より与えられる一定電位
に戻り、NPNバイポーラトランジスタQ3のコレクタ
電位およびNPNバイポーラトランジスタQ4のコレク
タ電流は、第2図(a)及び(b)に示すように、定常
値に戻る。
次に、入力端子3への入力信号が、ハイレベルからロウ
レベルに立ち下る場合を考える。
この場合は、定電流源6の電流経路が、NPNバイポー
ラトランジスタQ工からNPNバイポーラトランジスタ
Q2に切り替ってNPNバイポーラトランジスタQ1の
コレクタ電位、つまり出力のNPNバイポーラトランジ
スタQ3のベース電位が急激に立ち上る。
ところが出力端子10、つまり出力のNPNバイポーラ
トランジスタQ3のエミッタ電位は、負荷容量CLが充
電されてから立ち上がるので1入力信号のレベル変化の
初期の過渡期にはベース電位に追随できず、出力のNP
NバイポーラトランジスタQ3のベース・エミッタ間電
圧が増大する。
その結果、NPNバイポーラトランジスタQ3のコレク
タ電流は定常状態での値に対して過渡的に増大し、この
NPNバイポーラトランジスタQ3のコレクタ電位が、
第2図(a)に示すように、過渡的に低下する。
上記のNPNバイポーラトランジスタQ3のコレクタ電
位の低下に伴って、NPNバイポーラトランジスタQ4
のベース電位も降下する。
その結果、NPNバイポーラトランジスタQ4のコレク
タ電流が、第2図(b)に示すように、過渡的に減少し
、負荷容量CLが、出力のNPNバイポーラトランジス
タQ3によって充電されることにより、出力端子10の
電位は急激に立ち下る。
第2図に、本発明の効果を確認するために、本実施例に
おいて、負荷容量CLの値を、CL =O,0,5,及
び1.OpF とした時のそれぞれについて、動作時の信号波形を観測
した結果を示す。
第2図(a)は、上記の動作時における出力信号および
NPNバイポーラトランジスタQ3のコレクタの電位の
波形を示す図である。
又、第2図(b)は、第2図(a)に対応する時間帯に
おけるNPNバイポーラトランジスタQ4のコレクタ電
流の波形を示す図である。
更に、第2図(a)には、第4図に示す従来のエミッタ
フォロア出力回路において、定電流源8の電流値が0 
、4 m A s負荷容量CLが1.OpFの場合の出
力信号の立ち下り波形も併せて示しである。
なお、本実施例の動作条件は下記の通りである。
(1)高位側電源電位;OV ■第1低位側電源電位;−4,5V (3)第2低位側電源電位;−3,3V(2)基準電源
端子電位;−1,4V ■入出力信号ハイレベル;−1,IV 入出力信号ロウレベル;−1,7V (6)抵抗R,;1.075にΩ 抵抗R2;2.15にΩ 抵抗Rs : 1.075にΩ 抵抗R4,RIS及びRe ;8.3にΩ■容量Coo
、1pF 第2図(a)において、負荷容量CLが1.0pFの場
合について、本実施例の出力信号の立ち下り波形と従来
のエミッタフォロア出力回路の出力信号の立ち下り波形
とを比較すると、本実施例の出力信号波形の方が急峻に
立ち下っていて、本発明の効果が表れていることが分る
又、本実施例において、負荷容量CLが変化した場合に
は、NPNバイポーラトランジスタQ4のコレクタ電流
が、第2図(b)に示されるように、負荷容量の大きさ
に応じて大きくなり、これによって負荷容量の大きさに
関らず出力信号の立ち下り時間が改善されており、本発
明の効果が表れていることが確認される。
次に、本発明の第2の実施例について述べる。
第3図は、本発明の第2の実施例の回路構成を示す回路
図である。
本実施例と、第1図に示した第1の実施例との違いは、
本実施例では、出力のNPNバイポーラトランジスタQ
3のコレクタと高位側電源端子4との間に、NPNバイ
ポーラトランジスタQ8が設けられていることである。
このトランジスタは、コレクタとベースが共通に高位側
電源端子4に接続され、エミッタが出力のNPNバイポ
ーラトランジスタQ3のコレクタに接続されている。
本実施例は、第1の実施例の効果を含み、更に、下記の
効果も併せ持っている。
負荷容量CLが特に大きい場合は、出力端子10の電位
の立ち上り時に過渡的に流れるNPNバイポーラトラン
ジスタQ3のコレクタ電流が多くなりすぎる。
このため、NPNバイポーラトランジスタQ3のコレク
タ電位が低くなりすぎて、このトランジスタが飽和して
しまう、或いはこのトランジスタのコレクタ電位が定常
値に戻る迄の時間が長くなって、本発明の高速性が損わ
れてしまう。
本実施例のようにNPNバイポーラトランジスタQ8を
設けると、出力のNPNバイポーラトランジスタQ3の
コレクタ電位をクランプすることができて、上述の高速
性の低下を防ぐことができるので、本発明の適用範囲を
更に広げることができる。
なお、これまでの第1の実施例および第2の実施例の説
明においてはエミッタフォロア出力回路の前段にあって
論理演算を行なう論理回路として、差動トランジスタ対
からなる差動論理回路を用いて説明したが、本発明がこ
れに限られるものではなく、他の回路形式の論理回路に
も適用できることは明らかである。
又、ベースバイアス回路およびコレククタ電位クランプ
回路についても、一般によく用いられる回路を用いたが
、本発明の効果がこれに限られるものではないことも明
らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、エミッタフォロ
ア出力回路に流れる電流を、定常状態では出力端子の電
位レベルによらず少なくしておき、出力信号の立ち下り
時には過渡的に、しかも負荷容量の大きさに応じて多く
流して負荷容量を急速に放電させ、出力信号の立ち上り
時には過渡的に少なくシ、負荷容量を出力のトランジス
タで急速に充電することによって、消費電力が少なくし
かも高速で動作するエミッタフォロア出力回路を得るこ
とができる。
子、5・・・基準電源端子、6,8・・・定電流源、7
・・・第1低位側電源端子、9・・・第2低位側電源端
子、10・・・出力端子、12・・・ベースバイアス回
路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エミッタから出力端子に電位を供給する第1のバ
    イポーラトランジスタと、 この第1のバイポーラトランジスタに直列に接続され、
    この第1のバイポーラトランジスタに電流を供給する第
    2のバイポーラトランジスタと、前記第1のバイポーラ
    トランジスタのコレクタと、前記第2のバイポーラトラ
    ンジスタのベースとの間に接続して設けられ、前記第1
    のバイポーラトランジスタのコレクタ電位の過渡的な変
    化を検出して第2のバイポーラトランジスタのベース電
    位を制御する手段とを有し、 前記第2のバイポーラトランジスタを流れる電流が、出
    力信号が立ち下る時には、過渡的に、定常時の電流より
    多く流れ、その出力信号が立ち上る時には、過渡的に、
    定常時の電流より少なく流れるように動作することを特
    徴とするエミッタフォロア出力回路。
  2. (2)ベースが外部信号入力端子に接続され、コレクタ
    が抵抗を介して高位側電源端子に接続され、エミッタが
    出力端子に接続された第1のNPNバイポーラトランジ
    スタと、 ベースがベースバイアス回路の出力部に接続され、コレ
    クタが出力端子に接続され、エミッタが低位側電源端子
    に接続された第2のNPNバイポーラトランジスタとを
    含み、 前記第1のNPNバイポーラトランジスタのコレクタと
    前記第2のNPNバイポーラトランジスタのベースとが
    容量結合されていることを特徴とするエミッタフォロア
    出力回路。
  3. (3)請求項2記載のエミッタフォロア出力回路におい
    て、第1のNPNバイポーラトランジスタのコレクタと
    高位側電源端子との間に、コレクタ電位クランプ回路を
    設けたことを特徴とするエミッタフォロア出力回路。
  4. (4)請求項2あるいは請求項3記載のエミッタフォロ
    ア出力回路において、 ベースバイアス回路は、コレクタが第1の抵抗を介して
    高位側電源端子に接続され、エミッタが低位側電源端子
    に接続されたNPNバイポーラトランジスタと、 このNPNバイポーラトランジスタのコレクタとベース
    との間に接続された第2の抵抗と、前記第1の抵抗と前
    記第2の抵抗の接続点に接続され、他端を出力部とする
    第3の抵抗とからなり、前記コレクタ電位クランプ回路
    は、コレクタとベースとが高位側電源端子に接続され、
    エミッタが前記第1のバイポーラトランジスタのコレク
    タに接続されたNPNバイポーラトランジスタからなる
    ことを特徴とするエミッタフォロア出力回路。
JP2220203A 1990-08-22 1990-08-22 エミッタフォロア出力回路 Pending JPH04103218A (ja)

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DE69128856T DE69128856T2 (de) 1990-08-22 1991-08-21 Emitterfolgerausgangsschaltung
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