JPH04102790U - 把持装置 - Google Patents

把持装置

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JPH04102790U
JPH04102790U JP1266291U JP1266291U JPH04102790U JP H04102790 U JPH04102790 U JP H04102790U JP 1266291 U JP1266291 U JP 1266291U JP 1266291 U JP1266291 U JP 1266291U JP H04102790 U JPH04102790 U JP H04102790U
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fluid pressure
rod
cylinder
gripping device
chuck
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JPH077111Y2 (ja
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内 清 竹
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エスエムシー株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形化することができ、かつ流体圧チャック
への配管が作業の邪魔にならない把持装置を提供する。 【構成】 流体圧シリンダ1のロッド6に、流体圧チャ
ック11のフィンガ駆動部12を組込み、フィンガ駆動
部12に圧力流体を供給する配管24を、ロッド6を通
して流体圧シリンダ1外に開口させる。 【効果】 把持装置の全長が短くなって小形化すること
ができ、流体圧チャックへの配管が作業の邪魔にならな
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は把持装置に関するものであり、特に詳しくは流体圧シリンダによって 流体圧チャックを移動させる把持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
流体圧によりフィンガを開閉させてワークを把持及び解放する流体圧チャック は、特に例示するまでもなく既に知られている。
【0003】 上記流体圧チャックは、通常別体に形成した流体圧シリンダのロッドの軸方向 先端に取付けて使用されるが、ロッドの軸方向先端に流体圧チャックを単に取付 けると、装置全体の軸方向長さが長くなるという問題がある。
【0004】 また、ロッドの先端に取付けた流体圧チャックに圧力流体を給排する配管が、 作業の邪魔になるという問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、小形化することができ、かつ流体圧チャッ クへの配管が作業の邪魔にならない把持装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、流体圧によりフィンガが開閉する流体圧 チャックと、該流体圧チャックを移動させる流体圧シリンダとを備えた把持装置 において、上記フィンガを開閉させるフィンガ駆動部を、複動シリンダとして上 記流体圧シリンダのロッド先端に組込み、上記フィンガ駆動部に圧力流体を給排 する配管を、上記ロッドを通して流体圧シリンダ外に開口させたことを特徴とし ている。
【0007】 また、同様の課題を解決するため、フィンガ駆動部を単動シリンダとするとよ い。
【0008】
【作用】
流体圧シリンダのロッドの先端に、流体圧チャックのフィンガ駆動部を組込ん だので、把持装置全体の軸方向長さが短くなって小形化することができる。
【0009】 また、フィンガ駆動部に圧力流体を給排する配管を、ロッドを通して流体圧シ リンダ外に開口させたので、流体圧チャックへの配管が作業の邪魔にならない。
【0010】
【実施例】
図1及び図2は本考案の第1実施例を示し、この把持装置は、流体圧シリンダ 1と、該流体圧シリンダ1で移動される流体圧チャック11を備えている。
【0011】 上記流体圧シリンダ1は、シリンダ3を形設した本体2と、シリンダ3の一端 を閉鎖するエンドプレート4と、シリンダ3内を往復動するピストン5及びその ロッド6とを備え、本体2に、ピストン5で区画された圧力室7,7に圧縮空気 を給排するポート8,8が開設されている。
【0012】 上記流体圧チャック11は、フィンガ駆動部12と、該フィンガ駆動部12に よって開閉するフィンガ13,13を備え、フィンガ駆動部12は上記ロッド6 の先端部分に組込まれている。
【0013】 図2に詳細を示すように、ロッド6の先端部分には、フィンガ駆動部12を構 成するシリンダ15が形設され、フィンガ13,13は、ロッド6の先端に形設 した案内部16,16(一方のみ図示)間に設けたローラガイド17,17によ って、ロッド6の軸方向と直交する方向に移動可能に取付けられている。 シリンダ15内のピストン19と20は、ピストン19のロッド21がピスト ン20を気密に貫通することによって、同心でかつ相対摺動可能に配設され、逆 へ字状のレバー22,22は、一端がロッド21の先端に、中間山形部がフィン ガ13,13の上部にそれぞれ枢着され、他端に設けたローラがピストン20下 方の案内部20a,20aに回転自在に当接している。
【0014】 上記本体2の軸心部分には、流体圧チャック11に圧縮空気を給排するための 配管24が、ピストン5とロッド6に形設した貫通孔9を通して、これらに対し て相対移動可能に挿入されている。二重管として構成された上記配管24の内管 24aは、ピストン19を密に貫通した先端が、径方向の通孔19a,・・によ ってピストン19,20間の圧力室25に連通している凹部21a内に開口し、 外管24bの先端がピストン19上方の圧力室26内に開口することにより、内 外管間の通路が圧力室26に連通している。
【0015】 上記第1実施例は、ポート8,8から流体圧シリンダ1の圧力室7,7に圧縮 空気を供給すると、ピストン5、ロッド6及びその先端の流体圧チャック11が 往復動し、配管24から流体圧チャック11の圧力室25,26に圧縮空気を供 給すると、フィンガ13,13が開閉してワークを把持または解放する。
【0016】 この場合、ピストン5とロッド6の往復動及びピストン19と20の往復動に よって、内外管24a,24bの先端と圧力室25,26との位置関係が相対移 動するが、これらが相対移動しても配管24から圧力室25と26に圧縮空気を 給排できるようにすることは、勿論である。 即ち、外管24bは、先端からの距離がピストン5のストロークより若干長い 位置に設けたシール部材27によって貫通孔9との間をシールし、内管24aは 、同様にピストンのストロークより若干長いの位置に設けたシール部材28によ ってピストン19との間をシールしている。この場合、圧力室25への圧縮空気 の供給によってピストン19は図において上動するので、ピストン7と19を同 時に駆動するときは、シール部材28の取付位置を上記長さより若干短くするこ とができる。
【0017】 また、配管24をピストン5及びロッド6に固定して、本体2に対して相対摺 動させることもできる。
【0018】 上記第1実施例は、流体圧シリンダ1のロッド6の先端に流体圧チャック11 のフィンガ駆動部12を組込んだことにより、装置全体の軸方向長さを短くでき るので、把持装置を小形化することができる。
【0019】 また、フィンガ駆動部12への圧縮空気の給排を、ロッド6とピストン5の貫 通孔9を通る配管24によって行うので、配管24が作業の邪魔にならない。
【0020】 図3は、流体圧チャック31のフィンガ駆動部32を単動形シリンダとした本 考案の第2実施例を示している。上記フィンガ駆動部32は、ピストン19とシ リンダ15間の呼吸室34に復帰ばね35が縮設され、内管24aと外管24b 間の通路は外部に開口している。なお、図示を省略しているが、上記内外管間の 通路は、本体2の径方向に開口させることができる。 第2実施例の他の構成及び作用は、ピストン19と20が復帰ばね35の付勢 力によって図示の状態に復帰する以外は第1実施例と同じであるから、図の主要 な箇所に同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0021】 図4は本考案の第3実施例を示し、第3実施例の流体圧チャック41における フィンガ駆動部42は、フィンガ43,43をピン44,44を中心として揺動 させる揺動形として構成されており、フィンガ43,43の一端はピストン19 のロッド46先端のセンタピンに設けたローラ47に対して揺動可能に係合し、 フィンガ43,43の他端に設けたローラ48,48は、ピストン20の案内部 20a,20aに回転自在に当接している。 上記第3実施例の他の構成及び作用は、フィンガ43,43が揺動開閉する以 外は第1実施例と同じであるから、図の主要な箇所に同一の符号を付して、詳細 な説明は省略する。
【0022】 なお、図示を省略しているが、揺動形の流体圧チャックにおいても、単動シリ ンダにできることは勿論である。
【0023】
【考案の効果】
本考案の把持装置は、流体圧シリンダのロッド先端に流体圧チャックのフィン ガ駆動部を組込んだので、把持装置を全体として小形化することができる。
【0024】 また、流体圧チャックへの圧力流体の給排を流体圧シリンダのロッドを通した 配管によって行うので、流体圧チャックへの配管が容易でかつ作業の邪魔になら ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図である。
【図2】図1の要部の断面図である。
【図3】第2実施例の要部の断面図である。
【図4】第3実施例の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 流体圧シリンダ 6 ロッド 11,31,41 流体圧チャック 12,32,42 フィンガ駆動部 13,43 フィンガ 24 配管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧によりフィンガが開閉する流体圧
    チャックと、該流体圧チャックを移動させる流体圧シリ
    ンダとを備えた把持装置において、上記フィンガを開閉
    させるフィンガ駆動部を、複動シリンダとして上記流体
    圧シリンダのロッド先端に組込み、上記フィンガ駆動部
    に圧力流体を給排する配管を、上記ロッドを通して流体
    圧シリンダ外に開口させた、ことを特徴とする把持装
    置。
  2. 【請求項2】 フィンガ駆動部を単動シリンダとした、
    ことを特徴とする請求項1に記載した把持装置。
JP1991012662U 1991-02-14 1991-02-14 把持装置 Expired - Lifetime JPH077111Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991012662U JPH077111Y2 (ja) 1991-02-14 1991-02-14 把持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991012662U JPH077111Y2 (ja) 1991-02-14 1991-02-14 把持装置

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Publication Number Publication Date
JPH04102790U true JPH04102790U (ja) 1992-09-04
JPH077111Y2 JPH077111Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31746756

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JP1991012662U Expired - Lifetime JPH077111Y2 (ja) 1991-02-14 1991-02-14 把持装置

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JP (1) JPH077111Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584388U (ja) * 1981-07-01 1983-01-12 株式会社東芝 複合シリンダ−
JPS63172588U (ja) * 1987-04-27 1988-11-09
JPS63186587U (ja) * 1987-05-25 1988-11-30

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584388U (ja) * 1981-07-01 1983-01-12 株式会社東芝 複合シリンダ−
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JPS63186587U (ja) * 1987-05-25 1988-11-30

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JPH077111Y2 (ja) 1995-02-22

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