JPH04102071U - 電流センサ - Google Patents

電流センサ

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Publication number
JPH04102071U
JPH04102071U JP1197891U JP1197891U JPH04102071U JP H04102071 U JPH04102071 U JP H04102071U JP 1197891 U JP1197891 U JP 1197891U JP 1197891 U JP1197891 U JP 1197891U JP H04102071 U JPH04102071 U JP H04102071U
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JP
Japan
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core
current sensor
magnetic
pair
magnetic gap
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Pending
Application number
JP1197891U
Other languages
English (en)
Inventor
秀夫 鈴木
Original Assignee
株式会社トーキン
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1197891U priority Critical patent/JPH04102071U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コアブロックを接合するための位置決めを容
易にするとともに，コア外部への磁束の漏れを小さく
し，電流の検知効率の高い電流センサを提供すること。 【構成】 一対のコアブロック１，２を一端部同士を所
定の間隔を持って対向させて磁気ギャップを形成すると
ともに他端部同士を突き合わせて接合したコアと，該コ
アに巻回されたコイル５と，該磁気ギャップ間に挿入さ
れた磁気検出素子３とを供えた電流センサにおいて，一
対のコアブロック１，２の接合部をこの磁気ギャップと
対向する側に設けた。また，この接合部には，互いに組
み合わせ可能な凹凸部１ａ，２ａを夫々形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は，電流センサ，特に両端が互いに向かい合った形状のコアギャップ間 に磁気検出素子を設けた電流センサに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来，この種の電流センサは，図３に示されている。 コアは，コ字型コアブロック１１，１２の一端を図４に示すように，突き合わ せて接合して構成されている。このコアブロック１１，１２の他端間には，磁気 ギャップが形成されている。このギャップ間に磁気検出素子１３，例えば，ホー ル素子を挿入するとともに，前記コアおよび磁気検出素子１３を基板１４に接着 剤等により固着し，前記コアブロック１１，１２のうちの一方にコイル１５を巻 回したものである。このような構成を有する従来の電流センサにおいては，コイ ル１５に被検出電流を流し，これによってギャップ間に発生する磁界を磁気検出 素子１２に発生する出力電圧によって検出している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら，前述の電流センサでは，コアに形成された電流検出素子１３を 挿入するギャップに対向する位置にあるコア接合部分が，所定取付位置からずれ て固着されているような場合は，この接合部分でのコア外部への磁束の漏れが大 きくなり被検出電流に応じた検出素子１３からの出力電圧の変化範囲が狭くなっ てしまうという欠点があった。
【０００４】 そこで，本考案の技術的課題は，前述したような従来の電流センサの欠点を解 消し，コアブロックを接合するための位置決めを容易にするとともに，コア外部 への磁束の漏れを小さくし，電流の検知効率の高い電流センサを提供することに ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば，一対のコアブロックを一端部同士を所定の間隔を持って対向 させて磁気ギャップを形成するとともに他端部同士を突き合わせて接合したコア と，該コアに巻回されたコイルと，該磁気ギャップ間に挿入された磁気検出素子 とを供えた電流センサにおいて，前記一対のコアブロックの接合部を前記磁気ギ ャップと対向する側に設けたことを特徴とする電流センサが得られる。
【０００６】 本考案によれば，前記電流センサにおいて，前記一対のコアブロックの接合部 には，互いに組み合わせ可能な凹凸部が夫々形成されていることを特徴とする電 流センサが得られる。
【０００７】
【作用】
本考案においては，コイルに被検出電流を流し，それによって発生する磁界 を，コアの磁気ギャップ内に挿入した磁界検出素子により検出している。 このコアは，一対のコアブロックからなり，このコアブロックの接合部を磁気 ギャップと互いに対向させているので，接合部からの漏れ磁界の影響を抑制する とともに，各コアブロックの取り付け位置決め精度を高めることができる。 また，各コアブロックの夫々の接合部に互い対応する凹凸部を形成することに より，接合部分の位置決めをさらに容易にし，接合部分からの漏れ磁界によって 生じる検出精度の低下を防止することができる。
【０００８】
【実施例】
以下に本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図１は本考案の第１実施例に係る電流センサの構成を示す斜視図である。図１ において，コアは一対のコ字型コアブロック１，２の一端部を接合し，他端間に ギャップが形成されている。このＣ字型コアは，コ字型コアブロック２の一端部 を基板３一面（図では裏面）に接合するとともに，夫々のコ字型コアブロック１ ，２他端部の接合部側が基板に設けられた孔４ａに貫通されている。コ字型コア ブロック１，２の一端部間にギャップ間に磁気検出素子２としてホール素子を挿 入し，基板３の他面（図では表面）に接着剤により固着し，このコ字型コアブロ ック１にコイル４が巻回されている。
【０００９】 図２は図１で示したコアの接合部を示す図である。 図２において，コアブロック１の他端部には，厚さ方向中央部に段を成した矩 形板状の凸部１ａが形成され，一方コアブロック２の他端部には，厚さ方向中央 部に，前記凸部２ａに対応するように段を成した矩形溝からなる凹部２ａ形成さ れ，互いに組み合わさる接合部を形成している。
【００１０】 従って，コイル５に流れる電流に応じて，コア内に磁界を生じ，磁気ギャップ 間に発生する磁界に応じて磁界検出素子３の出力が変化する場合には，コ字型コ アブロック１，２の接合部分の取り付け位置決め精度が高く，この部分でのコア 外部への磁束の漏れを小さく抑えることができる。
【００１１】
【考案の効果】
以上述べたように，本考案によれば，一対のコアブロックの接合部の位置決め を容易にし，コア外部へ磁束の漏れを小さくし，電流の検知効率の高い電流セン サを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例に係る電流センサの構成を示す
斜視図である。
【図２】図１の電流センサのコアブロックの接合部分を
示す斜視図である。
【図３】従来例に係る電流センサの構成を示す斜視図で
ある。
【図４】図１の電流センサのコアブロックの接合部分を
示す斜視図である。
【符号の説明】
１ コ字型コアブロック １ａ 凸部 ２ コ字型コアブロック ２ａ 凹部 ３ 磁気検出素子 ４ 基板 ４ａ 孔 ５ コイル １１ コ字型コアブロック １２ コ字型コアブロック １３ 磁気検出素子 １４ 基板 １４ａ 孔 １５ コイル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 一対のコアブロックを一端部同士を所定
    の間隔を持って対向させて磁気ギャップを形成するとと
    もに他端部同士を突き合わせて接合したコアと，該コア
    に巻回されたコイルと，該磁気ギャップ間に挿入された
    磁気検出素子とを供えた電流センサにおいて，前記一対
    のコアブロックの接合部を前記磁気ギャップと対向する
    側に設けたことを特徴とする電流センサ。
  2. 【請求項２】 請求項１の電流センサにおいて，前記一
    対のコアブロックの接合部には，互いに組み合わせ可能
    な凹凸部が夫々形成されていることを特徴とする電流セ
    ンサ。
JP1197891U 1991-02-13 1991-02-13 電流センサ Pending JPH04102071U (ja)

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JP1197891U JPH04102071U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 電流センサ

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JP1197891U JPH04102071U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 電流センサ

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JPH04102071U true JPH04102071U (ja) 1992-09-03

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ID=31745621

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0274872A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Omron Tateisi Electron Co 積算電力計

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0274872A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Omron Tateisi Electron Co 積算電力計

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960820