JPH0553212U - リニアリティコイル - Google Patents

リニアリティコイル

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Publication number
JPH0553212U
JPH0553212U JP10450491U JP10450491U JPH0553212U JP H0553212 U JPH0553212 U JP H0553212U JP 10450491 U JP10450491 U JP 10450491U JP 10450491 U JP10450491 U JP 10450491U JP H0553212 U JPH0553212 U JP H0553212U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
flange
magnetic core
core
side wall
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10450491U
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English (en)
Inventor
直樹 高山
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication of JPH0553212U publication Critical patent/JPH0553212U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練者が永久磁石と磁性コアとの接着作業を
注意深く行なわなくてもインダクタンス−電流特性がば
らつかず、常に動作範囲においてインダクタンスの直線
性が得られるリニアリティコイルを得る。 【構成】 巻芯部の両端にフランジ21、22を有するド
ラム型フェライトコア1に巻線5を巻装し、フランジ2
1の中心点に形成した円形凸部3に永久磁石6の中心点
に形成した円形凹部7を嵌合して凸部3の側壁面と凹部
7の側壁面間に介在した接着剤によりフランジ21に永
久磁石6を接着固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばテレビジョン受像機等に用いられるリニアリティコイルに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来のリニアリティコイルは、ドラム型フェライトコアの一方のフランジの外 側面に接着剤を塗布して永久磁石を接着固定し、ドラム型フェライトコアの巻芯 部に巻線を巻装し、巻線端末を他端のフランジに植設したリード端子の付け根に からげて構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のリニアリティコイルによると、フェライトコアの一方のフラン ジに永久磁石を接着したとき、熟練者が注意深く行なっても永久磁石とフェライ トコアの一方のフランジの中心点がずれたまま接着されることがあり、またフェ ライトコアの一方のフランジの外側面と永久磁石との間に介在する接着剤の厚さ が変動すると、インダクタンス−電流特性がばらつき、動作範囲においてインダ クタンスの直線性が得られないという課題があった。
【0004】 本考案は、従来のこのような課題を解決することをその目的とするものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、柱状巻芯部の両端にフランジが形成された磁性コアと 、該磁性コアの一方のフランジの外側面に接着固定された永久磁石とから成り、 前記磁性コアの柱状巻芯部に巻線が巻装されたリニアリティコイルにおいて、前 記磁性コアのフランジの外側面及び永久磁石の一方に凸部、他方に凹部を各形成 し、前記凸部を前記凹部に嵌合して成ることを特徴とし、請求項2記載の考案は 、請求項1記載のリニアリティコイルにおいて、前記凸部の側壁面と前記凹部の 側壁面とを接着剤によって接着したことを特徴とする。請求項3に記載の考案は 、柱状巻芯部の両端にフランジが形成された磁性コアと、該磁性コアの一方のフ ランジの外側面に接着固定された永久磁石とから成り、前記磁性コアの柱状巻芯 部に巻線が巻装されたリニアリティコイルにおいて、前記磁性コアの一方のフラ ンジの外側面又は永久磁石に凹部を形成し、該凹部に永久磁石又は磁性コアの一 方のフランジを嵌合して成ることを特徴とし、請求項4記載の考案は、請求項3 記載のリニアリティコイルにおいて、前記磁性コアの一方のフランジの外側面又 は永久磁石に形成された凹部の側壁面と、永久磁石の周面又は前記磁性コアの一 方のフランジの周面とを接着剤によって接着して成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】
請求項1に記載の考案においては、磁性コアのフランジの外側面及び永久磁石 の一方に凸部、他方に凹部を各形成し、該凸部を凹部に嵌合して前記フランジの 外側面に永久磁石を接着固定し、請求項3記載の考案においては、磁性コアのフ ランジの外側面及び永久磁石の一方に凹部が形成され、該凹部に磁性コアの一方 のフランジ又は永久磁石が嵌合して前記フランジの外側面に永久磁石を接着固定 したので、フランジの中心点と永久磁石の中心点は常に一致し、インダクタンス −電流特性はばらつかず、常に動作範囲においてインダクタンスの直線性が得ら れる。
【0007】 前記磁性コアのフランジと永久磁石との接着固定は、請求項2記載の考案にお いては、磁束の方向に略平行な前記凸部の側壁と凹部の側壁の間、請求項4記載 の考案においては、前記凹部の側壁と、磁性コアのフランジの周面又は永久磁石 の周面との間に介在する接着剤によって行なわれ、磁束の方向と直角な磁性コア のフランジと永久磁石の接合面には接着剤が介在しないので、接着剤の量の相違 により磁気バイパスの相違が生じない。したがってリニアリティコイルのインダ クタンス−電流特性はばらつかず、常に動作範囲においてインダクタンスの直線 性が得られる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面につき説明する。 図1は本考案の一実施例を示す。 同図において、1はドラム型フェライトコアで、これは巻芯部の両端にフラン ジ21、22を有し、フランジ22の外側面の中心点には、位置決め用の円形の凸 部3が形成され、フランジ22には一対のリード端子4、4が植設されている。 巻芯部には巻線5が巻装され、その端末はリード端子4に絡げられて半田付けさ れている。6は永久磁石で、この中心点には凹部7が形成されている。この永久 磁石6は、その凹部7とフェライトコア1の凸部3とを嵌合し、凸部3の側壁面 と凹部7の側壁面に塗布した接着剤により、フェライトコア1のフランジ21に 接着固定される。
【0009】 図2に示す実施例では、フェライトコア1のフランジ21の中心点からずらさ れた位置に多角形の凸部3aが設けられ、この凸部3aと、フェライトコア1の 中心点と永久磁石6の中心点が合致するとき嵌合する凹部7aが永久磁石6の中 心点からはずされた位置に形成されている。この凸部3aと凹部7aによれば、 嵌合時にフェライトコア1又は永久磁石6が回転することがなく、両者の中心点 は常に合致する。 以上の実施例では、フェライトコア1に凸部3を、永久磁石6に凹部7を形成 したが、この逆でもよい。図3に示す実施例では、ドラム型フェライトコア1の フランジ21、22の径は永久磁石6の径Lより大きく、フランジ21の外側面に は永久磁石6が嵌合する凹部8が形成されている。永久磁石6はこの凹部8に嵌 合し、凹部8の側壁面と永久磁石6の周面に塗布した接着剤によりフェライトコ ア1に接着固定される。図4に示す実施例では、永久磁石6の径は、ドラム型フ ェライトコア1のフランジ21、22の径L1より大きく、永久磁石6の端面には フェライトコア1のフランジ21が嵌合する凹部9が形成されている。永久磁石 6は、この凹部9にはフェライトコア1のフランジ21を嵌合し、凹部9の側壁 面とフランジ21の周面の塗布した接着剤によりフェライトコア1に接着固定さ れる。
【0010】
【考案の効果】
請求項1及び3に記載の考案によれば、熟練者が永久磁石と磁性コアとの接着 作業を注意深く行なわなくてもリニアリティコイルのインダクタンス−電流特性 がばらつかず、常に動作範囲においてインダクタンスの直線性が得られるという 効果が得られ、請求項2及び4に記載の考案によれば、永久磁石と磁性コアとを 接着剤の塗布状態によってリニアリティコイルのインダクタンス−電流特性がば らつかず、常に動作範囲においてインダクタンスの直線性が得られるという効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の分解斜視図
【図2】 他の実施例の分解斜視図
【図3】 本考案の第3の実施例の分解斜視図
【図4】 本考案の第4の実施例の分解斜視図
【符号の説明】
1 ドラム型フェライトコア 21、22 フラン
ジ 3、3a 凸部 6
永久磁石 7、7a 凹部 8、9
凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状巻芯部の両端にフランジが形成され
    た磁性コアと、該磁性コアの一方のフランジの外側面に
    接着固定された永久磁石とから成り、前記磁性コアの柱
    状巻芯部に巻線が巻装されたリニアリティコイルにおい
    て、前記磁性コアのフランジの外側面及び永久磁石の一
    方に凸部、他方に凹部を各形成し、前記凸部を前記凹部
    に嵌合して成ることを特徴とするリニアリティコイル。
  2. 【請求項2】 前記凸部の側壁面と前記凹部の側壁面と
    を接着剤によって接着したことを特徴とする請求項1記
    載のリニアリティコイル。
  3. 【請求項3】 柱状巻芯部の両端にフランジが形成され
    た磁性コアと、該磁性コアの一方のフランジの外側面に
    接着固定された永久磁石とから成り、前記磁性コアの柱
    状巻芯部に巻線が巻装されたリニアリティコイルにおい
    て、前記磁性コアの一方のフランジの外側面又は永久磁
    石に凹部を形成し、該凹部に永久磁石又は磁性コアの一
    方のフランジを嵌合して成ることを特徴とするリニアリ
    ティコイル。
  4. 【請求項4】 前記磁性コアの一方のフランジの外側面
    又は永久磁石に形成された凹部の側壁面と、永久磁石の
    周面又は前記磁性コアの一方のフランジの周面とを接着
    剤によって接着して成ることを特徴とする請求項3記載
    のリニアリティコイル。
JP10450491U 1991-12-18 1991-12-18 リニアリティコイル Withdrawn JPH0553212U (ja)

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JP10450491U JPH0553212U (ja) 1991-12-18 1991-12-18 リニアリティコイル

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JPH0553212U true JPH0553212U (ja) 1993-07-13

Family

ID=14382338

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083724A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Tokin Corp 磁芯及び磁気素子

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960404