JP3533659B2 - セラミックス電磁流量計 - Google Patents
セラミックス電磁流量計Info
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- pipe body
- electromagnetic flowmeter
- pipe
- fastening ring
- ring
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Description
プ本体との間の隙間を確実にシール出来、パイプ本体の
両端面と締結リングの面とが同一平面になるように位置
精度良く組み立てられ、且つ安価に出来るセラミックス
電磁流量計に関するものである。
従来例の要部構成説明図である。例えば、実開昭64−
53920号、実願昭62−149862号、「セラミ
ックス電磁流量計」、昭和62年9月30日出願に示さ
れている。
ミックスよりなる。金属ハウジング2は、パイプ本体1
に接続されている。コア3,励磁コイル4は、金属ハウ
ジング2に設けられている。
る。締結リング6は、パイプ本体1と金属ハウジング2
との接合部に鋳込みにより形成されている。
結リング6の凝固時及び冷却時に生ずる収縮力により固
く締結されている。この場合は、アルミ材をヘリウム雰
囲気中で高温にし、溶融させた後、鋳込んで冷却させ
る。
吸収でき、パイプ本体1の外径の高精度な加工が必要無
いという利点を有している。ポッティング7は、ハウジ
ング2とコア3,励磁コイル4との隙間を埋める樹脂で
ある。この場合は、エポキシ樹脂が使用されている。
して、測定流体FLoの流量に比例した起電力を電極5
より取出し、測定流体FLoの流量を検出する。
な装置においては、アルミ材をヘリウム雰囲気中で高温
にし、溶融させる高温の炉が必要である。このため、製
造コストが高くなる。
きばめによりパイプ本体1に固着する場合にも、高温の
炉が必要となる。
の接合部をシールするには、鋳込み、あるいは、焼きば
め等でも不十分で、パイプ本体1と金属ハウジング2と
の接合部に、シリコーン等の接着剤を含浸させている。
れず、含浸されたとしても、部分的に不十分な個所があ
ると、一時的にはシールが確保出来ても、時間の経過と
共に、シール不良が発生し、信頼性に欠ける。
アルカリ)の良好な材料が得難い。したがって、酸、ア
ルカリの測定流体FLoに対しては、シール不良が発生
しやすい。この結果、励磁コイル4の絶縁不良が生じ
る。
計を点検するときなどに、パイプ本体1と締結リング6
との隙間に、測定流体FLoが流れる込むことはしばし
ばあることである。
なり、焼結により形成されるため、パイプ本体1の軸方
向の寸法精度は高く出来ないため、軸方向の寸法が、ば
らつき易い。
ング6の面とを同一面に揃える事に多大の工数が掛り、
また、同一面に揃える組立て治具等を必要とし、製造コ
ストが掛る。
る。本発明の目的は、締結リングとパイプ本体との間の
隙間を確実にシール出来、パイプ本体の両端面と締結リ
ングの面とが同一平面になるように位置精度良く組み立
てられ、且つ安価に出来るセラミックス電磁流量計を提
供することにある。
るために、本発明では、請求項1のセラミックス電磁流
量計においては、セラミックスよりなるパイプ本体と、
金属よりなるハウジングと、このハウジングの両端をそ
れぞれパイプ本体に締結する2個の締結リングとを具備
するセラミックス電磁流量計において、前記パイプ本体
の外周部に設けられた筒管と、この筒管の両端にそれぞ
れ設けられたねじ部と、このねじ部にそれぞれねじ合わ
される締結リングと、前記一方の締結リングの一端が一
端に溶接され前記他方の締結リングの一端が他端に溶接
されたハウジングと、前記締結リングと前記パイプ本体
との接合部にそれぞれ設けられこの締結リングとこのパ
イプ本体との隙間をシールするシール部材とを具備した
ことを特徴とする。
ポッティングする事により、ハウジングに、パイプ本体
は、軸方向および回転方向共に、完全に固定される。
出来、製造コストを安価にすることが出来るセラミック
ス電磁流量計が得られる。
シールするシール部材を使用したので、信頼性が高いシ
ールが確保出来るセラミックス電磁流量計が得られる。
合わせ量を調節する事により、パイプ本体の両端面と締
結リングの面とを同一面に容易に揃える事が出来、組立
てコストを低減出来るセラミックス電磁流量計が得られ
る。
分が接触するのは、1点のみなので、曲げモーメントが
パイプ本体に加わりにくく、パイプ本体に負担がかかり
にくい構造になり、堅牢なセラミックス電磁流量計が得
られる。
載のセラミックス電磁流量計において、前記パイプ本体
の両端面近くの前記締結リングに設けられ前記シール部
材を保持する凸部を具備した事を特徴とする。
結リングに設けられ、シール部材を保持する凸部が設け
られたので、シール部材を簡単に保持する事が出来、安
価なセラミックス電磁流量計が得られる。
たは請求項2記載のセラミックス電磁流量計において、
前記パイプ本体の一端側に設けられ、筒管の一端と接
し、パイプ本体の軸方向の位置を規定する凸状の規定部
を具備した事を特徴とする。
れ、筒管の一端と接し、パイプ本体の軸方向の位置を規
定する凸状の規定部が設けられたので、筒管をパイプ本
体の所定位置に容易に配置し易く、組立てが容易で、組
立てコストを低減出来るセラミックス電磁流量計が得ら
れる。
至請求項3の何れかに記載のセラミックス電磁流量計に
おいて、前記シール部材としてOリング が使用された
事を特徴とする。
使用されたので、Oリングは、市場性があり安価に入手
出来るので、製造コストを低減出来るセラミックス電磁
流量計が得られる。
至請求項4の何れかに記載のセラミックス電磁流量計に
おいて、前記シール部材としてフッ素ゴム が使用され
た事を特徴とする。
が使用されたので、耐薬品性に優れると共に、耐高温高
圧性に優れたシールが得られるセラミックス電磁流量計
が得られる。
説明する。図1は本発明の一実施例の要部構成説明図で
ある。図において、図2と同一記号の構成は同一機能を
表す。以下、図2と相違部分のみ説明する。
る。この場合は、アルミナが使用されている。筒管12
は、パイプ本体11の外周部に設けられている。ねじ部
13は、この筒管12の両端にそれぞれ設けらている。
ぞれねじ合わされている。ハウジング2は、一方の締結
リング14の一端が一端に溶接され、他方の締結リング
14の一端が他端に溶接されている。
プ本体11との接合部に、それぞれ設けられ、この締結
リング14とこのパイプ本体11との隙間をシールす
る。シール部材15として、フッ素ゴムのOリング が
使用されている。
くの、締結リング14に設けられ、シール部材15を保
持する。規定部111は、パイプ本体11の一端側に設
けられ、筒管12の一端と接し、パイプ本体11の軸方
向の位置を規定し凸状をなす。
結リング14との間に、Oリング15を挟む。その後、
締結リング14を筒管12にねじ込む。
した後に、エポキシ樹脂等をポッティング7する事によ
り、ハウジング2に、パイプ本体11は、軸方向および
回転方向共に、完全に固定される。
ング15を挟み、締結リング14を筒管12にねじ込
み、エポキシ樹脂等をポッティング7する事により、ハ
ウジング2に、パイプ本体11は、軸方向および回転方
向共に、完全に固定される。
出来、製造コストを安価にすることが出来るセラミック
ス電磁流量計が得られる。
との接合部をシールするには、締結リング14とパイプ
本体11との隙間をシールするシール部材15が使用さ
れたので、信頼性が高いシールが確保出来るセラミック
ス電磁流量計が得られる。
使用されたので、Oリングは、市場性があり安価に入手
出来るので、製造コストを低減出来るセラミックス電磁
流量計が得られる。
るOリング15を採用したので、耐薬品性に優れると共
に、耐高温高圧性に優れたシールが得られるセラミック
ス電磁流量計が得られる。
た筒管12と、この筒管12の両端にそれぞれ設けられ
たねじ部13と、このねじ部13にそれぞれねじ合わさ
れる締結リング14とを構成した。
結リング14とのねじ合わせ量を調節する事により、パ
イプ本体11の両端面と締結リング14の面とを、同一
面に容易に揃える事が出来、組立てコストを低減出来る
セラミックス電磁流量計が得られる。
ス電磁流量計では、セラミックのパイプ本体11が細長
いために、鋳ぐるみ、焼きばめ等を用いて上下流2カ所
で支持すると、思わぬモーメントがかかって、折れて破
損しやすい。
のハウジング2の部分が接触するのは、B点のみなの
で、曲げモーメントがパイプ本体11に加わりにくく、
パイプ本体11に負担がかかりにくい構造になり、堅牢
なセラミックス電磁流量計が得られる。
結リング14に設けられ、シール部材15を保持する凸
部141が設けられたので、シール部材15を簡単に保
持する事が出来、安価なセラミックス電磁流量計が得ら
れる。
れ、筒管12の一端と接し、パイプ本体11の軸方向の
位置を規定する凸状の規定部111が設けられたので、
筒管12をパイプ本体11の所定位置に容易に配置し易
く、組立てが容易で、組立てコストを低減出来るセラミ
ックス電磁流量計が得られる。
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
によれば、次のような効果がある。 (1)パイプ本体と締結リングとの間に、Oリングを挟
み、締結リングを筒管にねじ込み、エポキシ樹脂等をポ
ッティングする事により、ハウジングに、パイプ本体
は、軸方向および回転方向共に、完全に固定される。
出来、製造コストを安価にすることが出来るセラミック
ス電磁流量計が得られる。
合部をシールするには、締結リングとパイプ本体との隙
間をシールするシール部材を使用したので、信頼性が高
いシールが確保出来るセラミックス電磁流量計が得られ
る。
管と、この筒管の両端にそれぞれ設けられたねじ部と、
このねじ部にそれぞれねじ合わされる締結リングとを構
成した。
のねじ合わせ量を調節する事により、パイプ本体の両端
面と締結リングの面とを同一面に容易に揃える事が出
来、組立てコストを低減出来るセラミックス電磁流量計
が得られる。
ス電磁流量計では、セラミックのパイプ本体が細長いた
めに、鋳ぐるみ、焼きばめ等を用いて上下流2カ所で支
持すると、思わぬモーメントがかかって、折れて破損し
やすい。
金属のハウジングの部分が接触するのは、1点のみなの
で、曲げモーメントがパイプ本体に加わりにくく、パイ
プ本体に負担がかかりにくい構造になり、堅牢なセラミ
ックス電磁流量計が得られる。
果がある。パイプ本体の両端面近くの、締結リングに設
けられ、シール部材を保持する凸部が設けられたので、
シール部材を簡単に保持する事が出来、安価なセラミッ
クス電磁流量計が得られる。
果がある。パイプ本体の一端側に設けられ、筒管の一端
と接し、パイプ本体の軸方向の位置を規定する凸状の規
定部が設けられたので、筒管をパイプ本体の所定位置に
容易に配置し易く、組立てが容易で、組立てコストを低
減出来るセラミックス電磁流量計が得られる。
果がある。シール部材としてOリング が使用されたの
で、Oリングは、市場性があり安価に入手出来るので、
製造コストを低減出来るセラミックス電磁流量計が得ら
れる。
果がある。シール部材としてフッ素ゴム が使用された
ので、耐薬品性に優れると共に、耐高温高圧性に優れた
シールが得られるセラミックス電磁流量計が得られる。
イプ本体との間の隙間を確実にシール出来、パイプ本体
の両端面と締結リングの面とが同一平面になるように位
置精度良く組み立てられ、且つ安価に出来るセラミック
ス電磁流量計を実現することが出来る。
成説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】セラミックスよりなるパイプ本体と、 金属よりなるハウジングと、 このハウジングの両端をそれぞれパイプ本体に締結する
2個の締結リングとを具備するセラミックス電磁流量計
において、 前記パイプ本体の外周部に設けられた筒管と、 この筒管の両端にそれぞれ設けられたねじ部と、 このねじ部にそれぞれねじ合わされる締結リングと、 前記一方の締結リングの一端が一端に溶接され前記他方
の締結リングの一端が他端に溶接されたハウジングと、 前記締結リングと前記パイプ本体との接合部にそれぞれ
設けられこの締結リングとこのパイプ本体との隙間をシ
ールするシール部材とを具備したことを特徴とするセラ
ミックス電磁流量計。 - 【請求項2】前記パイプ本体の両端面近くの前記締結リ
ングに設けられ前記シール部材を保持する凸部を具備し
た事を特徴とする請求項1記載のセラミックス電磁流量
計。 - 【請求項3】前記パイプ本体の一端側に設けられ、筒管
の一端と接し、パイプ本体の軸方向の位置を規定する凸
状の規定部を具備した事を特徴とする請求項1または請
求項2記載のセラミックス電磁流量計。 - 【請求項4】前記シール部材としてOリング が使用さ
れた事を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記
載のセラミックス電磁流量計。 - 【請求項5】前記シール部材としてフッ素ゴム が使用
された事を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに
記載のセラミックス電磁流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34870598A JP3533659B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | セラミックス電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34870598A JP3533659B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | セラミックス電磁流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000171276A JP2000171276A (ja) | 2000-06-23 |
JP3533659B2 true JP3533659B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=18398815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34870598A Expired - Lifetime JP3533659B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | セラミックス電磁流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3533659B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116026424B (zh) * | 2022-12-19 | 2023-11-03 | 安徽金大仪器有限公司 | 一种插入式电磁流量计密封性结构及制备方法 |
-
1998
- 1998-12-08 JP JP34870598A patent/JP3533659B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000171276A (ja) | 2000-06-23 |
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